自然災害や人道危機の被害を受けた子どもや地域社会が日常を取り戻せるまでは、一時的ではない長期的な支援が必要になります。

【熊本地震 復興支援は始まったばかり】
熊本地震の発生から2か月半が過ぎ、被災地では、多くの家庭の生活再建が大きな課題となっています。セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン国内事業部の津田知子は、特に被害の大きかった益城町で、子どもたちが震災の影響から立ち直り、日常の生活を取り戻すための支援を続けています。

「震災の翌日4月15日に、緊急支援チームの一員として被災地に入りました。思いっきり遊ぶ、友達と笑いながら給食を食べる、学校で勉強やスポーツに打ち込む。そんな子どもたちにとって当たり前の毎日を少しでも取り戻せるように、避難所での『こどもひろば』にはじまり、給食支援、学用品や防災用品の配布などを実施しています。

保護者、先生、学童指導員、行政などと協力して活動する中で、自分たちで何かできることがあればやりたいという子どもたちの声も聴きました。それでも、余震が続き、豪雨の影響もでている被災地では、まだ復興への歩みは始まったばかりです。仲のいい友達と道草しながら通学できない時間が決まったスクールバスでの登下校。間借りしている小学校で、パーテーションで仕切られただけの教室での授業。体育館が避難所のため、教室の廊下を使ってのスポーツ部の練習。倒壊した家屋だけでなく、ふと見れば、そこには震災前とは程遠い生活を送る子どもたちの姿があります。そして今後は生活再建に向けた歩みにも家庭によって違いが生まれてくるでしょう。

被災した子どもたちの誰一人として、震災の影響で夢や希望が奪われることがないようにしなければなりません。セーブ・ザ・チルドレンでは、今後、被災した子どもたちへの給付型奨学金の提供なども予定しています。復興支援はまだ始まったばかりです。」

 

IMG_2856 【熊本地震への緊急支援活動】
セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは、地震発生翌日の4月15日に緊急支援対応チームを現地に派遣し、益城町にて支援物資を配布を開始し、以後、7大アレルゲン不使用の離乳食、おしりふき、母乳パット、制汗シート、ぬいぐるみ、おんぶ紐などを配布しました。また4月16日には、子どもが安心・安全に過ごすことのできる「こどもひろば」の運営を始め、5月13日までの利用者はのべ、2,100人にのぼりました。現在は、教育支援など被災地の子どもたちの生活再建に向けた支援活動を展開しています。

活動の詳細はこちらから

セーブ・ザ・チルドレンは、自然災害や人道危機など今ある子どもたちを取り巻く様々な問題に対して一時的ではない、根本的な解決を目指し活動を行っています。長期的な支援を安定した計画を立て実施していくためには皆さまの継続的なご支援が必要となります。日本を含めた世界の子どもたちへの継続的な支援へのご協力をお願いします。

 

一時的でない継続的なご支援へのご協力をお願いします。

毎月寄付する

月々1500円から、自分に合った金額で子どもの支援ができます。
定期的にアニュアルレポートや会報誌をお送りしています。

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1回から無理なくご支援いただけます。

例えば月1,500円で…

【25人の栄養不良の子どもに1週間分の栄養治療食を提供できます】
5歳未満で亡くなる子どものうち45%は、栄養不良の状態です。乳幼児期の栄養不良は、その後の発育に甚大な悪影響を及ぼします。生後6ヶ月までの完全母乳育児や6ヶ月以降の離乳食指導で、多くの子どもを栄養不良から守ることができます。

例えば月3,000円で…

【42人の子どもに1学期分の教科書と筆記用具を提供できます】
教育は子どもを貧困から助け出すのに非常に強力な手段です。貧困国では、多くの家族は教科書を買う余裕がなく、子どもから学ぶ機会を奪います。

例えば月5,000円で…

【シリア避難民の1家族に衛生用品を提供できます】
シリア国内外でおよそ1,200万人が避難生活を送っています。着の身着のまま逃げてきた人々への支援物資が不足しています。

皆さまの長期的なご支援が子どもたちを支えます。

東日本大震災。セーブ・ザ・チルドレンは、2011年3月11日の震災直後の翌日に、緊急支援対策本部を東京に設置。緊急支援チームが被災地に入り、ニーズ調査(アセスメント)を実施しました。こどもひろばのほか、小規模の避難所、保育所、学童クラブなどの児童施設に遊具を配布し、被災した子どもの保護と心のケアを最優先に支援活動を行いました。以後、子どもたちの声を聞き、子どもたちが復興の主体者となる場を作る支援を続け2015年末まで5年間にわたり東日本大震災緊急・復興支援事業を実施し、のべ約188万人に支援を届けることができました。

ネパール大地震。2015年4月25日ネパール中部でM7.8の地震が発生するとともに、同月12日にはM7.3の大きな余震が発生しました。この大地震により何千人もの子どもたちが住む場所を失くし、清潔な飲み水や必要最低限の生活物資も手に入れられない状況に直面しました。ネパールにおいて40年にわたる支援活動を積み重ねてきた実績を活かし、大地震発生直後から被害状況の把握に努めるとともに、乳幼児キットやシェルターキット、防水シート、給水タンクなどの緊急支援物資の配布など迅速な初動支援を開始しました。大地震発生から3週間の間に、子どもたち4万人以上含む6万6千人以上の被災者に支援物資を届けることができました。

フィリピン台風30号の被災地域でセーブ・ザ・チルドレンは、食糧、水・ 衛生用品、薬などの緊急支援物資の配布、住居やトイレの再建や修理に必要な資材など復興支援物資の配布、教室や医療施設の修繕、生計支援、子どもたちが安全な環境で遊び学べる子どもひろばの運営などを通して、80万人の被災者に支援を届けてきました。

今後も2年をかけて被害の大きかったレイテ島とパナイ島で被災者が生計を立てて将来への備えができるような支援を続け、最終的に116万人(子どもは内83万人)に支援を届ける計画です。
また、未来の自然災害に備えた防災(災害リスク軽減)のために、フィリピン政府に対して自然災害時に子どもたちを保護するための法律を制定するよう政策提言も行っています。

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