活動レポート

原町バスケットボールクラブ

2013/09/06 〜07 フレスコカップ

いわきおやこ劇場

2014/05/03 〜05/05 アートキャンプ

いわきおやこ劇場

2014/04/19 人形劇団ポポロ さんと人形づくり交流会

福島県立郡山商業高等学校珠算部

2014/01/18 ~19 電卓で日本一を目指しています!

福島県立郡山商業高等学校珠算部

2014/12/23 ~27 珠算と電卓に取り組んでいます

セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは、ソニー株式会社と協働で、東日本大震災の被災地の子どもたちのために“RESTART JAPANファンド”を設立しました。今回は、次世代の人材創りに取り組む「二十一世紀倶楽部」と協働で、福島県会津若松市立荒舘小学校にて、「RASTART JAPAN 夢の課外授業in荒舘小学校」を開催した様子をお届けします。

当日は講師として、アーティストのTUBE、Jリーガーの永井秀樹氏がそれぞれ「音楽」、「サッカー」を担当し、全校児童が「夢の課外授業」を受けました。

■夢の課外授業開会式■

まずは全校児童が体育館に集まり、講師の先生方との交流会♪

代表の子どもから「好きな果物はなんですか?」との質問に対し、桃やいちごとたくさんの果物の名前が出てきて、会場の雰囲気は一気に温まりました。

緊張しながらも準備してきた質問を堂々と聞いていました。

緊張しながらも準備してきた質問を
堂々と聞いていました。

交流会の後は1年生から5年生はサッカーの時間、6年生は音楽の時間に別れて夢の課外授業がスタートです!

■音楽の時間■

音楽教室に移動をした6年生の子どもたち。講師はTUBEのみなさんです。まずは、誰でも知っている『サザエさん』のテーマ曲のコードをマイナーコードに変えると・・・明るい曲が一気に暗い曲に変身!コード一つで音の変化一つひとつの音の違いを伝えていきます。

暗いトーンになった「サザエさん」の曲を聞いて、自然と笑いが飛び交う教室。

暗いトーンになった「サザエさん」の曲を聞いて、自然と笑いが飛び交う教室。

音楽の楽しさに連られて、「自分で曲を作っている!」とみんなの前で堂々と作詞作曲を披露する子どもまで♪

音楽の楽しさに連られて、「自分で曲を作っている!」とみんなの前で堂々と作詞作曲を披露する子どもまで♪

TUBEの歌詞を子どもたちがそれぞれのオリジナルに変更し、その変更された歌詞を前田先生が歌って披露してくれたり、全員の手や足でリズムをとって教室中にハーモニーが生まれたり、学校では見たことのない楽器に触って一緒にセッションをしたりと盛りだくさんの授業内容!「音楽は音を楽しむもの。音楽をもっと楽しんでほしい」と前田先生からは音楽に対しての熱い思いが語られていました。

カホンという、座ってリズムを取る打楽器にも挑戦!

カホンという、座ってリズムを取る打楽器にも挑戦!

■サッカーの時間■

1 年生から5年生の子どもたちは体育館に残り、サッカーの授業を受けました。講師はJ リーガーの永井秀樹氏と今回サポートして頂いたフットサル元日本代表の保坂信之氏。

まずは学年ごと2列に整列して反射神経を競うミニゲームをしました。お互いに両手を使い、右手の人差し指を丸くした相手の左手に入れます。講師の笛が鳴ったら、相手の手から人差し指を引き抜いた方が勝ちです。

勝ったり、負けたり。みんな飛び跳ねて喜びます。

勝ったり、負けたり。みんな飛び跳ねて喜びます。

反射神経の準備運動も終わり、次に永井先生、保坂先生と一緒に代表の生徒がみんなの前でリフティングをしました。

足や頭を使って何回もリフティングしたり、永井先生、保坂先生と一緒にボールを落とさないようにリフティングしたりと、先生方も教えることがないほどの出来でした。

講師もびっくりするぐらい、上手にリフティング!

講師もびっくりするぐらい、上手にリフティング!

「遊びもゲームもなんでも、本気でやろう。本気でやらないと相手にも失礼になるんだよ。お互いに成長できないからね。」と保坂先生。

永井先生も保坂先生も小さいころから、練習の時も試合の本番の時も本気で相手と向き合ってプレーしていたそうです。それでプロサッカー選手という夢を叶えられた、と話していました。

■「夢は必ずかなう。どんどん夢をみてほしい」■

各授業を受け、子どもたちの興奮は冷めないまま、今回の「夢の課外授業」もフィナーレを迎えます。講師のみなさんからは歌のプレゼント。歌の後には「夢は必ずかなう。どんどん夢をみてほしい。」「夢を見続けることが大事!」と子どもたちへ素敵なメッセージも贈られました。

最後は講師の先生方と一緒に記念撮影をして、今回の「夢の課外授業」は終わりです。今回の授業が会津市立荒舘小学校の子どもたちが夢を持つ中で、それぞれが自分の夢に向かって日々過ごせることのきっかけになれていれば嬉しいです♪

これからもRESTART JAPANは未来を担う子どもたちの夢やチャレンジのサポートを続けて行きます!

(報告:仙台事務所 菅原絵美・早坂貴文)

セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(以下SCJ)は、子どもの権利が実現される世界を目指して日々活動しています。
SCJからの支援を活用して、子どもの権利の1つ「参加する権利」実現のために取り組んできた団体の活動をご紹介します。

団体の名前は「一般社団法人 伝統文化みらい協会」(以下、伝統文化みらい協会)。2013年12月に設立されたばかりの新しい団体です。
日本舞踊を子どもたちに伝え、日本、世界に広げていこうという思いを持って活動する、福島県の団体です。


伝統文化みらい協会の子どもたち

伝統文化みらい協会の子どもたち


新しい団体になる前は、「伝統文化みらい広場実行委員会」という団体として活動していました。子どもたちの意見を取り入れた、新しい法人格組織を立ち上げるため夢実現プロジェクトの支援を活用し、おとなと子どもが一緒に、子ども参加型の組織づくりワークショップを実施しました。


ワークショップには、毎回10名をこえる参加者がありました

ワークショップには、毎回10名をこえる参加者がありました


夢実現プロジェクトは、SCJとソニー株式会社が協働で設立した“RESTART JAPAN ファンド”の活動の一環として、子どもたちの夢やチャレンジをサポートするプロジェクトです。
夢実現プロジェクトの支援が終了した後も定期的にワークショップを重ね、無事に新しい団体、伝統文化みらい協会が設立されました。

これまでのワークショップを通じておとなたちが考えたことは「子どもたちのやりたいことを聞いてみたい。一緒に新しい団体をつくっていきたい」ということ。
子どもたちからは「日本舞踊を通してボランティアをしてみたい、自分達で音楽や衣装を決めてみたい、日本舞踊を広めたい」などなど、たくさんのアイデアがでてきました。


やりたいことと、社会のニーズを考えて活動の内容を整理していきます

やりたいことと、社会のニーズを考えて活動の内容を整理していきます


ワークショップの中ではSCJのスタッフが子どもたちの声を聞き、子どもたちが自分達の思いをおとなに伝えるサポートをしました。
新しい団体で、物事を決めていく時には「子ども会議」を開き、子どもとおとなが共に考え意見を出し合うことが決まりました。

伝統文化みらい協会では、子どもたちが踊りの振り付けや曲を決めたり、衣装を考えたりしていきます。これは日本舞踊の世界ではとても珍しいこと。子どもたちは新しいことに挑戦しながら、日々の練習に取り組んでいます。

そんな新しい団体の誕生をお祝いする「一般社団法人 伝統文化みらい協会 設立記念披露宴」が2014年3月21日に開催されました。


設立記念披露宴の様子

設立記念披露宴の様子



小学生から高校生までが踊りを披露しました

小学生から高校生までが踊りを披露しました


子どもたちが挨拶をし、踊りを披露するなど、
子どもとおとなが一緒になって新しくつくられた団体に相応しい披露宴でした。
福島の地域復興を願いながら活動していく伝統文化みらい協会の今後がとても楽しみです。

(報告:東日本大震災復興支援事業部 奥山)

2014年3月13日、セーブ・ザ・チルドレンとソニー株式会社の協働プロジェクト「RESTART JAPAN」によって宮城県登米市立豊里小・中学校でソニー・サイエンスプログラム が開催されました。
今回は学校の近くにあるソニーストレージメディア・アンド・デバイス(株)豊里事業所と登米市教育委員会の協力で開催が実現、小学6年生、64名の子どもたちが「手づくり電池実験ワークショップ」に参加しました。さっそく当日の様子を紹介します。

■バケツで電気?!■
登米市では、昨年7月の石越小学校 に続き2校目となる豊里小・中学校でも「手づくり電池実験ワークショップ」を開催しました。前回同様に、バケツを使った電池の仕組みを知る実験を行いました。「銅でできた板」、「塩」、「水」をバケツに入れる作業から始まるこの実験。子どもたちは、「何ができるの?」「何がはじまるの?」とバケツの中を覗きながら不思議そうな様子。


塩が水に溶けて電気が発生することを知った子どもたちからは「自分の家でもつくれそう!」「緊急時の時に何かに使えそう」と実際の生活でも役に立つのではと想像を膨らましていました。

■オリジナルの乾電池■
後半は、世界に1つだけのオリジナル乾電池づくり♪一人ひとりが乾電池のキットを手順通りにつくり上げていきます。



スタッフも声をかけるのを躊躇するほど、真剣そのもので作業を始める子どもたち。

慎重に、慎重に・・・

慎重に、慎重に・・・

自分が書いた絵を乾電池に貼り付ければいよいよ完成です!

自分が書いた絵を乾電池に貼り付ければいよいよ完成です!



子どもたちは、世界に1つだけの乾電池を見せ合いながら本当に動くのかを試していきます。

実際に豆電球を使って電気が・・・

実際に豆電球を使って電気が・・・

「ついた!!!」と豆電球が付いた瞬間、みんな嬉しそうでした♪

豆電球が付いたら次は、テスターを使って市販の電池とオリジナル電池のボルトの量を測ってみたり、何個もつなげて、動くのか調べてみたりと、自分たちで工夫をしながら色々な実験をしていきます。



本物の電池と私のオリジナル電池。どっちがボルト数高いかな?と実験を楽しんでいる様子★

■理科が好きになった!■
各自が実験をした後、「本物の電池と全く変わらないボルト数だったよ!」とスタッフに声をかけてくれる子どもがいたり、「電池をつくったことが楽しかった。」「理科が好きになった!もっとこういう実験がしたい!」とうれしい声が寄せられました。子どもたちは、今回の実験がとても楽しかった様です。


〜参加した子どもの声〜
・世界に一つだけの電池をつくった。
・炭素棒をハンマーで叩くところが難しかった。
・楽しかったので、またこういう活動がしたい、他のものもつくってみたい。
・もっと簡単に家で電池が作れる方法があったら知りたい。

「RESTART JAPAN」はこれからも子どもたちの将来の一歩に繋がるよう、楽しい理科の実験教室を行って行きます。

(報告:仙台事務所 菅原絵美)

宮城県農業高等学校写真部

2013/12/01 被災地のボランティアを伝える

2014年1月21日、セーブ・ザ・チルドレンとソニー株式会社の協働プロジェクト「RESTART JAPAN」によって仙台市立青陵中等教育学校でソニー・サイエンスプログラムが開催されました。今回は2013年の7月にも実施した「光通信手づくり実験!」。30名の生徒が自ら興味を持ち、応募して参加していました。
「光通信手づくり実験!」は、自分でハンダを使ってつくる光通信機で光通信や電子回路の仕組みを学ぶことができるプログラムです。目に見えない赤外線通信、LED、そしてレーザとさまざまな光の性質や通信距離の違いを、実験を通して学びます。

■ハンダ付けが面白い!■
まずは、型紙に合わせて、銅板をハサミで切り、送受信機の基板に貼り付けていきます。その次に回路図に従って、部品のハンダ付けをしていきます。この工作の一番醍醐味になっているハンダ付け。「ハンダ付けが面白い!」「どんどん慣れてきているのがわかった!」と初めて体験する生徒たち。みんな真剣にハンダ付けをしていました。


生徒たちは、ハンダ付けが慣れてくると説明書を自分で確認しながら作業をどんどん進めていきます。

〜参加した生徒の声〜
・初めは、ハンダ付けに不安と緊張があったのですが、スタッフの方々から教えていただきながら作業していくと、徐々に慣れていき、素早くできるようになりました。ハンダ付けは初めてだったので、とても貴重な体験ができて嬉しかったです(中1・男子)

■光の性質を学ぶ■
各部品のハンダ付けが終わると、送受信機のケースへ部品を組み込み、実際に音が鳴るか試してみます。生徒からは、組み込みが完了すると送信機の光が付いた瞬間「おおお!」という声もあがりました。また、受信機からの音を聞いてホッとする様子。音が鳴ったら、送信機と受信機の間に障害物を置いたり、半透明のものを置いてみたり、鏡に光を反射してみたり、光の性質を学びます。


こちらの写真は、自分の手を置いて、障害物として光を遮断してみています。
左側は、送信機から光が当たって、受信機から音が鳴っている状態。
右側は、送信機と受信機の間に手を置いて光を遮断して、本当に光の信号で音が鳴っているかを確認。
実際に受信機の間に手を置いて音が止まった瞬間、「あ。止まった!」と何度も手を置いたり、取ったりして実験をしている生徒もいました。

〜参加した生徒の声〜
・送信機と受信機の間に障害物を置くと、音は鳴りませんでしたが、半透明な物体、鏡で反射すると音が鳴ることから、送信機から光が出てはじめて受信機から音が鳴るということが分かりました。今回、たくさんのことを学べてとても楽しかったです。(中1・男子)

■実験後は・・・■
実験後の生徒たちに感想を聞いてみると、「音が鳴った瞬間が嬉しかった!」「光が反射しても音が実際に鳴るのが知れた。」「説明書をみてつくって行く工程がおもしろかった。」「もっといろんな実験をしたい!」「科学部のみんなにもやってほしい」と満足の様子!科学のおもしろさを感じていただけたのではないでしょうか?

〜参加した生徒の感想〜
・本日のソニー・サイエンスプログラムは素直に楽しく、科学への興味がより一層沸いた。LEDは光が拡散するのに対し、レーザは一本の柱のように光がまとまっているため、光の強さに差が生じていることが分かった。このように、なかなか日常では得られない知識、体験をすることができた。そして、工作は小さい頃からとても好きだったため、光通信機の組み立ては有意義なものでした。(中3・男子)

「REASTARTJAPAN」は今後もソニー・サイエンスプログラムの開催を通じて、子どもたちが科学に触れる機会をつくっていきます。今後の報告もぜひ楽しみにしていてください♪

 

(報告:仙台事務所 菅原絵美)

2013年12月17日と18日に、セーブ・ザ・チルドレンとソニー株式会社の協働プロジェクト「RESTART JAPAN」によって福島県でソニー・サイエンスプログラムが開催されました。
受講を希望してくれた福島県会津若松市にある会津学鳳高と会津永和小学校の生徒さんたちと楽しく科学について勉強してきました。
今回は東京からのソニースタッフに加えて、福島県内のソニーエナジー・デバイス株式会社(郡山、本宮)からも応援スタッフが駆けつけてくれました。実際にものづくりに携わっているエンジニアの方もたくさん来てくれて、子どもたちにとっても自分の将来を考える上でよい刺激になったと思います。
最初に12月17日に行われた会津学鳳高校で行われた「分解ワークショップ」の様子をお伝えします。

【分解ワークショップ@会津学鳳高校】

会津学鳳高は文科省のSSH(スーパーサイエンスハイスクール)に認定されていて、理科教育に力を入れている学校です。今回はそのSSHのクラスを受講している高校1・2年生がソニーのVAIO®を分解するワークショップに挑戦します。
このワークショップはお台場にある体験型サイエンス・ミュージアム「ソニー・エクプローラサイエンス」でも行われており、普段はすることがない電気製品の分解をソニースタッフのサポートのもとに特別に体験できる人気のプログラムです。今回、学鳳高校の生徒たちは二人一組のペアになり、ソニーのVAIOの分解を行います。

【分解博士からのレクチャー】


 

もともと「分解ワークショップ」はソニーの創始者である井深大さんが、子どもの頃に時計を分解した時に感じたワクワクした気持ちを、今の子どもたちにも経験してほしいという想いから生まれたそうです。
ソニーからきた中川分解博士と新倉分解博士から「分解」と「破壊」のちがいを説明され、さらにドライバーなど分解に必要な工具の基本的な使い方を教わります。

【いよいよ分解に挑戦】

それぞれのVAIOを起動し動作確認を行い、いよいよ分解に取り掛かります。
最初にバッテリーを外し、それから各自の好きなところから分解します。
ねじはできるだけ目立たない位置についていることが多いので、それを探すのも一苦労です。
教わったドライバーの使い方を参考にねじ山をつぶさないようねじを取り外していくと、VAIOの中からさまざまな部品を取り出すことができます。ハードディスク、CPU、DVDドライブ等聞いたことのある部品を取りだしながらそれぞれの部品が担う役割を分解博士たちから説明を受けます。
およそ3時間、生徒たちは集中してVAIOを分解していました。


 

【分解を終えて】

VAIOを分解してみんなの感想を聞いてみると、
「いままで見ることのできなかった部品を取り外して確認することができた」
「今まではパソコンの使い方や見た目など表面的なところにしか関心がなかったけれど、中身の構造や仕組みについて興味がわいた」
「自分も将来エンジニアを目指してみたい」
といったとても前向きな感想が多く聞かれました。
生徒たちがVAIOに触れ、より身近に感じてもらう様子を見て、ソニースタッフの皆さんも嬉しそうでした。
分解博士からも「日本が誇る技術力に直に触れて、これからの日本を担う子どもたちから世界を驚かせるような人材が生まれることを期待しています!その時は一緒に仕事をしましょう。」と応援のメッセージ。

次のブログでは12月18日に行われた「3Dワークショップ@会津若松市立永和小学校」の様子をお伝えします。

【ソニー・サイエンスプログラム 過去の様子はコチラ】
「発電・蓄電ワークショップ」SSP@利府小学校
「光通信ワークショップ」SSP@仙台・宮城サイエンスデイ
「手作り電池実験ワークショップ」SSP@石越小学校

 
(報告:仙台事務所 宮川 淳)

12月17日に引き続きRESTART JAPAN(ソニー株式会社、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン)は、12月18日に会津若松市立永和小学校で「3Dワークショップ」を開催しました。
永和小学校の6年生の皆さんといっしょに、3D映像の仕組みや目の働きについて学び、ひとりひとり3Dミラーゴーグルを製作しました。


 

【3Dってなんだろう?】

まず初めに最近は映画やゲーム機でも取り入れられている3Dについて学びます。
3D(=3ディメンション)とは日本語で三次元を意味しています。ソニーの山崎さんの講義では、人は、遠近感や距離感、光や影、視差、経験など、脳によって奥行きを認識していることを説明してもらいました。この中でも視差(右目と左目で見える像の違い)については、顔の前で指を重ねて見たり、片目を覆ったサングラスをかけてキャッチボールを行ったりして、実験をしながら体験することができました。
また、3D映像を見るには様々な方法があり、今回は一般的な4種類の方法について説明してもらいました。これらは、視差の仕組みを工夫して利用することで、脳に立体感を認識させていることを学びました。



 
【3Dミラーゴーグルをつくろう!】

続いてひとりひとりが工作で3Dミラーゴーグルをつくります。プラスチックの板に鏡を複数枚貼り付けていき、プラスチックを折り曲げてゴーグルの形に組み立てていきます。鏡を正しい位置に貼らないと、ゴーグルの形にした時にうまく組みあわないので、線に沿ってまっすぐに鏡を貼って行きます。
組立が完了した子どもたちは、シール等を使って自分のゴーグルをきれいに、カッコよくデコレーションしました。



 
【立体的に見えるかな?】

全員が3Dミラーゴーグルを作り終わるといよいよ、そのゴーグルを使って写真が立体的に見えるかの実験です。子どもたちは右目用と左目用の2枚の写真を机に並べ、それを上から見ていきます。ゴーグルの確度を少しずつ変えていき、右目と左目で見ているものが中央でうまく重なると写真が立体に見える仕組みです。
上手く立体的に見えた子どもたちは、「わー!飛び出してる!」と大はしゃぎでした。


 

授業終了後には、休み時間を使って3D体験コーナーを小学1年〜5年生の子どもたちにも楽しんでもらいました。先に3Dワークショップを受けた6年生は、他の学年の子どもたちのサポートをしたり、3Dの仕組みについて教えてあげていました。


 

永和小学校のみなさんととても楽しい時間を過ごすことができました。
RESTART JAPANはこれからも東北の子どもたちに科学の楽しさを伝えるために、ソニ
ー・サイエンスプログラムを開催していきます。

(報告:仙台事務所 宮川 淳)

汐見が丘剣道スポーツ少年団

2014/01/01 元旦けい古会

FC大谷スポーツ少年団

2013/08/16 〜18 浜見平JSCとの遠征交流会

石巻少年少女合唱隊

2013/10/26 定期演奏会やイベントに参加

汐見が丘剣道スポーツ少年団

2013/10/05 〜06 伊南武道館少年剣道大会

9月11日、セーブ・ザ・チルドレンとソニー株式会社の協働プロジェクト「RESTART JAPAN」によって利府町立利府小学校でソニー・サイエンスプログラムが開催されました。
今回は小学校4年生104名と保護者の皆さんを対象に、PTA参加授業として「発電・蓄電ワークショップ」を行いました。これまでと同様に実験の講師や補助員として宮城県内のソニーグループの3つの事業所【ソニー(株)仙台テクノロジーセンター、ソニーセミコンダクタ(株)白石蔵王テクノロジーセンター、ソニーストレージメディア・アンド・デバイス(株)】から社員の方々が子どもたちのために駆けつけてくれました。
授業は、前半が身の回りの「発電・蓄電」についての説明と「スティック・ジェネレーター」と呼ばれる発電キットの製作でした。



子どもたちは普段から何気なく使用している電気が照明、テレビ、エアコン等、いかにたくさん使われているかということを再確認し、それから大切な電気をつくったり・ためたりする電気エネルギーの重要さを感じているようでした。
続いて「スティック・ジェネレーター」の製作に移ります。「スティック・ジェネレーター」は本体を素早く上下に振ることで、コイルが巻かれた筒の中を、強力なネオジム磁石が移動し発電する仕組みになっています。回路基板と筒をつなぐにはホルマル線をしっかりと回路基板の端子に巻きつける必要があります。
子どもたちは手元の細かい作業に苦労しながらも、実験補助員や保護者のみなさんと協力して「スティック・ジェネレーター」を完成させていきました。
接続がうまくいくと「スティック・ジェネレーター」を振った時に先端に取り付けたLEDがピカピカと光ります。自分の「スティック・ジェネレーター」がうまく光ると子どもたちはとても満足げでした。
ただ、ここまでだと「発電」しかできていません。最後に回路にコンデンサを取り付け、しばらく振ってみると今度は振るのを止めてもLEDが光り続けています。ここで電気がたまる「蓄電」を体験した子どもたちは、「すごい!振ってないのに光ってるよ!」、「停電の時にも使えるかも!」と盛り上がっていました。
後半は、先ほど自分でつくった「スティック・ジェネレーター」を持って体育館に全員移動しました。
体育館には、「電車レース」、「ヘリコプターを飛ばそう」、「いろいろな発電体験」の3つの体験ブースが用意されていていました。
「電車レース」と「ヘリコプターを飛ばそう」のブースでは、ひとりひとりの「スティック・ジェネレーター」を一つのコンデンサにつなぎ、グル―プごとに一定時間「スティック・ジェネレーター」を振ってみんなでためた電気によって、電車レースとヘリコプターを飛ばす実験を楽しみました!



「いろいろな発電体験」ブースではペットボトル風車、水切りザル、果物を使って電気を起こす体験ができました。



最後は時間が足りなくなってしまう場面もありましたが、子どもたちは授業終了のギリギリの時間までそれぞれのブースで発電・蓄電の体験を大いに楽しんでくれました!
授業の最後に、「このような楽しい活動をもっと他の学校でもたくさん行ってくださいね!」というメッセージとともに、利府小学校4年生PTAの皆さまより、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンへご寄付を頂きました。
このような想いに支えられながら、「RESTART JAPAN」はこれからも子どもたちが科学を楽しく学ぶ機会をつくっていきます。

【過去のソニー・サイエンスプログラムの様子】
光を感じて音楽が鳴る?!光通信手づくり実験!」(仙台・宮城サイエンスデイ)
手づくり電池実験ワークショップ」(登米市立石越小学校)
分解ワークショップ」(仙台二華高等学校)

(報告:仙台事務所 宮川 淳)

大曲ドリームズ野球スポーツ少年団

2012/09/01 ☆参加チームにインタビュー☆

三春軟式野球スポーツ少年団

2013/06/15 元プロ野球選手の少年野球教室

特定非営利活動法人スポーツクラブバンビィ

2013/05/29 親子でサッカー交流会・スケボー体験教室

特定非営利活動法人スポーツクラブバンビィ

2013/04/21 球場のまわりで駅伝大会が行われ、佐藤敦之選手と小学生が記念撮影や、いっしょに走った

原町第二小学校合奏部

2013/08/02 大会へ向けて練習 8/11 県大会参加

2013年9月7日、陸前高田市立第一中学校の吹奏楽部による第二回定期演奏会「音(恩)返しのコンサート」が行われました。いつも支えてくれる保護者の方、地域の方、これまで支援をいただいた人達へ恩返しをしたい、という子どもたちの思いのこもったコンサートに、Sony Music Foundation(公益財団法人ソニー音楽財団)の方と一緒に参加をしてきました。

ソニー・ミュージック・ファンデーションは、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(以下SCJ)とソニー株式会社が協働で設立した「RESTART JAPAN ファンド」に対して、小・中・高校生のための「第九」チャリティ・コンサートやConcert for KIDSのCDの売り上げを通じた支援を継続している支援財団です。陸前高田市立第一中学校吹奏楽部は、「RESTART JAPAN ファンド」を通じて実施されている、岩手、宮城、福島の子どもたちの夢やチャレンジをサポートする「夢実現プロジェクト」の支援を活用してクラリネットを購入しました。


クラリネット演奏
コンサートでのクラリネット演奏の様子

陸前高田市立第一中学校の吹奏楽部による第二回定期演奏会「音(恩)返しのコンサート」は、陸前高田市立第一中学校の体育館で、行われました。全16曲、約2時間に及ぶコンサートは、合唱や、寸劇も取り入れた盛りだくさんの内容となっていました。
コンサートのテーマは「つながる」です。

陸前高田市立第一中学校の校庭には仮設住宅があり、約55世帯の方々が生活を送られています。日頃、吹奏楽部の練習の音で迷惑をかけているのでは、と悩んでいた吹奏楽部のメンバーに、2人のおじいさんとおばあさんが「音楽を聴いていると嬉しい気持ちになる。自分も演奏したいから楽器を買おうと思っている。」と声をかけたそうです。
この事をきっかけに、仮設住宅に住んでいるおじいさん、おばあさんと一緒に演奏をしたい、との子どもたちの思いから、今回のコンサートは市民の方々も参加して一緒に演奏したり、歌ったりできる内容になりました。
コンサートの曲目も、演歌やCMメドレーを取り入れたり、全員で歌える曲を演奏したりと、参加した人に喜んでほしい、日頃の恩返しがしたい、という子どもたちの気持ちが伝わってくる温かくて楽しいコンサートとなりました。


CMメドレー
CMメドレーではみんなが知っている曲を、演奏と歌や踊りで楽しませてくれました。

最後の曲
コンサート最後の3曲は、市民の方々と一緒に演奏し、歌いました。

コンサートを見学したSony Music Foundationの方は「第九チャリティ・コンサートには、子どもたちを含めたくさんの方々にご来場いただき、募金にご協力いただいた。今後、集まった支援がどのように活用されているのかを、支援してくれる人達に伝えていきたい。」と話してくれました。

クラリネットの子インタビュー

コンサート終了後、「とっても演奏しやすくて、見た目もピカピカしていて、嬉しいです。ありがとうございます。」と話す夢実現プロジェクトの支援により購入したクラリネットを演奏した實吉愛湖(みよしまこ)さん(中学3年生)

コンサートの中で「音楽は言葉を超えて人の心を動かす力がある。みなさんの演奏は、支援いただいている方々に伝わります。」とお話しされたのは、陸前高田市立第一中学校の佐々木校長先生。
「支援する、される、という枠を超えて、演奏を通じて子どもたち1人1人の命が輝いている、ということが伝われば嬉しい。」とコンサート直前に話してくださったのは吹奏楽部顧問の馬場先生。
演奏を聴きながら手拍子をしたり、一緒に歌う地元の方々や、スタッフとしておそろいのTシャツで動き回っている保護者、地域の方々、舞台で一緒に演奏する市民の方の姿から、コンサートのテーマ通り、「音(恩)返しのコンサート」を通じ、多くの人がつながることができるのだなと感じました。


集合写真
吹奏楽部員全員の集合写真。3年生にとっては最後の舞台でした。

夢実現プロジェクトは、音楽を通して、日々夢や目標に向かっている子どもたちを応援しています。

(報告:東日本大震災復興支援事業部 奥山)

NPO法人総合体操クラブJewel

2013/07/07 新体操

7月21日、東北大学川内キャンパスで行われた学都「仙台・宮城」サイエンス・デイにソニー・サイエンスプログラムが出展しました!
ソニーとセーブ・ザ・チルドレン・ジャパン協働の「RESTART JAPAN」は昨年に引き続き2年連続の参加です。昨年は「分解ワークショップ」を行い、今年は「光通信手づくり実験」を中学生を対象に開催しました。
「光通信手づくり実験」は、ハンダを使って光通信機を工作し、自分でつくった光通信機で光通信や電子回路の仕組みを学ぶことができるプログラムです。目に見えない赤外線通信、LED、そしてレーザと様々な光の実験を通じて、屈折の特性や通信可能な距離を体験することができます。
ではさっそく当日の様子を紹介します。

■基板の製作

まずは型紙に合わせて銅版を強くなぞり、なぞった跡をハサミで切っていきます。
次に、送信機と受信機2種類の基板に13枚の銅板をうまく貼り付けます。接着面がピッタリくっつくように銅版の端をペン先等で押えるのがポイントです。

■ハンダを使って電子部品の装着



いよいよハンダ付けの作業です。
回路図に従って、抵抗・トランジスタ・コンデンサ・フォトトランジスタ・LEDソケット・ボリューム(光の強さを調整)・電子オルゴール・スピーカー・電池ケースを次々に装着していきます。
大きさの似ている抵抗の種類や、トランジスタ等の極性を間違えないように注意するのがこの作業のポイントです。
参加している中学生に聞いてみるとほとんどの子どもたちが学校の授業でハンダを使ったことがあるそうです。あまり経験がない子どもには補助スタッフがフォローに入りながら、みんな順調に部品を装着していました。



■光通信の実験

電池を入れた電池ボックスのスイッチをONにしたとき、送信機はLEDの光が明るくなったり暗くなったり変化していれば正常に動作しています。その送信機の光を受信機のトランジスタに当てて音楽が鳴り始めればいよいよ完成です!



教室のいたるところでオルゴールが鳴り始め、いよいよ自分でつくった光通信を使って実験に挑戦します。
実験では、通信機と受信機の間に障害物を置いた場合、半透明なものを置いた場合、光を鏡に反射させ場合に音はどのように変化するのか、またLEDの代わりにレーザを取り付けた場合に、どちらが遠くまで受信機に届くかなどを試しました。



■光についての講義と修了証の授与

参加者全員の光通信機が完成し、実験を終えたところで、最後に光というものについて改めて講義がありました。身近にあるリモコンに使用されている赤外線の存在や、普通は目に見えない赤外線を携帯電話のカメラやデジタルビデオカメラを通して見ることできることなどを教わりました。
最後に参加者全員に修了証が手渡され「光通信手づくり実験」は終了となりました。



「RESTART JAPAN」はこれからもソニー・サイエンスプログラムの開催を通じて子どもたちが科学に触れる機会をつくっていきます。

(報告:仙台事務所 宮川淳)

2013年8月5日、宮城県多賀城市にあるソニー株式会社仙台テクノロジーセンター(以下仙台TEC)で東日本大震災復興支援プロジェクト「RESTART JAPAN」への寄付金の贈呈式が行われました。
東日本大震災の影響を受けた仙台TECでは、被災地応援パッケージBD-RE多賀城製「RESTART JAPAN」及び「JUMP UP,JAPAN」モデルのブルーレイディスクを生産し、2011年10月からは一部量販店などで販売されています。
これら2つのモデルが2011年10月から2013年3月まで販売され、売り上げの一部に対する寄付金の合計額が8,660,230円となりました。



今回の寄付金贈呈式に併せて、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン専務理事・事務局長千賀より今回のBD-RE(多賀城製)の商品に携わった3社、ソニー(株)、ソニーストレージメディア・アンド・デバイス(株)、ソニーマーケティング(株)へ感謝状をお渡しさせていただきました。
仙台TECの方から震災当時の被災状況について説明があり、津波が仙台TECを襲い社員と地域住民が協力し合って避難したことや『お客様にできるだけ早く商品をお届けする』を合言葉に社員が一丸となって復旧作業に取り組んだお話しを伺いました。

その後、特別に工場見学をさせていただきました。工場のいたるところに東日本大震災の教訓を活かした対策が行われており、バックアップ電源が屋上に移動設置されていたたり、水や泥の侵入を防ぐ壁がつくられていることに驚きました。東日本大震災と同じ規模の津波が発生してもエネルギー供給できる体制と工夫を見せて頂きました。



それから仙台TEC構内にある「みやぎ復興パーク」を見学しました。
「みやぎ復興パーク」は、東日本大震災により被害を受けた東北地域のものづくり産業の復興、及び新たな産業の創出・発展を図るための拠点として、公益財団法人みやぎ産業復興機構とともに、被災後の仙台TECの遊休施設の一部を、被災した地元企業や大学、慈善団体に貸し出しているそうです。
障がい者就労支援事業所の「さくらんぼ」、植物工場ベンチャーの「株式会社みらい」、次世代自動車の協働開発を行っている「東北大学次世代移動体システム研究会」の3か所を見学することができました。
みやぎの復興を願い日々お仕事をされているみなさまの様子を拝見することができ、その熱意を感じることができました。



【ソニー株式会社 仙台テクノロジーセンター】

「RESTART JAPAN」は個人、企業のみなさまの温かいご支援により、東北の子どもたちの保護とケア、教育、創造的活動を重点とした支援活動を継続してまいります。

(報告:仙台事務所 宮川淳)

震災の影響で中断されてしまった学校や地域のスポーツ・文化活動の再開、また新たな活動のスタートを後押しすることで、子どもたちが日常生活における楽しさを取り戻し、将来に向けた展望を持つ助けとなることを目指し、活動団体への助成、支援を行っている “夢実現プロジェクト”第三期の助成支援団体が決定しました。

2013年6月末までの申請期間に受け付けた応募総数は90件以上となり、震災から2年以上経った現在も多くの支援が必要とされています。この度、スポーツや文化活動を通じた子どもたちの夢や目標、震災の影響や復旧状況などを考慮し、厳選なる審査を行い、40団体への支援が決定しました。支援が決定した各団体の活動は8月1日から順次スタートします。

震災から2年以上経ちますが、活動場所や、備品の確保、部員の減少など、子どもたちの活動には依然課題があります。夢実現プロジェクトでは、助成支援を通じて子どもたちの夢やチャレンジを応援していきます。

◆第三期助成支援団体一覧はこちらです  →スポーツ分野 文化分野 (PDFファイル)  

【夢実現プロジェクト第三期 実施概要】
助成支援団体数:計40団体 (岩手県 11、宮城県17 、福島県12 )
助成事業期間:2013年8月1日〜2014年1月31日

助成支援団体:
・岩手県、宮城県、福島県で活動する学校やコミュニティ団体など
(例:小学校〜高等学校の運動部・文化部、地域のスポーツ少年団、地域の文化活動団体等)

・団体の拠点地域
岩手県:大槌町、大船渡市、釜石市、宮古市、山田町、陸前高田市
宮城県:石巻市、気仙沼市、七ヶ浜町、名取市、東松島市、南三陸町
福島県:猪苗代町、いわき市、郡山市、福島市、南相馬市

助成内容:
・1団体あたり上限30万円での助成金を支給
大会や練習試合等への遠征費(参加費、交通費、宿泊費等)
震災により破損・流失した備品等の購入費、練習・試合用ユニフォームなどの購入費など

・団体の活動地域は、岩手県、宮城県、福島県、その他です。

※今後の活動の様子は「夢実現プロジェクト」ウェブサイトにアップしていく予定です。

7月4日、セーブ・ザ・チルドレンとソニー株式会社(以下ソニー)の協働プロジェクト「RESTART JAPAN」によって登米市立石越小学校でソニー・サイエンスプログラムが開催されました。
小学5年生43名とその保護者37名を対象に「手作り電池実験ワークショップ」が行われました。
2012年度は宮城県の5つの小中高校で様々なワークショップを開催してきましたが、今年度はより地域に根差した活動を行うために、地元にあるソニーの事業所【ソニー(株)仙台テクノロジーセンター、ソニーセミコンダクタ(株)白石蔵王テクノロジーセンター、ソニーストレージメディア・アンド・デバイス(株)】のみなさんを中心に運営をすすめています。
今回の石越小学校はテレビCMでソニー・サイエンスプログラムの様子を知ったPTAの方からリクエストを頂き、PTAのみなさんとの協働授業として実現に至りました。では、さっそく当日の様子を紹介します!

■身の回りにはどんな電池が使われているかな?



初めに講師の大槻先生から、身の回りで使われている電池にはどの様なものがあり、どの様に使われているか子どもたちに質問しました。「アルカリ電池!」、「リモコンに使われている!」、「携帯電話?」と子どもたちは思いつくものをたくさん挙げていました。
電池の大きさや種類を細かく分けるとおよそ4000種類もあることを教わって、子どもたちと保護者のみなさんもビックリ!

■電池の仕組みを知ろう!



次に電池の仕組みを知るために、ブリキ製のバケツを使い、電気を発生させる実験をしました。
バケツの中には「銅でできた板」「水」「塩」だけが入っていて、バケツを覗いた子どもたちは「これだけで電池ができるの?」と不思議そうです。
実際に自分たちのテーブルに バケツ、銅板、水、塩を準備して実験してみます。
水と塩をペットボトルに入れて、塩が溶けるまで良く振って、それをバケツの中に銅板と入れて、テスターでチェックすると、どのグループも見事に電気が発生しています。
先生から「バケツや塩を使っても電池はできるけど、こぼれたり持ち運びが大変です。そこで発明されたのが『乾電池』なんですよ!」と教わり、電池の仕組みを身近に感じたところでいよいよ自分だけの乾電池をつくってみます!



■マンガン電池をつくってみよう!

亜鉛でできた筒の中紙に水を染み込ませてから、その筒へ二酸化マンガンという黒い粉を入れていきます。二酸化マンガンの粉はこぼしたり手につくと黒くのびてしまうので、保護者の方々にも手伝ってもらいながら、みんな慎重にゆっくり作業します。この二酸化マンガンはバケツ電池の時の、食塩水の役割をはたします。
二酸化マンガンを無事入れることができたら、そこに真ん中に穴のあるふたをします。その穴に炭素棒を入れ、炭素棒をハンマーでたたいて押し込みます。炭素棒が完全に筒に埋もれないよう、先端を3mm程度残すようにこれも慎重にハンマーをたたきます。
それからキャップをかぶせてもう一度ハンマーでしっかりキャップを打ち込んで乾電池の完成です!
仕上げはラベルに好きな絵や文字を書いて電池に貼りつけていきます。
最後に絶縁リングを上部に乗せて、熱で収縮する性質のチューブでコーティングします。そこへドライヤーの熱を加えて、自分だけのオリジナル乾電池が出来あがりました!

■修了証の授与



豆球をつかって自分のつくった乾電池はちゃんと使えることを確認すると、みんなの豆球はばっちり光っていました。
授業の最後には先生から「手作り電池実験ワークショップ修了証」が手渡されました。
上手に完成した自分だけの乾電池をしっかり握りしめた子どもたちは、保護者のみなさんの前で誇らしげで、笑顔でいっぱいでした。



「RESTART JAPAN」ではこれからも子どもたちが楽しく理科に触れる機会をつくっていきます。

(報告:仙台事務所 宮川淳)

障碍児(しょうがいじ)と共に歩む会

2013/06/29 〜30 ボッチャ合宿

ソニー株式会社とセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンの協働プロジェクト「RESTART JAPAN」が支援しているi.clubが宮城県気仙沼市で”ドライフード”をテーマに4回目のワークショップを行いました。今回は「形にする」の回でいよいよ高校生たちが調理に挑戦します。ではその様子をi.club Leaderの岩佐さんに伝えて頂きます。

2013年2月3日(日) 第4回 「形にする:“気仙沼の新しいドライフードを形にする”」

前回の第3回のワークショップでは、気仙沼の新しいドライフードのアイデアを考えました。今回は地元で水産加工業を営む斉吉商店の協力で、キッチンスタジオ「ばっぱの台所」(ばっぱはおばあちゃんの意味)を使い、アイデアの試作品づくりに挑戦します!いままで取り組んできた食材自身を理解することはとても重要なこと。そこで、地元の食材の特性を実験でしっかり確認した後に、これまで考えてきたアイデアの試作品を作成しました。いったいどのような実験で、どのような試作品が高校生の手によってつくられるのでしょうか?

■食材・調理実験計画の確認からはじめよう!

まずは今回自分たちが形にしたいアイデアは何で、それをどう作ろうとしているのかの確認から。高校生たちが考えて食材・調理実験計画をi.club Leaderに共有し、一緒に整理していきます。「どうしてその実験をやりたいの?」「なんでそう考えたの?」とi.club Leaderに問われる高校生たちは、今までの流れをしっかり踏まえて答えています。また、今回は地元食材の調理のプロである気仙沼のお母さん方が応援に駆けつけてくださり、高校生が考える調理実験計画に対して、様々なアドバイスを頂きました。

■アイデアを形に!さぁ、食材・調理実験をはじめよう!

実験の確認ができたところで、それぞれのチームが食材と調理の実験をはじめます。調理実習で着て以来のエプロンを身につけて、いつものi.clubと違う雰囲気にみんなのテンションもあがります。ここからは、いくつかのチームが行った食材への理解を深めるための実験と、その食材の特性をいかした調理実験を紹介します。

■「なまり節」の食材実験!

「なまり節」チームの食材事件の目的は、「インタビューで教わったなまり節の特徴を確かめる」ことでした。一般の人たちにあまり知られていないなまり節というドライフードの特徴とは、(1)出汁や香りがとてもよいこと。(2)身もおいしく食べることができること。(3)鰹節ように濾す必要がなく便利であることです。さっそくなまり節の出汁をとり、普段家庭で使われている粉末出汁との比較からスタート。両者を比較したところ、香りの差は歴然でした。前回インタビューした日渡水産の方がおっしゃっていたように、なまり節の香りの高さが際立っていました。さらに削り節からも同様に出汁をとり比較したところ、香りがすごくよいものの、手間がかかることが発覚!
削り節は煮てからさらに濾す必要があり、濾す必要のないなまり節と比べるとかなり面倒に感じられました。また、なまり節の身をそのまま食べることができるというポイントは粉末出汁や削り節では味わえない良さであるということを、改めて実感しました。
続いて調理実験では、なまり節の出汁を活かしながら身を食すことができる一品を考えた高校生たち。例えばタルタルソースや食べるラー油を参考に、なまり節を調理したみることにしました。

■「サンマのオイル漬け」の調理実験!

このチームは、一般には生臭いと思われがちなサンマを、どのようにオシャレに提供できるかということを考えていました。しっかり準備してきたこのチームは、生臭さを取るには一夜干しするのが良いという、インタビューからの発見を活かし、前日からゆずやハーブにサンマを漬け込むという仕込みを行ってきました。
一晩だけ漬け込んだサンマがどの程度変化しているのか不安と期待が混じる高校生たちがタッパを開けてみると、中のサンマは水分がよく抜けていてハーブの良い香りが漂っていました!味見してみると塩も程よくサンマになじんでいて、このままでも立派な一品料理になるおいしさでした。
しかしそれをどうしたらオシャレにできるのか。そこで高校生が思いついたのは、海外よく見かけるオシャレなガラス瓶のオイル漬けでした。しかもこれならチルドしなくても遠くの人に届けることができます!さっそく、サンマと他の臭みを取る果物やにんにくをガラス瓶に入れてオイルを注ぎ、試作品づくりに励みました。さて、うまくいったのでしょうか。

■「三陸わかめ」の調理実験!

このチームが担当した食材は「わかめ」です。わかめというと、調理のレパートリーが少なく、あまりオシャレじゃないという課題に着目した高校生。また海外では、わかめは磯の香りが強いために敬遠されているということにも注目しました。そこで「綺麗な緑色」「オシャレ」「海外の人にも受け入れてもらえる」をキーワードに、わかめの寒天へ挑戦することにしました。果たして味はどうなるのでしょう。

■試作品が完成したところで、プチ発表会!

見渡せばいつの間にか机の上には試作品がいっぱいです。いままで自分たちのチームのことで手一杯だった高校生たちは、他のチームの試作品に興味津々!さっそく各チームよろそれぞれのチームがつくった試作品について発表が行われました。
サンマのオイル漬けを作ったチームが試作品を見せると他のチームから「おしゃれ!」との声が上がり、実際に試食してみると見た目だけでなく数時間という短時間にもかかわらず具材とオリーブオイルの風味がサンマに移って、おいしく食べることができました。もっと長く漬けてみたらどうなるだろう?漬けていたオイルもパスタに使えるのでは?と今後の可能性も見えてきたようです。
なまり節をラー油にしたものには、他のチームの男性陣からも絶大な人気を誇っていました。みんな「辛い!」といいながらもたくさんご飯にかけて、おかわりをしているメンバーもいました。なまり節をそのまま食べられるのがいい!という感想から、今後よりその食感を出すためにどうするかが、課題となりました。
三陸わかめは寒天づくりに挑戦したものの、なかなか満足のいく出来に仕上げることができませんでした。原点に返りどう調理するのかを考え直すとともに両チームとも、チルドを必要としないという観点も十分に考慮しなくてはならないことが課題として残りました。

ワークショップの終わりには、今回参加してくれた気仙沼のお母さんたちから「若い人たちが考えるものは、自分たちには想像もつかないようなものがあって、すばらしいですね!」とのコメントを頂き、高校生たちの自信につながったようです。
気仙沼のお母さん方、i.clubのためにお時間をつくって、調理の指導をしていただきありがとうございました!
次回は「伝える」活動として、発表会になります。高校生たちは発表会までに、今回の課題を克服し、もう一度試作品づくりに挑戦します。成果発表会で高校生たちは、どんな試作品とアイデアを伝えてくれるのしょうか。
(文責・写真?i.club)

RESTRAT JAPANは高校生たちがi.clubの活動を通してイノベーションを体験する機会をサポートしています。

(報告:仙台事務所 宮川 淳)

※公募は終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。

夢実現プロジェクト第三期の募集期間を6月24日(月)まで延長いたしました。
申請はメールと郵送にて受け付けております。
FAXでの申請は受け付けておりません。

募集要項はこちらからダウンロードしていただけます。

申請書応募期間延長
2013年6月24日(月)23時59分まで(消印有効)

たくさんのご応募お待ちしております!

相馬ワラガイランニングクラブ

2013/04/21 第7回もとみやロードレース大会

プチミュ!シアターこども劇場

2013/03/16 ・22・23 ミュージカルの練習 3/24 本番

※公募は終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。

5月14日より、第三期夢実現プロジェクトの募集を開始いたします。 下記の募集要項をご確認の上、ふるってご応募ください。

応募期間 2013年5月14日(火)〜6月24日(月)23時59分まで ※消印有効

応募方法 所定の書類(1〜3)をダウンロード・ご記入の上、下記申請書類送付先までE-mailまたは郵送にてお送りください。 その際、下記の「第三期 助成募集案内」や「申請書記入の注意事項」などをよくお読みください。

◆募集要項 第三期 助成募集案内【PDF

◆必要提出書類
1 申請書 【PDF】【Word
2 収支予算書【PDF】【Excel
3 チェックシート【PDF】【Excel
(4)*見積書  ※該当団体のみ要提出。書式は自由です。各団体にてご用意ください。 ※10万円以上の同種類の物品・サービス購入あるいは改修を行う場合は見積書、または商品カタログ等の金額がわかる資料を添付してください。

◆補足資料
申請書記入の注意事項【PDF
収支予算書記入例【PDF

◆よくある質問と回答【PDF

◆参考資料:「助成金について〜初めて申請をされる団体の方へ〜」 【PDF
夢実現プロジェクト助成金事業についての参考資料です。 評価される団体のポイントなども載っていますので、是非ご覧ください。 ご不明な点がありましたら、申請書類の提出前に、お気軽に事務局までご相談ください。

申請書類送付先・お問い合わせ先
公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
『夢実現プロジェクト』 協働事務局
〒101-0047 東京都千代田区内神田2-8-4 山田ビル3階
Tel: 03-6859-6869 Fax: 03-6859-0069
e-mail:yume-project@savechildren.or.jp

お問い合わせ 月〜金曜日(祝祭日を除く) 10:00-18:00 担当:奥山、川原

※お問い合わせの前に、別紙の「よくある質問と回答」をご確認ください。
※お問い合わせの際は、「夢実現プロジェクト」の件とお伝えください。

たくさんのご応募、お待ちしております!

セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(以下、SCJ)は、ソニー株式会社と協働で、東日本大震災の被災地の子どもたちの支援のために設立した“RESTART JAPANファンド”の活動の一環として、様々な賛同企業とともに子どもたちの夢やチャレンジをサポートする“夢実現プロジェクト”を実施しています。
4月20日、夢実現プロジェクトの第二期採択団体「伝統文化みらい広場実行委員会」は支援の一部を活用し、よりよい組織をつくるための大人向けの研修を福島市内で行いました。

「伝統文化みらい広場実行委員会」は、子どもたちに日本の文化の素晴らしさに触れ、未来の担い手になってもらうことを願って作られました。
小学生から高校生までの日本舞踊をしている子どもたちを中心に、今まで多くの場所で日本舞踊を披露し、日本舞踊の素晴らしさを伝えてきた「里の子会」などが所属しています。

今回の研修では、法人格を持った団体をつくる準備のための研修を行いました。
法人格を持った団体となることで、団体の活動の幅を広げ、子どもたちの夢実現のためによりよい組織となっていくことを目指しています。
今回の研修では、大人たちが組織づくりの基本について研修を受けました。
今後、この組織づくりの研修には子どもたちにも参加してもらう予定です。

組織づくりの基本は「夢」を考え、皆で共有すること。
子どもたちの夢をかなえるためには、大人も夢を考え、共有し、具体的な組織の目標を考えていくことが大切です。
今の組織の良いところと課題を整理することで、夢の実現のために何が必要かがみえてきます。



夢をかなえるためには、協力者が必要です。
どのような協力者がいるのか、どんな人に協力して欲しいのか、大人同士、知恵を出し合って真剣に考えます。



お互いの夢や、夢を実現していくための課題などについてワークショップ形式で意見を出し合い、約3時間の研修はあっという間に終わりました。

研修終了後の参加者の方のアンケートでは「各々に感じている事を言葉にし、整理をする事で、目指す姿が見えてきた。」「組織の夢ときいた時、それは、子どもたちの夢であるから親が考えるのは違うと感じていたが、支える者が集まって話し合うことも重要とわかった。」等、研修を通じ、組織づくりの一歩を踏み出していただけた様子がうかがえました。
子どもたちの夢を実現するための組織づくりをするにはどうすればいいのか、今回の研修を通し、少しずつ具体的になってきました。続きはまた次回の研修で行います。

研修の最後には、子どもたちによる日本舞踊を披露していただきました。
披露していただいた日本舞踊は、今年2月に行われた「第21回にっぽんのおどり全国大会・新舞踊民踊大賞大会大賞」で中学生と小学生、ともに大賞を受賞した演舞でした。
素晴らしい演舞に、日本舞踊、そして子どもたちの才能、可能性の素晴らしさを実感しました。



夢実現プロジェクトでは、これからも子どもたちの夢を実現していくために、大人も子どもも一緒になって夢や組織づくりを考えていく取り組みを応援していきます。

(報告:東日本大震災復興支援事業部 奥山)

セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(以下、SCJ)は、ソニー株式会社と協働で、東日本大震災の被災地の子どもたちの支援のために設立したRESTART JAPANファンドの活動の一環として、次世代を担う子どもたちの夢やチャレンジをサポートする“夢実現プロジェクト”を展開しています。
支援先の一つである相馬ワラガイランニングクラブは、支援を新しいユニフォームの購入に活用し、4月21日、福島県本宮市で開催された「第7回もとみやロードレース大会」に出場しました。大会当日は大雪に見舞われましたが、寒さに負けることなく小学生10名、中学生3名合計13名が各レースを走り抜きました。



大雪に負けずに走る相馬ワラガイの選手(右から3人目)



吹雪の中、ゴールを目指します。

そのうちの一人、林田さん(小6)は2Kmの距離に挑戦。お父さんの影響で2歳から走りはじめ、相馬ワラガイランニングクラブには小学4年生の時に入団しました。週4回の練習では毎回12Kmのランニングをこなす林田さんですが、今大会の目標について、「優勝することです」と語った後、少し緊張した様子で試合会場に向かいました。そして、多くの参加選手が雪に足を取られる中、林田さんは見事優勝。



メダルとともに林田さん

「超、超、超、超、超嬉しい!」と興奮気味に語る林田さんは、とても誇らしげに首にかかった金メダルを見せてくれました。将来の夢はマラソン選手で、目標は同じ福島県出身の佐藤敦之選手です。今後、地元で開催される「相新大会」での優勝を宣言して会場を後にしていました。

そんな林田さんを隣で温かく見守っていたのは荒コーチ。荒コーチは普段から陸上競技のスキルと共に、子どもたちに挨拶や礼儀の大切さを教えています。今回、夢実現プロジェクトで新調されたユニフォームやシューズについて、「多くの人たちが応援してくれているんだよ、と子どもたちに話しました。まさか新しいユニフォームがもらえるとは誰も思っていなかったので」と話して下さいました。
相馬ワラガイランニングクラブは、他クラブと比較すると、グラウンドで練習できる機会が少なく、電灯が少ない歩道にランタンを置いて練習するそうです。「こんな練習環境だからこそ、今回、支援で頂いたユニフォームを見て、応援して下さっている方々のためにも絶対に負けられないと思った。今回、私たちのクラブから優勝者が出て、本当に誇りに思う」と笑顔で語って下さいました。



「子どもたちが最後まで力を出し切れるように工夫をしながら練習しています」と荒コーチ。

大雪の中で3Kmを走りぬいた久田さん(中1)は小学3年生から同クラブに入団。当時、同じくクラブの一員だった久田さんのお姉さんが大会新記録を樹立し、久田さんはお姉さんの記録を塗り替えたいと練習に励んでいました。
しかし、しばらくして震災が起こり、避難していた久田さんは約半年間、クラブの練習に参加できませんでした。久田さんのお母さんは避難していた当時の様子について、「もう走れないのかな、と思うと親としても気持ちが沈む時があった。お姉ちゃんの記録を塗り替えるんだって頑張っていましたしね。」と話して下さいました。
避難先から相馬市に戻ってから練習を再開した久田さんですが、練習しても大会もなく、何を目標に走ればいいのかわからなくなってしまいました。そんな矢先、今回の支援で新しいユニフォームが配られることに。久田さんは自宅の鏡前でユニフォームを着用しながら、何度も嬉しそうにお母さんに「似合うでしょ?」と聞いたそうです。



「今日は目標とする先輩の胸を借りる気持ちで走りたい」と久田さん。

お母さんも「娘が頑張って走る姿を再び見ることができて、本当に嬉しい」と話して下さり、今回の大会を親子二人三脚で迎えた様子が伺えました。
子どもたちがマラソンを通じて笑顔になれるよう、そして将来の夢を描けるよう、セーブ・ザ・チルドレンは引き続き子どもたちがスポーツや文化活動に積極的に参加する企画を支援していきます。



(報告:広報 北村)

3月23日(土)にセーブ・ザ・チルドレンとソニー株式会社(以下ソニー)の協働プロジェクト「RESTART JAPAN」の支援により、仙台二華高等学校でソニー・サイエンスプログラムが開催されました!
仙台二華高等学校・仙台二華中学校の生徒・先生たち36名を対象に「分解ワークショップ」が行われました。
今回のソニー・サイエンスプログラムは、2012年7月に行われた科学イベント「仙台・宮城サイエンスデイ」にて仙台二華高等学校地学部のみなさんの発表が「RESTART JAPAN」に表彰され、その副賞として開催されました。
分解ワークショップは、普段、何気なく使っている電気製品を違う角度から見つめてもらい、通常は禁止されていますが、ソニーの現役エンジニアの指導のもとに特別に分解して「部品」に戻すことで、製品(モノ)の仕組みに興味を持ってもらい、同時に工具の使い方も学んでもらうことを目的に、お台場にあるソニーの科学館「ソニー・エクスプローラサイエンス」等で行われているプログラムです。
2人1組になり1台のノートパソコンVAIOを分解する今回のプログラム、さっそくその様子をお伝えします。

 

分解ってどういうこと?分解カルテの記入


 
まずは、分解博士こと金子金次先生から、「分解」についての講義を受けます。
『「分解」は元に戻せるが「破壊」は元に戻すことができない、ぜひ今日は「分解」を楽しんでください』と金子博士からお話しがありました。
それからいよいよVAIOの動作確認と分解カルテの記入です。分解ワークショップには実際に動作可能なVAIOを使用します。
VAIOという名前の由来は、V(Visual)、A(Audio)、I(Intelligent)、O(Organizer)からきているそうです、みなさんご存じでしたか?

分解する前に自分が分解するVAIOの型番、シリアルナンバー、それからVAIOに使われているネジの本数を予想して分解カルテへ記入していきます。

 

いよいよ工具を使って分解開始!


 
分解博士から工具の使い方や注意事項を聞いてから、裏面のバッテリーを外していよいよ分解のスタートです。どこから分解するのかは生徒たちの考え次第で自由に進めて行きます。
今回も多賀城市にあるソニー仙台テック、白石市にあるソニーセミコンダクタ白石蔵王テック、それから東京からソニースタッフのみなさんが分解博士としてサポートにきてくれました。
分解博士からアドバイスをもらいながら生徒たちは一心不乱に分解を進めていきます。

 

液晶ディスプレイの仕組みを解説


 
分解作業も半ばに差し掛かった頃、実際の動作が確認できる液晶ディスプレイを、東京から駆けつけた石川博士が全員の前で分解し、その仕組みとディスプレイの裏側にある三種類のシートの役割を解説。生徒たちは皆、興味津々でした。
ここからは最終追い込みで工具の使い方にも慣れてきた生徒たちはどんどん分解していきます。

 

分解博士ジュニア 認定証授与式


 
分解を終え気になった部品を顕微鏡で観察し、それぞれの部品をリサイクルできるように「基板」、「プラスチック」、「金属」、「その他」に分別しました。授業の最初に予想したネジの数の答えが出て、「こんなにネジが使われているの?!」と驚いている生徒たちもいました。
すべての参加者には「分解博士ジュニア認定証」が金子博士から授与されました!
また、ネジの予想本数と実際に使われていた本数が近かったニアピン賞の人には、特製のドライバーセットがプレゼントされました!
金子博士は「分解をする前と後では、生徒たちの目の輝き方が違った。製品(モノ)の仕組みを知ることはいかに楽しいか気づいてくれたのでは。今回の経験を今後に役立ててほしい」と語っていました。

RESTART JAPANは、2013年度もソニー・サイエンスプログラムの開催をサポートし、子どもたちが楽しく科学に触れる機会を提供していきます。

※VAIOはソニー株式会社の登録商標です。

 

【2012年度に行われたソニー・サイエンスプログラムの様子】
「発電・蓄電ワークショップ」@多賀城市立山王小学校・城南小学校
「植物原料プラスチックでストラップをつくろう!」@石巻市立渡波小学校
「分解ワークショップ」@学都仙台・宮城サイエンスデイ
「つくってわかる。3Dワークショップ」@東松島市立大塩小学校

(報告:仙台事務所 宮川淳)

Seeds+(シーズプラス)

2013/03/09 みんなで元気に!コンサート

セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(以下、SCJ)は、ソニー株式会社と協働で、東日本大震災の被災地の子どもたちの支援のために“RESTART JAPANファンド”を設立し、様々な賛同企業とともに子どもたちの“夢・チャレンジ”をサポートする「夢実現プロジェクト」を実施しています。第二期を迎えた同プロジェクトですが、今期は採択団体で活動している子どもたちの声を、写真や記事を通じて子どもたち自身で伝える「子どもリポーター・プロジェクト」を開始しました。

今回は支援先の一つであるマーチングバンド「Seeds+」の子どもリポーターの様子をお伝えします。3月9日(土)、「みんなで元気に!!」をテーマに福島県南相馬市でコンサートが開催され、Seeds+も含め6団体が参加しました。Seeds+は南相馬市と会津若松市を拠点にマーチング活動を展開しており、小学生31名、中学生6名の合計37名がマーチングを楽しみながら地域に元気を届ける演奏活動を行っています。コンサート当日に子どもリポーターとして活躍してくれた一人、志賀さん(小6)は、Seeds+でバスドラムを担当しています。



「写真は何年たっても当時の様子を見て思い出せる。それを撮影できるのが楽しい」と語る志賀さん。

Seeds+では大会やイベントの時の写真撮影を「担当制」とするそうですが、写真担当は非常に人気があり、志賀さんも「今日は写真担当になれて嬉しい」と笑顔で話してくれました。コンサート撮影の抱負について、「みんなの笑顔と決めポーズを取りたい。そして写真を通じてマーチングバンドの楽しさを伝えたい!」と熱く語ってくれた志賀さん。届いたばかりのカメラを見つめながら、「色々な人が支援をしてくれているんだと実感しました。感謝の気持ちを演奏と演技にして伝えたい。」と話してくれました。



コンサートでの撮影が終了し、「難しいリズムでもうまく演奏できている様子が撮影できた。うまくとれたと思う。」
と嬉しそうに語ってくれました。

Seeds+代表の鈴木さんは今回の子どもリポーター・プロジェクトについて、「写真撮影という役割を通じて、責任感が芽生えるといいと思う。写真撮影は自分の目線で物事を見るいい機会。子どもたちには、自分自身が見たものを自由に撮影していいよ、と話している。」と語って下さいました。



リハーサルの様子を見守る鈴木さん

また、技術指導の菅原さんは、「子どもたちが単に写真を撮影するのではなく、自分たちの思いや情報を自分たちらしく伝えていけるよう、子どもの『伝える』気持ちを育んでいきたい」と話して下さいました。Seeds+は定期的にブログを更新しており、これまでは保護者が撮影した写真を掲載することが多かったようですが、「今後は、子どもが撮影した写真を掲載していきたい」と、子どもリポーターの活躍を温かく見守っていました。



心を一つに演奏するSeeds+のメンバー。コンサートでは千と千尋の神隠しメドレーを演奏しました。

今回、志賀さん以外の子どもリポーターにもお話を聞きましたが、写真を通じて何を伝えたいかと聞くと、全員が「マーチングバンドの楽しさを伝えたい」と回答してくれ、子どもたちが感じる音楽の楽しさ、マーチングバンドができる喜びが伝わってきました。



「ベストショットはやっぱり自分たちの仲間が演奏する姿です!」と語る半澤さん(中1)



普段から写真を撮影することが多い金澤さん(小6)。
この日は「マーチング体験コーナー」の様子を撮影しました。

子どもリポーターをはじめ、今後も続々と続く子どもリポーターたちの活躍が期待されます。



(報告:広報 北村)

前回のワークショップに続き、今回は2013年1月14日に行われたi.club@KESENNUMAの第3回ワークショップ「形にする:“気仙沼の新しいドライフードを考える”」の様子を、i.club Leaderの岩佐さんに伝えて頂きます。

2013年1月14日(月)第3回「形にする:“気仙沼の新しいドライフードを考える”」

第3回目のワークショップは、いよいよ新しいドライフードのアイデアを考えていきます。前回までを振り返ると、第1回目のフィールドワークと第2回目のインタビューを通じて気仙沼の新しいドライフードのアイデアを考えるための要素(タネ)を見つけてきました。
第3回からは、そのイノタネ(イノベーションのタネ)を整理し、それをもとにアイデアを考えます!高校生たちは新しいアイデアを考えることを楽しみながら、そしてちょっぴり苦労もしながら少しずつ形を創っていきます。

チームのみんなとたくさんの褒めポイントを出そう!

今回も恒例のアイスブレイクからスタート!題して「りんごを褒めよう」。ルールは簡単でりんごの褒めポイントをチームでできるだけ多く見つけ、それを書き出した数を他のチームと競います。ここでの褒めポイントとは「赤くてきれい」など、りんごに関してなにかしらプラスに評価できるポイントのこと。まず個人ワークで3分間りんごを褒めるポイントを書き出した後、今度はチームで7分間、模造紙に寄せ書きのように一人ずつ自らの考えるポイントを書いていきます。
多くの褒めポイントを出せたチームに話を聞いてみると「他の人が『白雪姫で大きな転換点をもたらす』と書いたので、『きっかけ』というところに着目し、『アダムとイブの話で、人間が今の姿になる契機になった』と書いた」と、他のメンバーの考えを参考にして発想していたということでした。そのアドバイスをもとに、続くリベンジマッチでは、どのチームも初回よりも多くのポイントを書き出すことができました。
「発想するときには、質よりも量を重視」、「他の人の出した考えを参考にしつつ、新しい発想をする」など、今回のワークショップのキーポイントであるアイデア発想に活かすことのできる学びがあったようです。

アイデアを考えよう!

アイデア発想のコツをアイスブレイクで学んだところで、さっそくイノタネを使って新しいドライフードのアイデアを考えていきます!新しいアイデアを創るためにには、イノタネから「いままで○○だったもの」を決め、「それを△△にする」という「目標設定」をする必要があります。
それでは、各チームはいったいどんな目標設定をしたのか、今回は4チームのうちの“さわらbrothersチーム”のディスカッションを覗いてみます。

さわらbrothersチームのディスカッション

このチームは、鰹節をつくっている事業者のところへインタビューをしてきました。そこでは、高校生は実際に鰹節がつくられている工場とその工程を見せてもらいながらお話しを伺いました。その中で第一に注目したことが「なまり節で出汁をとる方法は鰹節職人さんには使われているが、一般の人にはそのやり方が知られていない」ということでした。これは気仙沼に住んでいる高校生たちも知らないことでした。
インタビューから帰ってくるとチームのみんなでインタビューについて面白かった点・惜しいと思った点などを話し合いました。「鰹節は体にいい」「気仙沼の鰹節は脂ののり方からしてなまり節づくりに向いている」ということから、高校生たちは気仙沼のなまり節に可能性を感じたようです。
事業者の方が「確かに粉末の出汁は便利だが、自分たちがこだわりをもってつくっている鰹節で一般消費者への期待値を上げたい」とおっしゃっていたことに、普段は粉末出汁を使うことの多いチームメンバーは共感していました。
また、第1回のフィールドワークで得た「ドライフードの調理法が限られてしまっている」という気づきにも着目し、便利だけど期待値が低かった鰹節について、今回気づいたなまり節の様々な良さをしっかり活かした一品をつくることで、なまり節に対する期待値を上げていくことに目標設定しました。
もうすでにいくつかの具体的なアイデアを思いついた高校生もいるようでした!

次回は「“形にする:気仙沼の新しいドライフードを形にする”」

今回は今までのフィールドワーク、インタビューから得たイノタネをもとに、新しいドライフードのアイデアを創るための目標設定を考えました。次回は、その目標が達成できるような具体的なアイデアを考え、それをどうやって実現するのか、チームによっては追加インタビューを行いながら考えます。
そしていよいよi.club初となる実践活動!実際に台所に立って新しいドライフードをつくるための食材の実験や調理に挑戦します!

(文責・写真©i.club)

次回のワークショップでは、高校生たちの調理に奮闘する姿が見られそうです。
高校生たちは気仙沼のドライフードにどんな新しい可能性を見つけれることができるのでしょうか?
RESTART JAPANは引き続きi.clubへのサポートを通じて、子どもたちが積極的に自分の住む地域について学び、それを誇りに思う機会をつくっていきます。

前回までの活動の様子はコチラ
「高校生がデザインする新しいドライフード」i.club@KESENNUMA活動報告(1)
「高校生がデザインする新しいドライフード」i.club@KESENNUMA活動報告(2)
「高校生がデザインする新しいドライフード」i.club@KESENNUMA活動報告(3)

(報告:仙台事務所 宮川淳)

ソニー株式会社とセーブ・ザ・チルドレン協働の復興支援プロジェクト「RESTART JAPAN」で支援を行っているi.clubが、気仙沼市で2012年12月から行っている「高校生がデザインする新しいドライフード」のワークショップを2013年1月13日と14日に開催しました。
今回は1月13日に行われた2回目のワークショップの様子をi.clubの中村さんに詳しく伝えて頂きます。

2013年1月13日(日)第2回:「気づく“気仙沼の新しいドライフードのタネを見つける”」

前回の活動では気仙沼のドライフードについて情報を集めるという目的で、高校生たちは商店街やお魚いちばでフィールドワークを行いました。それに続き今回の目標は「気仙沼の新しいドライフードのタネを見つける」ということです。「気仙沼」に根ざしたドライフードのづくりのプロの方にインタビューし、どんな歴史があるの?なぜ気仙沼に馴染みがあるの?など様々な気づきを得てきてもらいました!
さあ、高校生たちはどのような新しいドライフードをつくるタネとなりうる気づきを得られたのでしょうか?

まずはチームで楽しく!雰囲気づくり♪

まずは一緒に活動する仲間と楽しい雰囲気づくり!今回のアイスブレイクは「目撃者と探偵ゲーム」。このゲームは目撃者役となったチームのメンバーの一人が持っている絵を、探偵役となった残りのメンバーが、質問をすることで絵のヒントを入手し、手元にある真っ白な紙に絵を描いて再現していくいうものです。
探偵役となった高校生は、描かれているものの「色」や「大きさ・その対比」というように聞くべきポイントを見つけて目撃者役のメンバーから情報をうまく引き出していました。
高校生のメンバーがすらすらと絵を描いている光景もあちらこちらで見られました。同じ情報を持っている人に対しても、良い質問を投げかけられるかどうかが情報をうまく引き出せるかの鍵になることを高校生は感じていたようです。

前回までの振り返りと宿題で集めた情報の共有!

アイスブレイクで雰囲気も温まったところで、前回に行ったお魚いちば、復興屋台村、紫商店街へのフィールドワークと宿題の情報共有が始まりました。各チームで様々なことが共有できるように、フィードルワークは普段のチームとは異なる特別編成の3チームで行われました。今回は各チームの情報をまとめた“気づきシート”を見ながら、それぞれの面白かった気づきを共有します。
同じ場所に行っても気づくポイントは人によって違うものです。「レジに並んでいる人は干物を持っていなかった」という気づきに、他のチームのメンバーが「なんで?」と質問し、質問を受けたチームは「現地のお店の人に話を聞いてみたら、干物が大きすぎるのが原因かも、と言っていた!!」などと答えることで、前回のフィールドワークへの理解を深めました。
次に宿題の共有です。「気仙沼のわかめを東京の友人に送ってみることで、その友人がどういう食べ方をするのかを試してみて、気仙沼での食べ方との違いを調べる」という調査をした高校生がいました。その高校生の発見は、気仙沼ではあまり行われていないみそ汁に入れるという食べ方が見つかったことでした。この発見に他の高校生たちも一斉に「おお!」と反応し、調査方法と結果の面白さを共有することができました。

インタビュー先を決め、やり方を学ぶ

いままで調べてきたことに関連が深そうな、わかめ・こんぶ、かつお、さんま、ふかひれのうち、どのドライフードに関わっている方を訪問しインタビューを実施するのかを各チーム内で話し合い、決めてもらいました。
インタビューを実施する先が決まったら、初めてインタビューに挑戦する高校生も少なくないため、インタビューを実施するにあたっての説明がi.club Leaderから行われました。まず、役割分担・時間配分・質問項目の整理といったインタビューを始める前の準備から、インタビューを実施する際の挨拶と自己紹介のしかたといった基本事項、そして実施する際に意識するべきポイントとして“聞く、書く、問う、そして確認!”の説明がありました。いきなりすべてできなくても、これらを意識し、一つでも多く取り入れていくのがインタビューをうまく行うポイントということを高校生たちは学びました。

いざ、インタビューへ出発!

先ほどのインタビューの説明をもとに、実際のインタビューではどういったことを聞いたらいいか、各チームとも真剣に考えます。質問内容は主に、
(1)ドライフードの素材
(2)ドライフードの作られ方
(3)ドライフードの使われ方
(4)ドライフードの作り手の考え方
の4点です。質問づくりのポイントは、作り手独自の考えや、経験談、想いといったことをしっかり聞くことです。質問づくりを終えたチームは、いざ本番です!
インタビューでは、質問係・メモ係・写真係・追加質問係の役割をメンバーで分担し、途中で役割を交代する形をとりました。高校生のインタビューを受けたドライフードづくりのプロの方々は、ご自身の生業について熱く語ってくださり、高校生たちも熱心に意味を傾けていました。初めてインタビューを経験した高校生たちが物怖じせず事前に考えてきた質問をしっかりと聞き、さらに話の中で生まれた疑問を深く掘り下げるような質問を行っていた光景はとても印象的でした。最後にみんなで記念撮影をした高校生たちは、インタビューを終えた達成感からとても満足げな表情でした。

インタビューのまとめと発表

活動の拠点であるcadoccoに戻ってきたら、インタビューの結果をポストイットに書き、4つの質問内容に分けて模造紙に貼っていきます。このポストイットに書かれた気づきこそ、新しいドライフードのアイデアの元となるタネで、i.clubではこれをイノタネ(イノベーションのタネ)と呼んでいます。
高校生たちはインタビューから帰ってきたばかりでしたが、このまとめる作業にも一生懸命取り組んでいました。続いて今回のインタビューで特に面白いと感じたこと、特に伝えたいと思ったことを中心に、各チームから全体に向けての発表がありました、
「唐桑地区の浜辺で生きていくために、わかめづくりを行っている!」
「わかめの葉を一枚一枚はがすのには、実はとても労力がかかる」
といった事業者の方々からの熱い想いが、高校生たちの口から伝えられました。
今回のインタビューのポイントにあがっていた、いかに作り手独自の考えや経験談・想いをしっかり聞いてくるということについては、すべてのチームが達成できていました!

次回は「形にする:“気仙沼の新しいドライフードを考える”」

いよいよ次回からは“形にする”のステップに移ります。今回までにたくさん集まったイノタネをもとに、新しいドライフードのアイデアの方向性を考えていきます。新しいものを自分たちで創っていくって楽しい!その気持ちを次回のワークショップで高校生たちに感じてもらいます。
(写真・文責©i.club)

前回までの活動の様子はコチラ!
「高校生がデザインする新しいドライフード」 i.club@KESENNUMA活動報告(1)
「高校生がデザインする新しいドライフード」 i.club@KESENNUMA活動報告(2)

(報告:仙台事務所 宮川淳)

〜被災地でチャレンジを続ける子どもたちのサポートのために〜

2012年12月3日(月)〜2013年1月14日(月・祝)の期間、ソニーグループ18社2財団の共催でチャリティ募金イベント「第45回愛の泉」が開催され、45回目を迎える今回の募金贈呈額は、合計3,773,914円と、過去最高額となりました。



「愛の泉」募金を贈呈される ソニー企業株式会社 代表取締役社長 齋藤惠治様(右)、
目録を受けとるセーブ・ザ・チルドレン・ジャパン事務局長 渋谷弘延

今回の募金は、RESTART JAPANファンドのひとつ、スポーツや文化活動を通じて子どもたちの“夢・チャレンジ”をサポートする夢実現プロジェクトの第三期の助成金として全額寄付いただきます。
第三期の助成金の贈呈先団体の選定は5〜6月、贈呈は7〜12月に行う予定です。
今年の1月には、第一期の助成金でサポートを受けた地域の子どもたちが、ソニービルにおいて、地元に伝わる踊りなどの伝統芸能を発表するイベントも行い、多くのお客様に元気に活動する姿を披露しました。
セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン 渋谷弘延事務局長は、「今年も多くの皆様からのご支援をいただき、大変感謝しております。今回いただいた寄付金は、プロジェクトの助成金として、子どもたちの更なる“夢・チャレンジ”の支援のために活用させていただきます。セーブ・ザ・チルレドン・ジャパンとしましては、グローバルな展開も視野に入れておりますので、今後とも皆様の温かいお力添えをいただきながら、より一層充実した活動を続けていければと考えております。」と語りました。
皆さまのご協力に心より感謝申し上げます。

「第45回愛の泉」詳しくはこちら
http://www.sonybuilding.jp/csr/ainoizumi12/

〜第二期の助成支援団体 99団体が決定しました〜
第二期の募集を行った、子どもたちの夢やチャレンジをサポートする “夢実現プロジェクト”。助成を受ける99団体の選出が行われ、各団体の活動が2月1日から順次スタートします。
2012年10月末までの申請期間に受け付けた応募総数は200件以上にのぼり、子どもたちが持っている夢や目標、震災の影響や復旧状況などを考慮し厳選なる審査を行いました。その結果、99団体への支援が決定しました。

震災から1年半以上が経った状況でも活動に支障が出ていたり、支援をこれまで受けたことが無い団体もあり、その中でもこの夢実現プロジェクトを通して、活動の活発化を図り、子どもたちの気持ちを盛り上げたいという意欲的な申請が多くありました。
また、「演奏を通じて地域に感動を与え復興の手助けをしたい」「みんなに元気になってもらえるように、一生けんめい練習したい」というように子どもたち自身が地域のため、復興のためになることを目標としている様子もうかがえました。

今後、支援先団体は、下記概要のとおり実施していきます。また、第二期では今後の夢実現プロジェクトの方向性を検討するため、99件の内、8件はパイロット事業を行います。

◆第二期助成支援団体一覧はこちら  →スポーツ分野 文化分野 (PDFファイル)  

【夢実現プロジェクト第二期 実施概要】
助成支援団体数:計91団体 (岩手県 20、宮城県 28、福島県 43)
助成事業期間:2013年2月1日〜7月31日

助成支援団体:
被災地地域で活動する学校、コミュニティ団体
(例:小学校〜高等学校の運動部、文化部、地域のスポーツ少年団、子ども向け文化活動団体、子ども会、子ども向けのPTA、自治会、ボランティアグループ、伝統芸能保存会、任意団体等)
※団体の拠点を有する地域
岩手県:(陸前高田市、釜石市、大船渡市、山田町、大槌町)
宮城県:(石巻市、東松島市、気仙沼市、七ヶ浜町、名取市、多賀城市、亘理町、山元町)
福島県:全域

助成内容:
1団体あたり上限40万円での助成金支給 
(大会や練習試合等への遠征費(参加費、交通費、宿泊費等)や、震災により破損・流失した備品等の購入費、練習・試合用ユニフォームなどの購入費や実際の備品の提供などを含む)
団体の活動地域は、岩手県、宮城県、福島県 他

【パイロット事業 実施概要】
助成支援団体数:計8団体 (岩手県 1、宮城県 2、福島県 5)
助成事業期間:2013年2月1日〜7月31日
助成支援団体:被災地地域で活動するコミュニティ団体
助成内容:1団体あたり上限100万円での助成金支給 

※今後の活動の様子は「夢実現プロジェクト」ウェブサイトにアップしていく予定です。 .

岩手県立山田高等学校 吹奏楽部

2012/06/23 ホール練習の実施 2012/10/7定期演奏会の実施

山田町荒川念仏剣舞保存会

2012/05/01 荒川小学校及び豊間根中学校などで演技指導を実施

ヤングプラザスポーツ少年団

2012/08/05 全日本ジュニア綱引選手権出場

石巻市立鮎川小学校と金華山黒潮太鼓保存会

2012/10/20 学習発表会の実施 &2012/11/15 仮設商店1周年記念セレモニー参加

宮城キンボールスポーツクラブ(MKSC2012)

2012/06/01 キンボールスポーツクラブ活動開始のための備品購入と全国大会参加

昨年に引き続き、1968年から毎年開催されているソニーグループのチャリティプログラム、「愛の泉」募金を本年もRESTART JAPANにご寄付いただき、次世代を担う子どもたちの夢やチャレンジをサポートする “夢実現プロジェクト”での活動に活用させていただくことになりました。

東京・銀座 ソニービルでは、2012年12月3日(月)〜2013年1月14日(月・祝)の期間、ソニーグループ18社2財団の共催でチャリティ募金イベント「第45回愛の泉」を実施いたします。ソニービル 屋外イベントスペース 「ソニースクエア」には、高さ最大10mのイルミネーション“Crystal Aqua Trees”が登場。移り行く街の景色や人の動き、そして愛の泉募金に反応し、美しい光りと音のハーモニーを奏でます。

イベント初日の12月3日(月)には、募金先団体の方とソニーグループのキャラクターの“モモ妹”、“リサとガスパール”をお迎えして、 “Crystal Aqua Trees”の点灯式を開催します。その他、期間中様々なイベントを予定しております。

「第45回 愛の泉」詳細はこちら

■『第45回 愛の泉』 開催概要

・日時 : 2012年12月3日(月)〜2013年1月14日(月・祝)  11:00〜23:00  
※12月3日(月)は17:00〜となります。 ※1月1日は除く
・場所 : 東京・銀座 ソニービル 東京都中央区銀座5-3-1  TEL 03-3573-2371(代)
・主催 : ソニー企業株式会社(ソニービル)
・共催 : ソニーグループ18社2財団
・協力 : ソニービル17店舗1社、ソニーシティ大崎2店舗

*1 「愛の泉」は、“泉にコインを入れると幸運をつかむ”というイタリア・ローマ「トレビの泉」をヒントに、屋外イベントスペース 「ソニースクエア」に設置する泉へ寄付金を入れてもらう募金スタイルで、1968年から毎年続けているチャリティ活動です。

  

10月25日、26日にセーブ・ザ・チルドレンとソニー株式会社の協働プロジェクト「RESTART JAPAN」の支援により、宮城県多賀城市の山王小学校と城南小学校でソニー・サイエンスプログラムが開催されました。
25日には山王小学校の3年生・4年生・5年生、26日には城南小学校の5年生・6年生を対象に実施しました。
「発電・蓄電ワークショップ」は、小学生が発電のしくみや、電気をためる方法など電気への基礎的な知識を学び、それを発展的に体験できるプログラムです。身近な生活への応用例や未来への展望を感じることで、学校の理科授業に対する自発的な学習意欲の向上を目的にしています。
それぞれ、前半の授業ではスティックジェネレーターと呼ばれる手動の発電機を作成し、後半の授業では、9種類のパビリオンで発電・蓄電を体験しました。
では、さっそく当日の授業の様子をお伝えします。



【スティックジェネレーター】

【授業前半:スティックジェネレーターの組み立て】



今回は、多賀城市のソニー(株)仙台テック、白石市のソニーセミコンダクタ(株)白石蔵王テック、さらには東京のソニー社員やソニー仙台FCの選手が講師や実験補助スタッフとして参加してくれました。

まずはコイルを巻きつけた筒の中に、強力なネオジム磁石を入れて、ジェネレーターを振った時に磁石が飛び出さないようストッパーをしてふたをします。
続いて、磁石を入れた筒に巻かれたコイルから出ている細いホルマル線を回路基板に接続します。


回路基板と振動発電用筒を接続するところは、とても細かい作業です。子どもたちはみな集中して取り組んでいます。
LED電球を取り付けてスティックジェネレーターを振ったときに、LED電球がピカピカ光る様子に子どもたちは、「わぁ、すごい光ってる!」と大興奮。
さらにコンデンサーを基板に取り付けて振ってみると、コンデンサーに蓄えられた電気で、振るのを止めてもLED電球は光っています。「停電の時に使えるね!」「ずっと使えるの?!」など、子どもたちは自作のスティックジェネレーターをとても気に入った様子でした。

【授業後半:つくって、ためて、みんなで遊ぼう!電気フェスタ】

先ほど作ったスティックジェネレーターを持って、みんなで体育館へ移動しました。
体育館はいつもの体育の授業のときと様子が違い、9種類のパビリオンが体育館いっぱいに並んでいました!


●パビリオンは以下の9種類
(1)みんなで振って、電車を走らせよう!
(2)みんなでためて、ヘリコプターを飛ばそう!
(3)水切り発電コーナー
(4)ペットボトル風力発電コーナー
(5)自転車発電コーナー
(6)ペルチェ発電コーナー
(7)電磁誘導コーナー”コイルと磁石の不思議な関係”
(8)手つなぎ電池コーナー
(9)なんでも電池コーナー”何がいちばん電気を起こすのか?!”

子どもたちはグループごとに用意された仮想通貨”ボルト”を受け取り、各パビリオンの体験料を”ボルト”で支払い、発電量によって新たに”ボルト”を獲得し、次のパビリオンに向かいます。
例えば「みんなで振って、電車を走らせよう!コーナー」では、各グループが体験料0.5ボルトを支払い、前半の授業で組み立てたスティックジェネレーターをたくさん振って蓄電し、その電気でNゲージ列車を走らせます。チーム対抗で早く1周したチームが3ボルトを獲得します。



チームの誰かがさぼってしまうと、列車のスピードが遅くなってしまうので、みんな本気でスティックジェネレーターを振っています!



それぞれのパビリオンを体験していくうちに子どもたちは、「電気ってこんなふうにできるんだ」、「電気をためるのってすごくたいへん!家で節電しなきゃ。」と発電・蓄電を身近に感じているようでした。


あっという間に終了時間を迎え、今回はソニー仙台FCの選手のみなさんから子どもたちへ「発電・蓄電ワークショップ修了証」が渡されました。
楽しく、安全に電気について学ぶことのできた子どもたちは、これからの理科の授業でも積極的に取り組んでくれるはずです。
RESTART JAPANではこれからも、子どもたちに楽しく理科に興味をもってもらえるよう、ソニー・サイエンスプログラムを開催していきます。

【過去のソニー・サイエンスプログラムの様子】
「植物原料プラスチック」でストラップをつくろう!@渡波小学校
「分解ワークショップ」@学都仙台・宮城サイエンスデイ
「つくって、わかる3Dワークショップ」@大塩小学校
「紙から発電?バイオ電池」@大槌中学校
「自分で電力をつくったよ!」@宮城県石巻市
「手づくりICレコーダー“伝言ちゃん”で音遊び」@岩手県山田町

(報告:仙台事務所 宮川淳)

大槌町立大槌北小学校

2012/10/26 陸上練習器具の購入と4校合同陸上記録会参加

山田愛信舘柔道スポーツ少年団

2012/11/17 稽古・活動に必要な柔道着の購入

ソニー株式会社とセーブ・ザ・チルドレン協働の東日本大震災復興支援プロジェクト「RESTART JAPAN」で支援しているi.clubが、トライアルプログラムの発表会を行いました。高校生たちは、前回までのワークショップで発見したたくさんの気仙沼の「いいね!」をどのようにOh!BENTO!(お弁当)を通して表現したのでしょうか?

■気仙沼のOh!BENTO!のアイデアをみんなに届けよう!

全3回で構成されるOh!BENTO!ワークショップの最終回となる第3回は「伝える」の回です。前回の「形にする」の回では、インタビューとフィールドワークからみつけたイノタネ(イノベーションのタネ)を使って、新しいOh!BENTO!のアイデアを作り出しました。今回は、前回のアイデアをより洗練させた後、効果的な発表の方法を学び、練習しました。
そして、気仙沼の方々の前でチームごとにアイデアの発表会を行いました。
最後に、今回のi.clubの活動を通して、高校生がどのように変化したと自分で感じたのかを発表してくれました。

■アイデアを整理する!

誰に、どのように変わってもらいたいのか、そして、自分たちのOh!BENTO!がどのようにその変化を実現するのかをi.club特製のイノベーション・シートを用いて、整理しました。さらにOh!BENTO!の中身をイラストで描いたり、キャッチコピーをつけたりすることで、アイデアをより具体化させました。



■スキットでアイデアを表現する!

自分のOh!BENTO!が人を変える様子を分かりやすく聞く人に伝える為に、そして、アイデアを考える時にOh!BENTO!を通じての変化が本当に起こりそうか、確認する為に、有効な方法の一つとしてスキット(寸劇)を学びました。
スキットで重要なポイントは、(1)見ている人がみんな共感できること(2)見ている人に聞こえる声でしゃべること(3)恥を捨てること。
短い準備時間だったにもかかわらず、高校生たちはしっかりスキットのコツを飲み込んでいました。

■4つのチームの4つのOh!BENTO!

今回は4つのチームが、自分たちのOh!BENTO!を食べると、人がどう変化するのかを中心に、人々にアイデアを伝えました。どれも彼らが実施したインタビューとフィールドワークから生まれたOh!BENTO!のアイデアです。
”あんだ、食べるっちゃ弁当”、”全部メインのいろいろお試食弁当”、”4時間目の終わりを待ちわびた、あのころの給食弁当”、”今日も明日も気仙沼三昧弁当”。
高校生ならではの発想の切り口、学んだばかりのツールを駆使してプレゼンする力、そして何より彼らの自分のアイデアをみんなに伝えたいという情熱に、地元の方々やi.club leaderも驚き、心を動かされたようです。



■Oh!BENTO!アイデアを実現へ!

今回のアイデアには、まだ伸ばしていかなくてはならないところがあります。しかし発表を終え、最後までやり抜くことができた高校生の顔には最高の笑顔がありました。
今後はこの笑顔を広く伝えていく為に、フードデザイナー、イラストレーター、そして地元の方々の力をお借りして、これらのアイデアを実際のお弁当として実現していく予定です。



■振り返りシートで活動を振り返る

最後にi.clubに参加する前の自分が、i.clubの活動を通して、どう変わったのを発表してもらいました。
「気仙沼がただ好き」だったが、i.clubの活動で地元の「いいね!」をみつけることで、「気仙沼の○○が好き!もっとしりたい!」に変わった子や、「どちらかというとこういったことが面倒」と思っていた子が、自分で考えてアイデアを発表することで、「いままでより積極的に発言できるようになった!知識欲がでてきた!」に変わるなど、大きな変化を高校生自身が実感していました。



今回の活動で活躍してくれたメンバーは、次のi.clubの活動でも中心を担ってくれるはずです。今後もOh!BENTO!の販売実現や、新メンバーを加えまったく新しいことにも挑戦する彼からまだまだ目が離せません。

  

「気仙沼に中国から高校生30人がやってきた!」〜i.club活動報告(1)〜

「高校生がデザインする気仙沼の新しいOh!BENTO!」〜i.club活動報告(2)〜

(報告:仙台事務所 宮川淳)

セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(以下、SCJ)は、ソニー株式会社と協働で、東日本大震災の被災地の子どもたちの支援のために設立したRESTART JAPANファンドの活動の一環として、次世代を担う子どもたちの夢やチャレンジをサポートする“夢実現プロジェクト”を展開しています。支援先の一つである福島県立いわき海星高校アマチュア無線部が2012年10月7日、「全市全郡コンテスト」に参加し、日本全国のアマチュア無線家と交信しました。




当日は雨天でしたが、「いわきの元気を電波にのせて!」を合言葉に、本支援で購入した無線機を使用して部員4名が元気に交信していました。



「こちら、ジュリエット、アルファ、59・・・どうぞ」と自分たちの無線コードを伝えると、電波の向こうにいる無線家が同じように無線コードを伝え、交信成功。このコンテストでは何人の無線家と交信できたかを競うのですが、無線コードの復唱が許されない緊迫感の中、参加した4人が一丸となってコードを聞き取っていました。

アマチュア無線部は情報通信科と専攻科の生徒14名が在籍しており、月1-2回のペースで活動しています。震災前は自分たちで立ち上げたFM局「FM永崎ビーチ(通称ながビー)」活動を通じて、夏休み限定で番組を企画・放送していましたが、震災が発生。「もう一度原点に戻ろう」と一人の人に直接思いを届けることができる無線活動を再開。顧問の日当(ひなた)先生が「自分の気持ちを伝えるというのは素晴らしい。一人でも多くの人に無線の楽しさを知ってほしい。」と語るように、部員たちも無線コードを駆使しながら自分たちの思いを伝えようと、全国の無線家と交信していました。



一番目に交信を担当したのは専攻科1年の柴田君。中学時代に、宇宙技術開発関連に就職した同校の先輩が活躍する新聞記事を目にし、「自分も宇宙技術開発に携わりたい」といわき海星高校に入学しました。その後、宇宙技術開発を支える無線に関心を持つようになりました。「無線は知らない人と顔を見ずに話さないといけないので大変。でもその人も無線が好きで、同じ共通点でつながっている。大変だけど、海外の人とつながったり会話ができたときが一番うれしい。将来は宇宙技術開発に携わる仕事に就きたい」と将来の夢を話してくれました。

また、部長で情報通信科3年生の関根君は、「無線で交信していると、『風評被害に負けないで!』『今の状況はどうですか?』『頑張って下さい』と全国の方たちに応援メッセージをもらうことがある。みんなからもらった応援に応えられるように頑張りたいと思うし、今回のコンテストもいわきから参加することに意味があると思う」と、いわきの元気を電波に乗せて日本全国に届けたいとの思いを語ってくれました。練習場所の確保や機材の整備など、震災前の状況に戻るにはまだ時間がかかりますが、彼らの無線活動が世界につながるよう、RESTART JAPANは応援し続けていきます。




◆「RESTART JAPANファンド」詳しくはこちら
◆子どもたちの夢の実現をサポートする「夢実現プロジェクト」詳しくはこちら

(報告:広報 北村)

世界子供短編映画祭@masda実行委員会

2012/07/14 第4回世界子供短編映画祭@masdaの開催

リトルシニア七ヶ浜チーム

2012/10/23 東海連盟25周年記念全国大会への出場

南相馬市立太田小学校PTA

2012/06/20 劇団風の子 による一人芝居「黄金の実」鑑賞

セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(以下、SCJ)は、ソニー株式会社と協働で、東日本大震災の被災地の子どもたちの支援のために設立したRESTART JAPANファンドの活動の一環として、次世代を担う子どもたちの夢やチャレンジをサポートする“夢実現プロジェクト”を展開しています。今回は支援先の一つである、福島県いわき市「レインボー体操クラブ」の活動をご紹介します。

「今から跳馬の練習を始めます」「よろしくおねがいします」との掛け声から始まった跳馬の練習。練習は、本支援で購入した跳馬器具とポリンボード(跳馬練習用のスプリング式跳躍板)を使用して行われました。



以前は跳び箱を使用して練習していましたが、子どもたちからは「本物の跳馬器具で練習できるようになり、練習が楽しくなった!」との声が聞かれ、跳馬の練習がより一層充実した様子がうかがえました。

この日、人一倍跳馬の練習に真剣だったある女子選手は、「他の選手にとって跳馬は点数が出しやすい種目。だけど私は苦手でした。でも練習するうちに少しずつ克服できた。苦手だった技ができた時、体操をやっていてよかったと思う」と、体操の醍醐味を語ってくれました。

続けて、行われたのが平均台の練習。小さな体で大きく回ります。




待ち時間も床で練習


幼稚園生から高校生までの70名が在籍するレインボー体操クラブは2010年4月に設立され、東北大会ジュニア大会低学年の部で第3位に入賞する選手を輩出するなど、目覚ましい活躍を見せていました。しかし、1年後の2011年に震災が発生。同クラブに通っていた選手の半分が避難を余儀なくされ、体操競技から離れることになりました。レインボー体操クラブの練習会場も地割れや液状化の影響を受けたものの、震災後1か月後には活動を再開。そして、震災から1年半が過ぎた今では、ほとんどの選手が避難先から戻ってきており、震災前と同様、週末を含む週5日の練習が行われています。

指導担当の斉藤先生が「体操をやっていてよかったと思うような環境を作ってあげたい。まずは東北大会上位入賞を目指します!」と熱い思いを語ってくれました。そしてその思いに応えるように、選手コースに在籍する小学5年生の男子選手が「将来は内村航平選手を超えるような選手になりたい。そして、オリンピックで優勝したい。」と将来の夢を披露。その他にも「東北大会で満足できるような演技をしたい!」と高い目標設定で練習に取り組む選手が多く、今回の支援が選手たちの夢をつなぐよう、RESTART JAPANもエールを送り続けたいと思います!



◆「RESTART JAPANファンド」詳しくはこちら
◆子どもたちの夢の実現をサポートする「夢実現プロジェクト」詳しくはこちら

(報告:広報 北村)

ソニー株式会社とセーブ・ザ・チルドレン協働の東日本大震災復興支援プロジェクト「RESTART JAPAN」で支援しているi.clubが8月と9月にワークショップを開催しました。
7月に実施した「Sony Student Project Abroad(China)」では、気仙沼にやってきた中国の高校生との交流会で、地元の高校生は今まで気づいていなかった、たくさんの地元の”いいね!”の存在を発見することができました。それに続く今回のワークショップのテーマは、「高校生がデザインする気仙沼の新しいOh!BENTO!(お弁当)」です。
高校生たちはインタビューを行った人たちに、フィールドワークを通して自分たちで見つけた気仙沼の”いいね!”を「お弁当」という媒体で届けます。
知ったとき、見たとき、食べたとき、”Oh!”と言われるような気仙沼の新しい”Oh!BENTO!”を彼らはどのように考えたのでしょうか。

高校生たちは、8月のワークショップでは、気仙沼の”いいね!”のタネをみつけるために、インタビューとフィールドワークを行い、9月のワークショップでは、自分たちが気づいた”いいね!”のタネからどのようなOh!BENTO!をつくるのがいいのか、アイデアの発想を行いました。10月のワークショップでは、それを気仙沼の方々や外部の方々に伝える予定となっています。
さっそく8月と9月に実施された2回のワークショップの様子を紹介します。

■8月25日「気づく:気仙沼の新しいOh!BENTO!のタネをみつける」

ワークショップの初回は「気づく」の回です。まず高校生たちは、Oh!BENTO!をどのような人に届けるのか?Oh!BENTO!を通して、その人の気仙沼に対する想いをどのように変化させたいのか。そのヒントを探すために、各チームでインタビューを実施しました。
続いて、自分たちが今まで気づかなかった気仙沼の食材や調理法、食文化について知るために、ワークショップ会場の「みなみまちcadocco(カドッコ)」を飛び出して、お魚いちばや復興屋台村に繰り出しました。


はじめて行うインタビュー、最初はどのような質問をすればよいか分からず沈黙が多かったチームも、次第に積極的になり盛り上がりをみせていきました。
フィールドワークでは、チェキ(インスタントカメラ)を使い、店頭に並ぶ興味深い食材を撮影したり、調理法を聞きました。その場所やそこで働いている人だからこそ知っている様々な気仙沼のいいね!をたくさん発見してきました。


 

その日の最後にそれぞれ模造紙に貼ったポストイットと写真を使いながら、発見の共有をしました。メンバーは他のチームやi.club Leaderからも積極的にコメントをもらい、自分たちの気づきをさらに深めたようです。


 

■9月29日「形にする:気仙沼の新しいoh!BENTO!をデザインする」

第2回のワークショップは「形にする」の回。まずは各自が宿題として行ったインタビューやフィールドワークの続きを共有し、メンバーはおもしろいと感じたことを”発見”としてポストイットに書きだしました。こうして大量に出てきた”発見”から特におもしろいと感じた”発見”をイノタネ(イノベーションのタネ)と呼ぶことにしました。


例えば、あるチームではインタビューから「お魚は毎日食べるもの」、「お魚がないとなんかしっくりこない、恋しくなる」という”発見”から、それを端的に言い換えて「魚は米」というイノタネができました。
イノベーションのタネが完成したところで、それらを使ってアイデアを発想しました。今回は3つの手法”イノベーション・イシュー”、”アイデアストーミング”、”イノベーション・シート”を使い、思考の収束と発散によるアイデア発想に挑戦しました。


複数のイノタネの中からいくつかを選び”イノベーション・イシュー”を設定し、「どのようにしたらそのイノタネを△△できるだろうか?」というイシュー(論点)の解決方法を、フィールドワークで発見したイノタネから探しました。
チーム内だけでアイデアを考えていると煮詰まってしまうこともあります。そんなときは、他のチームの人たちにもアイデアを考えてもらうことが有効です。各チームに説明役を一人残し、他のメンバーは別のチームのアイデアを聞き、新たなアイデアを出しました。別のチームにいくと、アイデアが嵐のようにたくさん出て発散することから、これを”アイデアストーミング”と呼んでいます。


最後にイノベーション・シートを作成しました。誰に、どのように変わってもらいたいのか。それをどのようなOh!BENTO!を提供することで実現するのか。その元となるインタビューとフィールドワークの結果はなにか。これらをしっかりもれなく記入していきました。

アイデア完成まであと一歩!

「あー、普段使っていない考え方をしたから、すごく疲れましたー」
高校生たちにとって、朝から夕方まで頭をフル回転させた一日だったのではないでしょうか。次回はいよいよこれまでの活動の発表会です。

気仙沼のいいね!がたくさん詰まったOh!BENTO!を高校生たちが気仙沼の方々や、外部の方々に向けて発信します。

  
「気仙沼に中国から高校生30人がやってきた!」〜i.club活動報告(1)〜

(報告:仙台事務所 宮川淳)

9月13日、セーブ・ザ・チルドレンとソニー株式会社の協働プロジェクト「RESATART JAPAN」の支援により、石巻市立渡波小学校でソニー・サイエンスプログラムが開催されました。
今回は、渡波小学校の4年生44名とその保護者の方々35名の計79名を対象に実施しました。
渡波小学校は東日本大震災で大きな津波被害を受けました。昨年度から保護者の方にソニー・サイエンスプログラムの開催要望を頂いていた中、学校との調整を経て今回初めての開催に至りました。
『「植物原料プラスチック」でストラップをつくろう!』は、植物原料のプラスチックについて知ることで、子どもたちにモノの「原料」について関心を持ってもらい、また同時に「環境」についても学習してもらうためのワークショップです。


ソニー(株)先端マテリアル研究所の藤平さんに講師を務めて頂き、前半は植物原料のプラスチックについて学びました。デントコーンやひまし油などの植物からプラスチックがつくられる説明を受け、子どもたちは不思議な様子でした。


さあ、いよいよ植物原料プラスチックを使ってのストラップづくりのスタートです!
実験の補助メンバーとして、多賀城市にあるソニー(株)仙台テクノロジーセンターの社員の方々にも参加いただき、子どもたちは思い思いにデザインを施していきます。
「もっとカラフルにしたいなあ」
「ビーズはもっと少ないほうがいいですか?」
「リングの穴はここにしよう!」
などなど、それぞれの想いの詰まった作品を机上のホットプレートに乗せて完成を待ちます。
およそ15分間熱を加え、その後冷却し見事完成!

後半の時間には、保護者のみなさんにも一緒に参加してもらい、ストラップづくりを楽しんで頂きました。
その後は、子どもたちと保護者が一緒になってチームをつくり、植物原料プラスチックに関わるクイズに挑戦。
優勝チームの子どもたちには植物原料プラスチックの金メダルが贈られました。


授業の最後に、講師の藤平さんより4年生のみなさんへ修了証の授与がありました。


  

【過去のソニー・サイエンスプログラムの様子はこちらをご覧ください。

(報告:仙台事務所 宮川淳)

セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(以下、SCJ)は、ソニー株式会社と協働で、東日本大震災の被災地の子どもたちの支援のために設立したRESTART JAPANファンドの活動の一環として、次世代を担う子どもたちの夢やチャレンジをサポートする“夢実現プロジェクト”を展開しています。
2012年6月1日から、“夢実現プロジェクト”第1期の助成を受ける団体が、順次活動を開始していますが、その中の1つ、福島県内の高等学校の課外活動で、“じゃんがら念仏踊り”に取り組む福島県立いわき海星高等学校『チームじゃんがら』が、小名浜港で開催された、“練習船福島丸一般公開イベント”にて、じゃんがら念仏踊りを披露しました。




じゃんがら念仏踊りは、江戸時代から受け継がれてきた伝統文化であると共に、亡くなった方を供養する踊りでもあります。 いわき海星高校の『チームじゃんがら』は、この地に根付く伝統文化の継承を目的として、2010年10月に設立。地元を中心に活発に活動していました。そして設立から1年余りが経ったおり、東日本大震災が発生。津波によって踊りのために必要な太鼓などは流されてしまいましたが、震災後も地域の復興と犠牲者の鎮魂の想いを込めて活動を続けています。
現在では、いわき市主催の復興祭、社会福祉協議会大会や、地元の小学校などで舞っています。また日本各地から出演依頼が殺到して、遠征のたびにかかる旅費の工面に苦労するようになったため“夢実現プロジェクト”では遠征の旅費を中心に支援させていただきました。

情報通信科にて無線工学を学んでいる『チームじゃんがら』の戸田優作さんは、「じゃんがらではいろいろな地域のイベントに呼んで頂き、出場することができました。これからも地元の小学校などでじゃんがらを披露し、伝統文化を身近なものにしたい」と話してくれました。


『チームじゃんがら』のメンバーは、じゃんがら念仏踊りを通じて、地元に根付く伝統文化の継承や踊りを見る方たちへ勇気と希望を与えることが出来ればと願っています。熱く燃えるような感情を抱かせるじゃんがらを受け継げるよう、日々練習にはげんでいます。

RESTART JAPANファンドの“夢実現プロジェクト”が、少しでも子どもたちが夢に近づく助けになればと願っています。今後も本サイトで、助成支援団体の活動の様子をお伝えしていきます。

◆「RESTART JAPANファンド」詳しくはこちら
◆子どもたちの夢の実現をサポートする「夢実現プロジェクト」詳しくはこちら

(報告:広報 三輪 喜則)

※公募は終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。

・応募期間:2012年10月1日(月)〜10月31日(水)
・岩手、宮城、福島県内の部活動や地域のスポーツ・文化活動 を支援

公益社団法人 セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(理事長:上野昌也、理事・事務局長:渋谷弘延、以下、SCJ)とソニー株式会社(以下、ソニー)は、東日本大震災の被災地の子どもたちの支援のために協働で設立したRESTART JAPANファンドの活動の一環として、次世代を担う子どもたちの夢やチャレンジをサポートする “夢実現プロジェクト”の第2期募集を10月1日から開始します。

夢実現プロジェクトは、震災の影響で中断されてしまった学校や地域のスポーツ・文化活動の再開、また新たな活動のスタートを後押しすることで、子どもたちが日常生活における楽しさを取り戻し、将来に向けた展望を持つ助けとなることを目指し、活動団体への助成、支援を行うものです。2012年6月〜10月までの活動を対象とした第1期支援の募集総数は323件にのぼり、当初の予定を大きく上回る約120団体に支援を行いました。

本プロジェクトの第2期は、対象地域を拡大し、岩手・宮城・福島県内で、地域に根差して子どもたちが定期的に練習、活動を行っている学校や、地域の子ども向けコミュニティ活動(スポーツ・芸術・音楽・教育・サイエンス・伝統芸能等)を行っている団体を対象に助成金(1団体あたり上限40万円)の支援を行います。助成内容は、震災により破損・流失した備品等の購入費、練習・試合用ユニフォームなどの購入費や大会や練習試合等への遠征費(参加費、交通費、宿泊費等)などを含みます。また、第二期は、スポーツ・文化活動を通じた子ども同士の再会や他地域との交流などを対象とした、人々の『つながりの構築』に関する活動へも助成することにいたしました。支援対象期間は、2013年2月1日〜2013年7月31日です。

震災から1年半が過ぎ、被災地では住環境などの生活基盤の回復が少しずつ進み、子どもたちも日常を取り戻しつつありますが、部活動や放課後の時間に目を向けると、練習の場所や備品の不足、また屋外での活動に制約があるなどの理由で、依然として十分な活動が出来ない学校や団体が多くあります。こうしたニーズが見落とされることのないよう、また、時間の経過によって支援の機運が風化されることのないよう、長期的な支援が求められています。そこで、今後のスポーツ・文化活動を通じた持続的な地域・コミュニティづくりを視点としたニーズ調査を再度行い、その結果を踏まえて新たなプログラムを企画しています。第二期では、企画案を検証するためのパイロット版の助成事業を実施し、今後の夢実現プロジェクトの方向性の検討材料とします。

本プロジェクトには、アディダス ジャパン株式会社、株式会社みずほフィナンシャルグループに賛同いただいております。SCJおよびソニーは、今後も、夢実現プロジェクトをはじめとするRESTART JAPAN ファンドの活動主旨に賛同し、ともに協働プロジェクトを推進していただける企業・団体・個人が増えることで、一人でも多くの子どもたちの夢が実現されるよう、活動を拡げてまいります。

【第2期 夢実現プロジェクト 概要】
対象地域:
岩手県(陸前高田市、釜石市、大船渡市、山田町、大槌町、宮古市)
宮城県(石巻市、東松島市、気仙沼市、七ヶ浜町、名取市、多賀城市、亘理町、 山元町、岩沼市、仙台市若林区、仙台市宮城野区、塩竈市、利府町、 松島町、女川町、南三陸町)
福島県 全域
対象団体:
上記の被災地域に団体の本拠点があり、メンバーとして活動する 子どもたちが震災の影響を受けているコミュニティ団体 (例:小学校〜高等学校の運動部、文化部、地域のスポーツ少年団、子ども向け文化活動団体、子ども会、子ども向けのPTA/自治会/ボランティアグループ/ 伝統芸能保存会/任意団体、NPO法人等非営利団体)
助成内容: 1団体あたり上限40万円での助成金支給(相当品の物品支給なども)
支援件数: 約100団体
募集期間: 2012年 10月1日〜10月31日 *募集要項など詳細はこちらをご参照ください
*ソニーのCSR活動ついては、こちらをご覧ください。
*第一期助成支援団体についてのご報告は、こちらをご覧ください。

【RESTART JAPANファンド】について
2011年6月、SCJとソニーは、東日本大震災後の復興支援、特に次世代を担う子どもたちの支援のための基金として、「RESTART JAPANファンド」を設立しました。 「RESTART JAPANファンド」では、被災地での支援活動を基盤として、東日本大震災で被災した子どもたちの保護とケア、教育、創造的活動を重点とした「RESTART JAPAN支援プロジェクト」を展開しています。 このファンドの主旨に賛同し、ともに協働プロジェクトを推進していただける賛同企業・団体の支援の輪も着実に広がっています。詳細はこちら。

【夢実現プロジェクトに関する一般からのお問い合わせ】
公益社団法人 セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン内 <平日10:00〜18:00>
RESTART JAPAN 「夢実現プロジェクト」協働事務局 TEL.03-6859-6869

【報道関係のお問い合わせ】
ソニー株式会社 広報センター TEL 03-6748-2200
公益社団法人 セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン 広報 佐藤則子 TEL.03-6859-0011

※公募は終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。

子どもたちの“夢・チャレンジ”をサポートする?「夢実現プロジェクト」では、10月1日より、プロジェクトの第二期募集を開始いたします。
東日本大震災の被災地で子どもたちへの支援を行っている団体が対象になります。

募集要項、応募要項など詳しくはこちらをご覧ください。 たくさんのご応募をお待ちしています!

※公募は終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。

10月1日より、第二期夢実現プロジェクトの募集を開始いたします。 下記の募集要項をご確認の上、ふるってご応募ください。

応募期間  2012年10月1日(月)〜31日(水)※消印有効

応募方法 所定の書類(1〜3)をダウンロード・ご記入の上、下記申請書類送付先までE-mailまたは郵送にてお送りください。 その際、下記の「第二期 助成募集案内」や「申請書記入の注意事項」などをよくお読みください。

◆募集要項 第二期 助成募集案内【PDF

◆必要提出書類
1 申請書 【PDF】【Word
2 収支予算書【PDF】【Excel
3 チェックシート【PDF】【Excel
(4)*見積書  ※該当団体のみ要提出。書式は自由です。各団体にてご用意ください。 ※10万円以上の同種類の物品・サービス購入あるいは改修を行う場合は見積書、または商品カタログ等の金額がわかる資料を添付してください。

◆補足資料
申請書記入の注意事項【PDF
収支予算書記入例【PDF

◆よくある質問と回答【PDF

◆参考資料:「助成金について〜初めて申請をされる団体の方へ〜」 【PDF
夢実現プロジェクト助成金事業についての参考資料です。 評価される団体のポイントなども載っていますので、是非ご覧ください。 ご不明な点がありましたら、申請書類の提出前に、お気軽に事務局までご相談ください。

申請書類送付先・お問い合わせ先
公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
『夢実現プロジェクト』 協働事務局
〒101-0047 東京都千代田区内神田2-8-4 山田ビル3階
Tel: 03-6859-6869 Fax: 03-6859-0069
e-mail:yume-project@savechildren.or.jp

お問い合わせ 月〜金曜日(祝祭日を除く) 10:00-18:00 担当:川原、奥山

※お問い合わせの前に、別紙の「よくある質問と回答」をご確認ください。
※お問い合わせの際は、「夢実現プロジェクト」の件とお伝えください。

たくさんのご応募、お待ちしております!

福島県立磐城高等学校吹奏楽部

2012/06/17 東京特別公演の実施(東日本大震災復興祈念)

ソニー株式会社とセーブ・ザ・チルドレン・ジャパン協働の東日本大震災復興支援プロジェクト「RESTART JAPAN」で支援しているi.club(主催:NPO法人Motivation Maker)が、7月25日、宮城県気仙沼市にて中国からの留学生30名と国際交流を行いました。
留学生はソニーが実施している「Sony Student Project Abroad(China)」で中国から来日している30名の高校生。i.clubはトライアルプログラムの第1弾として地元の4つの高校から23名が参加しました。生徒たちは午前中から一緒に気仙沼を見て回り、一緒に食事をして、気仙沼という場所の「いいね!」を「外の視点」と「内の視点」から探し、午後のワークショップで意見交換をしました。
「中国人留学生の見た気仙沼の魅力」と「地元高校生が予想する地元の魅力」にはどんな違いがあったのでしょう。

午前中は気仙沼の魚市場を訪問。初めて見るセリの様子に留学生たちは興味深々。魚市場の屋上で東日本大震災発生後から地元で活躍されているNPO法人の方からお話をしていただきました。気仙沼の高校生たちも初めて知る話も多く、震災後いろいろな支援活動が行われていることを再認識していました。

魚市場を後に、お昼は唐桑へ移動してランチです。地元の水産業の方のお話を聞いた後、気仙沼のお弁当を一緒に食べました。高校生たちの表情も徐々に柔らかくなり、言葉の違いに戸惑いながらもコミュニケーションをとっていました。

お弁当の後は巨釜へ移動。
ここでも地元で活躍されている方々のお話をききながら、長い階段をおりて折石(おれいし)を見学しました。

ここまでのプログラムの中で、高校生たちはそれぞれ気仙沼の「いいね!」のタネをいくつ見つけられたのでしょうか?
折石の絶景を楽しんだ後、唐桑を離れ、いよいよワークショップ会場の松岩公民館へ移動します。

中国の高校生には気仙沼のどんなところにグッときたのかを伝えてもらい、日本人の高校生には中国の高校生にとってどんなところがグッときたのかを予想してもらいました。高校生たちはお互いの言語をしゃべることはできませんが、伝えたい・知りたいという思いを大切にし、絵・写真・ジェスチャー等を駆使することで、一生懸命コミュニケーションをとりました。最後には各グループから、どのような点で中国と気仙沼の高校生の予想に違いがあったのかを発表してもらいました。

気仙沼の高校生にとっては意外な回答も多く出てきました。
例えば、中国の高校生にとっては気仙沼の自然、特に海と山が一体となっている様子に感動を覚えた学生も多かったのですが、それは気仙沼の高校生にとっては、当たり前すぎて気づいていなかった地元のよさでした。その他にも、「生まれて初めて、海と山に囲まれた自然の中でお弁当を食べたことに感動した」という意見もありました。中国の高校生にとって気仙沼の高校生と一緒に、唐桑の大自然の中でお弁当を食べるということは、とても衝撃的だったようです。気仙沼のお弁当を「一緒に食べる」という行動自体がお互いの距離をグッと縮めてくれることに気づいたようです。

今回の交流を通して、気仙沼の高校生たちは今まで気づいていなかった、たくさんの地元のいいね!を発見することができたのはないでしょうか。
i.clubの活動には、地元のいいね!に「気づく」「形にする」「伝える」の3つのステップがあります。今回見つけたたくさんの気づきを、次回以降のi.clubの活動の重要なポイントになっていきます。
「RESTART JAPAN」は引き続きi.clubの活動支援を通じて、被災地の子どもたちがいろいろなことにチャレンジする機会を応援します。

【i.clubとは】
地元密着イノベーション・クラブ i.club 未来の地元のイノベーターへの第一歩。

Sony Student Project Abroad(China)とは

(仙台事務所 宮川淳)

セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは、次世代を担う子どもたちの支援のために「RESTART JAPANファンド」を設立しており、このたび、その活動に賛同したヒルトン東京ベイの支援により、宮城県石巻市の津波被害を受けた小学校へ、体育用品の支援事業を行いました。
現在、学校の学習環境は少しずつ回復されてきているものの、まだ完全な回復はしていません。その状況の中、宮城県教育庁からの要請により、石巻市内の津波被災があった小学校15校を対象に体育用品の支援をすることとなりました。

詳しい様子などぜひこちらをご覧ください。

セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは、次世代を担う子どもたちの支援のために「RESTART JAPANファンド」を設立しており、このたび、その活動に賛同したヒルトン東京ベイの支援により、宮城県石巻市の津波被害を受けた小学校へ、体育用品の支援事業を行いました。
現在、学校の学習環境は少しずつ回復されてきているものの、まだ完全な回復はしていません。その状況の中、宮城県教育庁からの要請により、石巻市内の津波被災があった小学校15校を対象に体育用品の支援をすることとなりました。今回はその15校のリクエストのうち、特に緊急性を有する物品を支援することになりました。この支援により、子どもたちの成長に大切な体育の学習環境が改善され、震災前の水準の教育を受けられる学校環境に近づいています。

〈湊第二小学校〉


こちらは、湊第二小学校、3年生仲良し4人組。提供したボールを手に、笑顔でポーズを決めてくれました。現在は開北小学校の敷地内に建てられた仮設校舎で学校生活を送っています。新しいボールに大変喜んでいました。


〈湊小学校〉

湊小学校へは巻尺や運動会のピストル、写真の中で先生が右手に持っている電子ホイッスルを提供しました。伺った時間はスポーツクラブのみんなの活動時間中で、ドッジビーという新スポーツをやっていました。担当の佐々木先生から、電子ホイッスルはとても便利と伺いました。


〈船越小学校)
〈開北小学校〉

左は船越小学校の跳び箱です。現在、高校校舎の一部を借りての学校生活ですが、高校生用の跳び箱は大きすぎるため、小学校用の跳び箱を提供することとなりました。
右は開北小学校のフラフープ。休み時間に2年生の女の子が回すところを披露してくれました。色とりどりの輪の中から「青がいい」と選び取り、上手に回していました。


〈大街道小学校〉
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大街道小学校へは、校舎と体育館をつなぐ渡り廊下の、すのこを提供しました。昨年、津波によってすのこを流失してしまったため、体育館への行き来が土足になってしまい、校舎や体育館をきれいに保つのが大変だったそうです。
昨年は、卒業式の時すのこがないままでは大変汚れた会場になってしまう、と先生方が心配されていました。しかし、なんとか卒業式前に提供することができ、「本当に良かった」とおっしゃっていただきました。


〈雄勝小学校〉

雄勝小学校は、現在、河北中学校の校舎で学校生活を送っているため、大きな体育用品などを保管する場所がありません。そのため今年度は、ソフトバレーボールやボールかごのリクエストをいただきました。バレーボールで遊ぶ中に、震災直後の避難所で開設していた「こどもひろば」に参加していた子どもの姿もありました。少したくましくなっていたようで、嬉しくなりました。


〈中里小学校〉

中里小学校へは、屋内用ウレタンマットを提供しました。


また、中里小学校が震災後避難所として使用されていたときに、暖をとるため体育館の暗幕が引っ張り取られて、レールが壊れてしまったということで、そのレールの補修も支援しました。そして、冬期の風邪予防のために加湿器の支援もしました。


〈貞山小学校〉

貞山小学校は、運動会へ招待していただきました。あいにく提供したセーフティーマット(写真右)の活躍する場面はなかったのですが、みんなの元気な姿を見せてもらいました。


〈住吉小学校〉

住吉小学校へは、綱引きロープと平均台を提供しました。伺った日は運動会の練習日でしたが、みんな本気で頑張っていますね。


〈釜小学校〉

運動会当日にお邪魔した釜小学校へは、綱引き用ロープの巻き取り器を提供しました。なんとも長いロープでしたが、巻き取り器でスムーズに準備・後片付けが進められ、安全に保管されていました。


〈中里小学校〉

同じく提供品のコーナーポストも「大変活躍しています」と教頭先生から教えていただきました。写真は1年生の「だるまさんGO」という競技です。だるまさんの被りもので目隠しした子どもが、友達に手を引かれてコーナーポストめがけて走っていく競技です。中には、目隠ししている子どもの方が手を引いて先を行く珍しいチームもありました。

各校を訪問する中で、現在のそれぞれの状況を聞くことができました。空きスペースが少なく、欲しい支援品を受け取ることができなかったり、時間的な制約から運動する機会が減ってしまっていたり、多くの学校がまだ様々な問題を抱えていました。しかし、そんな中でも実に明るく、たくましく毎日の学校生活に向かっている子どもたちと、先生たちの姿を見ることができました。
運動会の日、釜小学校の校長先生からは「昨日より今日、去年より今年。少しずつ復興に向かっていくものだと思います」というお話を伺いました。私たちはこれからも、その歩みに寄り添っていきたいと思います。

(報告:仙台事務所 斎藤)

セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(以下、SCJ)は、ソニー株式会社と協働で、東日本大震災の被災地の子どもたちの支援のために設立したRESTART JAPANファンドの活動の一環として、次世代を担う子どもたちの夢やチャレンジをサポートする“夢実現プロジェクト”を展開しています。

このプロジェクトでは、震災の影響で中断されてしまった学校や地域のスポーツ・文化活動を再開、また新しい活動のスタートを後押しします。子どもたちが日常生活における楽しさを取り戻し、将来に向けた展望を持つ助けとなることを目指し、活動団体への助成・支援を行うものです。

6月1日から、“夢実現プロジェクト”第1期の助成を受ける団体が、順次活動を開始しています。その中の一つ、岩手県山田町で活動する『ひまわりジュニアギタークラブ』が、6月24日に町内の大浦漁村センターで開催した、「子どもギターライブコンサート 復興」の模様をお届けします。

ひまわりジュニアギタークラブは、子どもたちや多くの人々にクラッシックギターの存在を知ってもらいたい、親しんでもらいたいと、2004年6月に設立されました。しかし、東日本大震災の津波や火災により、5名の子どもたちがギターや演奏の道具を失ってしまい、チューニングもままならない中古ギターを使って練習を行っていました。
困難な状況での活動の中で、震災により様々な支援を受けたことで、子どもたちの心の中に、「支援を受けるだけではなく、自分たちでも演奏で山田町の人々に喜んでもらいたい、元気付けたい」という気持ちが生まれました。そこで、町内の仮設住宅に住む人々やお年寄りを対象に、慰問ライブコンサートを9月まで複数回行うことをみんなで決めました。
“夢実現プロジェクト”では、クラブが継続して活動できるように、震災で失った楽器や道具の購入資金を支援させて頂きました。現在クラブには、小学生から中学生の子ども14名、大人5名が所属し、活動しています。


コンサート当日は、第1部で「エーデルワイス」「きらきらぼし」など、子どもから大人まで慣れ親しんでいる馴染みの曲や、「浜辺の歌」「赤とんぼ」「浜千鳥」のように昔懐かしい童謡、「上を向いて歩こう」のようにみんなが元気になる曲、合計10曲が演奏されました。
第2部では、「手をたたきましょう」「ふるさと」「浜辺の歌」「上を向いてあるこう」の4曲を、子どもたちの演奏で観客のみなさんと一緒に歌いました。


クラブ最年少のメンバーの指揮で、会場の皆さんと歌います。

開演前の子どもたちは、緊張した様子もなく、学年に関わらず仲がいい様子が垣間見えました。しかし演奏が始まると、楽譜を見つめる子どもたちの目がとても真剣で、“プロの顔”でした。会場の観客の皆さんも、子どもたちの演奏をとても楽しんでいると同時に、温かく見守っているようでした。


新しく購入したギターを持って、記念撮影。


吉田 空さん(左)と阿部 瑞希さん(右)

クラブに所属する吉田 空さん(小学5年)は、「コンサートでは、聞いてくれるみなさんが笑顔になってくれることが一番うれしいし、やりがいを感じます。普段は、木曜日に2〜3時間くらい全体練習、ギターを持って帰る時には、家で1時間くらい練習しています。曲を弾く時に、指をいっぱい動かすことが難しいです。」と、話してくれました。
阿部 瑞希さん(小学5年)は、「練習は大変だけど、ギターが好きだから大丈夫。山田町の様々な地域で演奏会をもっともっと行い、いろいろな人に曲を聞いてもらって、笑顔を届けたい」と、話してくれました。

クラブの代表の清水 克子さんは、「震災前には、クラブに何となく入った子どもも多かったのですが、震災後、全国から様々な支援が届くのを身近で見て、子どもたちは『ただもらうだけではなく、何かお返しをしないといけない。』『自分たちの演奏を、仮設住宅に住む人々やお年寄りに聞かせたい、喜んでもらいたい。』と言うようになりました。震災前は、そのようなことを言う子どもたちではありませんでした。子どもたちは、震災を経験したことで大きく成長しました。クラブの大人は、そのような子どもたちの気持ちを最大限尊重し、子どもたちが主体的にクラブを運営していけるように、サポート役に徹します。」と、話していただけました。

RESTART JAPANファンドの“夢実現プロジェクト”が、少しでも子どもたちが夢に近づく助けになればと願っています。今後も本サイトで、助成支援団体の活動の様子をお伝えしていきます。

(報告:広報 三輪 喜則)

セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(以下、SCJ)は、ソニー株式会社と協働で、東日本大震災の被災地の子どもたちの支援のために設立したRESTART JAPANファンドの活動の一環として、次世代を担う子どもたちの夢やチャレンジをサポートする“夢実現プロジェクト”を展開しています。

このプロジェクトでは、震災の影響で中断されてしまった学校や地域のスポーツ・文化活動を再開、また新しい活動のスタートを後押しします。子どもたちが日常生活における楽しさを取り戻し、将来に向けた展望を持つ助けとなることを目指し、活動団体への助成・支援を行うものです。

6月1日から、“夢実現プロジェクト”第1期の助成を受ける団体が、順次活動を開始しています。その中の一つ、岩手県山田町で活動する『ひまわりジュニアギタークラブ』が、6月24日に町内の大浦漁村センターで開催した、「子どもギターライブコンサート 復興」の模様をお届けします。

詳しくはこちらをぜひご覧ください。

6月19日、ソニー株式会社とセーブ・ザ・チルドレンによる協働の東日本大震災復興支援プロジェクト「リスタートジャパン」の支援により、宮城県東松島市の大塩小学校にて小学5年と6年生を対象に「ソニー・サイエンスプログラム」が行われました。



昨年から5回目の開催となる今回は、理科実験の授業の一環として「つくって、わかる。3Dワークショップ」をソニーのエンジニアの方から実験を交えて教えてもらいました。



大画面で錯視(さくし)を利用した画像をみんなで体験。
動いていないはずの静止画像を見て、「波みたいに動いてるー!」、「ぐるぐるまわって見える!」と子どもたちも不思議な様子。



人は左右の目で別々のものを見て、脳の中で奥行きを感じていることを博士から教えてもらいます。それからみんなで3Dミラーゴーグルをつくります。うまく立体的に見えるかは鏡の張り付ける位置が重要です。博士の説明を聞きながら、実験補助のスタッフと一緒にみんなが自分専用の3Dミラーゴーグルをつくりました。早くつくれた子どもたちはシールやペンできれいに、かっこよくデコレーションしました。


完成した3Dミラーゴーグルで事前に撮影したみんなの集合写真や、積木の写真をのぞきました。うまく立体で見られた子どもたちは「見えた!」、「前の人が飛び出して見える!」と大興奮。うまく見られない子どもたちは鏡の角度を調整したりしながらいろいろな写真を試していました。


博士から修了証書を受け取りあっという間の90分授業が終了です。
休み時間には3Dカメラで撮った自分の姿を3Dテレビで見たり、デジカメに使用されている人の笑顔を感知する技術を活用したシステムで、笑顔を採点したりして楽しみました。



今後も「リスタートジャパン」では被災地の学校で子どもたちにさまざまな実験や体験を通じ、未来を考えるきっかけとしてソニー・サイエンスプログラムを開催していきます。

(報告:仙台事務所 宮川)

この度、ソニーとセーブ・ザ・チルドレン協働の東日本大震災復興支援プロジェクト「リスタートジャパン」は、宮城県気仙沼市にて、イノベーション教育の先駆け的存在の「東京大学i.school」から生まれたNPO法人Motivation Makerと共に、「i.club:気仙沼の中高生から始まる、地元密着イノベーション・クラブ活動」を開催します。
では、i.clubを主催されているNPO法人Motivation Makerの小川悠さんに、地元イノベーターとi.clubについてご紹介いただきます。

■地元イノベーターとは?
「地元イノベーター」とはなんでしょう?私たちが考える地元イノベーターは、自分の住んでいる地元の「いいね!」に「気づく力」、「かたちにする力」、そして「伝える力」をもっている人です。例えば、あなたの地元で定番のお土産はありませんか?今では定番のそのお土産も、元は地元にありふれた食材・文化・風習でした。お土産のいいね!に誰かが気づき、かたちにし、その良さを広く他の人にも気づいてもらうことに成功しました。そんな地元発の新たな価値を創出した人を地元イノベーターと呼べるのではないでしょうか。地元イノベーターは、決して遠い存在ではなく、またその土地に住んでいる人だけとも限りません。もしかしたら、あなたの地元のおばちゃんかもしれないし、今では別の地域に住んでいる人かもしれません。そしてあなた自身がそうなるのかもしれません。

■i.clubとは?
「i.club(あいくらぶ)」とは、東京大学i.schoolから生まれた中高生が地元イノベーターを目指すイノベーション・クラブ活動です。
日本の各地域でみられる若手リーダー不足は、震災前からあった都市部への人材流出やリーダー教育の機会の不足が原因となって起こる問題です。この問題を解決することが、日本の明るい未来につながると私たちは考えています。気仙沼が、i.clubの活動によって日本で初めてこの問題を解決する地元の1つになると信じています。

「自分も地元のためになにかできるかもしれない」

そんな気持ちを中高生のうちから抱くことが、未来の地元イノベーターを育むきっかけになると信じています。

地元の良さには、その外に出てからふと気がつくものです。また年齢を重ねるにつれ、自分の地元に貢献したい・恩返ししたいという気持ちが募るものではないでしょうか。しかし、高校を卒業してからすぐに大学進学や就職などで地元を一旦離れてしまうと、地元の理解を深める時間や、地元の多様な世代の人たちとのつながりを新たにもつこと困難です。そのような状況では、地元イノベーターとなるはずの若者と地元との関わりはなんとなくのうちになくなってしまう。これは気仙沼だけでなく日本各地で起こっていることです。




i.clubには2つの特長があります。
第1に、i.clubコーチ陣が学び実践してきたフィールドワークの方法やアイディアの発想法を地元の中高生に伝えることで、中高生は自らの地元をよく知り誇りをもつようになります。
第2に、i.clubの中心となる参加者は中高生ですが、その活動にはいま地元で活躍する大人たちや、いま地元を離れている大学生にも参加してもらいます。それによって、いままでなかった地元の人たちとの接点を持ってもらうようにします。i.club経験者の中高生が近い将来、地元のイノベーターになるのが私たちの望みです。




地元イノベーターになることはそう簡単なことではありません。地元イノベーターには既存の概念にとらわれることなく、世の中を少しでも良くするアイデアを考え、そのアイデアを実現するために最後まで自分を信じる力が必要となります。
なぜ簡単でないのか?それは、周りの大人が「挑戦していいよ」と言ってくれる機会が少なかったからだと私たちは考えています。
i.clubコーチ陣は、東京大学i.schoolやNPO法人Motivation Makerの活動を通じて、さまざまな挑戦する機会に恵まれ、その環境に感謝の念を抱き続けてきました。今度はi.clubコーチ陣が中高生に挑戦する機会を与える番です。i.clubは中高生にとって全身全霊で挑戦できる機会です。

日本に無数にちらばる地元のいいね!をかたちにできる中高生を育てる!
地元の土と、外部からの風で、新しい風土をつくりあげる!

それが私たちi.clubが目指す新しいクラブ活動です。
その活動が気仙沼からはじまります。

(報告:仙台事務所 宮川 淳)

4月2日から第一期の募集を行った、子どもたちの夢やチャレンジをサポートする “夢実現プロジェクト”。
助成を受ける120団体の選出が行われ、各団体の活動が6月1日から順次スタートしました。

4月末までの申請期間に受け付けた応募総数は323件にのぼり、
子どもたちの描くゴールや震災の影響、地域への貢献などを考慮し厳選なる審査を行った結果、
当初の予定数を大きく上回る、120団体に支援が決定しました。

詳しくはこちらをぜひご覧ください。

4月2日から第一期の募集を行った、子どもたちの夢やチャレンジをサポートする “夢実現プロジェクト”。助成を受ける120団体の選出が行われ、各団体の活動が6月1日から順次スタートしました。

4月末までの申請期間に受け付けた応募総数は323件にのぼり、子どもたちの描くゴールや震災の影響、地域への貢献などを考慮し厳選なる審査を行った結果、当初の予定数を大きく上回る、120団体に支援が決定しました。
申請の中には「僕たちは、住むところも学校も仮設です。柔道場も借りている場所です。30年以上続く団体を僕たちの代で失くしたくないと思います」「さびしくくらしているお年よりに日本のうつくしいきょくをえんそうしてなぐさめたいです」など、子どもたちの夢やチャレンジが書かれた夢シートを添付している団体が多く見られました。
また、「こうした子どもたちの夢をかなえるためにも思い切り活動をさせてやりたい、子どもたちが元気になることで地域が活性化されることを望んでいる」という大人たちの切なる思いも込められていました。本プロジェクト第一期の活動期間は、6月1日から10月31日で、今後支援対象団体は、手続きを進めながら順次活動を行っていきます。なお、第ニ期の募集は10月を予定しております。

◆助成支援団体一覧はこちら →スポーツ分野 文化分野 (PDFファイル)

◆助成支援団体数

【夢実現プロジェクト第一期実施概要】
助成支援団体数:計120団体 (岩手県 23、宮城県 32、福島県 65)
助成事業期間:2012年6月1日〜10月31日
助成支援団体:被災地地域で活動する学校、コミュニティ団体(※)
(例:小学校〜高等学校の運動部、文化部、地域のスポーツ少年団、子ども向け文化活動団体、子ども会、子ども向けのPTA/自治会/ボランティアグループ/ 伝統芸能保存会/任意団体等)

(※)団体の拠点を有する地域
岩手県:(陸前高田市、釜石市、大船渡市、山田町、大槌町)
宮城県:(石巻市、東松島市、気仙沼市、七ヶ浜町、名取市、多賀城市、亘理町、山元町)
福島県:全域

助成内容: 1団体あたり上限50万円での助成金支給 
(大会や練習試合等への遠征費(参加費、交通費、宿泊費等)や、震災により破損・流失した備品等の購入費、練習・試合用ユニフォームなどの購入費や実際の備品の提供などを含む)
団体の活動地域は、岩手県、宮城県、福島県 他

※今後の活動の様子は「夢実現プロジェクト」ウェブサイトにアップしていく予定です。

「夢実現プロジェクト」の第一期募集が終了いたしました。
たくさんのご応募をいただき、ありがとうございました。

こちらのページでも告知いたしておりますので、ご参照くだされば幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。

第一期募集は、4月28日をもって終了いたしました。たくさんのご応募をいただきまして、有難うございました。
結果状況については、追って発表いたします。

また、第二期募集も予定しております。

募集時期等が決定いたしましたら、こちらも発表いたします。

お問い合わせは、下記連絡先までお願いいたします。
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公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
『夢実現プロジェクト』 協働事務局

〒101-0047 東京都千代田区内神田2-8-4 山田ビル3階
Tel: 03-6859-6869 Fax: 03-6859-0069
e-mail:yume-project@savechildren.or.jp
お問い合わせ 月〜金曜日(祝祭日を除く) 10:00-18:00
担当:川原、梶
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RESTART JAPANの取り組みの一環で、ソニー吹奏楽団の演奏による「ファミリーコンサートin多賀城」が、多賀城市民会館大ホールで開催されました。

このイベントは、多賀城市の菊地 健次郎 市長とソニー株式会社の中鉢 良治 副会長が発起人となり、多賀城市民の皆さんとソニー株式会社 仙台テクノロジーセンターの社員、ソニー吹奏楽団の団員が“ファミリー”のように一体となって、一緒に温かい音楽を創り上げようと、多賀城市民や仙台テクノロジーセンター社員を招待して行われました。

当日の盛り上がりの様子など、ぜひこちらからご覧ください!

4月7日、ソニー吹奏楽団の演奏による「ファミリーコンサートin多賀城」が、多賀城市民会館大ホールで開催されました。セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは、ソニーと共に子どもの保護とケア、教育、創造的活動を重点とした「RESTART JAPANファンド」を展開しており、その支援プロジェクトの一環として、今回のファミリーコンサートに協力させて頂きました。
このイベントは、多賀城市の菊地 健次郎 市長とソニー株式会社の中鉢 良治 副会長が発起人となり、多賀城市民の皆さんとソニー株式会社 仙台テクノロジーセンターの社員、ソニー吹奏楽団の団員が“ファミリー”のように一体となって、一緒に温かい音楽を創り上げようと、多賀城市民や仙台テクノロジーセンター社員を招待して行われました。
ソニー吹奏楽団は、日中は通常業務に携わるソニー株式会社とソニーグループの社員により構成される職場吹奏楽団です。1958年に設立されたソニーで最も長く続いている課外活動であり、毎週水曜日と隔週土曜日に活動しています。

■ソニー吹奏楽団による演奏
第1部では、「セレモ二アル・マーチ」、「森の音楽隊」、「東北地方の民謡によるパラフレーズ」、「パリの喜び」の4曲が演奏されました。

特に「東北地方の民謡によるパラフレーズ」では、岩手、宮城、福島に伝わる民謡メドレーが演奏されました。普段の演奏会ではあまり見られない吹奏楽と和太鼓のコラボレーションで民謡が演奏され、どこか哀愁を感じさせる曲調と、「ドンドン」と力強く打ち鳴らされる和太鼓が、普段の民謡とは異なる独特のメロディーを奏でていました。

第2部では、「“ファミリー”のように一体となって」という演奏会のコンセプトのもと、会場の皆さんと一緒に楽しめる曲が演奏されました。親子で一緒に楽しめる「ディズニー・クラシックス・レビュー」、どことなく古き良き時代を感じる「『ALWAYS三丁目の夕日』ハイライト」、人気アニメ主題歌の「勇気100%Brass Rock」の3曲です。どの曲も馴染みのあるものであり、会場の皆さんはそのメロディーに聞き入っていました。

■自分も楽器になってみよう!! ボディパーカッション
音楽は、楽器を使わなければできないわけではありません。体を使って音を出す「ボディパーカッション」に会場の皆さんと挑戦しました。
ボディパーカッションとは、体全体を打楽器にして、リズムを演奏することです。手拍子であれば「パン」、お腹だと「ポン」、ひざだと「パチン」、足踏みだと「ドン」、というように体のあちこちを叩いて色々な音を鳴らすことで、楽しいリズム遊びができます。
楽器を演奏している団員が、普段とは勝手の違う体を使って、「Rock Trap」、「ロコ・モーション」の2曲を個性豊かに表現しました。

■多賀城市の中学生と一緒に〜吹奏楽団との合唱共演
ソニー吹奏楽団では、多賀城市の子どもたちと何か一緒にできないかと考え、市内の中学生と合唱共演することとなりました。当日は、多賀城中学校、第二中学校、東豊中学校、高崎中学校の合計4校の吹奏楽部に所属する、106名の中学生が参加しました。

「他校のみんなと一緒に合唱できるのは楽しみ。」
「普段使う楽器とは異なる音の表現ができてうれしい。」
合唱に参加した中学生は、感想を話してくれました。
合唱では「翼をください」、アンコールとして「あすという日が」、「WAになっておどろう」の合計3曲を歌いました。「WAになっておどろう」では、ステージから中学生が観客席に降り、会場の皆さんと一緒に合唱しました。
また、第二部の冒頭にセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンの渋谷 弘延 事務局長より、「RESTART JAPAN」の概要や東日本復興支援事業の活動について説明させて頂きました。

■多賀城市内の小学生と一緒に演奏
ファミリーコンサートが開催された翌日の4月8日、ソニー吹奏楽団の団員が、多賀城市内の小学生に、楽器の指導教室を開催しました。参加したのは、『ブライトキッズ』に所属する小学生8名です。

子どもたちは、それぞれのパートごとに分かれて指導を受けました。
「最初から強く吹くのではなく、最初はゆっくり。運動でも最初から全力疾走はしんどい。楽器を吹くときも同じ。」
「息継ぎにアクセントをつけることで、音にリズム感が出る。」
「楽譜をじっと見るのではなく、正面の壁の先を見るようなイメージで吹くと良い。」
「腹式呼吸を使うことで、楽器に良い音が伝わる。」
子どもたちは、楽団の団員から丁寧に正しい楽器の吹き方や、日頃の練習の心構えを教えてもらいました。真剣に団員の言葉に耳を傾けて、練習に取り組む子どもたちの姿が印象的でした。
練習終了後、楽団の団員と子どもたちは、一緒に演奏を行うこととなりました。子どもたちにとって、このように本格的な環境で吹奏楽団と一緒に演奏できる機会はあまり無く、とても貴重な機会です。「ディズニー・クラシックス・レビュー」、「テキーラ」の2曲を演奏しました。

最初は少し緊張した表情だった子どもたちも、ソニー吹奏楽団と一緒に演奏する頃には、練習の成果を生かし、堂々と担当のパートを演奏しました。「楽しかった。」と感想を語る子どもの表情は、充実感に満ちているように感じました。
RESTART JAPANファンドでは、子どもたちが学校の通常の授業だけでは体験できない様々な体験を通じて、視野を広げてもらおうと活動を行っています。今後もみなさまのご支援のもと、子どもたちの夢や希望につながるプロジェクトを継続してまいります。

(報告:広報 三輪 喜則)

東日本大震災から1年が経過した2012年3月、新たなプロジェクト「夢実現プロジェクト」がスタートします!

「夢実現プロジェクト」は、子どもたちの”夢・チャレンジ”をサポートするプロジェクト。

震災の影響で中断されてしまった学校や地域のスポーツ・文化活動の再開、また新たな活動のスタートを後押しすることで、子どもたちが日常生活における楽しさを取り戻し、将来に向けた展望を持つ助けとなることを目指し、活動団体への助成、支援を行います。

第一期は、2012年4月2日から28日まで募集を行い、岩手・宮城・福島県内の対象地域内で、小学校から高校生が地域に根差して定期的に練習、活動を行っている学校や、地域のコミュニティ活動(スポーツ・芸術・音楽・教育・サイエンス・郷土芸能等)を行っている団体を対象に助成を行います。
詳しくは、下記ページをぜひご覧ください。

「夢実現プロジェクト」ページトップ

“夢実現プロジェクト”スタート 〜子どもたちの”夢・チャレンジ”をサポートします〜
夢実現プロジェクト 第一期募集要項について

※公募は終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。

4月2日より、夢実現プロジェクトの第一期募集を開始いたします。 第一期の応募に必要な書類は以下のとおりです。
応募される方は、下記の書類をダウンロードし、申請書等の作成をしてください。
応募期間は、2012年4月2日(月)から28日(金)までです。 もし、ご不明な点がありましたら、申請書類の提出前に、お気軽に事務局までご相談ください。

◆申請書類フォーマット
申請書 【PDF】【Word
収支予算書【PDF】【Excel

◆申請に関する説明資料
第一期 募集案内【PDF
申請書記入の注意事項【PDF

◆記入例 記入例
(郷土芸能団体) 【申請書サンプル】 【収支予算書サンプル
(スポーツ少年団) 【申請書サンプル】 【収支予算書サンプル

以下が、お問い合わせ先・申請書類送付先になります。

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公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
『夢実現プロジェクト』 協働事務局
〒101-0047 東京都千代田区内神田2-8-4 山田ビル3階
Tel: 03-6859-6869 Fax: 03-6859-0069
e-mail:yume-project@savechildren.or.jp
お問い合わせ 月〜金曜日(祝祭日を除く) 10:00-18:00 担当:川原、梶
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たくさんのご応募、お待ちしております。

公益社団法人 セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(理事長:上野昌也、専務理事・事務局長:渋谷弘延、以下、SCJ)とソニー株式会社(以下、ソニー)は、東日本大震災の被災地の子どもたちの支援のために協働で設立したRESTART JAPANファンドの活動の一環として、次世代を担う子どもたちの夢やチャレンジをサポートする “夢実現プロジェクト”を4月2日から開始することを発表しました。本プロジェクトへの賛同企業からの支援として、アディダス ジャパン株式会社より、スポーツに関わる活動に対し、資金援助及びスポーツ関連の物品供与等を行うサポートが表明されています。

震災から1年が過ぎ、被災地では住環境などの生活基盤の回復が少しずつ進み、子どもたちの日々の生活も回復に向かっています。しかしながら、部活動や放課後の時間に目を向けると、練習の場所や備品の不足、また屋外での活動に制約があるなどの理由で、依然として充分な活動が出来ない学校や団体が多くあります。こうしたニーズが見落とされることのないよう、また、時間の経過によって支援の機運が風化されることのないよう、長期的な支援が求められています。

“夢実現プロジェクト”は、震災の影響で中断されてしまった学校や地域のスポーツ・文化活動の再開、また新たな活動のスタートを後押しすることで、子どもたちが日常生活における楽しさを取り戻し、将来に向けた展望を持つ助けとなることを目指し、活動団体への助成、支援を行うものです。子どもたちの活動がより活発になることで、地域のおとなたちや保護者間のつながりを強め、被災地におけるコミュニティの再生に貢献することも目指しています。

本プロジェクトでは、4月2日から28日まで、岩手・宮城・福島県内の下記対象地域内で、地域に根差して子どもたちが定期的に練習、活動を行っている学校や、地域の子ども向けコミュニティ活動(スポーツ・芸術・音楽・教育・サイエンス・伝統芸能等)を行っている団体を対象に助成金(1団体あたり上限50万円)の第一期募集を開始します。助成内容は、主に大会や練習試合等への遠征費(参加費、交通費、宿泊費等)や、震災により破損・流失した備品等の購入費、練習・試合用ユニフォームなどの購入費や実際の備品の提供などを含みます。

SCJおよびソニーは、今後も、夢実現プロジェクトをはじめとするRESTART JAPAN ファンドの活動主旨に賛同し、ともに協働プロジェクトを推進していただける企業・団体・個人が増えることで、一人でも多くの子どもたちの夢が実現されるよう、活動を拡げてまいります。

【夢実現プロジェクト概要】
対象地域:
岩手県 (陸前高田市、釜石市、大船渡市、山田町、大槌町)
宮城県 (石巻市、東松島市、気仙沼市、七ヶ浜町、名取市、多賀城市、亘理町、山元町)
福島県 全域

対象団体:
上記の被災地域に団体の本拠点があり、メンバーとして活動する子どもたちが震災の影響を受けているコミュニティ団体
(例: 小学校〜高等学校の運動部、文化部、地域のスポーツ少年団、子ども向け文化活動団体、子ども会、子ども向けのPTA/自治会/ボランティアグループ/ 伝統芸能保存会/任意団体等)

助成内容:1団体あたり上限50万円での助成金支給(相当品の物品支給なども)  
支援目標:年間約120団体
募集期間:第一期 2012年 4月2日〜4月28日/ 第二期 2012年10月以降 (第一期と同等の支援を予定しています)

*ソニーのCSR活動について
http://www.sony.co.jp/csr

【夢実現プロジェクトに関する一般からのお問い合わせ】
公益社団法人 セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン内 <平日10:00〜18:00>
RESTART JAPAN 「夢実現プロジェクト」協働事務局 TEL.03-6859-6869

【報道関係のお問い合わせ】
ソニー株式会社 広報センター  TEL 03-6748-2200
 
公益社団法人 セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン 広報 佐藤則子 TEL.03-6859-0011

ソニー株式会社とセーブ・ザ・チルドレンによる協働の東日本復興支援プロジェクト「リスタートジャパン」の支援により、岩手県の大槌町立大槌中学校にて1年生105名を対象に「ソニー・サイエンスプログラム」が行われました。

このプログラムは、ソニーが50年以上前から、「未来を拓くカギは“科学技術”であり、科学技術を子どもたちに親しんでもらうことが社会をよくするためには必要」だと考えて、実施されているものです。

岩手県の大槌中学校でおこなわれたレポート、ぜひご覧ください!

紙から発電?!ソニー・サイエンスプログラム@大槌中学校

2月17日、ソニー株式会社とセーブ・ザ・チルドレンによる協働の東日本復興支援プロジェクト「リスタートジャパン」の支援により、岩手県の大槌町立大槌中学校にて1年生105名を対象に「ソニー・サイエンスプログラム」が行われました。このプログラムは、ソニーが50年以上前から、「未来を拓くカギは“科学技術”であり、科学技術を子どもたちに親しんでもらうことが社会をよくするためには必要」だと考えて、実施されているものです。


今回は、昨年の12月にエコプロダクツ展にて発表されたばかりの最先端技術「紙から発電する“バイオ電池”」について、ソニーの社員有志のエンジニアの方から実験を交えながら教えていただきました。



何が行われるのか緊張した様子で生徒たちは説明を聞いていました。
後ろの方では「紙でどうやって電気ができるんだろう。不思議だね。」と小さな声が聞こえていました。



1:段ボール 2:雑誌 3:新聞紙 4:普通紙 5:トイレットペーパー
1〜5の異なる種類の紙から一つを選び、選んだ紙を細かくちぎってビンに入れ、そこへ酵素を元気にするために、あらかじめ温めておいた酵素溶液を注ぎます。
その後、液体と紙の入ったビンを温度が下がらないように手で温めながら10分間、シェイク!!
「飛び散ったらどうしよう。」、「これ甘いのかな?」と話しながら、みんなで交代しながらビンを振っているうちにあっという間に10分たってしまいました。


シェイクした溶液をろ過してやさしく絞り抽出します。
「こぼすなよ。」「破けたらどうする?」
慎重に実験は進みます。


バイオ電池(上画像:机上の右側の白く四角い板)に抽出された液体をゆっくりと注ぎます。こぼさないように、少しずつ…みんなで交代しながら注いでいきました。
これで、うまく酵素により紙の成分であるセルロースが分解され、ぶどう糖になっていれば、ぶどう糖と酸素が反応して、電気エネルギーが作られるはず。回路をつなげばプロペラが回るはずです。
「プロペラ回ると思う?」と質問したところ、みんな「絶対回る!」と答えてくれました。



ついにきました、緊張の一瞬…回路をつなぐと…なんと!!プロペラが回る!!
見事に発電できたという証拠です!

どのグループでもうまくプロペラが回り、5種類あったどの紙でも実験は成功しました。



身近にある不要な材料で「電気」を作ることができることがわかり、大槌中学校の生徒のみなさんと一緒に、未来のエネルギーについて考える機会となりました。今後も「リスタートジャパン」では被災地の子どもたちにさまざまな実験や体験を通じ、未来を考える機会づくりをすすめていきます。

紙から発電するバイオ電池

「自分で電力を作ったよ!!」 ソニー・サイエンスプログラム@宮城県石巻市

ソニー・サイエンスプログラム 手作りICレコーダー“でんごんちゃん”で音遊び@岩手県山田町

ソニー・サイエンスプログラム

(報告:遠野事務所 藤原)

2011年11月30日から12月25日に開催致しました「第44回愛の泉」にたくさんの募金をお寄せ頂きまして、誠にありがとうございました。
皆さまからお寄せいただいた募金総額は合計2,054,164円となりました。

皆さまから「愛の泉」にお寄せいただいた募金は、「RESTART JAPANファンド」をとおして、東日本大震災で被災した子どもたちの教育と創造的活動を重点とした支援に活用させていただきます。


「愛の泉」募金を贈呈される ソニー企業株式会社 代表取締役社長 齋藤惠治様(右)、
目録を受けとるセーブ・ザ・チルドレン・ジャパン事務局長 渋谷弘延

第44回目を迎えた今年は、ソニービル1F(屋外)に設置された募金箱や、ソニービル館内の募金箱へ募金いただいたほか、電子マネー「Edy」やオンラインでのPC壁紙購入やポイントによる募金など、さまざまな方法で全国かららご参加いただきました。

皆さまのご協力に心より感謝申し上げます。

詳しくはこちら
http://www.sonybuilding.jp/csr/ainoizumi11/index.html

1月13日、石巻市立広渕小学校でソニー・サイエンスプログラム「つくって、わかる。発電・蓄電ワークショップ」が、6年生の授業として開催されました。ソニー・サイエンスプログラムは、実験などを通じて子どもたちに科学への好奇心や探究心を引き出すことを目的にソニーが50年以上実施している活動です。このたび、ソニー株式会社とセーブ・ザ・チルドレンの協働プロジェクト「RESTART JAPAN」の支援活動の一環として、発電や蓄電をテーマに“電気と暮らしとの深い関わり”を知ってもらうことを目的に、3回目の被災地でのワークショップが実現しました。

広渕小学校の6年生39名が参加した当日の様子をお届けします。

■振動型発電機(スティックジェネレーター)の組み立て

前半の授業では、それぞれの教室でソニー株式会社の矢島 正一 さん、新倉 英生 さんが講師となり、“どうして電気をつくらないといけないのか”の説明から始まりました。1)身の回りには、いろいろな電気を使う機械製品があり、それらなしでは生活が成り立たない。 2)石油など火力発電に使う化石燃料には限りがある。 3)太陽光や風力発電など再生可能なエネルギーだと地球にやさしい。 4)電気を自分で作れると地球にやさしい、という4点のポイントを説明した後、実際に“磁石”と“コイル”を使って、振動型発電機“スティックジェネレーター”の組み立てを行いました。


スティックジェネレーターの説明。コイルと磁石があれば、電気を作ることができます。

スティックジェネレーターの組み立て。細かい作業だが、みんな真剣に作成中。

 

コイルを配線基板につなげるなど、少し細かい作業もありましたが、ソニースタッフに手伝ってもらいながらみんな無事に作ることができました。完成したスティックジェネレーターは、上下に振ることで明かりが点灯します。点灯した瞬間、子どもたちからは「ついた、ついた!!」「どうして明かりがつくの?不思議」といった、大きな歓声が上がりました。


明かりをつけるために、みんな必死に振っています。

スティックジェネレーターの明かりは、振ることでコイルの間に磁石が通り電気が発生することで点灯します。振らなければ、明かりは点灯しません。「明かりをつけるって、すごく疲れる」と、子どもたちは電気を安定して作り続けることの大変さを実感していました。

スティックジェネレーターは振り続けなければ、電気は流れず明かりは点灯し続けません。そこで常時明かりを点灯させるために、電気をためるコンデンサーという小さな部品をスティックジェネレーターに取り付けました。コンデンサーのおかげで電気をためることが可能になり、振ることを止めても明かりがしばらく点灯するようになりました。このシステムは蓄電池と同じ構造です。


ソニースタッフに教えてもらいながらコンデンサーを取り付けます。

電気をためたことで振らなくても点灯するようになりました。

 

■「スマートコミュニティ」を体験しよう
後半の授業では、場所を教室から家庭科室に移し、電気を自分たちで作ることもでき、環境にやさしい都市「スマートコミュニティ」を体験する実験を行いました。4つのグループに分かれ、グループ毎に電気をためるコンデンサーをみんなでつなぎ、一斉にスティックジェネレーターを振って電気をためます。そしてプラレールやロボットなどで作られた玩具の街を、自分たちでためた電気を使って動かす実験を行いました。

電気をためる工程では、どのグループが一番多くの電気をためることができるのか競争です。同じグループの友だちと協力して、一生懸命スティックジェネレーターを振って電気を作りました。子どもたちからは、「みんなと協力して一つのことができたから、楽しかった」「自分たちで作った電気で玩具の街が動いたなんて、信じられない」という声が聞かれました。


みんなのスティックコンデンサーを蓄電装置につないでいます。

グループのみんなと協力して、電気をためます。

うちわであおぐことで風力発電による電気を作ります。

蓄電した電気で玩具を動かします。

 

また子どもたちは、電気は太陽光、風、水、太陽熱、地熱、波力、バイオマス、雪氷熱、温度差・・・など、様々な源で作ることができることを学びました。特に、ブドウ糖を使って、普段飲むジュースからも発電ができることには、子どもたちも非常に驚いていました。「自分で電力を作ることができて楽しかった」「発電は手で回すだけではなく、様々な方法でできることを知って勉強になった」という声も聞かれ、電気と生活が密接に関わっていることを体得できた授業のようでした。
さらに、ソニー株式会社が最近発売した家庭用蓄電池のことも紹介され、授業で使用されていたテレビが蓄電池で動いていたことを知ると、驚いた表情をしていました。

セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンでは、子どもたちが学校の通常の授業だけでは体験できないさまざまな実験や体験を提案し、新しい発見を通じて視野を広げてもらう取り組みを行っています。今後も様々な関係機関と協力し、子どもたちの将来につながる気付きを提供できるような取り組みを継続してまいります。
(報告:広報 三輪)

ソニー・サイエンスプログラムについて(発電・蓄電ワークショップ)

ソニー・サイエンスプログラム 手作りICレコーダー”でんごんちゃん”で 音遊び

12月18日、「FIFA クラブワールドカップジャパン 2011」決勝戦を大画面で見る“パブリックビューイング・イン・東北”が、福島県会津若松市、宮城県多賀城市、岩手県陸前高田市の3か所で開催されました。このイベントは、世界最高のサッカークラブチームを決める決勝戦を、275インチの迫力の大スクリーンでみんなと一つになって応援して被災地の絆を強めよう!と、地元の少年サッカーチームや仮設住宅にお住まいの方々を招待して行われました。ソニーとセーブ・ザ・チルドレンの協働プロジェクト「RESTART JAPAN」によって実現した本イベントでは、3会場併せて700名超の子どもたちやおとなたちが試合を楽しみました。

前回の福島県会津若松市の模様に引き続き、今回は宮城県多賀城市・岩手県陸前高田市でのパブリックビューイングの様子をお届けいたします。

■パブリックビューイング in 宮城

当日は、会場の多賀城市総合体育館に約300名が訪れました。パブリックビューイング開催前の特別イベントとして、地元のサッカー少年団9チームが出場するフットサル大会が行われ、多くの子どもたちがお昼すぎから会場に集まりました。この日は、元「ベガルタ仙台」の千葉直樹さんが、特別に「ソニー仙台FC」の一員として参加、子どもたちと一緒にフットサルを楽しみました。18年間「ベガルタ仙台」でプレーをした千葉さんは、地元のサッカー少年にとって憧れの存在。千葉さんと一緒に子どもたちは元気にフットサルのコートを駆け回っていました。大会終了後には、千葉さんやソニー仙台FCの選手たちと子どもたちとのトークセッションが行われました。プロサッカー選手と身近で接することができた子どもたちは、ワクワクした様子で質問をしたり、選手たちの話を聞いていました。



ゴールめがけ渾身のキックの瞬間!!


プロサッカー選手と真っ向勝負


憧れのプロサッカー選手とのトークセッション

■パブリックビューイング in 岩手

会場の陸前高田市スポーツドーム(サンビレッジ高田)には、陸前高田市街地や近隣の大船渡市から直通バスが運行され、約150名の子どもたちやおとなたちが訪れました。ここは、半屋外という立地で、当日の寒さを心配していたのですが、パブリックビューイング開始前には、炊き出しで熱い豚汁とおにぎりが配られ、冷えた体を温めることができました。また、試合前日の12月17日に発売されたばかりの「Play StationR Vita」の体験コーナーには、多くの子どもたちが集まり、ゲームに熱中していました。



温かい豚汁で体もポッカポカです


ソニースタッフが親切にゲームの操作を教えます


やがて、世界一のクラブチームを決めるサッカーの試合が始まると子どもたちは、固唾をのんで試合を見守っていました。(財)日本サッカー協会が主催する被災地復興支援チャリティープロジェクトRE-KICKOFF JAPANの一環として、「FCバルセロナ」に所属し、スペイン代表選手でもある、シャビ・エルナンデス選手や同じく同チームでブラジル代表のダニエウ・アウベス選手など、世界を代表するサッカー選手たちの応援メッセージ映像や、インターネットを通して世界各国のサッカーファミリーから集められた応援メッセージが会場の大型スクリーンで特別に上映されました。
また、同協会より3会場に参加した子どもたちに合計300個のサッカーボールが寄贈されました。



ブラジル代表 ダニエウ・アウベス選手からのメッセージです


憧れの選手からのメッセージに、福島会場と同様に宮城と岩手の各会場でも、サッカー好きの子どもたちには貴重な思い出になったと思います。サッカーによって、被災地の絆を強めよう!と企画されたパブリックビューイングで、子どもたちがサッカーを通じ、将来の夢や希望を創造することを期待しています。



セーブ・ザ・チルドレンの被災地での活動に関してプレゼンテーションさせて頂きました


これからも、子どもたちが家族や仲間と過ごす時間、スポーツや好きなことに熱中する時間、そして地域の人たちと一体感を持てる時間を生み出す活動を継続していきます。

(報告:広報 三輪)

◆ソニーのCSR活動について
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/csr/

12月18日、「FIFA クラブワールドカップジャパン 2011」決勝戦を大画面で見る“パブリックビューイング・イン・東北”が、福島県会津若松市、宮城県多賀城市、岩手県陸前高田市の3か所で開催されました。このイベントは、世界最高のサッカークラブチームを決める決勝戦を、275インチの迫力の大スクリーンでみんなと一つになって応援して被災地の絆を強めよう!と、地元の少年サッカーチームや仮設住宅にお住まいの方々を招待して行われました。 ソニーとセーブ・ザ・チルドレンの協働プロジェクト「RESTART JAPAN」によって実現した本イベントでは、3会場併せて700名超の子どもたちやおとなたちが試合を楽しみました。

3つの開催地のうち、今回は福島県会津若松市でのパブリックビューイングの様子をお届けいたします。


ホールに設置された大画面で、みんなと一緒にサッカーの試合を観戦。大きくて明るい画面がすごい迫力!!
開催の日、会場となった会津若松市文化センターのまわりは一面の雪景色でしたが、夕方7時の開場を待たずにたくさんの子どもたちが続々とやってきました。開催を前に、会津若松市内に避難してきた小・中学生を対象に案内チラシを配布したり、市内、近郊にお住まいの方をはじめ、地元のサッカーチームの子どもたちや保護者の方々を中心に参加を呼び掛けたところ、当日は約200人の子どもとおとながパブリックビューイングを楽しむために集まってくださいました。


開場直後受付には行列が。子どもたちには、RESTART JAPANの缶バッジと
(財)日本サッカー協会が主催する被災地復興支援チャリティプロジェクト
RE-KICKOFF JAPANのボンフィンをプレゼント。
ホール内でのサッカー観戦のほかに、会場では炊き出しのカレーと、試合前日の12月17日に発売されたばかりの「Play Station® Vita」が、参加者の体験用に10台用意されていました。会場にやってきた子どもたちは、まっさきに体験コーナーに走ります!そして、おなかをすかせた子どもたちは、ソニーグループ社員のボランティアの方々がふるまうカレーをほおばります。

Play Station® Vita 体験コーナーは大人気!!

ソニースタッフが丁寧に使い方を教えてくれます。

監督とコーチとみんなでやって来ました!ジョカト―レのみなさん。左から2番目がキャプテンの岩澤君。

 

「サッカーの練習が終わってから来ました!1ヵ月前から今日のことを聞いていたので、すごく楽しみにしてました。Play Station® Vitaも体験できてうれしい。タッチパネルが新しい!!」と語ってくれたのは、地元の少年サッカーチーム ジョカト―レのキャプテンの岩澤 凌君(小6)。メンバーのみんなは口をそろえて「将来はサッカー選手になりたい!」と答えます。そんな彼らは、真剣なまなざしでサッカーの試合を観戦し、ハーフタイムにはホールを飛び出してPlay Station® Vita体験スペースに走り、さらにカレーをお代わりし、またサッカー観戦、と会場内を元気に動きまわって大好きなサッカーを満喫していました。


12月11日(日)、岩手県釜石市で「『鎮魂と復興』かまいしの第九」演奏会が開催されました。
当日は、RESTART JAPANプロジェクトの一環で支援をさせていただいた釜石東中学校の全校生徒が演奏会に参加し、合唱するということで、SCJスタッフも整理券を手にその歌声を聞こうと会場へ向かいました。


これまでの会場だった釜石市民会館が被災したため、今年は釜石高等学校第一体育館で開催

「かまいしの第九」は1977年に初演が行われ以来、釜石の年の瀬の風物詩として毎年多くの市民が楽しみにしています。ところが、3月11日、東日本大震災が起こり、釜石市民も甚大な被害を受けました。演奏会に参加される方の多くも被災しており、今年の演奏会開催は難しいと思われていました。
そのような状況の中、実行委員会や関係者の皆様が開催の継続に奔走し、震災から2カ月後に、今年も「かまいしの第九」が開催されることが決まったのです。
開会に先立ちご挨拶された野田武則釜石市長は「かまいしの第九は釜石の奇跡」であると述べられ、開催の喜びを語られました。


かまいし第九の会、東中全校生徒、他校の生徒、約400人による大合唱


「かまいしの第九」への参加が決まり、東中学校全校生徒による第九の練習が始まったのは7月。 その後、家でもパートごとに練習ができるように、RESTART JAPANにご協力を頂いているソニーミュージックから、東中全校生徒187名分の「第九」練習用CDが、今夏届けられました。


その後も生徒たちは放課後各パートに分かれて毎日練習しました。歌詞に慣れるためにドイツ語の勉強もしたそうです。11月に入ると指揮者の山?先生の指導のもと全校生徒で通し練習が行われました。しかしながら、オーケストラと市民合唱団のみなさんとの全体練習ができたのは、開催前日だったそうです。オーケストラと歌うなんて初めてのことだし、ドイツ語は難しいし、練習は大変だった、と生徒たちは口々に言っていました。

「今日は、生徒一人ひとりが目標を持って歌いました。支援をしてくださった方々、ありがとうございます」と生徒会長の沼? 健さん(中3)は、演奏後(?)会場に集まった人々に向かって挨拶をしてくれました。一人ひとりの目標とは、演奏会の2週間ほど前にみんなで書きこんだそうで、その一部を以下お伝えします。

◆「第九のステージで私が伝えたいこと」釜石東中◆
・今生きていることの喜びを伝える
・被災したけれどいまここで元気に歌っていることを伝えたいです
・第九という一つの歌の素晴らしさを伝えたい。被災した人たちに少しで も勇気や元気、希望などを分けてあげたいと思った。あとは被災地に少しでも元気になってほしいということを伝えたいです。


「第九の本番では、僕たちの“元気”そしてこれからの“希望”を聞いて下さる方々に伝えたいです。また僕たちが歌うことが“復興の第一歩”となるように頑張りたいです」と目標を掲げていた沼?さんは、「最初はこんな難しいことができるのかな、と思いました。全校生徒をまとめるのは大変だったけど、これまでの練習の苦労も今日の合唱ですべて吹き飛びました」と合唱後の感想を述べてくれました。


一人ひとりの「鎮魂と復興」の思いを胸に歌い上げた第九に、
集まった約1000人の市民の皆さんからの終わることのない拍手が鳴り響きました。

合唱後、みんなと歌い上げることができて感動した!!と語る東中の男子生徒
生徒会長の沼?健さん(中3)前から二列目左から二番目

東中の全校生徒の胸には赤いRESTART JAPANのバッジが!!

「かまいしの第九」は、自らも被災している中で、歌によって元気と勇気を、そして復興への第一歩を歩んでいこうという、今生きている私たちに熱い思いを届けてくれました。セーブ・ザ・チルドレンも、東中のみなさんから勇気をいただき、これからもますます支援に励もうと思いました。
応援しています!!

参考: RESTART JAPAN with TUBE
ソニーミュージックによるRESTART JAPAN with TUBEのオフィシャルサイト
http://www.sonymusic.co.jp/Music/Arch/AI/restart/index.html

12月18日(日)、岩手県陸前高田市、宮城県多賀城市、福島県会津若松市において、
「FIFAクラブワールドカップジャパン2011」の決勝戦を大画面で見るパブリックビューイングを開催します。 

このイベントは、東日本大震災の復興支援活動の一環として、ソニーとセーブ・ザ・チルドレンが協働で行うプロジェクト「Restart Japan」が、地元の皆さまにお届けするものです。
世界のクラブチームの頂点を目指して競われるクラブワールドカップの決勝戦を、250インチ以上の迫力ある大スクリーンで堪能しませんか。
なお、決勝戦の前には各会場で、楽しいイベントや炊き出しも行われます。

※クラブワールドカップに関連するその他のソニーの活動について(プレスリリース):
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/201112/11-153/

1968年から毎年開催されているソニーグループのチャリティプログラム、「愛の泉」募金が今年も開催されています。
第44回目を迎えた今年は、「For the Next Generation」をテーマに、皆さまからお寄せいただいた募金をRestart Japanファンドに寄付し、東日本大震災で被災した子供たちの支援活動に使われます。

またソニービルでは「愛の泉」と同期間に「Dream X’mas 2011」が開催されています。
幻想的なクリスマスオブジェが銀座の街に彩りを加えるとともに、大画面ビジョンでは、オブジェを見ている人々が映し出され、バーチャルで雪降り注いだり、様々な形のオーナメントが映し出されたり、ロマンチックな演出が繰り広げられます。

幻想的でロマンチックなイルミネーションを楽んで頂くとともに、子どもたちにも思いを馳せて頂ければと思います。

詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.sonybuilding.jp/csr/ainoizumi11/



オブジェはカラーが変化して、幻想的な世界を演出してくれます!

先日、セーブ・ザ・チルドレンとソニー株式会社による東日本大震災への協働プロジェクト「RESTART JAPAN」の支援で福島県立相馬農業高校 本校及び飯館分校の一年生全員、計94名に制服(冬服)の支援をさせていただきました。

相馬農業高校は、東日本大震災による原発事故の影響を受け、屋内避難区域および緊急時避難準備区域の指定により移転を余儀なくされ、隣接した他校の体育館を借り受け、パーテションで仕切った教室をサテライト校として教育活動を再開していました。2学期からはプレハブ2階建ての仮設校舎が完成しましたが、9月末には緊急時避難準備区域が解除されたため、現在は元の校舎に帰還しています。
厳しい環境の中で学業に励む学生たちも多くは被災しており、震災後に入学した新一年生は、新しい学生のシンボルである制服の購入が難しく、9月までそれぞれの中学校の制服を着用していました。そこで、RESTART JAPANの支援で、新一年生全員に秋に向けて冬服を贈呈させていただくことになり、10月からの衣替えに合わせて冬服を着用していただけるよう、9月29日に贈呈式を行いました。

当日は、渡邊芳広校長先生と代表生徒からのお礼のお言葉をいただき、ソニー株式会社CSR部 シニアCSRマネージャー 樋口詩子氏、ソニーエナジー・デバイス株式会社の総務部郡山総務課 課長 半澤美鶴夫氏、セーブ・ザ・チルドレン復興支援事業部 部長 宮下より、3名の代表生徒に制服を贈呈させていただきました。

後列右より、ソニーエナジー・デバイス株式会社 半澤氏、ソニー株式会社 樋口氏、
セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン 宮下

その後、各教室では放課後に、先生からそれぞれの生徒さん達に制服が手渡されました。

みんなそれぞれ名前の書かれた箱を受け取り、席で中身を確認しました。早速、制服に袖を通してみる男子学生、箱の中の制服のセットを確かめて、慎重にまた元に戻す女子学生。
「これでやっとみんな同じ制服で授業ができますね。3年間使う制服を大切にしてください」と担任教諭からの言葉。
あるクラスの学級日誌には、「今日の朝は少し寒かったです、、、。明日冬服が来るのですごく楽しみです。」と書かれていました。みんな夏の間に採寸を済ませ、制服が届くのを心待ちにしていたことを知りました。震災前、新入生は春から高校の制服を着て通学する期待に胸を膨らませていたに違いありません。新学期からは半年近く経ってしまいましたが、今回の制服支援が、震災後の困難な環境にある学生たちが高校生活を謳歌する助けになってくれればと願っています。

被災地の未来を担う学生たちが、のびのびと学業に励めるように、これからも支援を継続していきます。応援しています!!

(報告:広報 佐藤)

◆ソニーのCSR活動について
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/csr/

「ヒルトン東京ベイ・クリスマス・トレイン」今年も運行しています!ヒルトン東京ベイでは、毎年この時期限定で「クリスマス・トレイン」を展示しています。ヨーロッパの冬の山村風景を再現したジオラマの中、カラフルな鉄道模型が走ります。緻密に再現された冬の風景の中には、ひげを生やした車掌さんや列車を待つ家族の姿も見られますよ!

この素敵な冬のイベント「ヒルトン東京ベイ・クリスマス・トレイン」の広告収入の一部は、Restart Japanファンドに寄付されます。

誰かがそばにいることを大切に思うこのシーズン、皆さまも是非足を運んでみてはいかがでしょうか。

詳しくはこちら http://www.hiltontokyobay.jp/event/christmas2011/

リオデジャネイロに到着したサッカー少年たちは、地元サッカークラブの子どもたちとの親善練習や、翌日に控えるイベント本番のリハーサルをこなした後、ビーチサッカーを楽しみました。

そしてイベント当日。

7月30日 午前 チャリティイベント開催


コパカバーナビーチに特設されたスタジアム 晴天!

3000人の観客で埋め尽くされ、熱気にあふれるスタジアム

約140人のブラジルの子どもたちも招待されていました。


エキシビジョンマッチ出場の選手らとともに入場。軽くウォームアップも。
元Jリーガーのアルシンド氏(左から2人目)、元ブラジル代表のカフー氏(右端)


エキシビジョンマッチ終了後は、サンクスバナーを持って選手たちと再登場


ソニーから記念品(なんとプレイステーション3 FIFAバージョン!!)を贈呈
元ブラジル代表、元日本代表監督 ジーコ氏(中央)、 右隣へ、ソニー株式会社
業務執行役員SVP 鹿野氏、セーブ・ザ・チルドレン・ブラジル 事務局長、セーブ・
ザ・チルドレン・ジャパン 渋谷事務局長、元ブラジル代表選手カフー氏



ソニー プレーステーション3を使って、リオの会場と岩手にいる家族とライブ中継でチャット。


日本代表VSブラジル代表選終了後は、トロフィーのプレゼンターも務めました。


日本代表選手と。クールなプレーはあこがれです。


なんと、サッカー少年4人にその場でユニホームをいただきました。やったー!!

少年たちは、日本と海外のメディアから取材を受けました。

「たくさんの人に励ましてもらって、自分たちもみんなを励ませるような元気なプレーをしたいと思いました」と、今回の大震災で海外からもたくさんの支援をいただいたことへの感謝の気持ちと、被災地の代表としてサッカーを通じて、日本とブラジルの交流の橋渡しをしてくると出発前に語った誓いを果たした思いでいっぱいのようでした。

「日本に帰ったらもっともっとサッカーの練習をがんばりたい!!」と、将来への希望に胸をふくらませ、4人はイベント終了後も観客のいなくなったコートで思いっきりビーチサッカーを楽しんでいました。

7月30日夕方 グレミオ vs フラメンゴ観戦



グレミオのユニフォームに着替えてスタジアム入り。
今夜、彼らはグレミオのエスコートキッズを務めます。


スタジアムは、ロナウジーニョが移籍したフラメンゴのファンでいっぱい。
かなりアウェイな雰囲気、、、。


選手とともにピッチに登場。がんばれっ!!!


選手たちとともに、客席のグレミオファンにあいさつ。よくやった!!!

4人はその後、客席に戻って試合をくいいるように観戦していました。サッカーの本場ブラジルのプレーと熱狂的なファンの熱い声援に沸きたつスタジアムで本場の熱気を体感しました。

リオを経つ日の午後、最後までビーチサッカーを楽しみました。時間があれば、とにかくサッカーをしたい!! と現地でボールを購入してビーチサッカーをしました。

子どもたちは「ブラジルで思い切りサッカーを楽しめたことで、被災地の代表としての役目を果たせたと思う」と語ってくれました。



コパカバーナビーチで。

<番外編>

たくさんの一流選手たちと会いました!


ジ―コ氏にサインと記念撮影


快くサインに応じてくれたカフー氏(上)と、前園氏


とっても気さくなアルシンド氏と一緒に

みなさまのご支援、ご協力ありがとうございました!!!

2014年ワールドカップブラジル大会へ向けたイベントの一環として、ソニーが東日本大震災への復興支援のために開催するチャリティイベントに、被災地のサッカー少年たちが招待されました。

これは、東日本大震災の支援のためにソニーとセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンが協働で立ち上げたプロジェクト「RESTART JAPAN」のプログラムのひとつとして実現したものです。サッカーを通して一流選手やブラジルの子どもたちと触れ合うことで、これからの復興に情熱と信じる力、未来への希望を被災地に届けたいとの思いから、岩手県釜石市のサッカーチームの小学生が選ばれ、イベントの開催地であるブラジル・リオデジャネイロに向かいました。

出発前、サッカー少年たちは「ブラジル・サッカーの戦術、技術を学んできたいです!」「被災してサッカーができなくなってしまった人たちの分も思い切りサッカーをしてきます!」「サッカーでブラジルの人たちと交流したいです」と、意気込みを語っていました。

7月26日 釜石駅出発
7月28日 リオ デジャネイロ到着 日本領事館レセプション出席
7月29日 午前 地元のサッカークラブの子どもたちと親善練習




サッカークラブのみんなと。気分はすっかりメンバーの一員



クラブのカフェテリアでみんなと一緒にランチ



子どもたちに言葉の壁はありません。Ciao!またね。


「シュートがすごく力強かったよ」「将来の夢はプロのサッカー選手になること!」など、大好きなサッカーを通じて、日本語とポルトガル語の壁など気にならないかのように、子どもたちはすぐに打ち解けていました。

少年4人は、リオデジャネイロの印象を聞かれると「カーニバルとサッカー。お料理が美味しい」、「サッカーコートがいたるところあって、ビーチでもみんなサッカーをしている。それに、こっちのゴールは日本のより幅が広いように感じる」と答えました。「その通り。ゴールが入りやすくできてるんだよ」と大人が言うと「でも得点されやすいのはいやだな」と真剣に返答していました。




会場入り口で先ほどのサッカークラブの少年たちと再会!





さらにうれしいハプニング!!
元ブラジル代表選手サンパイオ氏と元日本代表選手前園氏と対面。



観客のいないスタジアムでリハーサル



そしてビーチサッカー!!!

さて、明日の本番はどうなるのでしょうか。ドキドキ

<後篇につづく>




夕暮れのコパカバーナビーチ

7月2日、山田町にある小学校の教室をお借りして、ソニーのご支援による一足早い「夏休みこども理科教室」を開催しました。
当日はSCJが支援している放課後児童クラブに通う子どもたちを中心に、小学校1年生から6年生の子どもたち23名が参加し、手作りのICレコーダー”でんごんちゃん”を作りました。


ソニーのインストラクターの方の説明通りに手際よく部品を組み立てていく子、作業工程を先読みして組み立てようとする子、友達と一緒にネジを回す子、それぞれ進み具合に差はありましたが、最後にはシールとマジックを使って思い思いにデコレーションをほどこし、個性的な”でんごんちゃん”が出来上がりました。
完成した”でんごんちゃん”に声や周囲の音を録音、再生させて音遊びを楽しみました。「あー、あー、聞こえますか」とか「うー、うー」と車のサイレンの声マネをお互いに録音したり、中には「がんばろう山田町」と、はげましの声を録音したりしている子もいました。



また、でんごんちゃんを作った後は、ソニーの方から”音のしくみ”について教えていただきました。子どもたちはみな興味津々で聞き入っていました。




帰り際、「また何かこうしたイベントがあったら、やりたい!」と感想を言う子もいて、終始子どもたちの笑顔が広がる一日となりました。



今回講座を実施してくださったソニーは、これまでも、セーブ・ザ・チルドレンの活動を通して子ども支援にサポートいただいており、東日本大震災では、次世代を担う子どもたちの支援のためにSCJと協働で「RESTART JAPANファンド」を設立。資金援助のほか、告知活動や教育ツールの提供も行っていただいています。
今回は、被災地のひとつである山田町の子どもたちのために、科学の原理を学びながら好奇心や創造性を育む機会を提供する「ソニー・サイエンスプログラム」を大分にあるソニー・太陽(株)から”出前講座”していただきました。

セーブ・ザ・チルドレンでは、夏休み期間中も様々な方たちのご協力を得ながら、子どもたちのための講座やイベントを実施する予定です。