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ベトナム
(公開日:2017.03.13)

【防災】水の事故から子どもたちを守る

 
セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは、洪水などの災害が慢性化しているベトナム南部メコン川流域のドンタップ省ホングー郡の6つのコミューンにおいて防災事業を開始しました。

ホングー郡は大都市ホーチミン市から車で5時間。この地域の気候は乾季(11〜3月)と雨季(5〜10月)に分かれます。乾季の川の水量は少ないのですが、雨季になり雨量が増えると次第に増水し、土手を乗り越え村々に流れ込みます。場所により水位は5〜6mを超え、その状態が2〜3か月続くため、遊んでいて川に落ちたりするといった子どもの水の事故が多く起こります。2014年の同省全体の子どもの水の事故数は56件にのぼり、このうち6〜15歳の子どもの被害は18名(全体の32%)、6歳未満の子どもの被害は38名(全体の67%)と報告されています。

本事業では、学校21校(小学校15校、中学校6校)と地域の自然災害対策委員会および行政官を対象に、地域に根差した防災のまちづくりを目指していきます。具体的には、コミューンの人々が参加して防災計画を立てたり災害リスクマップを作ったり、学校でも防災計画を作ったり、子ども防災クラブを立ち上げて啓発活動を行ったりします。

今回は、事業対象地の学校や村を訪問し、村の人々や、先生、子どもたちから直接話を聞いてきました。特に、小学校で話を聞くと、様々な現状が見えてきました。例えば、ある小学校の30歳の男性の先生によると、「自分が子どもの頃は川で遊んだりしていたのだけれど、次第に水が汚染されてきたため、いつの間にか子どもたちは川遊びをしなくなった。だから泳げる子が少なくなった。」とのこと。また、別の学校で子どもたちに話を聞いたところ、泳げる子はほんの数名で、特に、泳げる女子児童はほとんどいないということもわかりました。プールを設置した学校では、水泳の練習をすることで泳げる子が飛躍的に増えた、とのことでした。


「去年、水はこの高さまで来た」と教えてくれました。

また、村の人々の住宅は高床式になっていますが、雨量が多いときには、川の水が床すれすれまで達すると教えてくれました。そして、何より危険なのが橋です。直径10cm程の竹で作られていました。橋の欄干も丸太をロープでつないだとても簡易な作りで、村の男性20人が3日かけて作ります。橋の長さは10m以上で、数メートル下を川が流れています。雨季になると、橋が流されないように外し、ボートを使用しますが、乾季にこの橋を渡り対岸の村に行く時に、子どもが橋から落ちて川に流され、村人総出で助けることもあるとのこと。子どもだけでなく、高齢者や妊婦さん、障害を持った人が渡るにはあまりにも危険です。

これから、今回の訪問で得られた情報を基に、本事業を通して、子どもたちの水の事故を少なくしていくとともに、住民が自分たちで安全を守れるように防災計画や災害リスクマップを作成するなど、地域と一緒になって活動を行います。


通称「モンキーブリッジ」。村長さんが渡って見せてくれました。

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