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インドネシア
(公開日:2018.04.06)

【インドネシア交通安全事業】事業成果発表イベントを実施しました

 
セーブ・ザ・チルドレンは、2014年から、インドネシアのバンドン市で、小学校15校、中学校15校、合計30校を対象に、子どもたちの交通安全の促進を目的とした事業を実施してきました。
インドネシアは、道路の交通量が多く交通整備も十分にされていないため、子どもたちが巻き込まれる事故の多さが問題となっています。この事業では、子どもたちが安全に通学できるよう、学校周辺の横断歩道や道路標識などの整備を行ったり、また、子どもや学校関係者、保護者が交通安全に関する正しい知識を得るための研修や啓発活動を実施してきました。4年間の活動で、生徒2,164人、教師144人、保護者240人が研修を受講し、また、研修を受けた生徒や教師、保護者による、研修で学んだ知識を広める活動に参加した生徒は、合計で2万8,000人以上にのぼります。

2018年2月下旬に、3月の事業終了を前に4年間の取り組みや成果を発表するためのイベントを実施しました。イベントには、事業に参加した子どもたちや学校関係者、保護者にくわえて、県や市の行政、特に交通安全にかかわる交通局や警察などの関係者も招待され、300人近い参加者が、子どもたちや関係者による事業成果の発表と、スピーチ、子どもたちの踊りなどを楽しみました。


事業で得た経験と将来への期待を語る生徒。
「スクール・バスがあれば、渋滞も減るし皆安全に通学できると思います!」

子どもたちは、課外活動を通して仲間に交通安全の知識を広め、啓発活動を行った経験についてスピーチを行いました。「学校の前に歩道橋があれば安心です」「スクール・バスがあれば、安全に通学できると思います」など、自分たちの住む町についての希望も語りました。さらに、会場の外にはそれぞれの学校がテント・ブースをつくり、事業を通して作成した交通安全ポスターや絵画、啓発キャンペーンの様子がわかる写真、学校の前の横断歩道を渡る時に普段使用している「STOP」サインなどを展示しました。イベントは公園で行われたため、遠足でやってきた幼稚園の子どもたちがブースを訪れ、生徒たちに質問したり、ぬり絵などを楽しんだりする様子も見られました。


幼稚園の子どもたちが、生徒たちによる展示を見学にやってきました



先生たち(左の2人)も授業で交通安全について伝えたり、
生徒たちの活動を支えたりと活躍しました


事業終了に向けて実施した調査では、子どもたちだけでなく、教師と保護者それぞれの、交通安全に関する知識も高まったことがわかりました。教師、保護者は、「子どもたちが交通事故に遭う危険を減らすためにすべきこと」を3つ以上正しく答えられた教師と保護者の割合が、教師は33%から77%へ、保護者は12%から86%へと増えました。さらに、事業に参加したほとんどの学校において、子どもたちの交通安全に関する方策が独自に立てられていることもわかりました。こういった取り組みは、事業が終了した後もそれぞれの学校で続いていきます。セーブ・ザ・チルドレンは、本事業の学びを活かし、2018年4月からはジャカルタ首都特別州おいて子どもたちの交通安全事業を実施しています。


学校での啓発活動を率いたピア・エデュケーターたち。
バンドン市の交通局からも、感謝の意を述べられました

本事業は、皆さまからのご寄付および損害保険ジャパン日本興亜株式会社のご支援により実施しています。
(海外事業部 インドネシア担当:福田)










 

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