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日本/東日本大震災/教育
(公開日:2013.03.21)

ゆうきを出して「大丈夫ですか?」 大きな声で「119番とAEDおねがいします!」〜岩手県特別支援学校AEDトレーニング開催!〜(2013.3.21)

 

 


セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは2012年12月に岩手県内の特別支援学校7校の寄宿舎へAEDを設置し、2013年2月にNPO法人大阪ライフサポート協会のご協力のもと生徒を対象にトレーニングを実施しました。災害時に備えた備品の配布を通じて、緊急時に子どもたちの命を守るための環境を整備している防災(災害リスク軽減)にむけた取り組みをご報告します。


※特別支援学校7校/岩手県立盛岡視覚支援学校岩手県立となん支援学校岩手県立盛岡峰南高等支援学校岩手県立花巻清風支援学校岩手県立前沢明峰支援学校岩手県立気仙光陵支援学校岩手県立久慈拓陽支援学校

     
          気仙光陵支援学校寄宿舎内                                        盛岡となん支援学校寄宿舎内

             盛岡視覚支援学校寄宿舎内


■さあ!AEDトレーニングに参加しよう!■

命を守るAEDですが、「AEDを知っている人?」という問いに対し、すべての子どもが手をあげるわけではありません。AEDについて生徒たちに聞いてみると「(AEDが設置されているケース)この箱があるのは知っていたけど、何なのかはわからなかった。」「AEDという言葉は知っていたけどどういうものなのか知りませんでした。」という声が聞かれました。


                 「AEDってなんだろう?」 興味津々でトレーニングキットを手にする子どもたち。


今回対象となった7校の特別支援学校へ通う生徒は、知的障がい・視覚障がい・肢体不自由などの障がいを抱えています。多くの特別支援学校では、今までAEDを学校の授業で勉強したことはありません。高等部から特別支援学校へ入学した生徒の中には「中学の時に(救急救命講習を)やったことがある。」と話していましたが、受講経験のある生徒は全体でも約3割程度でした。


    

AEDの説明をする大阪ライフサポート協会の皆さん                  AEDからは自動音声が流れます


NPO法人大阪ライフサポート協会が展開する『PUSHプロジェクト』では、子どもたちでも心肺蘇生法を簡単に理解できるようにアニメのDVDを活用してAEDトレーニングを行います。DVDでは、ボジョレーという犬が先生になって、突然倒れた人の命を救うための胸骨圧迫の仕方やAEDの使い方を子どもたちに教えてくれます。また『あっぱくん®』というトレーニングキットを使用し、全員が一斉に胸骨圧迫を練習できるようになっています。



今回使用した「あっぱくん®ライト(以下あっぱくん®)」は、人の絵が描かれたレジャーシートの上にハートの模型を置いて胸骨圧迫の練習をするトレーニングキットです。そのハートの模型を心臓に見立てて、実際に圧迫する力具合を確認することができます。しっかり圧迫ができていれば模型が「ピュッ」と音を出しますが、圧迫ができていないと音が出ません。音が出るにはかなりの力が必要ですので、音が出るまで生徒たちも夢中で胸骨圧迫の練習をしていました。



■視覚に障がいがある子どもたちのトレーニング(盛岡視覚支援学校)■

盛岡視覚支援学校へは、弱視から全盲の子どもたちが通っています。視覚に障がいがある場合、見て理解するかわりに、「触る」という経験が大切になります。AEDトレーニングでは、人形やAED・AEDパットなどの物を触ることでたくさんの経験ができるように工夫しました。実施後に「(あっぱくんは)音が鳴ることで、どれくらいの力が必要なのかわかるので、役に立ちました。」と声があがりました。

初めて触る「あっぱくん®」のハート部分 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・「ここが心臓かな?」人形を触って

「かわいい」と嬉しそう♡・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・心臓の位置やAEDパットを貼る位置を確認


■体に障がいがある子どもたちのトレーニング(盛岡となん支援学校)■

 
盛岡となん支援学校は、肢体不自由の子どもたちが通っています。いつも車いすに乗っている生徒も、今日は床の上でみんなと一緒に体験です。手や足の力が弱い生徒も『命を守るために自分は何が出来るか』という事を考えました。

  
  

■トレーニングに参加して 〜生徒・先生からの声〜■

トレーニングに参加したすべての学校で、多くの生徒から「難しいところもあったけど、面白かった。」と感想が寄せられました。中には「おじいちゃん、おばあちゃんもたくさん周りにいるから、すごく役立つお勉強でした。(花巻清風支援学校/女)」「AEDを使うことが無かったので、AEDはこんな音声が流れるという事を知りました。(盛岡視覚支援学校/男)」「何かあった時に出来るように、勇気をもってやりたい(前沢明峰支援学校/男)」といった生徒の声もありました。


生徒以上に、特別支援学校の先生方の意識や表情にも大きな変化がありました。
「生徒への防災教育の重要性・必要性も感じました。来年度以降も生徒への指導に繋げていきたいと強く思いました。(久慈拓陽支援学校)」
「生徒達の反応もよく、『もう一度ビデオを見たい』等の声が聞かれています。分かりやすい授業を展開していただいたおかげで、『胸骨圧迫』や『AED』について、自分たちなりに理解を深め、日常生活と関わり合いが深いものとして意識できるようになったことと思います。  生徒にとっても、職員にとっても大変貴重な学習の機会となりました。(盛岡となん支援学校)」
「今まで教えていた安全については『自分の身を守るために避難する』ということが主だったが、別の意味で安全を教える良い機会になった。(花巻清風支援学校)」と生徒たちが集中して取り組む姿勢から、先生方も生徒の本来もっている力を改めて再認識した様子でした。


みんなが命を守る授業に対して、真剣に取り組みました。セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは、これからも子どもたちの命を守るために何が出来るかを考え、防災(災害リスク軽減)の視点も含めて安心・安全な環境を整えていけるように取り組んでまいります。

(遠野事務所:藤原和歌子)


 

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