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アドボカシー(チャイルド・ライツ・センター)
(公開日:2013.09.26)

ポスト2015年開発枠組みに向けた新しい報告書を発表「不平等に取り組むことが、私たちの世代で絶対的貧困をなくす唯一の方法」(2013.09.26)

 

9月25日、国連総会開催中のニューヨークでセーブ・ザ・チルドレンは新しい報告書「ゼロ目標を目指して(Getting to Zero)」を発表し、不平等に正面から取り組めば、絶対的貧困を2030年までになくすことは可能、という研究結果を報告しました。


「ゼロ目標を目指して(Getting to Zero)」(英語)


本報告書では、新しい統計モデルによる各国のデータ分析を通して、2030年までに予防可能な病気で亡くなる子どもをなくし、全ての子どもが初等教育を修了し、全ての人々が安全な水と衛生にアクセスできるようにすることは可能であると示しています。

ただし、これまでと変わらない方法をとり続ければ、これを達成することはできません。これまでの軌道をたどれば、2030年の時点で、依然として年間180万人の子どもたちが予防可能な病気で命を落とし、400万人の人々が安全な水にアクセスできず、14億人が不衛生な状況に置かれたままだと予測されます。

所得の不平等をなくし、ガバナンスを改善することが、現在国連のポスト2015年開発枠組みの議論で話されている「ゼロ目標」を達成する唯一の方法です。

これは、現在の開発モデルに対する大きな挑戦であり、「不平等」という争点が多く難しい課題に正面から取り組むことが求められます。高度成長を遂げている開発途上国でも、貧困をゼロにするためには、所得の不平等とガバナンスの改善に同時に取り組むことが不可欠です。

セーブ・ザ・チルドレンは、今週国連総会に集う各国首脳に対し、必要な手段を講じることなく貧困の根絶を語ることのないよう、求めます。不平等への取り組みの決意を伴わない貧困根絶の約束は、空しく響くだけです。

所得の不平等に正面から取り組めば、私たちの世代で貧困に終止符を打つことは可能です。

©Jonathan Hyams/Save the Children





 





 

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