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シリア危機
(公開日:2014.12.10)

家族を支えるために働くシリアの子どもたち―私たちの取り組み―(2014.12.10)

 

スクラップを売る子ども(レバノン)ⓒ Save the Children

セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは、シリア国内において、特別な支援が必要とされる子どもたちへの支援を広げています。前回のブログ では、働く子どもとその家族への支援について取り上げました。

シリア危機の影響による避難生活が長引き、シリア人家族の家計はますます困窮してきています。紛争の影響で一家の生計の担い手を失い、時には子どもが家族の生活を支えていることがあります。

「働く子どもたち」というと児童労働や搾取といった悪いイメージがありますが、子どもの成長や発達の妨げにならない範囲での労働は、社会の一員としての責任と経験の幅を広げ、自分に対する自信を深めることができるなど、子どもにとって良い側面もあります。例えば、適切な監督のもとで家業のお手伝いをする、学校から帰って余った時間にお手伝いをするなどがこれらの労働として挙げられます。しかし、子どもにとって有益であるためには、その内容が子どもの心身の発達に害のないこと、心身の発達度合いに見合った労働形態であるということが不可欠です。

残念ながら、シリアの子どもたちの中にはこういった家業の手伝いに留まらず、長時間にわたりマーケットや路上で物売りをし、工場で働くなどして、学校に行くことができない子どもたちもいます。また、前回の記事のように、ディーゼル油を取り扱うなど、危険な仕事に従事している場合もあります。これは、命に係わるような危険な作業をしたり、やけどの可能性があったりと、子どもにとって非常に有害な仕事です。成長過程にある子どもにとって望ましいことではありません。


ディーゼル油を容器に移す作業をしている男の子(シリア)ⓒ Save the Children


セーブ・ザ・チルドレンは、家計がひっ迫している家族に食料配給を行うのと同時に、保護者に対して「子どもを劣悪な環境で働かせてはいけません。学校に通わせてあげてください」というメッセージを、家庭訪問などを通して伝え続けています。また、雇用主の元も訪問し、「子どもを雇用しないこと」、「劣悪な労働環境が子どもに与える深刻な影響」などについて伝える活動を行っています。

経済状態が悪化するなか、どの家庭も日々の生活に精一杯で、働く子どもを減らすことは一朝一夕では解決できない難しい課題です。保護者の間にも「子どもを学校に通わせず働かせるのは良くないこと」という認識はあります。それでも、それぞれの事情から子どもが働かなくてはならない場合には、「学校にできるだけ通わせること、こどもひろばに参加し、子どもらしい経験をする機会を奪わないこと、心身や精神の発達に害となる仕事に従事させないようにすること」が、保護者・雇用者の間で理解・徹底されるように、これからも訴え続けていきます。


イラク難民キャンプに暮らす女の子たち ⓒ Hannah Maule-Ffinch/Save the Children

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報告者:海外事業部 田邑恵子

 

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