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ミャンマー
(公開日:2014.12.17)

約2年間の母子保健事業の活動成果は?(2014.12.17)

 
現在、実施中の母子保健事業は3年間の事業の最終年(第3期)です。この事業は、地方農村部において、地域に根づいた母子保健サービスを強化することにより、妊産婦および5歳未満の子どもの健康状態の改善を目指しています。今回、第1期で活動を開始した6つのタウンシップの対象村301村に対する支援が終了しました。

この事業では、育成したボランティアたちの活動、妊産婦の行動の変化、助産師が提供する保健サービスの利用状況などを確認するため、モニタリング指標(鉄・葉酸剤の摂取、破傷風のワクチン接種、産前・産後訪問など)を定めています。このモニタリング指標は、育成したボランティアから届く報告書から、毎月集計しています。さらに、四半期ごとにすべての現地事務所を巡回してその推移と経過を確認し、この事業に関わる全ての職員が活動の成果を数値として認識します。指標が上昇した要因、逆に、下降した要因などを職員みんなで徹底的に議論しながら、前の四半期の振り返りと次の四半期の方向性を決めています。

第1期に事業を開始した301村における、第1期から第3期までのモニタリング指標の推移は、以下の通り、大変良好な結果を得ることができました。(各数値は、各期事業期間の平均値の比較)。

まずは、妊娠中の鉄・葉酸剤の摂取状況です。妊娠期の母体の貧血を防ぐとともに、新生児の健康と発育にとって、とても大切な栄養素です。出産したお母さんのうち、妊娠中に推奨される量の鉄・葉酸剤を摂取したお母さんの割合が、第1期では47.5%でしたが、第2期には71.0%、第3期には87.0%まで上昇しました。


妊娠中に推奨量の鉄・葉酸剤を摂取した産婦の割合

続いて、産婦の罹患率が高い破傷風のワクチンの接種状況です。出産したお母さんのうち、妊娠中に2回の破傷風ワクチンを接種したお母さんの割合が、第1期では82.1%でしたが、第2期には91.7%、第3期には92.4%まで上昇しました。


妊娠中に破傷風ワクチンを2回接種した産婦の割合

さらに、安全なお産の促進状況です。この事業では、自宅分娩でも助産師の介助のもとで出産すること、そして、若い妊婦や、逆に高齢の妊婦など危険な出産のリスクが高い妊婦には保健施設で出産することを勧めています。その結果、医師や助産師などの医療従事者による分娩介助率は、第1期の46.7%から第2期の53.3%、さらに第3期には56.4%にまで上昇しました。また、施設分娩率も第1期の22.1%から第3期には33.4%に上昇しました。


医療従事者による分娩介助率
(ここでいう医療従事者には、医師、看護師、助産師が含まれます。)


施設分娩率

他にも、この事業で育成したコミュニティの保健ボランティアが行う産前訪問や産後訪問を受けたお母さんの割合も、顕著に上昇させることができました。(産前訪問は、第1期:47.7%→第2期:82.3%→第3期:90.4%、産後訪問は、第1期:52.3%→第2期:76.9%→第3期:92.4%)

産前家庭訪問では、妊婦の妊娠に関する相談や悩みをきいたり、健康状態を確認しながら、母子手帳を説明したり、破傷風ワクチンの接種や鉄剤の摂取を促します。必要に応じて、助産師に照会します。
産後訪問では、産婦と生まれた赤ちゃんの健康状態を確認したり、母乳育児や子どもの予防接種のことを説明したりします。必要に応じて、助産師に照会します。

以上のモニタリング指標の推移から、事業で育成したボランティアと助産師が連携しながら、より多くの妊産婦に対して、必要な基礎的な保健サービスが行き届くようになっていることが見られ、一定の成果を達成したことが確認できました。

引き続き、私たちの活動に対するご理解とご支援をどうぞよろしくお願いします。


本事業は、皆さまからのご支援と、外務省日本NGO連携支援無償資金協力からの助成の他、株式会社イデアインターナショナル、株式会社東京ユニフォーム、DeNAグループ、資生堂 花椿基金、株式会社エコシステムグループ(順不同)からのご寄付によって実施しています。

(報告:ミャンマー事務所 藤野)







 

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