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日本/東日本大震災/子どもにやさしい地域づくり
(公開日:2014.12.26)

第3回国連防災世界会議に東北の子どもの声を!第3回「世界の防災に向けて、私たちが伝えたいこと!」ワークショップVol.1(2014.12.26)

 

2014年12月20日(土)から21日(日)、宮城県岩沼市にて第3回「世界の防災に向けて、私たちが伝えたいこと!」ワークショップを実施し、岩手・宮城・福島県の小学5年生から高校3年生までの計41名が参加しました。来年3月に仙台で行われる第3回国連防災世界会議に東北の子どもの声を届けるために、地域も年齢も異なる子どもたち同士が2日間、自分たちの経験をもとに世界の防災について考え、話し合った様子をお届けします!



■震災当時、震災後の経験をもとに、東北の子どもの声を世界の防災に!■
今回の参加者は、岩手県・宮城県・福島県の小学5年生から高校3年生と幅広く、初対面の子ども同士も多かったため、まずは打ち解けるために自己紹介ゲームを実施♪その後、セーブ・ザ・チルドレンの活動紹介や、子どもまちづくりクラブメンバーによる活動紹介、また2012年7月の世界防災閣僚会議、同年10月の第5回アジア防災閣僚会議、2013年5月の第4回防災グローバルプラットフォーム会合、そして今年6月の第6回アジア防災閣僚会議に参加した代表メンバーからの報告が行われました。




続いて、防災に関する国際的な行動計画が新たに策定される2015年3月の第3回国連防災世界会議までのこれまでの国際社会の動きを確認。さらに参加者全員で子どもの権利を学び、“I can change anything!”、子どもたちも何でも変えられる力があることを共有した後、いよいよ話し合いがスタート!!


まずは小・中・高別のグループに分かれ、2011年3月11日の東日本大震災発生以降の自分自身の経験をもとに、“震災によって子どもたちが困ったこと/困っていること”について話し合い。その後、各グループで話し合われた内容を、2011年に策定された「子ども憲章〜子どもによる子どものための防災(災害リスク軽減)行動計画〜」に照らしあわせながら分類。子どもたちからあがったテーマは、“学校”、“子どもの遊び場・居場所”、“心のケア”、“放射線による影響”、“子どもの意見”、“情報発信・情報格差”、“避難所・復興のあり方” 、“風化”の8つ。そこで今度は一人ひとりが話し合いたいテーマごとに分かれて、“震災による子どもたちへの影響を減らすためにおとなにしてほしい/してほしかったこと”について話し合いました。




■世界の防災に向けた取り組みをより良くするために、I can change anything!■
2日目は、1日目の話し合いをもとに、ワークシートを使いながら各テーマについて“もし自分が総理大臣だったら、世界の防災をより良くするために何をするか?”について話し合い、発表!震災を経験した子どもたちだからこそ考えられるアイデアを考え、テーマごと総理大臣になりきります。




そして最後に、みんなの思いと意見をまとめた動画を制作!“もし自分が総理大臣だったら、世界の防災をより良くするためにできること”を画用紙に書き、自分の経験とともに発信。どのように書けば、世界の政策決定者や防災関係者に届くのだろう?、自分の経験から何を一番伝えたいのだろう?と、一言一句思いを込めて考えました。


2日間におよんだワークショップの最後には、いよいよ第3回国連防災世界会議に世界中の子どもたちとともに参加する代表メンバーを選びます。代表メンバーに立候補した子どもたちが、自己PRシートをもとにスピーチとインタビューで1人1人その熱い思いを伝えた後、参加者全員による投票で各県から1名ずつ代表メンバーを決定!今回、話し合った内容や作成した動画をもとに、来年3月には代表メンバーが第3回国連防災世界会議で東北の子どもたちの声を世界に届けます♪


■「伝えないと、社会はかわらない!」東北の子どもたちが“Speak Out”■
ワークショップに参加した子どもたちからは様々な声が上がりました。
「自分の中にあった震災についての気持ちに気づけた(岩手県・女・小6)」「自分だけだと思ってた悩みを、他の県の人が持ってたりして、それを共有できてとても良かった。(岩手県・女・中3)」と、2011年3月からこれまでの自分自身の気持ちへの向き合い。「小さい子の意見を聞いて、小さい子にもまだまだ足りないものがあったのを知って、違う視点からの意見も大事だって学んだ!(福島県・女・高1)」「話し合うととてもいろんな考えが次から次へとでてもっと話したいと思ったし、みんなが地元が好きなんだなとわかった(岩手県・男・高1)」「被害は津波だったり原発だったり違うけど、どうしたいかは同じ!!(宮城県・女・高1)」と、地域や年齢も異なり、様々な経験をもつ仲間との話し合いを通じた、多様な視点や子どもたちの共通の思いへの気づき。


年明けには、当日の子どもたちの様子や声を動画とともに報告します。3県の子どもたちがつながりながら、世界の防災に子どもたちの声を反映し、より良い社会をつくってくために自分を見つめ、熱い議論を交わした様子をぜひお楽しみに♪



今年は国連子どもの権利条約が採択されて25周年、日本が批准して20周年の記念の年。今年も「子どもまちづくりクラブ」や「Hear Our Voice〜子どもたちの声〜」「東北子どもまちづくりサミット」などを通じて、より良いまちをつくろうと東北の子どもたち一人ひとりが声をあげました。たくさんのみなさんからのサポート、ありがとうございました。
セーブ・ザ・チルドレンは、2015年も子どもたちが地域の復興に向けて声をあげ、参加できるようサポートしていきます!引き続き、みなさんの応援・ご協力どうぞよろしくお願いします。

(報告:東京事務所 田代光恵)


 

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