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インドネシア
(公開日:2015.11.02)

【交通安全】9月の活動ハイライト

 
9月の活動のハイライトとして、1)小学校の教師を対象とした交通安全教育の研修、2)継続して実施中の小学生向けの研修、3)小学生の保護者向け交通安全研修、の3つの活動をまとめてご報告します!

1. 小学校の教師を対象とした交通安全教育研修を行いました!
今年4月に実施した中学校の教師向けの交通安全教育の研修の進め方に改善を加え、小学校教師向けの研修を行いました。具体的には、同じ教材を使用しつつも、交通ルール・信号・標識に関してはより専門的な知識を持つゲストスピーカーを招いたり、運輸交通局や教育局からのスタッフにも参加してもらったりと、より専門的な内容を充実させました。

今回の研修では、以下の内容について学んでもらいました。
1) セーブ・ザ・チルドレンの交通安全事業の紹介
2) 学校周辺の交通環境
3) 安全な通学路
4) 交通安全対策の実践方法(事故が起こる要因や、事故を防ぐ対策、事故のインパクトに関して考えました。)
5) 生徒たちが実践できる交通安全対策(バイクの同乗方法、安全な公共交通機関の使い方)
6) 交通安全に関する授業の組み立て方


小学校の教師に対し、交通知識に関して専門的観点から
アドバイスをする運輸交通局のスタッフたち


道路標識の説明中。生徒向け交通安全授業のシミュレーションです。


仲良く遊ぶ教師たち…ではありません。
こちらも生徒向け交通安全授業のシミュレーションです。
(遊びの要素を取り入れた交通安全教材「はしごと蛇ゲーム」)

研修実施後の理解度確認試験やアンケートにより、教師たちの交通安全に関する知識が向上し、研修内容に対する満足度も高かったことが明らかになりました。

今月実施した活動をもって、本事業の対象中学校と小学校全ての教師研修が一通り終了しました。来年度以降は、教師の人事異動に対応するための再研修や、教師が交通安全授業を教育課程に取り入れることができているかを確認するための四半期ごとの会合を計画中です。


2. 生徒向け交通安全教育を継続しています!
現在、小学生向けの交通安全教育を順次実施しており、過去のブログでもご報告していますが、今月は小学校2校にて研修を行いました。


「安全な通学路はどこだろう…?」

これまでの研修を通じて得た学びを活かし、各学校の特色に合わせて、生徒向け研修の進め方も改善を重ねてきました。今回の小学校では、生徒たちの保護者向けの研修が既に終了していたので、最終研修日には保護者が招待され、研修を無事終了したことを証明するメダルは各生徒の両親の手から贈られたのでした。


両親から研修受講証明のメダルをもらう生徒たち。
ちょっと日本の授業参観日のようですね!


研修終了後には全員で記念撮影を!(小学校にて)

今月の研修で小学校の生徒向け研修もほぼ一通り完了です!今後は中学校生徒向けの研修の完了を目指していきます。


3. 小学生の保護者向けの研修を行いました!
本事業では、保護者向け研修を実施するために、今後講師役を務めることになる各学校の保護者の代表者に対して4月に研修を行い、各学校の保護者たちが子どもを交通事故から守るための研修を実施できるよう指導しました。

今月は各学校を会場に、4つの小学校で4月に講師役としての訓練を受けた保護者代表と教師が2〜3時間の研修を取り仕切り、約300名の保護者が研修を受けました。

研修内容は、子どもたちがバイクに同乗するときの注意点や、バスなどの公共交通機関を利用するときの注意事項などです。


保護者向け研修にて。お母さんが多いようですね。

今回の研修を通して、いくつかの学校では保護者との間で子どもの交通安全のための具体的な取り決めがなされました。

例えば、ある小学校では、学校への送り迎えの時に子どもがヘルメットをかぶっていなかった場合、学校が罰金を徴収することに保護者が合意しました。
またある小学校では、もし教師が、子どもにヘルメットをかぶらせずにバイクで送り迎えしている保護者を見かけた場合には警告することが決められました。さらに今後の課題として、学校にヘルメットを一時保管しておく棚を設置することで保護者が子どものヘルメットを常時持ち歩かなくて済むようにしてほしい、という要望なども出されました。

研修を通して、保護者の交通安全に対する意識もより高くなったことを感じさせられますね。

セーブ・ザ・チルドレンは、引き続き、子どもたちだけでなく、教師や保護者にもアプローチすることによって、学校と家庭の双方に子どもたちの交通安全を考える機会を提供し、子どもにとってより安心・安全な環境を確実に整備してくことを目指しています。

次回の報告をお楽しみに!

(インドネシア担当:鶴岡 友美)


 

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