トップページ > スタッフブログ > アドボカシー(チャイルド・ライツ・センター) > G7タオルミーナ・サミット首脳コミュニケに対するセーブ・ザ・チルドレンの見解

アドボカシー(チャイルド・ライツ・センター)
(公開日:2017.05.28)

G7タオルミーナ・サミット首脳コミュニケに対するセーブ・ザ・チルドレンの見解

 
子どもたちへの責任を果たせなかったG7首脳

  • G7首脳はタオルミーナ・サミットで、移民・難民の課題に対応する包括的なビジョンに合意することに失敗しました。


  • 食料安全保障、栄養、教育、いずれの課題に対しても資金拠出は表明されませんでした。


  • 国連で合意した持続可能な開発のための2030アジェンダは放置され、何百万人もの子どもたちを置き去りにすることとなりました。


  • セーブ・ザ・チルドレンは、G7首脳が移民流入の中心にあるシチリア島を、移民・難民の課題への共同のコミットメントに合意することなく立ち去ろうとしていることに、深く落胆しています。G7首脳が最も脆弱な立場に置かれた子どもや、保護者のいない未成年の保護の重要性に触れたことは歓迎していますが、依然として国境警備と安全保障に焦点が置かれたことで、彼らが第一に果たすべき、暴力、虐待、人身売買を含む搾取から子どもたちを保護する責任が放棄されました。移民・難民の子どもたちは共通のニーズを抱え、共通の課題を突きつけられています。これまでに紛争や迫害を逃れるために避難を余儀なくされてきた2,800万人もの子どもたちは、隅に追いやられました。

     

    G7首脳は、子どもたちへの責任を果たさないままサミットを終えました。期待された移民、食料安全保障と栄養、教育のいずれも結果を出せず、最も脆弱な立場の子どもたちを置き去りにしました。新しい約束は一切せず、原則を繰り返しただけです」とセーブ・ザ・チルドレン・イタリアのスポークスパースン、エギズィア・ペトロチオーネは言います。

     

    G7首脳は、過去2回のサミットでG7首脳が表明した5億人の人々を飢餓と栄養不良から救う約束については触れたものの、具体的行動への機会を逃しました。セーブ・ザ・チルドレンは、G7首脳による南スーダン、ナイジェリア、ソマリア、イエメンの飢餓に関する国連の要請への協力に言及したことは歓迎しますが、食料難と栄養不良に対するより長期的な対処も、危機的な状況にある飢餓に対する人道支援も、何も資金拠出の約束をしないまま立ち去ろうとしています。その結果、飢餓に苦しむ100万人以上の子どもたち、そして発育阻害に苦しむ15,900万人の子どもたちが、取り残されてしまいました。

     

    G7首脳は、世界の教育に関する資金拠出も、過去の教育への約束に対するG7説明責任報告書も出すことが出来ず、リーダーシップの欠落を示しました。これは、370万人の難民の子どもたちを含む、学校に通えない26,300万人の子どもを置き去りにすることを意味します。










 

あなたのご支援が子どもたちの未来を支えます

もっと見る

毎月寄付する

月々1500円から、自分に合った金額で子どもの支援ができます。
定期的に年次報告書や会報誌をお送りしています。

今回寄付する

1回から無理なくご支援いただけます。

PAGE TOP