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インドネシア
(公開日:2008.12.15)

スマトラ沖地震現地レポート(2008.12.15)

 

【スマトラ沖地震復興支援】
災害から4年 〜アチェの現場から日本人スタッフの声〜


スマトラ沖を襲った未曾有の地震・津波災害から今年の12月で4年経ちます。多くの死傷者を出し、建物や住居の破壊、人々の生計手段を奪ったこの災害は、住民生活を支えてきた社会インフラをも破壊しました。セーブ・ザ・チルドレン(SC)は被災直後、食糧配布、キャシュ・フォー・ワーク、炊き出し、仮設住宅建設、子どもたちの安全な遊び場所確保および仮設学校建設等の緊急支援事業を開始しました。これらの事業の下、29万人を支援しました。

復興移行期の支援は、復興支援とSCが進める紛争の影響下にある子どもたちへの教育支援「Rewrite the Future〜いっしょに描こう!子どもの未来
を加え、保健、教育、子どもの保護、食糧確保、生計支援分野等の諸事業に取り組みました。この時点で、最大時650団体にも上った支援機関や国際NGOは
アチェを去りましたが、SCはアチェの子どもたち、その家族や地域住民のニーズとさまざまな課題や問題点に焦点をおき、長期的な視野にたった支援事業を継
続しています。



日本人ボランティアによる技術指導生計支援事業

計支援事業は、緊急支援事業においてはキャシュ・フォー・ワークをとおして9,600家族への支援を実施しました。そして、被災した零細事業者(漁師、養
鶏業、農業従事者等)を対象に失った資産を回復するための経済復興支援事業実施後、2007年6月より長期開発を目指したマイクロファイナンス事業(小額
無担保融資事業)およびビジネス開発事業(製品開発、マーケット拡大、技術支援)を開始、貧しい農村の女性生産者の収入を増大するための経済強化事業を実
施してきました。

事業成果
これらの生計支援事業の下、3,000人にのぼる女性貧困零細事業者を支援しました。その結果、女性たちの収入増加により彼女らの子どもたちが、よりよい教育の機会にめぐまれるなど、子どもたちの生活向上につながっています。

【現地から日本人スタッフの声 ー 越川芳枝 ー】
アチェの伝統産業であるパンダン草敷物は古くから人々の間で親しまれ、そして女性たちが織る敷物の生産・販売により得る収入は家計を支えてきました。
女性が生み出す収入は、子どもたちやその家族の生活を支える大きな収入源なのです。


性のための経済強化事業を通じ、この長年受け継がれてきた伝統工芸であるパンダン草で織られた敷物をより革新的な家内ビジネスとして発展させ、生産者であ
る女性たちが子どもたちに費やす時間を最大限に保ちながらも家計収入の増加を図る女性のための経済強化支援事業を実施してきました。
そして、当事業で最大の成功の鍵となったのが製品開発支援とマーケット拡大支援でした。


(左)パンダン草による手織り生産者と村の子どもたち(右)越川職員とピディ県パンダン織り生産者のファティマさん
【武蔵野美術大学学生ボランティアたちによる製品開発がアチェで大好評!!!】

チェの伝統的なパンダン織りに新しいコンセプトを注ぎこみ高品質の商品に仕上げた製品が今バンダアチェ市内で売り出されています。この製品開発に取り組ん
だのは武蔵野美術大学在学中のお二人の学生ボランティア達です。彼女たちは夏休みを利用し、自分たちの技能を活用して途上国の人々の支援をしたいという夢
を持ってアチェの人々に貢献しました。


アチェの伝統的なモチーフを織物に刺繍したブックカバー、パンダン・キルトバッグ、小間物入れ、サンダルなど







 

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