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ガザ
(公開日:2009.01.07)

ガザ人道危機 食糧配布開始!(2009.01.07)

 

【ガザ人道危機緊急支援】
ガザの戦闘で多くの子どもと家族が攻撃にさらされたまま過ごしています
セーブ・ザ・チルドレンは食糧配布を開始しました


セーブ・ザ・チルドレンではガザの子どもたち、および攻撃の対象となっている地区で暮らすイスラエル人の子どもたちの生命を脅かす現在の危機的状況に対して、平和的解決を目指すよう訴えています。また、イスラエルからの空爆・地上攻撃、ガザからのロケット攻撃を含めたすべての敵対行為の中止を求めています。支援を必要としている子どもたちに対して人道支援を行うことができるようSCは活動を続けます。

イメージ:子どもたち6日のイスラエル軍による国連運営の学校への攻撃で、今回の戦闘が始まってからの子どもの犠牲者は100人を超えました。セーブ・ザ・チルドレン(SC)
は、ガザで続く戦闘に強く抗議し、イスラエル・ハマス両陣営による即時停戦を求め、国際社会が早急に動き出す必要性を訴えます。

SCは、
暴力行為が続いているガザの子どもやその家族に今もっとも必要とされている食糧配布を開始しました。この日曜にガザで641家族に食糧セットを配布し、
3,000人以上の子どもを含むおよそ6,000人を支援しています。しかしながら、暴力や恐怖、不安にさらされている子どもたちにとって、現状は危機的
なレベルにまで達しています。親は子どもたちを守ることもままならない状況にあります。砲火の恐怖から基本的な用事を果たすためにさえ家を出ることができ
ないか、もしくは逆に、避難できる場所を求めて危険を承知で家から出ざるを得ないか、のいずれかしか選択肢がないのです。

救援物資を仕分けするスタッフガザで暮らす親や子どもたちは、食糧・水不足や衛生環境の悪化に加え、寒さによるストレスや健康上の問題にも苦しんでいます。家庭では窓は夜でも開けっ放しにしておかなくてはいけません。そうしないと、砲撃による衝撃や飛来物で窓が割れてしまうのです。



窓を開けたままということは、子どもたち(多くの場合貧困や栄養不良の子どもたち)が攻撃にさらされたまま寒い夜を過ごさざるを得ない状況ということです。
最近の空爆以前から、ガザでは5万人の子どもたちが栄養不良を、3分の2以上の子どもたちがビタミンA欠乏症を、2歳以下の子どもの半数近くが貧血症を患っていました。食糧や清潔な水、医療品の不足は子どもたちの健康をさらに悪化させる恐れがあります。

SCは、ガザにて30年以上活動しております。今回も人道支援の道が開かれれば、SCでは、さらに乳幼児用の衛生キットや家庭用品キット、安全な遊び用品キットなどの配布が可能となります。

【元セーブ・ザ・チルドレンスタッフのパレスチナ人女性より
ガザからSC宛に届いた手紙(抜粋)】


バ・アッキーラさんは、家族の生活を助けるため一人でヨルダンのセーブ・ザ・チルドレンに働きに来たのですが、お母さんの病状が悪化したため、10月に国
境が封鎖されているところを数日間トイレにも行かず寒い夜も続けて国境の列に並び、やっとの思いでガザに戻りました。戻った後はずっと仕事がない中、お母
さんの看病を続けています。



◆ ◆ ◆ ◆ ◆


親愛なる皆さま

たくさんの温かいメールとメッセージをありがとう。皆さんのサポートに心から感謝しています。何度もメールを書こうとしたのですが、そのたびに辺り一面の砲撃音に邪魔されてしまいます。今これを書いている間も軍用機がすごい騒音を立てています。


ガザは奇妙な場所になっています。ある気持ちの良い朝、ジョギングをしようと出かけました。私は、神と1対1で話せる唯一の時間であるジョギング
が大好きです。私がいつもジョギングできる場所は、今や空爆の標的になりやすい場所の近くでしたが、私は日常の生活を保とうと努力していました。ジョギン
グの後、家に電話すると電気が切れてエレベーターが止まっているというので、予定を変えて姉妹の家に行き2歳半になる姪と過ごしました。私にとって本当に
かわいい大切な姪です。家に戻る途中、攻撃が始まるかもしれないと気づきました。エレベーターが止まったままだったので、私は結局、階段で11階の自宅ま
で上がりました。その直後、私のジョギングエリアに最初のミサイルが落とされたのが聞こえました。家具が震え、窓ガラスが割れ、耳がガンガンしました。


非常にストレスのたまる生活で、町全体が落ち込み寂寥感が漂っています。信じてもらえないかもしれませんが、最初の空爆の音が聞こえた時、私はヒ
ステリックに笑ってしまいました。母は、冷静になろうと電気を戻すことだけに神経を使おうとしています。でも、彼女は眠ることができずにいます。父は、こ
の考えられない状況に意味づけしようとレポーターを演じています。17歳の弟は、中間テストを控え、一体学校に行けるのかどうか苦しんでいました。ミサイ
ルが落とされると、弟はヒステリックに大声で話しながら家中を歩き回っています。テストがあるのか学校に電話をしても誰も出ません。誰も学校に行っていな
いのです。電話をしたその日、学校のちょうど隣が破壊されました。授業時間中にです!


私の家の近所も少なくとも20ヶ所は破壊されています。すぐ通りを渡ったところもです。私が子どもの頃に住んでいた家も、今日破壊されました。今も、新たな空爆音が聞こえます。ミサイルが落ちるたびに、爆風と爆音のためにフラフラします。


4人の娘を失った母親や9人の息子を失った母親といった話はどこにでも転がっています。
私の友人たちはいまだに、この状況のガザに戻ってくるべきではなかったと言います。それは違うわ、と私は答えています。私は、家族の側にいたいのです。たとえこんな状況でも、私は家族といられることに感謝しています。家族は私にとって最大の宝なのです。

たくさんの愛をこめて

ルバ・アッキーラ

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