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ネパール
(公開日:2009.08.17)

急性下痢疾患大発生(2009.08.17)

 

【ネパールで急性下痢疾患大発生】
?セーブ・ザ・チルドレンは根本的な問題解決に取り組んでいます?


ネパール中西部のジャジャルコット郡を中心として、今年5月頃から急性水性下痢疾患が大発生しています。8月3日までに報告された死者数は約300人、被害地域は中西部および最西部の18の郡にまで広がり深刻な被害となっています。

ジャジャルコット郡では、低カースト出身者が死者の45%以上を占め、社会的に困難な立場に置かれている人々が特に深刻な被害を受けています。また、死者の24%が15歳以下の子どもたちです。

今回の緊急事態に迅速かつ効果的に支援を行うため、セーブ・ザ・チルドレン(SC)が調査を行った結果、大発生した原因としては、例年より長く続いた乾季の
影響で水不足に直面した人々が不衛生な池の水をそのまま飲んだり、雨季に入ってからは大雨により衛生状況が悪化したことがあげられます。

しかし、死亡の主な原因は人々が適切に手洗いを行う習慣が身についていなかったり、不衛生な飲み水の利用といった予防可能な要因であることがわかりました。
そこで、SCは、ネパール政府や国連機関と協力して、次のような住民への啓発活動や予防のための指導を8つの郡において開始しました。

  1. 学校教師やボランティアを通じた衛生教育キャンペーン
    (手洗いの奨励、石ケンの配布、経口補水塩や水浄化剤の配布と使い方の指導など)
  2. 人々が今後も日常的に衛生的な習慣を継続できるよう、政府の保健ボランティアを交えた住民組織の活動支援
  3. 患者の疾病状況のモニタリング(性別、年齢別、カースト別など)

SCの活動は、主に医薬品の供給や医療活動の対応に追われているネパール政府の活動を補完する形で展開しています。今回の支援で、SCは10万人の子どもを含
む25万人の人びとへ緊急支援を届ける予定です。SCJネパール駐在員の鈴村彩乃職員も、SCJの事業地を含む被害地域での支援活動に積極的に取り組んで
います。





 

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