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ベトナム
(公開日:2011.12.14)

【ベトナム洪水支援続報<前篇>】安全な水へのアクセスを可能に(2011.12.21)

 
2011年秋にメコンデルタ地域を襲った台風と集中豪雨により、同地域に住む住民は甚大な被害に見舞われています。特にドンタップ省とアンザン省での被害が著しく、45万人以上が被災しています。現在、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは上記の2省8自治体において子どもと妊産婦がいる家庭を対象に緊急支援を実施しています。今回はその一つであるドンタップ省タンホン地区での支援状況をお伝えします。

タンホン地区はベトナム南部のホーチミンから車で約5時間のところに位置し、12月でも半袖で過ごせる温暖な気候に恵まれています。

 


台風到来時にはこの川も氾濫し、道路が水で冠水


 多くの水田も冠水し、稲が枯死した

毎年秋には必ず台風が到来し、集中豪雨に見舞われるベトナムですが、長引く被害に悩まされるのはいつも農村部の貧困層の人々です。彼らは慢性的に貧困に苦しんでおり、自然災害への備えを行うほどの経済的余裕はありません。その結果、自然災害が発生しても即座に対応しきれないのです。

今回の災害でも、被災地の多くの住民が食料の備蓄を行っていませんでした。また、災害が起こる前から、安全な水を利用することが難しく、洪水後、さらに衛生環境が悪化しました。そこで、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは地元住民とも話し合い、今回の支援で食料、衛生用品、水のろ過器を配布することに。


食料セットは子どもや妊産婦の栄養を考えて、
乾燥ピーナッツや干し魚、ビタミンA入り調理油などを配布。


歯ブラシや洗剤、シャンプーなどが入った衛生キット


手洗い方法や衛生に関する知識をわかりやすく説明するリーフレット

配布は12月上旬にタンホン地区住民委員会の施設で子どもや妊産婦がいる家庭約300世帯対して行われました。


配布式会場となった村の公共施設

配布式当日は朝からスタッフも準備に大忙しでした。



支援物資の最終確認も入念に行います。
 



子どもたちも「何がはじまるんだろう??」と興味深々!


ようやく配布式が始まります!


「みなさん、集まってください」と呼びかける住民委員会の役員


支援物資を受け取りに来た住民

配布式ではセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンの越川職員(海外事業部マネージャー)が挨拶を行いました。
 

そしていよいよ配布を行います。生まれたばかりの乳幼児がいる家庭から受け取ります。


住民委員会による手続き


支援物資を受け取るために
事前に配布したこのフォームに必要事項を記入


今回の支援が1人でも多くの子どもの命を守ると信じて


配布が終了した後は青空の下で水のろ過機の使い方と衛生に関するワークショップを実施しました。ワークショップの模様は続報?でお伝えします。

(c) セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン

*本事業はジャパン・プラットフォームの支援により実施されています。

(報告:コミュニケーションズ部 北村)

 

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