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日本/東日本大震災/子どもにやさしい地域づくり
(公開日:2012.05.09)

子ども89名、大人176名が集合!「第2回東北子どもまちづくりサミット〜みんなが愛せるまち〜」(2012.05.09)

 

地域の復興に向け、子どもたち自身が声を上げ、参加することで、より良いまちづくりを目指そうと、子ども参加によるまちづくり“Speaking Out From Tohoku〜子どもの参加でより良いまちに!〜”を実施しています。その活動の一環として、2012年5月5日こどもの日に合わせ、東京にて「第2回東北子どもまちづくりサミット〜みんなが愛せるまち〜」を実施し、子どもと大人計265名が参加しました!ぜひ当日の様子をご覧ください。

子どもまちづくりクラブメンバーがSpeak Out
サミット前半・?部は、岩手県陸前高田市、山田町、宮城県石巻市の3地域の子どもまちづくりクラブメンバーによる活動報告でスタート!行政からの復興計画の進捗報告後、昨年考えた「
夢のまちプラン」の具体化に向けて行ってきた活動を個性豊かな手法で報告しました。

岩手県山田町:愛があふれる町〜未来・伝統〜
未来のまちづくりを考えるためにしらべた町の伝統“祭り”について、屏風にメンバー自らが絵を描き発表。さらには、メンバーが考えた山田のオリジナルキャラクター「まつしい」も動画や着ぐるみで登場。




岩手県陸前高田市:生きるだけの町ではなく豊かに暮らせる町
仮設商店街のひろばに設置予定のみんなが集えるシンボル「あかりの木」について発表。松ぼっくりの外見、季節に合わせたベンチ、光の使い方など、メンバーのこだわった点を紹介。実際にライトアップすると、多くの参加者がその姿をカメラで撮影。



宮城県石巻市:大人も子どもも過ごしやすい、古いものも新しいものも一緒に Rock’n Rollのまち
来年には完成予定の「子どもセンター」について発表。設計でこだわった点や一番の売りである「次世代の畑」について、子どもセンターの利用により少しでも地域経済が潤い、復興に貢献したいという思いとともに、ロックンロールの音楽に合わせて、全力で発信。



さらに、3地域のメンバーは「Hear  Our  Voice3〜復興計画に関する聞き取り調査〜」、「Hear  Our  Voice4〜国の復興に望むこと〜」、「Hear Our  Voice5〜未来新聞プロジェクト〜」での活動を報告しました。
3地域の市町、岩手・宮城県、復興庁へ提出した意見書や未来新聞制作・配布時の思いを発表。参加された平野復興大臣を前に、「大臣が子どもたちが話をできる機会をつくってくれると言っていたので、いつできるか楽しみ」との発言も。



発表ごとに参加者が感想やさらにまちを良くするアイディアを意見交換し、1部終了後には会場参加者からのコメントがたくさん貼り出されました。

子ども会議
1部の活動報告と同時進行で、別室にて「子ども会議」も行われ、子どもまちづくりクラブのメンバー12名、未来新聞配布に参加した子どもたち22名、計34名が参加しました。
岩手・宮城・千葉・埼玉・東京・愛知・大阪・沖縄の計12団体の子どもたちがグループに分かれて、互いに活動紹介。その後は、“自分のまちの未来”と“日本の未来”のために大人と話し合いたいテーマについて意見交換。参加者からは「色んな場所の色んな地域の良い所、悪い所があって良かったけど、一番どんなに遠くても共通点があるということがわかってすごくうれしかったし、楽しかった」という声も。

子どもと大人も一緒にSpeak Out
サミット後半・???部は、子どもまちづくりクラブが発表した「祭り屏風」、「あかりの木」や「子どもセンター」の模型など、3地域のこれまでの活動の成果である展示物鑑賞でスタート。サプライズゲストfumikaさんによるミニライブの後は、いよいよ今回のメインイベント、子どもと大人全参加者による意見交換へ。「プロアクションカフェ」という手法を用いて、サミット1部と子ども会議参加者の意見を元に設定された5つのテーマから各自話し合いたいテーマを選び、テーマごとに分かれて子どもと大人が一緒に意見交換を行いました。

〜5つのテーマ〜
・大人が本当に創りたい未来って何ですか?
・子どもと大人が語り合える場をつくるためには?
・子どもが大人に直接意見を言う機会を増やすには
・どうしたら子ども達が意見をもっと自由に言えるか
・私たちがいろんな人たちとつながり合うきっかけをどうやってつくりだす?


子どもまちづくりクラブメンバーは2部で帰路につきましたが、その後希望者75名が参加して3部を継続。2部で話し合った内容をもとに、各テーブルでは子どもと大人の枠を超え、深い対話の場が生まれました。

参加した子どもの声
・違う県の人と話してみて、とてもよかった。子どもだけでやったりすると、とても面白い。東北だけでなく、困っている県のことをまた話してみたい。(小学生)
・東北の人とその他みんなが一緒に意見を言い合えて、思っていることが沢山言えてみんなの事も良く知れて、そのことに対して一生懸命聞きとめてくれる大人の人が沢山いてすっごく嬉しかったです。(中学生)
・自分たちの小さな枠で話していたので、もっと大きな枠で考えたいし、もっとほかの意見や、地域の話を聞きたいって思いました。(高校生)
・発表の時、みんなで考えたことを発表しているとき、こっちを見て真面目に聞いてくれる大人の方が沢山いたから。真剣に私たちの考えを聞いてもらっている気がしました。(子どもまちづくりクラブメンバー・中学生)
・たくさんのいろんな立場の人と話をして、「もっとこういうことができるんじゃないか」という気持ちが深まった。(子どもまちづくりクラブメンバー・高校生)

参加した大人の声
・改めて子どもの参加、参画の必要性を感じさせられた。子どもは世間一般で思われているよりもずっと立派。素晴らしい考えを持っています。その考えを伝える場所さえあれば、子どもは大活躍できる。そのようなことを再確認させられました。(大学生)
・子ども達は、自分たちで「何かしたい」と思っているというのが直に感じられました。大人はサポートすることが大切ですね。(学校関係者)
・子どもはすぐに大人になります。子どもたちが未来について「自分事」で考え、携われる仕組み(社会・コミュニティ)を創りたい。(行政関係者)
・大人も、どうやったら(あるいはどういう場なら)子どもが参加しやすいのか、子供が意見を言いやすいのか手探り状態ではないか。このような場からヒントをもらい、定期的な社会参加の場を作っていきたい。(行政関係者)
・子ども達は話したい、聞いてほしいことが沢山あるのに、大人側に聞いてあげる準備ができていないと強く感じました。(一般の方)
・子どもが、勝手に社会が作った枠に当てはまらないと、自分に劣等感を持って引きこもったりしがちですが、社会や町は自分たちで変えられる、作ることができるという経験は、それこそ「生きる力」。大人の意識を変える必要がある。(一般の方)
・子どもも大人も社会・みらいを作るパートナー。子供とか、大人とかは関係なく、パートナーとして社会に参加するべき。子どもが参加しない社会はあり得ない。(一般の方)

さらに今回のサミットでは、本イベントに特別協賛いただいているゴールドマン・サックスのボランティア30名と共に、当日の受付や誘導、照明、カフェの運営を子どもまちづくりクラブのメンバーも担いました。

今後もSpeaking Out From Tohoku!各地域で活動報告会実施予定
サミットにご参加くださったみなさま、ご協力くださったみなさま、どうもありがとうございました。
今後各地域では「第3回子どもまちづくりクラブ報告会」を開催します。みなさまのご参加お待ちしています。

「第3回子どもまちづくりクラブ報告会」

岩手県陸前高田市
日時:5月27日(日)13時30分〜16時00分
会場:高田大隅「つどいの丘」商店街内 陸前高田まちづくり協働センター会議室
対象:小学校5年生以上の子ども、大人 40名程度
申込先:0198-68-3012(担当:田代)申込締切:5月24日(木)

宮城県石巻市
日時:5月27日(日)14時00分〜16時30分(予定)
会場:石巻駅周辺施設
申込み先:022-399-7335(担当:菅原)



岩手県山田町
日時:6月3日(日)13時30分〜15時30分
会場:KYTみんなのひろば(仮設子どもセンター)
申込先:0198-68-3012(担当:山田)





(報告:仙台事務所・真屋友希)


 

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