活動の紹介

妊産婦と新生児のケア、感染症や栄養不良の予防と治療、保健システムの強化などを通し、すべての子どもやその家族が、良質な保健サービスを受けられるよう支援します。

栄養不良、感染症の予防や治療など、セーブ・ザ・チルドレンは保健・栄養の分野で2017年に33,314,759人の子どもを支援しました。保健システムの強化や政策提言を通し、誰もがどこでも、お金に困ることなく、質の高い保健・医療サービスを受けられる「ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ」の実現を目指しています。


主な活動 (2017年度年次報告書より)

海外

【ベトナム】最貧困層のための食料確保と栄養改善

近年目覚ましい経済発展を遂げるベトナム。一方、農村や少数民族が居住する地域では今なお貧困率が高く、子どもの栄養不良も深刻です。特にその傾向が顕著な北部山岳地域で、食料確保の支援と母子保健サービスの改善を通して、妊産婦と5歳未満の子どもの栄養改善を目指しています。事業開始にあたる2017年は、事業対象地域にて基礎調査や、地元で入手可能な食材の活用や低コスト農業技術についての研修を実施しました。今後は、親や養育者に対し、乳幼児のための適切な栄養ケアに関する啓発活動や、地域に根差した栄養対策を講じることができるよう保健行政スタッフの能力強化も行います。

【ベトナム、ミャンマー】少数民族の母子のための保健プログラム

経済発展が進むアジアの中所得国では、国内の健康格差が拡大しています。特に農山村地域に住む少数民族の母親と子どもの健康改善が課題であるため、妊産婦と新生児のための保健サービスの強化に取り組んでいます。ベトナムでは、家庭から保健センター、郡病院、省総合病院までの継ぎ目のないケアを目指し、保健啓発教材の開発や、カンガルーケア(誕生時の母子スキンシップ)の促進、新生児ケア・ユニットの整備などを支援。ミャンマーでは、保健センターの建設や医療費負担軽減のための現金給付プログラムの整備などの支援を開始しました。

【ミャンマー】母子の健康のための保健システム強化

少数民族が多く居住している農山村地域で、安全な出産と健康な新生児の誕生を促進するため、保健局と連携し、地域の保健システムの強化に取り組みました。医療体制が未整備で助産師のいない地域に暮らす住民に、母子保健サービスを提供する補助助産師を育成して配置したほか、保健局の組織能力の強化や医療従事者の技術研修などを行い、保健サービスの質を向上させました。また、対象の村のリーダーを交えて啓発活動の計画を策定するなど、住民参加を重視した活動を行った結果、住民の保健サービスの利用も促進されました。

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