毎年推定で540万人の子どもたちが
5歳の誕生日を迎える前に
命を失っています。
セーブ・ザ・チルドレンが支援する
ソマリアの病院で生まれた
ザガリアさん(6歳)

ザガリアさんは、2013年11月、ソマリアのプントランドにあるガルド総合病院で生まれました。ザガリアさんが生まれた時、なかなか産声をあげなかったため母親はとても心配しましたが、助産師の適切な処置により、無事に産声をあげることができました。ザガリアさんは、セーブ・ザ・チルドレンが、この病院の産科病棟への支援を始めてから、最初に生まれた新生児の1人です。今では、より多くの母親が安全に出産できるようになりました。
世界では6人に1人の子どもが
学校に通えていません。
避難民となり、
学校に行けなくなってしまった
ナビルさん(13歳)

「私の名前はナビル、イエメン北西部のサアダ県出身です。
紛争が始まるまで、私たち家族は平和に暮らしていました。しかし、自宅は破壊され、私たちはアムラン県に引越さなければならなくなりました。私は医師になり、保護者が医療費を支払えない子どもたちを治療したいと考えていました。」
「避難先では、私は学校に通うことができず、父が職を失ったので、家計を支えるために私が代わりに働かなければなりませんでした。
ある日、父の友人が私に、無料で教育が受けられ、学用品も支援してもらえる学校のことを教えてくれました。2年間教育を受けられていなかった私はとてもうれしくなり、翌日、父とともに、ライダ地区にあるその学校に登録に行きました。
今では、医師になる夢を叶えられるはずだと、明るい希望を持てるようになりました。私は、教育を続けられるように支援をしてくれたセーブ・ザ・チルドレンに、とても感謝しています。」
4億1,500万人。
世界の子どもの約6人に1人の子どもが
紛争地域で生活しています。
シリア東部、
15回も避難を余儀なくされた
ミアさん(11歳)

「私の名前はミア、シリアの東部デリゾール出身です。爆発がよく起こっていたデリゾールから避難する生活を始めて、生きていて楽しいことがありません。最近、セーブ・ザ・チルドレンが支援している学校に通い始めました。そこでは歌ったり、遊んだりして本当に楽しいです。でも、家があるキャンプに戻ると、悲惨な現実が待っています。夜は明かりを照らす電気がありません。冬の寒さをしのげる服も持っていません。お腹が空いたまま学校に行くときもあり、家に食べ物が無ければ1日中空腹のまま過ごすことになります。」


2030年までに子どもたちのために達成したいこと

5歳未満の子どもが予防可能な病気で亡くなることをなくす

すべての子どもが質の良い基礎教育を受けられる

子どもへの暴力が許されない社会にすることをめざす
私たちは「最も弱い立場に置かれた子どもたち」に 焦点を当てて活動します
セーブ・ザ・チルドレンの特徴
セーブ・ザ・チルドレンは子どもの権利のパイオニアとして、約120ヶ国で活動しています。

セーブ・ザ・チルドレンは、子ども支援活動を行う、民間・非営利の国際組織です。1919年、イギリス人エグランタイン・ジェブによって設立されました。彼女は第一次世界大戦で荒廃したヨーロッパで、敵味方を超えて、栄養不良に苦しむ敵国の子どもたちの支援に取り組みました。その活動の中で、子どもの権利に関する世界初の公式文書とされる「ジュネーブ子どもの権利宣言」を起草。その理念は、現在196の国と地域が批准している国連の「子どもの権利条約」へとつながり、世界に広がっています。
現在、日本を含む29ヶ国の独立したメンバーが連携し、約120ヶ国で子ども支援活動を展開。子どもの権利のパイオニアとして、国連や各国政府からもその専門性を認められ、世界中で、子どもを取り巻く環境に変革をもたらしています。
活動理念
ビジョン
セーブ・ザ・チルドレンは、すべての子どもにとって、生きる・育つ・守られる・参加する「子どもの権利」が実現されている世界を目指します。
ミッション
セーブ・ザ・チルドレンは、世界中で、子どもたちとの向き合い方に画期的な変化を起こし、子どもたちの生活に迅速かつ永続的な変化をもたらします。
私たちが大切にすること

説明責任
Accountability

説明責任
Accountability
人材・資金・情報など、あらゆるリソースを効率的に活用し、確実な成果を上げ、支援者や活動をともにするパートナー、そして誰よりも子どもたちに対して自らの行動を説明することに、一人ひとりが責任をもちます。

協力
Collaboration

協力
Collaboration
互いを尊重し認め合い、多様性を活かし、子どもたちの生活に変化を起こすため、世界的なネットワークを駆使してパートナーたちと協力し行動します。
活動資金
セーブ・ザ・チルドレンの活動は皆さまからのサポートで成り立っています

セーブ・ザ・チルドレンは活動資金のうち、94%を事業費に充てています。支援の内容としては、子どもへの直接支援や保健・栄養分野の支援、教育支援など多岐にわたります。
経常費用の割合※1

地域別支出割合※2

分野別支出割合(日本)

分野別支出割合(海外)

※1 2020年度計上費用1,834,402,786円
※2 海外援助費・緊急援助事業費・国内事業費・事業助成金等 計1,143,317,484円
*地域別支出割合は監査を受けておりません。
活動内容
緊急・人道支援

保健・栄養

教育

子どもの保護

防災(災害リスク軽減)

子どもの貧困

寄付金控除を受けられます
セーブ・ザ・チルドレンへの寄付は税控除の対象です。
セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは内閣府より公益社団法人としての認定を受けています。そのため、セーブ・ザ・チルドレンへの寄付は、税制優遇措置の対象となっています。所得税、法人税、相続税、一部の自治体の住民税において、それぞれに定められている条件を満たすことで優遇措置を受けられます。

よくある質問
世界の子どもたちへのセーブ・ザ・チルドレンの活動をご支援いただく毎月定額での継続ご寄付の仕組みです。すでに世界で約200万人の支援者がいらっしゃいます。毎月寄付をいただいている支援者様には定期的に年次報告書やニュースレター、メールマガジンをお送りしています。
個人支援者様からの継続的なご支援は、日本や世界各国での子どもたちのための紛争・災害などの緊急人道支援、保健・栄養、教育、子どもの保護事業等の大切に活用させていただいております。
2018年には世界約120ヶ国で、約4000万人以上の子どもたちに支援を届けました。しかしながら、依然として、世界では4億2000万人の子どもたちが紛争下に暮らしています。こういった子どもたちを守り抜いていくために、個人支援者様に継続的にご協力いただくことが非常に重要になってきます。
継続ご支援の場合には、クレジットカードまたはゆうちょ銀行など銀行口座からの口座振替がご利用いただけます。クレジットカードの場合は毎月10日、口座振替の場合には毎月27日(金融機関休業日の場合はその翌営業日)に手続が行われます。通帳(明細)には、「NSSCJ」と記載されます。
クレジットカードの場合、お申込みいただきました金額は、各カード会社との規約に基づきご指定口座からの振替となります。振替日につきましては、各クレジットカード会社より送付されるご利用明細でご確認ください。
ご希望される1カ月前までに、セーブ・ザ・チルドレンの事務局までお電話もしくはEメールでご連絡いただくことで支援金額(種類)の変更、支援の中止が可能です。