【ネパール大地震から3カ月】
ネパール大地震への主な支援物資の実績(2015年6月15日時点)
生活用品・調理器具セット 8,787セット
衛生用品キット 15,674セット
寝袋 2,964個
毛布 34,469枚
シェルターキット(テント/ビニールシート)9,256セット
新生児・出産キット 2,011セット
防水シート 34,469枚
乳幼児キット 1,139セット
仮設学習スペース 129ヶ所
子どもひろば 864ヶ所
【セーブ・ザ・チルドレンの支援活動や現地状況(5/11付)】
地震発生から5月11日までに、40,193人の子どもたちを含む66,988人へ支援を届けています。
(1)ゴルカ郡タクコット村に寝袋391個、ダンダガウン村に寝袋170個、アルポカリ村に寝袋1.059個を配布しました。
(2)シンドゥルパルチョウク郡サノシルワリ村において、衛生用品キット12セットと防水シート37枚を配布しました。また、同郡へ保健チームを派遣しました。
(3)ダディン郡ブメスタ村に太陽電池式トーチや防水シート配布のために緊急チームが派遣されました。また、5月10日までに、同郡において防水シート2,244枚とソーラーランタン15個が配布されました。
(4)ヌワコット郡クマリ村において、調理器具キット100セットや乳幼児キット150セット、シェルターキット25セットが配布されました。
【セーブ・ザ・チルドレンの支援活動や現地状況(5/5付)】
地震発生から5月5日までに、22,209人の子どもたちを含む37,015人へ支援を届けています。
(1)ダディン郡において、防水シート798枚を配布しました。
(2)シンドゥルパルチョウク郡において、現地パートナー団体とともに給水タンク5基を設置したほか、防水シート100枚や乳幼児キット100セット、寝袋500個等を配布しました。
【セーブ・ザ・チルドレンの支援活動や現地状況(5/3付)】
(1)ゴルカ郡において、シェルター・キット1,232セットや調理器具キット200セット、毛布400枚、防水シート1,250枚、防水マット18枚、幼児用キット450セットを配布しました。
(2)シンドゥルパルチョウク郡において、防水シート1,851枚や乳幼児キット543セット、幼児用毛布90枚、羊毛製幼児用毛布30枚、調理器具キット45セット、シェルター・キット478セット等を配布しました。
( 3 )およそ32万人の子どもたちが、住む家も、着るものも、何もかも失ったと試算し、そうした子どもたちは、今後数カ月もの間、厳しい環境の中での避難生活を余儀なくされるだろうと警告しています。
【セーブ・ザ・チルドレンの支援活動や現地状況(4/30および5/1付)】
(1)6,916人の子どもたちを含む16,860人へ防水シートや調理器具セット、乳幼児キット、シェルターキット等を配布するとともに、さらなる追加物資136トンの到着が予定されています。
(2)被害の大きかったカトマンズやシンドゥルパルチョウク郡、ヌワコット郡、ダディン郡、カブレパランチョウク郡、ゴルカ郡では、13万棟以上の家屋が崩壊し85,000棟以上が一部損壊の被害を受けました。ヌワコット郡だけでも13ヶ所の避難キャンプに2万4,000人が避難しています。
(3)420万人が喫緊に水や衛生環境の支援を必要としている推定され、300万人以上が食糧支援を必要としています。
【セーブ・ザ・チルドレンの支援活動や現地状況(4/29および4/30付)】
政府からの情報によると、280万人が避難しており、7万戸以上の家屋が倒壊、39郡で53万戸以上が損壊したと推定されており、350万人が食糧支援を必要としている状況とのことです。
(1)ゴルカ(Gorkha)郡へ調理器具セット200セットとシェルターキット574セット、乳幼児用キット650セット、乳児用毛布100枚、毛布335枚、防水シート1,350枚等の支援物資輸送をしました。また、同群10地区(Palungtar, Changly, Gaikhur, Ampapal, Khoplang, Taple, Ashrang, Shreenath kot, Gankhu, And Aruppokhari)にておいて、防水シート1,000枚を配布しました。
(2)シンドゥルパルチョウク群で防止シート150枚とシェルターキット198セットを配布するとともに、追加シェルターキット568セットと家庭用品キット636セット、乳幼児用品キット1,000セットを備蓄倉庫より搬送しました。
(3)カトマンズ、バクタプール(Bhaktapur)及びラリトプール(Lalitpur)にて、テントや水、衛生・保護分野でのニーズ調査を実施しました。
【セーブ・ザ・チルドレンの支援活動(4/29付)】
(1)地震発生から5日が経過しましたが、この間、被災地の子どもたちの多くは余震を恐れて家に戻れず、戸外での避難生活を余儀なくされています。その中には、けがを負っている子どもや、家族が犠牲になってしまった子どもが含まれています。
(2) 現地で支援活動をしているスタッフからの報告によると、被害の大きかったゴルカ郡では、地域の全500校の9割が壊滅的あるいは大きな損傷を受けており、7万5,000人の児童に影響が出ています。また、同地域では医療センターの6割、家屋の8割が倒壊し、11の村が壊滅状態にあるとのことです。
(3) およそ5,000の学校が壊滅的な被害を受け*1、今後子どもたちに長期にわたって甚大な影響が及ぶと懸念しています。
現在、ゴルカ郡を含むカトマンズ盆地周辺の最も大きな被害を受けた地域の最も支援を必要としている人々に、防水シートなどシェルター用の物資や、子ども服、毛布、石鹸などの乳幼児キットを配布しています。また、衛生用品や医療品、毛布、防水シートなどの生活必需品をドバイやマニラにあるセーブ・ザ・チルドレンの備蓄倉庫から空路や陸路など様々なルートを通じて、運び込んでいます。
*1: 国連人道機関とセーブ・ザ・チルドレンを含むNGOからなる人道カントリーチーム(Humanitarian Country Team)発表。
【セーブ・ザ・チルドレンの支援活動(4/27付)】
(1)27日自宅から避難している被災者に対し、カトマンズで防水シートの配布、カトマンズ東部の町バクタプルで子ども服、毛布、石鹸などの乳幼児キットの配布をおこないました。
(2)現在までに316人の子どもたちにこうした支援物資を届けましたが、引き続き、もっとも被害の大きかったカトマンズ盆地周辺のゴルカ郡やシンドゥパルチョーク郡でも支援物資の配布を実施していきます。