活動レポート

7月21日、東北大学川内キャンパスで行われた学都「仙台・宮城」サイエンス・デイにソニー・サイエンスプログラムが出展しました!
ソニーとセーブ・ザ・チルドレン・ジャパン協働の「RESTART JAPAN」は昨年に引き続き2年連続の参加です。昨年は「分解ワークショップ」を行い、今年は「光通信手づくり実験」を中学生を対象に開催しました。
「光通信手づくり実験」は、ハンダを使って光通信機を工作し、自分でつくった光通信機で光通信や電子回路の仕組みを学ぶことができるプログラムです。目に見えない赤外線通信、LED、そしてレーザと様々な光の実験を通じて、屈折の特性や通信可能な距離を体験することができます。
ではさっそく当日の様子を紹介します。

■基板の製作

まずは型紙に合わせて銅版を強くなぞり、なぞった跡をハサミで切っていきます。
次に、送信機と受信機2種類の基板に13枚の銅板をうまく貼り付けます。接着面がピッタリくっつくように銅版の端をペン先等で押えるのがポイントです。

■ハンダを使って電子部品の装着


いよいよハンダ付けの作業です。
回路図に従って、抵抗・トランジスタ・コンデンサ・フォトトランジスタ・LEDソケット・ボリューム(光の強さを調整)・電子オルゴール・スピーカー・電池ケースを次々に装着していきます。
大きさの似ている抵抗の種類や、トランジスタ等の極性を間違えないように注意するのがこの作業のポイントです。
参加している中学生に聞いてみるとほとんどの子どもたちが学校の授業でハンダを使ったことがあるそうです。あまり経験がない子どもには補助スタッフがフォローに入りながら、みんな順調に部品を装着していました。


■光通信の実験

電池を入れた電池ボックスのスイッチをONにしたとき、送信機はLEDの光が明るくなったり暗くなったり変化していれば正常に動作しています。その送信機の光を受信機のトランジスタに当てて音楽が鳴り始めればいよいよ完成です!


教室のいたるところでオルゴールが鳴り始め、いよいよ自分でつくった光通信を使って実験に挑戦します。
実験では、通信機と受信機の間に障害物を置いた場合、半透明なものを置いた場合、光を鏡に反射させ場合に音はどのように変化するのか、またLEDの代わりにレーザを取り付けた場合に、どちらが遠くまで受信機に届くかなどを試しました。


■光についての講義と修了証の授与

参加者全員の光通信機が完成し、実験を終えたところで、最後に光というものについて改めて講義がありました。身近にあるリモコンに使用されている赤外線の存在や、普通は目に見えない赤外線を携帯電話のカメラやデジタルビデオカメラを通して見ることできることなどを教わりました。
最後に参加者全員に修了証が手渡され「光通信手づくり実験」は終了となりました。


「RESTART JAPAN」はこれからもソニー・サイエンスプログラムの開催を通じて子どもたちが科学に触れる機会をつくっていきます。

(報告:仙台事務所 宮川淳)