活動レポート


前回のスペシャル回
に引き続き、今回は2012年12月16日に行われたi.club@KESENNUMA 2012 WINTERの第1回目の様子を進行役を務めるi.club Leaderの岩佐さんに詳しく伝えて頂きます。
 
2012年12月16日(日)第1回「気づく:気仙沼のドライフードを集める」
スペシャル回では、ドライフードの可能性について学んだ高校生たちが挑戦するのは、気仙沼のドライフードについての情報を集めることです。高校生は実際にフィールドワークに出かけて、気仙沼にはどんなドライフードがあるの?どうやって食べられているの?という質問の答えを探しに行きました。
 
 


 

フィールドワークとは何かを学ぶ
今回のワークショップのポイントは実際に外へと出向き、ドライフードの情報を集めるということです。そのために“フィールドワーク”と“インタビュー”という2つの手段を使います。“フィールドワーク”では、“観察対象の場所”や“人々の様子”を観察することで気づきを発見します。この“フィールドワーク”では、その場の状況をきちんと把握することがなによりも大事!だからどんな状況かが分かりやすいように写真を撮るコツなどの説明を受けた高校生たちは、みな「なるほど!」と納得顔です。
  

フィールドワークで気仙沼のドライフードを集めてみよう!
高校生たちはさっそく、気仙沼のお魚いちば、復興屋台村、紫商店街へ出かけていきました。お店ではどんな商品がどのように陳列されているかを見たり、店員さんに売れ筋商品を聞いたり、ドライフードの食べ方を教えて頂いたりしました。
高校生たちはお話しを聞きながら発見した気づきを『フィールドワーク・シート』に書き込んだり、手渡されたインスタントカメラ“チェキ”で発見したドライフードを撮影していきます。最初は商品を見ているだった子どもたちが、少し勇気を出して話しかけてみると、他の人にもどんどん話しかけられるようになり、地元の大人の方々とのコミュニーケーションを楽しんでいるようでした。

 


 

フィールドワークで集めたドライフードの情報を共有する
フィールドワークから帰ってくると、早速集めた情報をみんなで共有しました。『フィールドワーク・シート』にメモした気づきを相手に伝えやすい形でポストイットに書き下ろし、それを共有していきます。「一つのポストイットには一つのアイデアを書く」「語尾を明確にする」等、ルール基づいて作成していきます。同じ場所にフィールドワークに行っても、そこで発見したこと、気づいたことは人それぞれです。それぞれの気づきを共有することで、そこから多くの発見を得ることができました。
 
 



 
 

次回に向けてインタビューから情報を深堀りしよう!
今回のワークショップのポイントは、広く情報を集めるために外に出て気づきを得ることでした。ワークショップでは場所や状況に注目したフィールドワークを行って情報を集めましたが、ドライフードに関わる人からの情報もすごく大事!ということがわかり、次回に向けての宿題として“インタビュー”の手法を用いてさらに情報を集めます。
“インタビュー”はより“人”にフォーカスして、質問を投げかけながら気づきを得る手法です。“インタビュー”では、深堀りする質問と確認する質問をうまく使い分けることで面白い発見が得られることなどが教えられました。さっそく『インタビュー・シート:』が配られ、シートの項目をもとにその人とドライフードとの関わりや、どういうことを聞きたいかに注意しながら気づきをメモします。高校生たちは人に注目することでどんな気づきを集めてくるのしょうか?
 
 

次回は集めた情報からイノベーションのタネを作る!
第2回では「気づく:“気仙沼の新しいドライフードのタネを見つける”」と題して、第1回と宿題で集めたドライフードの広い情報をイノベーションのタネにしていきます。「イノベーションのタネ」とは新たなアイデアに繋がるヒント(タネ)となるもののことです。ドライフードの気づきを漠然と分類していくのではなく、「なんでこの調理方法が生まれたんだろう」、「ここのおもしろさは何なのだろう」と深く掘り下げていき、新たなドライフードのアイデアに繋がるタネを作っていきます。
(文責・写真ci.club)
 
今後の展開がとても楽しみになる内容です。 RESTART JAPANは引き続きi.clubを支援し、子どもたちがイノベーションについて学ぶことができる機会をサポートしていきます。
 
 
【前回の活動の様子はコチラ】
「高校生がデザインする新しいドライフード」i.club@KESENNUMA 活動報告(1)
 
 

(報告:仙台事務所 宮川淳)