活動レポート

7月15日、東北大学川内キャンパスで開催された『学都「仙台・宮城」サイエンスデイ』にて、セーブ・ザ・チルドレンとソニー株式会社の協働プロジェクト「RESTART JAPAN」の支援によりソニー・サイエンスプログラムが行われました。
『学都「仙台・宮城」サイエンスデイ』は「科学って、そもそもなんだろう?」をテーマに、「科学の【結果に至るまでのプロセス】を子どもから大人まで五感で体験できる日」をコンセプトに、古くより「学都」として知られる仙台・宮城の地において、2008年から毎年開催されている科学イベントです。
80を超える出展の中、「RESTART JAPAN」はソニーの科学館「ソニー・エクスプローラサイエンス」でも大人気で、東北では初開催となる「分解ワークショップ」を事前にお申し込み頂いた親子ペアに午前・午後の各回20組40名を対象に開催しました。

「分解ワークショップ」は普段、何気なく使っている電気製品を違う角度から、違う視点で見つめてもらい、それを分解して「部品」に戻すことで、製品(モノ)の仕組みに興味を持ってもらうこと、同時に工具の使い方も学んでもらうことを目的にしています。
また、さまざまな電気製品に使われている「希少金属」について知ることで、資源循環の大切さを感じ、さらに参加者同士がコミュニケーションを図り、楽しくじっくりと分解に取り組んでもらう機会を提供するために作られたプログラムです。


写真左がノートパソコンのVAIO、 写真右が携帯ゲーム機のPSP®です。
これはこれから分解されるソニー製品の一部です。他にもデジタルスチルカメラの”サイバーショット”やデジタルビデオカメラの”ハンディカム”があり、これらすべての製品は分解前にちゃんと動くかどうか動作確認を済ませています。




分解博士こと金子金次先生から、通常家庭では電気製品の分解は禁止されていることなどを教えて頂き、これから自分が分解する製品の情報を分解カルテに記入し、いよいよ分解作業の始まりです。


親子ペアでの共同作業でどんどん分解を進めます。この日のために駆けつけてくれた多賀城市にあるソニー(株)の仙台テック、白石市にあるソニーセミコンダクタ(株)白石蔵王テック、さらには東京や厚木から参加のソニーグループの分解博士たちがお手伝いやアドバイスをしてくれます。


子どもたちの手によってデジタルビデオカメラがこんなにたくさんの部品に分解されました!


分解した細かな部品は顕微鏡で見て精密な構造を確認したり、その部品の持つ目的を分解博士に教わります。最後はリサイクルのため、基板・プラスチック・金属・その他に分別回収しました。
普段は見ることのできない電気製品の中を見て、子どもたちは大興奮。かつては分解好きの少年・少女だったお父さん・お母さんも子どもたちに負けじと真剣に作業を楽しんでくれました。




参加した子どもたちは全員が分解博士ジュニア認定証を受けとることができました!
感想を聞かれた子どもたちは、「おもしろかった!」、「科学をもっとが好きになった」などプログラムを思う存分楽しんでくれていました。保護者の方からも、「このようなプログラムをたくさん仙台で開催してほしい」、「普段は子どもに分解をさせられないので、今日は一緒になって夢中になりました」などと喜びの声を頂きました。
「RESART JAPAN」では、今後も復興支援の一つとしてソニー・サイエンスプログラムの開催を行い、子どもたちが未来を考えるきっかけづくりを応援してきます。

【過去に行ったプログラムの様子】
「ソニー・サイエンスプログラム」の活動報告欄をご覧ください。
https://www.savechildren.or.jp/restartjapan/program/science/

※VAIO、”サイバーショット”、”ハンディカム”はソニー株式会社の登録商標です。
※PSP®は株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントの登録商標です。

(報告:仙台事務所 宮川淳)