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アドボカシー
(公開日:2021.04.23)

ミャンマーの子どもたちを協議の中心に−ASEAN首脳会議

 
2021年4月24日インドネシアで、ミャンマー情勢を協議するために、東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議が開催されます。セーブ・ザ・チルドレンは、ASEAN首脳に対し、この緊急の首脳会議において、ミャンマーの子どもたちの未来を早急に守るよう求めます。

現地で活動する人権団体によると、2月1日に軍事クーデターが起こってから少なくとも50人の子どもたちを含む738人が殺害されました*1。また、4月5日から拘束されている2歳と4歳の子どもたちを含む、少なくとも48人の子どもたちが拘束されています。

セーブ・ザ・チルドレンは、明日のASEAN首脳会議を前に次のとおり訴えます。
「この数ヶ月で、少なくとも50人の罪のない子どもたちが犠牲になっています。国軍が人命を完全に軽視していることを示しており、ASEAN首脳による今回の協議は残念ながら遅すぎました。しかし、今もミャンマーの子どもたちの命はリスクに晒されており、これ以上そのリスクを増大させるわけにはいきません。その意味では、今回の会議は非常に重要なタイミングでの開催です。子どもたちの権利が広く侵害されていることに加え、経済の崩壊に伴い教育や食料、保健医療サービスが脅かされており、ミャンマーの子どもたちの未来は厳しいものになっています。

クーデター以前であっても、同国ではすでに100万人以上が人道支援を必要としていました。この危機が続くにつれて、貧困と栄養不良は日々増加しています*2

過去に発生した危機の際に見られたように、今回のクーデターの影響は、ミャンマー国外に波及しています。すでに数千人の難民が周辺国に逃れており、人道危機が急速に拡大する恐れがあります。ミャンマーの状況が悪化すれば、難民や国内避難民がさらに増える可能性があり、新型コロナウイルス感染症の感染拡大によりすでに経済的な影響を受けている地域の資源を圧迫することになるでしょう。

ASEANおよび周辺各国政府は、国際社会の協力のもと、ミャンマーの子どもたちのニーズを最優先に置き、ともにこの危機に迅速に対応しなければなりません。周辺国で安全を求める子どもたちやその家族、その他の難民への支援なども必要です。誰一人として、暴力の危険に晒されるミャンマーに押し戻されるべきではありません。また、各国は新たに避難してきた人たちに対する人道支援団体による支援活動が制限を受けずに行えるようにする必要があります。

ASEAN首脳は、これ以上子どもたちが死傷したり、未来が台無しにされたりする前に、致命的な攻撃を直ちに終わらせるよう、ミャンマー軍に働きかけなければなりません。」

*1 Figures compiled by the Assistance Association for Political Prisoners (AAPP) represent the most accurate source of data available. Reports of deaths and detentions are difficult to compile and verify and actual figures are estimated to be higher. 

*2 https://reliefweb.int/report/myanmar/wfp-step-operations-response-fast-rising-hunger-myanmar

 

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