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インド
(公開日:2021.05.14)

【インド】新型コロナウイルス感染症で親を亡くした子どもが増加―人身取引や虐待の恐れ

 
インドでは、新型コロナウイルス感染症により両親を亡くした子どもたちが増えています。保護者のいない子どもを養子として引き取ってほしいという要望がソーシャルメディアで拡散されていますが、人身取引や虐待の恐れがあると、セーブ・ザ・チルドレンは警鐘を鳴らします。




インドでは、現在、新型コロナウイルス感染症による死亡者が記録的に増加しています。親を亡くした子どものなかには、親せきや新たな養育者に引き取られる子どももいますが、引き取り手がいない子どももいます。

ソーシャルメディアで共有されたある投稿には、次のように書かれています。
「2歳の少女と2ヶ月の乳児が新型コロナウイルス感染症で両親を亡くしました。この子どもたちには家が必要です。あなたの近くの誰かが養子を探しているなら、連絡してください。」

セーブ・ザ・チルドレンは、子どもたちを人身取引や虐待などのリスクから守るため、保護者などがいない子どもたちの詳細をオンラインで共有せず、代わりに政府のヘルプラインに連絡するよう呼びかけています。

また、インド政府は、国内の病院に対して、入院中の親が死亡した場合に、子どもを誰に託すか記載された申告書の提出を親に求めるなど、不法な養子縁組を防ぐための取り組みを要請しています


学校で手洗い指導を受ける子どもたち


セーブ・ザ・チルドレンは、インドの一部の州で子どもとその養育者のためのヘルプラインを運営し、精神保健・心理社会的支援(こころのケア)を提供しています。実際、周囲に助けを求められる人が誰もいない子どもたちからの電話もあります。

クシャルさん(9歳)とプレティさん(10歳)は、母親が新型コロナウイルス感染症と診断されたときにはじめてセーブ・ザ・チルドレンに助けを求めました。母親は地元のクリニックに入院しましたが、亡くなりました。クシャルさんとプレティさんは、母親の葬式に出席することも許可されませんでした。父親は、仕事をしている間、子どもたちの世話をすることができず、学校での給食も食べられないことから、子どもたちはお腹を空かせていました。
セーブ・ザ・チルドレンは、親が不在の間に家に残されたこのような子どもたちを支援する活動も行っています。


 

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