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ミャンマー
(公開日:2021.11.04)

【ミャンマー】セーブ・ザ・チルドレンの事務所が焼失−西部チン州での衝突により

 
2021年10月29日午前11時ころ(現地時間)、ミャンマー西部チン州タントラン(Thantlang)で、砲撃により火災が発生し、セーブ・ザ・チルドレンの事務所を含む数十棟の建物が焼失しました。

ミャンマー西部チン州での火災でセーブ・ザ・チルドレンの事務所も焼失

チン州では、軍の攻勢が強まるなか、これまでに少なくとも100棟の民家や建物が焼失したと見られています。火災は町中にひろがりましたが、消火のための消防隊はいませんでした。

セーブ・ザ・チルドレンは、町に残っていると思われる20人の子どもたちの安否を心配しています。また、多くの建物が木造であることから、数百棟の家屋が破壊される可能性があると懸念しています。

タントランには1万人近くの人々が住んでいましたが、先月、チン州全体で紛争が激化したため、町の人たちは避難を余儀なくされました。セーブ・ザ・チルドレンの事務所に勤務する10人のスタッフ全員も避難し、保健支援も中断を余儀なくされています。 避難した人たちのほとんどは、インドとの国境沿いの村で避難生活を送っていますが、国境を越えてインドに避難した人もいます。

町の人たちが避難して以来、民間人の立ち入りが制限されています。そのため、今回の火災による事務所の被害状況を直接確認することはができませんが、今回の件を受けてセーブ・ザ・チルドレンは次のように訴えます。
「今回の衝突は、まったく無意味なものです。私たちの事務所が焼失しただけでなく、町全体が破壊され、数千もの子どもたちとその家族が暮らす家が破壊される恐れがあります。この町に住む人たちは、この数週間の激しい衝突から逃れるために、避難しなければなりませんでした。多くの人々は、残されたわずかな財産を失い、帰る家もなく、国境沿いに避難しています。

ミャンマーでの衝突が拡大し、国内の多くの子どもたちが影響を受けています。軍事クーデターとそれに続く人道的危機は、子どもたちの人権を根本的に脅かし続けています。そして、人道支援が必要であるにもかかわらず、支援活動への資金拠出が追いついていません。

セーブ・ザ・チルドレンは、ミャンマーで起こるあらゆる暴力や攻撃を最も強い言葉で非難します。民間人や人道支援団体への無差別攻撃は、国際人道法に違反しています。私たちは、すべての当事者に対して、このような暴力を行わず、民間人、特に子どもたちを暴力から守ることを最優先とするよう求めます。」



 

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