【防災(災害リスク軽減)】
2021.04.02
- 日本/国内災害
防災に子どもたちの声が反映され、災害時に子どもたちが主体的に行動できるよう、地域社会の防災体制を強化。子どもを中心とする防災を推進します。
子どもは特に自然災害の影響を受けやすく、気候変動によって起こる問題で子どもたちはさらなるリスクにさらされています。セーブ・ザ・チルドレンは、子どもにやさしい防災を推進することで、子どもたちが主体的に防災に参加し、災害リスクを軽減することを目指しています。
【防災(災害リスク軽減)】
2021.04.02
【防災(災害リスク軽減)】
【シリーズ第1回:みんなで考えよう!自然(しぜん)災害(さいがい)と防災(ぼうさい)】みんなに知ってほしい!自然(しぜん)災害(さいがい)のこと
2021.03.02
気候変動の影響を受け、頻発する洪水や干ばつ。これらの自然災害が起こりやすい地域において、洪水に備え、防災無線による情報発信や小規模な橋の建設、避難訓練、避難経路の確保、住民への啓発活動を実施しました。また、洪水などの自然災害を最小限に抑えるために住民主体で行われる河川清掃などの減災活動を支援しました。さらに、農業に生計を依存する世帯が多くを占めることから、干ばつや洪水発生後の食料不足に対処するため、農業の技術支援も行いました。地方行政機関は、これらの活動を受け、防災のために自主的な予算を確保し、橋の建設を実施。地域全体で防災活動の重要性が認知されてきました。
サイクロンや洪水など自然災害が頻発するメコン・デルタ地域。セーブ・ザ・チルドレンは、地域住民や子どもたちの命を災害から守るため、住民が主体となって防災・減災対策を進められるように支援しました。また学校では、子どもたちが防災を積極的に学ぶ機会をつくり、「子ども防災クラブ」の設立を支援したり、水の事故対策のため水泳訓練を行いました。
川や湖など水資源の豊富なタイでは、3分の2の子どもが泳げず、水にまつわる事故が子どもの死亡原因の第1位になっています。そのため、バンコクの小学校8校の児童と教師を対象に、水の事故予防のための知識や泳法などの講習の実施と、子どもたちによる啓発教材づくりを支援。また、障害のある子どもに配慮した、水の事故防止のための教材を作成しました。
交通量の多いジャカルタ首都圏では、交通インフラが十分に整備されておらず、また、交通 安全に対する意識が十分でないために、通学途中で事故に巻き込まれる子どもが少なくありません。そのため、子どもたちに加え、保護者や地域社会の人たちに対し、交通安全に関する知識と意識の向上のための講習や、青少年と行政との公開討論会などの啓発活動を実施しました。