子どもを誰ひとり飢えさせないー食料危機 緊急支援ー

干ばつと激しい紛争により、東アフリカやイエメン、ナイジェリアにおいて、子ども140万人が差し迫った飢餓の危機的状況に直面しています。
さまざまな要因がこの状況を引き起こしていますが、子どもたちはただ、飢餓の危機に直面しながら、必死で生き延びようとしているのです。
2月には、南スーダンの一部で飢饉(ききん)が宣言されました。国連は、ソマリアとナイジェリア、イエメンも飢饉発生の瀬戸際にあると警鐘を鳴らします。セーブ・ザ・チルドレンは、2011年に発生し、ソマリアで25万人が犠牲になった飢饉よりも状況が悪化する可能性もあると警告します。
世界は、飢えに苦しむ子どもたちに背を向け続けていますが、私たちが行動を起こし、子どもたちの命を救うための時間はまだ残されています。
【セーブ・ザ・チルドレンによる支援活動】
セーブ・ザ・チルドレンは、今この瞬間も、現場で、命の危機に瀕している子どもたちの命を守るために活動を行っています。特に5歳未満の幼い子どもたちは、急性栄養不良の状態を持ちこたえるための体力がなく、はしかやマラリア、コレラなどにも感染しやすいため、最も脆弱です。セーブ・ザ・チルドレンは、子どもたちの栄養状態の検査を行い、栄養不良の子どもたちに専門の保健センターでの治療を提供すると同時に、栄養支援プログラムを実施しています。
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