活動の紹介

防災に子どもたちの声が反映され、災害時に子どもたちが主体的に行動できるよう、地域社会の防災体制を強化。子どもを中心とする防災を推進します。

子どもは特に自然災害の影響を受けやすく、気候変動によって起こる問題で子どもたちはさらなるリスクに晒されています。セーブ・ザ・チルドレンは、子どもにやさしい防災を推進することで、子どもたちが主体的に防災に参加し、災害リスクを軽減することを目指しています。


防災(災害リスク軽減)

主な活動 (2021年度年次報告書より)

海外

【タイ:子どもを水の事故から守る】

タイにおける子どもの死亡理由で最も多いのが、水の事故によるものです。事業では子どもたちが学校内や家庭内、地域社会内で水の事故予防の大切さについて理解し、子どもたちが自らを水の事故から守ることができるよう、バンコクの小学校15校において啓発活動を支援しました。

また、障害のある子どもはより水の事故に巻き込まれる可能性が高いため、教職員や保護者向けの、障害の ある子どもにやさしい水の事故予防の指導マニュアルを作成し、教職員などに対する研修を実施しました。
新型コロナウイルス感染症拡大防止として長期間閉鎖された学校が再開された時には、対象校に、子どもた ちが安全に学校に戻ることができる用、衛生用品や清掃用品の提供も行いました。

タイ防災事業風景

【インドネシア:子どもたちが安全に通学できるように】

都市部の交通量が多いジャカルタ首都圏では、歩道橋や横断歩道、道路標識などの設備が十分でなく、住民の交通安全に対する知識や意識も十分ではありません。学校の前でもスピードを落とさずに走る車両や、ヘルメットをかぶらずにオートバイに乗る子どもも少なくありません。そのため、子どもたちが巻き込まれる交通事故が多く発生しています。

事業では、子どもたちが安全に通学できるように、子どもたちや保護者、地域住民に対し、交通安全に関する 知識と意識向上のための講習や啓発活動を実施しました。また、子ども同士の学びと助け合いを促すピア・エ デュケーターや、他の保護者に対して講習を行う保護者ファシリテーターなども育成しました。新型コロナウイルス 感染症拡大防止のために、これらの活動は主にオンラインで実施しました。

インドネシア防災事業

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定期的に年次報告書や会報誌をお送りしています。

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