「ウクライナ危機 緊急子ども支援」に多くの皆さまからのあたたかいご寄付をいただき、ありがとうございました。

「ウクライナ危機 緊急子ども支援」に多くの皆さまからのあたたかいご寄付をいただき、ありがとうございました。

セーブ・ザ・チルドレンは、ウクライナ情勢の深刻化により、ウクライナ危機緊急子ども支援の当初計画からその規模を大幅に拡充し、これまで約1.2億米ドル(約144億円)のご寄付の呼びかけを行ってきました。

セーブ・ザ・チルドレンは、ウクライナ情勢の深刻化により、ウクライナ危機緊急子ども支援の当初計画からその規模を大幅に拡充し、これまで約1.2億米ドル(約144億円)のご寄付の呼びかけを行ってきました。

 

そして、この度日本をはじめ、世界中の皆さまよりあたたかいご支援をいただき、ウクライナと周辺国における緊急子ども支援に必要とする当面の活動資金の見通しが立ちました。

 

今後も、引き続き、ウクライナおよび周辺国における緊急子ども支援を展開するとともに、こちらにて、支援活動の状況をご報告させていただきます。

 

多くの皆さまよりいただきましたご寄付に心から御礼申し上げます。

 

現在、世界では4億5,000万人の子どもたち-6人に1人の子どもたちが紛争下に暮らしています。子どもたちは過去類を見ない規模で人道危機の矢面に立たされています。

 

現在、世界では4億5,000万人の子どもたち-6人に1人の子どもたちが紛争下に暮らしています。子どもたちは過去類を見ない規模で人道危機の矢面に立たされています。

そして生きる権利、守られる権利、学ぶ権利をはじめとする子どもの権利が脅かされています。

 

ウクライナでは、750万人を超える子どもたちが身体的被害、深刻な精神的苦痛、避難を余儀なくされるという重大な危険に晒されています。

 

ウクライナでは、750万人を超える子どもたちが身体的被害、深刻な精神的苦痛、避難を余儀なくされるという重大な危険に晒されています。

シリアでは、650万人の子どもたちを含む1,460万人が暴力や避難が続くなか人道支援を必要としています。

イエメンでは、推計2,070万人-人口の3人に2人が人道支援を必要としています。

ミャンマーでは、人口の4人に1人以上が人道支援を、500万人の子どもたちが緊急支援を必要としています。

 

今後ともウクライナを含む紛争や自然災害などの影響を受けた世界と日本の子どもたちの命と未来を守る「いのち・みらい貯金箱」へのご協力をお願いいたします。

■紛争が子どもたちに与える影響
・戦闘の激化以降、ウクライナ全土の750万人以上の子どもたちが、身体的被害、深刻な心理的苦痛、故郷からの避難という深刻な危険に晒されています。子どもたちのメンタルヘルスへの影響と長期的に抱える深刻な心理的苦痛の可能性は過小評価されるべきではありません。
・ウクライナ東部では、40万人以上の子どもたちが8年以上にわたり紛争の影響がある地域に暮らしてきました。暴力や砲撃に耐え、自宅からの避難を余儀なくされています。また、眠れないなど苦痛を感じている人もいます。
・戦闘の激化により、すでに子どもの犠牲者は増え、学校や病院といった生活に必要不可欠なサービスの利用が難しくなっています。
・首都の気温は氷点下まで下がっており、避難した子どもたちは昼も夜も長い間、厳しい環境下に置かれる可能性があります。
・避難を余儀なくされた家族は、住居や食料、安全な水などの支援を緊急に必要としています。
(2022年3月1日時点)
■紛争が子どもたちに与える影響
・戦闘の激化以降、ウクライナ全土の750万人以上の子どもたちが、身体的被害、深刻な心理的苦痛、故郷からの避難という深刻な危険に晒されています。子どもたちのメンタルヘルスへの影響と長期的に抱える深刻な心理的苦痛の可能性は過小評価されるべきではありません。
・ウクライナ東部では、40万人以上の子どもたちが8年以上にわたり紛争の影響がある地域に暮らしてきました。暴力や砲撃に耐え、自宅からの避難を余儀なくされています。また、眠れないなど苦痛を感じている人もいます。
・戦闘の激化により、すでに子どもの犠牲者は増え、学校や病院といった生活に必要不可欠なサービスの利用が難しくなっています。
・首都の気温は氷点下まで下がっており、避難した子どもたちは昼も夜も長い間、厳しい環境下に置かれる可能性があります。
・避難を余儀なくされた家族は、住居や食料、安全な水などの支援を緊急に必要としています。
(2022年3月1日時点)

■セーブ・ザ・チルドレンの緊急子ども支援の計画

紛争の激化に対応し、セーブ・ザ・チルドレンは、治安が許す限り、直ちに支援活動を行っていきます。最初の6週間は、家族が最低限必要なものなどを購入できるよう現金やバウチャー支援を優先して行います。さらに子どもたちをさまざまな暴力から守るための支援(子どもの保護)や精神保健・心理社会的支援、教育支援など、紛争の影響を受けた子どもたちとそのコミュニティの緊急支援ニーズに対応していきます。私たちの活動は、より長期的なニーズにも対応していくために、初期の復興支援および保健・栄養、衛生、住居などの分野における支援活動も行っていきます。
セーブ・ザ・チルドレンは、2014年からウクライナで活動し、東部の子どもたちやその家族に必要な人道支援を行ってきました。冬を越えるためのキットや衛生用品キットの配布のほか、食料、家賃、薬の購入といった生活に最低限必要な支出をサポートし、新しい収入源を得られるように、現金の支援も行ってきました。

■セーブ・ザ・チルドレンの緊急子ども支援の計画

紛争の激化に対応し、セーブ・ザ・チルドレンは、治安が許す限り、直ちに支援活動を行っていきます。最初の6週間は、家族が最低限必要なものなどを購入できるよう現金やバウチャー支援を優先して行います。さらに子どもたちをさまざまな暴力から守るための支援(子どもの保護)や精神保健・心理社会的支援、教育支援など、紛争の影響を受けた子どもたちとそのコミュニティの緊急支援ニーズに対応していきます。私たちの活動は、より長期的なニーズにも対応していくために、初期の復興支援および保健・栄養、衛生、住居などの分野における支援活動も行っていきます。
セーブ・ザ・チルドレンは、2014年からウクライナで活動し、東部の子どもたちやその家族に必要な人道支援を行ってきました。冬を越えるためのキットや衛生用品キットの配布のほか、食料、家賃、薬の購入といった生活に最低限必要な支出をサポートし、新しい収入源を得られるように、現金の支援も行ってきました。

また、子どもたちが安全かつ包摂的で質の高い教育を受けられるよう、専門チームが学校やコミュニティセンターと連携し、紛争や暴力による精神的・心理的な影響を軽減し、日常生活のストレスに対処したり回復力を高めたりするための支援も行ってきました。
(2022年3月1日時点)

<具体的な支援計画>
(衛生)
セーブ・ザ・チルドレンは、最も弱い立場に置かれた人々が、基本的な衛生用品を利用できるように支援活動を行います。具体的にはマスクなどの個人防護具、石けんや洗剤、歯ブラシなどの衛生用品キットを配布します。

<具体的な支援計画>
(衛生)
セーブ・ザ・チルドレンは、最も弱い立場に置かれた人々が、基本的な衛生用品を利用できるように支援活動を行います。具体的にはマスクなどの個人防護具、石けんや洗剤、歯ブラシなどの衛生用品キットを配布します。

(子どもの保護)
・養育者と離ればなれになってしまった子どもの迅速な特定と家族の再会支援、また、今後家族が離ればなれになってしまうことを防ぐための支援を行います。
・子どもの保護支援のスタッフの配置や、支援が利用できる場所を示した地図の策定、ヘルプラインの設置を行います。
・子どもの保護に関する正確な情報を提供します。
・子どもたちが安心・安全に遊びや学びなどを行える「こどもひろば」を開設します。
・学校の先生や臨床心理士、ソーシャルワーカー、地域のNGOが、紛争の影響を受けた子どもたちのニーズに応えられるよう、子どものための心理的応急処置(こころのケア)の研修を実施します。
・また、子どもの保護リスクに直面している最も脆弱な立場に置かれた子どもたちのために、ケースマネジメント(個別支援)を行います。

(精神保健・心理社会的支援)
・子どもたちや養育者、人道支援関係者のための心理的応急処置(こころのケア)を提供します。
・レクリエーションのためのキットを配布します。

(教育)
・危機の影響を受けている子どもたちに精神保健・心理社会的支援を提供する方法について、学校の臨床心理士や教師に対して研修を実施します。
・就学前の幼児を対象としたセンターを通じて、子どもたちが学び、遊ぶことができる安心・安全な居場所を提供します。
※私たちセーブ・ザ・チルドレンは、2019年からウクライナ政府によって採択された「学校保護宣言」の啓発活動を行ってきました。今後も「学校保護宣言国家行動計画の実施」について、さまざまな関係者と協力していきます。
※2014年から2021年にかけて、学校や幼稚園の修繕や修復を行っています。
・緊急下の教育プログラム(復学支援キットの配布、補習学習事業、包括的な精神保健・心理社会的支援、安全な学習環境の整備など)。

(住居と食料以外の物品支援)
・子どものいる家庭の家賃や光熱費の支払い、冬服、暖房器具購入のために現金を支援したり、物品の提供を行ったりします。

(食料と生計支援)
・各世帯が必要最低限のものを購入できるように現金を提供します。
・上記が難しい場合、基本的なニーズを満たしたり食料を購入したりできるようバウチャー支援を行います(※これまでも紛争地域の子どもたちとその家族が適切な栄養を確保できるよう、食料バウチャーを配布しました)。
(2022年3月1日時点)

■学校への攻撃で子どもたちの命と未来が危機に

■学校への攻撃で子どもたちの命と未来が危機に

ウクライナでの学校への攻撃は、750万人の子どもたちの命と将来を危険に晒しています。報道によると、2022年2月27日時点で、戦闘により10人の子どもたちが犠牲になり、全国にある教育施設も爆撃されています。

 

ウクライナ東部では2014年から続く紛争により、750校以上が損壊、または閉鎖を余儀なくされ、数千人の子どもたちが学ぶ機会を奪われ、多くの子どもたちが恐怖を感じ通学ができず、学校内外に武装した兵士がいることに精神的苦痛を感じています。

 

国連の最新の発表によると、2月27日までの数日に少なくとも6ヶ所の教育施設が砲撃を受け、さらに多くの子どもたちが通学できない状況に置かれ、彼らの教育に深刻な影響を及ぼしています。2月25日(金)には、東部ゴロフカの学校にミサイルが着弾し、教師2人が犠牲になりました。

 

また、同日に北東部の都市アフトゥイルカ(Okhtyrka)で起こった攻撃により幼稚園や孤児院などが被害を受け7歳の少女を含む6人が死亡しました。

 

ウクライナ東部の学校は、戦闘が激しさを増したため2月21日に閉鎖され、推計35万人の子どもたちが教育を受けられなくなりました。また、他の地域では、新型コロナウイルス感染症の流行により休校となった学校がありましたが、その他の学校は開校しています。しかし、一部の保護者は、子どもの安全を心配し、血液型を記したシールを子どもに貼って通学させているという報告もあります。

 

学校は子どもたちと教員にとって必ず安全な場所でなければならず、紛争下であっても、教育施設を守ることは保障されています。学校や病院に対する攻撃は、国連によって、子どもに対する6つの重大な人権侵害のうちのひとつと定められています[i]。
[i]https://childrenandarmedconflict.un.org/six-grave-violations/

 

エバさん(15歳)は、学校が攻撃を受けたため、両親と一緒に攻撃が小康状態の間に村から避難しました。
「祖父母や、たくさんの子どもたち、同級生、高齢者、そして避難の機会を失った人たちは村に残っています。村から避難した人たちから聞いた限りでは、避難先の家もほぼすべて被害を受け、私たちの学校も爆撃をうけたとのことです。」

 

セーブ・ザ・チルドレン 東欧地域ディレクター イリーナ・サゴヤンは、現在の状況について次の通りコメントしています。

「学校は紛争が行われ、子どもたちが犠牲になる場所であってはなりません。校舎が破壊され、授業が行われなくなるたびに、子どもたちが将来により良い経験をし、よりよい未来を築いていく可能性が低くなっていきます。学校や教師、子どもたちを攻撃から守らなければなりません。市民や学校や病院をはじめとする生活に必要不可欠なインフラを攻撃しないことは、すべての当事者の絶対的な優先事項でなければなりません。セーブ・ザ・チルドレンは、暴力やその他の権利の侵害から子どもたちを守る唯一の方法として、戦闘の即時停止を要請します。」

 

いま、この危機の影響下にある子どもたちとその家族に必要な支援を届けられるよう、ご協力をお願いいたします。 


(2022年3月2日時点)