活動の紹介

自然災害や紛争などの影響を受けた子どもや地域社会に対して、迅速かつニーズに合った支援を行い、人々が日常を取り戻したり、生活を再建したりできるようサポートします。

長引く紛争や、頻発する自然災害の影響を受ける子どもたち。2018年、セーブ・ザ・チルドレンは、シリア危機、南スーダン危機、ロヒンギャ危機などの人道危機や、地震や津波をはじめとした自然災害の被災地において緊急・人道支援を展開し、9,336,802人の子どもたちに直接支援を届けました。日本国内では、自然災害で被災した子どもたちへの緊急・復興支援を行っています。


主な活動 (2018年度年次報告書より)

海外

シリア国内と周辺国での支援

2011年3月に始まったシリア危機。人道支援を必要とする人は1,310万人を超え、そのうち500万人以上が子どもです。この危機の影響を受けた子どもたちやその家族に対し、セーブ・ザ・チルドレンは、緊急支援物資の提供や教育、子どもの保護などさまざまな面で支援を行っています。2018年までにシリア国内、レバノン、ヨルダン、イラク、エジプト、トルコで380万人(うち、子ども240万人)を超える人々に支援を届けました。

【レバノン】 シリア難民の子どもを守る活動

暴力、児童労働、児童婚などの問題に直面しているシリア難民の子どもたちを、南レバノン県で支援。ニーズに応じた個別支援を行うほか、これらの問題に関する啓発活動を行いました。また、こうした問題の被害に遭っている子どもや高いリスクを持つ子どものいる世帯、経済的に困窮している世帯に、医療費、通院・通学費、日用品費などの支給を行いました。

南スーダン国内と周辺国での支援

2016年7月の国内での武力衝突以降、ウガンダをはじめとする周辺国に逃れた南スーダン難民は約230万人となり、国内で支援を必要とする人は約570万人に上りました。セーブ・ザ・チルドレンは、南スーダン国内および周辺国で、食料支援や保健・栄養、教育分野での支援のほか、避難の途中で家族と離散した子どもや、虐待や児童労働、児童婚といったリスクにさらされている子どもを守るための保護の活動などを行いました。

【ウガンダ】 南スーダン難民の子どもへの支援

南スーダンへの帰還の見通しが立たず避難生活が長期化する中、虐待やネグレクトなどのリスクから子どもたちを守るため、一人ひとりのニーズに応じた支援を行いました。また、「こどもひろば」を運営し、子どもたちが安心・安全に過ごせる場所を提供し、子どもたちの包括的な発達の支援のために、就学前教育や、母子に対する栄養・保健サービスも提供しました。

人道危機下の子どもたちへの支援

長年にわたる貧困や情勢不安が続いていたイエメンでは、2015年の武力衝突の激化により全土が大規模な人道危機に陥りました。2018年に人道支援を必要とする人は人口の約8割に当たる約2,200万人、うち子どもは約1,130万人に上りました。セーブ・ザ・チルドレンは2018年、深刻な食料危機に対応するための食料配布に加え、栄養不良の子どもたちの治療、保健サービスの提供、教育支援などを通して、373万人へ支援を届けました。

【イエメン】 紛争の影響を受けた子どもへの教育支援

紛争により教育の機会を奪われた子どもたちを支援するため、学習支援センター7ヶ所を運営し、国内避難民や受け入れ先コミュニティーの子どもたちにアラビア語、算数、理科の授業を実施。障害があるなど特別な配慮を必要とする子どもたちには個別のニーズに応じた支援を行い、就学を促進しました。食料不足も深刻なため、子どもたちと家族へ食料も配布しました。

ロヒンギャ危機

2017年8月に発生したミャンマー・ラカイン州北部における大規模な人権侵害を逃れ、2018年12月までに74万人を超えるロヒンギャの人々が隣国バングラデシュに避難しました。セーブ・ザ・チルドレンは、25万人の子どもを含む47万人以上の人々に食料支援を、25万人以上に保健・医療支援を提供。また、学習センターや「こどもひろば」を運営し、避難生活を送る子どもたちが安心・安全に学び、活動できる場所や機会を提供しました。

【バングラデシュ】 ロヒンギャの人々への緊急支援

ロヒンギャの人々が暮らす避難民居住区において、衛生キットや台所用品など生活必需品の配布、シェルターなど住居環境の整備、トイレ、給水施設といった水・衛生に関する施設の設置や改修を行い、避難生活を送る子どもたちやその家族の生活環境の改善に貢献しました。

世界食料危機

干ばつや紛争により、東アフリカやイエメンにおいて、多くの子どもたちが飢餓の危機的な状況に直面。長期的な降雨不足の影響で、約1,400万人に上る人々が人道支援を必要とする状況となった「アフリカの角」地域のケニア、エチオピア、ソマリアで、セーブ・ザ・チルドレンは、保健・栄養、食料確保や生計向上、水・衛生、子どもの保護、教育といった幅広い分野で活動を行い、2018年12月までに、約290万人の子どもを含む485万人以上の人々に支援を届けました。また、紛争が継続する中で子どもたちが栄養不良に陥ったイエメンや南スーダンでも、栄養治療食の提供や、専門の保健センターでの治療を行いました。

モンゴル

2018年7月、モンゴル西部で豪雨による洪水が発生。多くの世帯が収入源である家畜や農地を失い、経済的な打撃を受けました。セーブ・ザ・チルドレンは子ども教育手当を支給し、洪水で失われた学用品などの購入や学習の継続を支援しました。また、心理社会的支援に関するワークショップや人材育成を行い、子どもたちの心理社会的影響の軽減につなげました。

インドネシア

9月にインドネシア・スラウェシ島で発生した地震と津波により、家屋の流失や、電気や水道といったインフラの破壊など、大規模な被害が発生しました。セーブ・ザ・チルドレンは、いち早く被災地で支援活動を開始し、安全な水やシェルターキット、衛生用品の配布をはじめ、子どもにとって安心・安全な空間「こどもひろば」の運営などを行いました。また、仮設の学習スペースを設置するなどの教育支援のほか、家族と離ればなれになった子どもたちが家族と再会するための支援にも取り組みました。



日本

西日本豪雨緊急・復興支援

西日本豪雨の被災地において、緊急下の子どものこころの応急手当である「子どものための心理的応急処置」の周知や、子どもたちが安心・安全に過ごせる「こどもひろば」の実施、岡山県による子どもの居場所づくりへの運営協力、学用品や学校備品の提供、給付金の提供などを通し、これまでに3,471人の子どもたちに支援を届けることができました(2019年4月時点)。

災害の発生から1年にあたり、これまでの活動や子どもたち・保護者の声をまとめた報告書を発表しました。活動の詳細は報告書をご覧ください。
報告書『西日本豪雨から1年 子どもたちへの緊急・復興支援』

熊本地震復興支援

2016年4月14日の地震発生を受け、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは、翌日より被災地でニーズに基づいた緊急支援を開始。支援物資の配布や、子どもたちが安心・安全に過ごすことのできる空間「こどもひろば」の運営を実施するとともに、防災用品の提供、給食支援などを実施し、これまでに22,000人以上に支援を届けました。2018年も被災による家計の悪化が子どもの生活や成長に影響を及ぼさないよう給付金事業を行ったほか、防災用品の配布やひとり親家庭の支援もしました。

詳しくはこちらをご覧ください。

熊本地震緊急・復興支援レポート

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