活動の紹介

自然災害や紛争などの影響を受けた子どもや地域社会に対して、迅速かつニーズに合った支援を行い、人々が日常を取り戻したり、生活を再建したりできるようサポートします。

長引く紛争や、サイクロン、地震など頻発する自然災害の影響を受ける子どもたち。2019年、セーブ・ザ・チルドレンは、シリア危機、ロヒンギャ危機、南スーダンやイエメンなどでの人道危機や、洪水やサイクロンをはじめとした自然災害の被災地において緊急・人道支援を展開し、10,563,185人の子どもたちに直接支援を届けました。日本国内では、自然災害で被災した子どもたちへの緊急・復興支援を行っています。


主な活動 (2019年度年次報告書より)

海外

シリア国内と周辺国での支援

2011年3月に始まったシリア危機。人道支援を必要とする人は1,170万人を超え、そのうち500万人以上が子どもです。この危機の影響を受けた子どもたちやその家族に対し、セーブ・ザ・チルドレンは、緊急支援物資の提供や教育、子どもの保護などさまざまな分野で支援を行っています。2019年までにシリア国内で約220万人の子どもたちを含む340万人を超える人々に支援を届けました。

【シリア国内】紛争下の子どもや養育者への支援

危機の長期化に伴い、暴力、虐待、児童婚や児童労働などのリスクにさらされる子どもや栄養不良に陥る母親に対して、地域の拠点である「子どもファミリーセンター」を通じ、心理社会的支援や栄養摂取の個別カウンセリングなどニーズに応じた支援を提供。加えて、地域における子どもを守る仕組みづくりなどの支援を行いました。

【シリア周辺国での難民支援】

シリア危機により周辺国に避難を強いられた人は550万人を超え、そのうち約250万人が子どもたちです。この危機の影響を受けた子どもたちやその家族に対し、セーブ・ザ・チルドレンは、緊急支援物資の提供や教育、子どもの保護などさまざまな分野で支援を行いました。

【レバノン】 シリア難民の子どもへの支援

避難生活に終わりが見えないなか、虐待、児童婚や児童労働などのリスクにさらされているシリア難民の子どもたちが医療や教育などの必要なサービスを受けられるよう支援。また、子どもたちを守るために養育者や子どもたちが自主的に始めた地域活動を促進するなど、長期的な視点に立った支援を行いました。

南スーダン国内と周辺国での支援

2016年7月の国内での武力衝突以降、南スーダン国内で支援を必要とする人は約720万人、周辺国の難民は約220万人にのぼり、セーブ・ザ・チルドレンは、国内と周辺国で特に
脆弱な状態にある子どもたちへ、保健や教育の支援のほか、虐待や児童労働などから子どもたちを守る活動を行いました。

【ウガンダ】 南スーダン難民の子どもへの支援

南スーダンへの帰還の目処が立たず避難生活が長期化する中、虐待、児童婚や児童労働などのリスクから子どもたちを守るため、個別のニーズに応じた支援を提供。また、「こどもひろば」の運営や就学前教育プログラムの実施、母子に対する保健・栄養支援を通し、包括的に子どもの成長を支援しました。

コンゴ民主共和国国内と周辺国での支援

2018年以降、国内政情のさらなる不安定化、とくに東部での武力衝突により、約90万人が
隣国に逃れ、ウガンダには約40万人が難民として暮らしています。セーブ・ザ・チルドレンは、国内と周辺国で、特に脆弱な状態にある子どもたちへ保健や教育支援のほか、さまざまな暴力から子どもを守る活動を行いました。

【ウガンダ】 コンゴ民主共和国難民の子どもへの支援

コンゴ民主共和国への帰還の目処が立たないなか、暴力、虐待、児童婚などのリスクから子どもたちを守るため個別のニーズに応じた支援を提供。また、「こどもひろば」の運営や青少年が社会生活を送るうえで必要なスキルを習得できる研修などを通じて、包括的な子ども支援を行いました。

人道危機下の子どもたちへの支援

長年にわたる貧困や情勢不安が続いていたイエメンでは、2015年の武力衝突の激化により全土が大規模な人道危機に陥りました。2019年に人道支援を必要とする人は人口の約8割にあたる約2,410万人、うち子どもは約1,230万人にのぼりました。セーブ・ザ・チルドレンは2019年、深刻な食料危機に対応するための食料支援に加え、栄養不良の子どもたちの治療、保健サービスの提供、教育支援などを通して、約176万人へ支援を届けました。

【イエメン】 紛争の影響を受けた子どもへの復学支援

教育の機会を奪われた子どものために学習支援センターを運営しアラビア語、算数、理科の授業を実施。センターのすべての子どもが公教育に復学できるよう教育省と連携し、同省発行の修了証書を授与。また、復学後も安心・安全に学べるよう校舎修繕や教育研修、学用品配布を行いました。

ロヒンギャの人々への緊急支援

ミャンマー・ラカイン州北部における大規模な暴力と人権侵害から逃れるため、2017年9月以降多くのロヒンギャの人々がバングラデシュに避難し、2019年12月時点で約91万5,000人が難民キャンプに居住しています。セーブ・ザ・チルドレンは、25万人の子どもを含む47万人以上に食料支援を、25万人以上に保健医療支援を提供。また、学習センターや「こどもひろば」を運営し、子どもたちが安心・安全に学び、活動できる場所や機会を提供しました。

【バングラデシュ】 水・衛生改善事業

難民キャンプの衛生環境を改善するために、サイクロンなどの影響で修繕が必要となったトイレを改築し、手洗いの方法などに関する衛生セッションを開催。また、少女たちの月経衛生管理についてのセッションも行いました。

モンゴル

2018年7月、モンゴル西部で豪雨による洪水が発生。深刻な洪水被害を受けた地域で、被災後、ストレスを抱える子どもたちに心理社会的支援を行いました。また、学業の中断を余儀なくされた子どもたちが復学のために必要な衣類や文房具を購入できるよう教育手当の支給を行ったほか、モンゴル政府の省庁や地方行政機関と協力して、災害などのリスク軽減・対応に関するマニュアルの改訂や研修を実施しました。

モザンビーク

2019年3月に発生した大規模なサイクロンの影響で、多くの子どもたちが生活物資を失いました。学用品を洪水で流されてしまった多数の子どもたちが生活物資を失いました。学用品を洪水で流されてしまった多数の子どもたちのために、セーブ・ザ・チルドレンは、学校と連携し、通学カバンや鉛筆、ノート、定規といった学用品を子どもたち一人ひとりに手渡しし、子どもたちの学習環境を改善しました。



日本

台風19号緊急・復興支援

台風19号の被災地において、子どもたちが安心・安全に過ごせる「こどもひろば」を開設し運営しました。また、緊急下の子どものこころの応急手当である「子どものための心理的応急処置」の周知などを行いました。

さらに、甚大な被害を受けた福島県いわき市の小中学生に体操服や運動靴などの学用品を提供したほか、被災したいわき市内の保育園や宮城県丸森町内の保育園と小学校へ備品を提供するなど子どもたちの保育や学びの環境整備を行いました。



西日本豪雨復興支援

西日本豪雨の被災地岡山県倉敷市真備町の児童館などで、夏休み期間中企業による実験教室を開催したほか、被災した支援学校に対し図書約600冊を支援しました。また、災害時に子どもたちが感じ、活動したことを記録するプロジェクト「災害時に子どもたちが果たした役割の記録」を実施し、寄せられた260件の投稿などをまとめた冊子の制作を行いました。

『災害時に子どもたちが果たした役割の記録』

災害の発生から1年にあたり、これまでの活動や子どもたち・保護者の声をまとめた報告書 『西日本豪雨から1年 子どもたちへの緊急・復興支援』

熊本地震復興支援

2016年4月14日の地震発生を受け、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは、翌日より被災地でニーズに基づいた緊急支援を開始。支援物資の配布や、子どもたちが安心・安全に過ごすことのできる空間「こどもひろば」の運営を実施するとともに、防災用品の提供、給食支援などを実施しました。2019年は被災により住宅が半壊以上もしくは経済的に困難な状況にある、熊本県益城町・御船長の新中学1年生と新高校1年生391人に、新入学に関わる費用の一部を提供しました。また、熊本県ひとり親家庭福祉協議会主催イベントで、保護者向けセミナーや子ども向けコーナーの企画・運営を支援しました。

熊本地震緊急・復興支援レポート

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