子どものみなさんへ アンケートに答(こた)えてくれてありがとう ~結果(けっか)を発表(はっぴょう)しました~

2020年(ねん)4月(がつ)に親(おや)などによる子(こ)どもへの体罰(たいばつ)(注1)が法律(ほうりつ)で禁止(きんし)されてからおよそ1年(ねん)がたちました。

2021年(ねん)2月(がつ)、セーブ・ザ・チルドレンは「子どもアンケート~あなたの考えをおしえてね!~」で、体罰(たいばつ)や「子どもの権利(けんり)」についてみなさんに聞(き)きました。


子
(こ)
どもアンケートには、小学生(しょうがくせい)から17歳(さい)までの344人(にん)から回答(かいとう)が集(あつ)まりました。子(こ)どもアンケートに協力(きょうりょく)してくれたみなさん、みなさんの意見(いけん)や声(こえ)を聴(き)かせてくれて、ありがとうございました!

(注1)体罰(たいばつ):おとなが子(こ)どもに、やってはいけないことを教(おし)える(罰(ばつ)を与(あた)える)時(とき)に、たたく、ける、ずっと正座(せいざ)させる、家(いえ)の中(なか)に入(い)れない、ごはんを食(た)べさせない、など、わざと子(こ)どもを傷(きず)つけ、苦(くる)しい思(おも)いをさせること。

<子どもアンケートからわかったこと>

●しつけ(やってはいけないことやルールなどを教(おし)えること)のためにおしりをたたくことは、およそ4人(にん)にひとり(26.5%)が「やっていい」(注(ちゅう)2)と答(こた)えた

(注2)「やっていい」と答(こた)えた、とは、「積極的(せっきょくてき)にやっていい」「必要(ひつよう)があればやっていい」「他(ほか)に方法(ほうほう)がないと思(おも)ったときだけやっていい」のどれかを選(えら)んだ人(ひと)のことです。

●子(こ)どもを怒鳴(どな)りつけることはおよそ半分(はんぶん)(48.0%)が「やっていい」と答(こた)えた


●およそ5人(にん)にふたり(38.7%)が、これまでにおうちのおとなの人(ひと)からなんらかの「体罰(たいばつ)等(とう)(注3)を受(う)けたことがある」と答(こた)えた

(注3)アンケートでは、次(つぎ)のこと(=体罰(たいばつ)等(とう))をされたことがあるかどうかを質問(しつもん)しました。なぐる、手加減(てかげん)せずにたたく、ける、おしりをたたく、どなりつける、「だめな子(こ)だ」という、にらみつける、子(こ)どもをずっと無視(むし)する、ベランダなどにとじこめる、ごはんを食(た)べさせない

●「体罰(たいばつ)等(とう)を受(う)けたことがない」人(ひと)の方(ほう)が、「身近(みぢか)なおとなに自分(じぶん)の意見(いけん)を聴(き)いてもらっていると思(おも)う」人(ひと)が多(おお)かった

●およそ5人(にん)にふたり(39.4%)が、「子(こ)どもの権利(けんり)」を「よく知(し)っている」「少(すこ)し知(し)っている」と答(こた)えた

<たたかれたり、怒鳴(どな)られたりしなくていいんだよ~権利(けんり)について知(し)ろう>

今回(こんかい)のアンケートで、おしりをたたくことや怒鳴(どな)りつけることなどを「やっていい」と思(おも)う子(こ)どもが多(おお)くいることがわかりました。しかし、子(こ)どもには、「あらゆる暴力(ぼうりょく)から守(まも)られる」という権利(けんり)があります。「あらゆる暴力(ぼうりょく)」には、おしりをたたくことや怒鳴(どな)りつけることも含(ふく)まれます。つまり、「しつけ」と言(い)っておしりをたたいたり、怒鳴(どな)ったりしてはいけないのです。

権利
けんり
とは何なんでしょうか。暴力ぼうりょくをうけないことだけではなく、ごはんが食たべられる、水が飲のめる、学校がっこうに行ける、言いいたいことを言いえる、いじめられない、自由じゆうな時間じかんがある、遊あそべる、助たすけてもらえる、などは、みなさんにとって、とっても大事だいじなことです。こうしたことは全部ぜんぶ、みなさんが生うまれながらに持もっている「権利けんり」です。

食
た
べる権利けんり、水みずを飲のむ権利けんり、学まなぶ権利けんり、意見いけんを言いう権利けんり、意見いけんを聴きいてもらう権利けんり、遊あそぶ権利けんり、そして暴力ぼうりょくをうけない権利けんりを、みなさんはみんな持もっています。誰だれもみなさんから権利けんりを奪うばうことはできません。みなさんは大切たいせつな一人ひとりの人間にんげんだからです。

<さいごに>

セーブ・ザ・チルドレンは、「子どもアンケート~あなたの考え(かんが)をおしえてね!~」と同時(どうじ)に、おとな2万人(まんにん)にも体罰(たいばつ)等(とう)について調査(ちょうさ)をしました。おとなの調査(ちょうさ)結果(けっか)は、子(こ)どもアンケートの結果(けっか)とともにまとめ、3月(がつ)26日(にち)に報告書(ほうこくしょ)『子どもの体(からだ)やこころを傷(きず)つける罰(ばつ)のない社会(しゃかい)を目指(めざ)して』として発表(はっぴょう)しました。

みなさんの権利けんりが奪うばわれることがないよう、セーブ・ザ・チルドレンは、国くにやおとなに、アンケートに回答かいとうしてくれたみなさんからの大事だいじなメッセージを伝つたえ、みなさんが持もつ子こどもの権利けんりを守まもるように働はたらきかけをしていきます。


(東京事務所 西崎萌)

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