【シリーズ第6回:みんなで考えよう!しぜんさいがいとぼうさい】かんせんしょうがりゅうこうしている中でさいがいがおきた時ひなん生活はどうしたらいい?

前回は、避難所(ひなんじょ)での過(す)ごし方などについて、お伝(つた)えしました。今回は、感染症(かんせんしょう)が流行(りゅうこう)している時の避難所(ひなんじょ)の過(す)ごし方や、気をつける点などについて紹介(しょうかい)していきます。


《私たち一人ひとりが気をつけること》

避難所(ひなんじょ)では、多くの人が集(あつ)まっていっしょに生活するため、感染症(かんせんしょう)が流行(りゅうこう)しやすいです。今は、新型(しんがた)コロナウイルス(ころなういるす)感染症(かんせんしょう)が流行(りゅうこう)していますが、過去(かこ)の災害(さいがい)の時には避難所(ひなんじょ)でインフルエンザやノロウイルスなどの感染症(かんせんしょう)が流行(はや)ったことがありました。そのため、子どもも大人も、避難所(ひなんじょ)にいる人、一人ひとりが感染症(かんせんしょう)にうつらない、うつさないための行動(こうどう)をとることが大切です。手洗(てあら)いや咳(せき)エチケット、マスク着用(ちゃくよう)などの基本的(きほんてき)な感染症(かんせんしょう)対策(たいさく)にくわえ、ドアノブやトイレなど、多くの人がさわる物(もの)や場所(ばしょ)をしっかり消毒(しょうどく)をしたり、洗面(せんめん)用具(ようぐ)やタオルなどを他人(たにん)と共有(きょうゆう)しないことなどが大切です。

 


《感染(かんせん)予防(よぼう)の観点(かんてん)からの子どもの安全(あんぜん)な遊(あそ)び場づくり》

避難所(ひなんじょ)に設置(せっち)する子どもたちの遊(あそ)び場でも、感染症(かんせんしょう)対策(たいさく)をしっかり行うことが大切です。2016年、熊本(くまもと)地震(じしん)で被災(ひさい)した益城町(ましきまち)の避難所(ひなんじょ)にセーブ・ザ・チルドレンが設置(せっち)した「こどもひろば」で、子どもと大人が協力(きょうりょく)して感染症(かんせんしょう)対策(たいさく)を行ったことがあります。小さい子どもが床(ゆか)に寝転(ねころ)んで遊んだりするため、「こどもひろば」の室内を土足(どそく)禁止(きんし)にしました。また、室内(しつない)は換気(かんき)のために窓(まど)を開(あ)けて風通しをよくしたり、使(つか)い終(お)わった遊(あそ)び道具(どうぐ)を消(しょう)毒(どく)したりしました。それから、「こどもひろば」に入退(にゅうたい)出(しゅつ)時(じ)の手洗(てあら)いや咳(せき)エチケットを徹底(てってい)しました。

こうした取り組みにくわえ、体調(たいちょう)が少しでも悪(わる)い時や体調(たいちょう)が悪(わる)い家族(かぞく)がいる場合は、大人数で集(あつ)まる遊(あそ)び場などの利用(りよう)を控(ひか)えてもらうことも大切です。熊本(くまもと)地震(じしん)支援(しえん)の時、「こどもひろば」のボランティアの体調(たいちょう)が悪(わる)くなったことがあり、避難所(ひなんじょ)の医療(いりょう)支援者(しえんしゃ)のアドバイスで活動(かつどう)を休んでもらったことがありました。このように、一人ひとりが感染(かんせん)予防(よぼう)に努(つと)めることが大切です。

 


《限(かぎ)られたものや空間の中でも工夫(くふう)しながら遊(あそ)ぶ》

万が一、避難(ひなん)生活(せいかつ)の中で、体調(たいちょう)が悪(わる)くなったり、家族(かぞく)に体調(たいちょう)が悪(わる)い人がいた場合、一人で過(す)ごすこともあるかもしれません。そんな時に備(そな)え、非常用(ひじょうよう)持(も)ち出(だ)し袋の中にトランプや折(お)り紙、本など、ひとりで遊(あそ)べるアイテムを入れておくと、いざというときに役立(やくだ)つかもしれません。また、避難所(ひなんじょ)などの狭(せま)い空間の中でも、ずっと体を動(うご)かさずにいるのは、健康(けんこう)によくありません。避難所(ひなんじょ)などスペースが限(かぎ)られた空間でも、普段(ふだん)より意識(いしき)して体を動(うご)かすことは大切です。東日本(ひがしにほん)大震災(だいしんさい)の時、子どもや高齢者(こうれいしゃ)などが集(あつ)まって毎朝ラジオ体操(たいそう)をしていた避難所(ひなんじょ)もありました。児童館(じどうかん)・児童(じどう)クラブの情報(じょうほう)サイト「コドモネクスト」では、ひとりでも、友だちや家族といっしょでもできる体を動かす遊(あそ)びなどを紹介(しょうかい)していますので、参考(さんこう)にしてください。➡ https://kodomo-next.jp/articles/5679bb283984

 

 

《まとめ》

避難(ひなん)生活(せいかつ)の中で、感染症(かんせんしょう)が流行(りゅうこう)したり、体調(たいちょう)を崩(くず)したりすることが無(な)いよう、一人ひとりが予防(よぼう)に努(つと)めることが大切です。マスクや消毒(しょうどく)などの基本的(きほんてき)な感染症(かんせんしょう)対策(たいさく)の準備(じゅんび)にくわえ、感染(かんせん)予防(よぼう)の観点(かんてん)からの安全(あんぜん)な遊(あそ)び場(ば)や避難所(なんじょ)づくりのためにできることを事前に考えておくことも大切です。

 

 

《さんこうじょうほう》

・NHK特設(とくせつ)サイト(さいと)“新型(しんがた)コロナウイルスと災害(さいがい) 避難(ひなん)はどうする 避難所(ひなんじょ)での感染(かんせん)予防(よぼう)策(さく)は”:https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/disaster/

 ・認定(にんてい) NPO 法人(ほうじん)全国(ぜんこく)災害(さいがい)ボランティア支援(しえん)団体ネットワーク(JVOAD) 避難(ひなん)生活(せいかつ)改善(かいぜん)に関する専門(せんもん)委員会(いいんかい)“新型(しんがた)コロナウイルス 新型(しんがた)コロナウイルス 避難(ひなん)生活(せいかつ)お役立ち サポートブック(さぽーとぶっく)” http://jvoad.jp/wp-content/uploads/2021/05/84318db09b7641cc8a685cb0d0359886.pdf

・NHK“コロナ禍かの避難ひなん 在宅ざいたく避難ひなんなど避難所ひなんじょ以外へ「分散ぶんさん避難ひなん」注意点ちゅういてんは?【動画】”:https://www.nhk.or.jp/shutoken/shutobo/sonae_suigai_08.html

・コドモネクスト“児童館(じどうかん)職員(しょくいん)が提案(ていあん)ていあん、「3密みつ」に配慮(はいりょ)した遊(あそ)あそび”:https://kodomo-next.jp/articles/5679bb283984

・セーブ・ザ・チルドレン“子どもにやさしい非常用ひじょうよう持もち出だし袋チェックリスト”:https://www.savechildren.or.jp/news/publications/download/hijoyoumochidashibukuro_list.pdf

※このブログは2021年10月に作成さくせいしました。

防災ぼうさいに関かんする最新さいしんの情報じょうほうは内閣府ないかくふのホームページをごらんください。

https://www.bousai.go.jp/


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