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グローバルキャンペーン「EVERY ONE」

【PICK UP!】ニジェール:飢餓に苦しむ子どもたち
〜ヘルスワーカーの使命と国際社会の役割〜

昨年より続く降雨不足の影響で、アフリカで最も貧しい国のひとつ、ニジェールは、2010年7月現在、厳しい食糧危機に瀕しています。迅速かつ適切な対処がなされないかぎり、5歳未満の子どもたち37万8千人が深刻な栄養失調に、120万人の子どもたちが何らかの栄養不良に直面する恐れがあります。

【ヘルスワーカーの使命】

セーブ・ザ・チルドレンのクリニックで懸命に医療にあたるモロウ医師
セーブ・ザ・チルドレンのクリニックで懸命に医療にあたるモロウ医師


私は医師であり、ヘルスワーカーです。その使命が私を動かします。私はもっとも必要としている人々のため医療ケアを行うことを誓います。自ら立てたこの誓いこそが私に力を与えてくれます。
モロウ・アロウナ医師 

ヘルスワーカーは、子どもたちの命を守る上で大きな役割を担います。その一人であるニジェール人のモロウ医師は、深刻な栄養失調に苦しむ子どもたちのためにセーブ・ザ・チルドレンが運営支援をしているクリニックで、昼夜を問わずケアにあたっています。毎日クリニックに訪れる患者の膨大な数、そしてその深刻さを目の当たりにしながら、それでも彼は、使命感をもち力強く熱心に診察にあたっています。

モロウ医師をはじめ、たくさんのニジェールの人々が子どもたちの命を守るために活動にあたっています。しかしながら、子どもたちの生存には、現地の努力のみならず、国際社会が一丸となって取り組むことが必要不可欠です。


【国際社会の役割】

5月29日にクリニックに受け入れられた生後8ヶ月のナジファ。残念ながらこの写真の撮影から数日後、ナジファは亡くなりました。
5月29日にクリニックに受け入れられた生後8ヶ月のナジファ。
残念ながらこの写真の撮影から数日後、ナジファは亡くなりました。


私の胸ははりさけそうです。ニジェールは貧しい国です。国際社会の支援がないかぎり、この危機を乗り切ることはできません。ニジェールの将来は皆さんの手の中にあります。飢餓に直面している家族と子どもたちの命を守らなければいけません。そうしなければ、多くの子どもたちが適切な健康状態で5歳の誕生日を迎えることはできないのです。
モロウ医師 

2000年9月、世界各国のリーダーにより、2015年までに国際社会が達成すべき目標として「国連ミレニアム開発目標(MDGs)」が合意されました。8つの目標のうちの一つ、MDG4では、5歳未満児の死亡率を1990年の3分の1に削減することが掲げられています。

しかし、現在の進捗状況では、目標が達成されるのは2045年になってしまうと言われています。この間にも、ニジェールの子どもたちのように、多くの子どもの命が危険にさらされる恐れがあります。セーブ・ザ・チルドレンは、世界各国のリーダーが、その重大さを十分に認識し、自らの役割を果たすことを強く期待します。


〈MDGs達成に向けたセーブ・ザ・チルドレンの提言 “The Next Revolution”〉

英語レポート 953KB

日本語要旨 160KB


※セーブ・ザ・チルドレンはニジェールの食糧危機に際し、2010年5月から緊急支援を開始しました。これまでに、栄養改善プログラムにより52,247人を、保健プログラムにより23,469人を、食糧安全・生計プログラムにより12,097世帯を支援しています。(2010年6月28日現在)

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