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グローバルキャンペーン
(公開日:2016.10.11)

少女たちを、誰一人取り残さないために

 

セーブ・ザ・チルドレンは、児童婚をなくすため、そしてすべての少女たちが質の高い医療、教育にアクセスできるよう活動しています。

 

世界は子どもたちにとって、素晴らしい発展を遂げています。しかし、まだ何百万人もの子どもたちが、ただ少女であるという理由で、生きて学ぶ機会を奪われています。

世界中で少女たちは:



  • ●幼くして花嫁になっています。これは、何百万人もの少女が教育を受ける期間を短くし、若年齢での妊娠・出産のリスクを高め、生涯にわたる貧困に陥らせています。

  • ●出産、または女児を出産したという理由で、命を落としています。
  • ●青年期の健康や家族計画について、知識を得る機会がありません。
  • ●学ぶ権利を奪われています。特に中等教育で質の高い、適切な教育を受けることができていません。
  • ●通学途中や学校内などで、さまざまな性的暴力の対象になっています。
  • ●強制結婚や女子割礼の対象となり、深いトラウマ、深刻な健康上の問題を抱えています。
  • ●民族、宗教、学校に通うという理由で、誘拐やテロの被害に遭っています。



少女たちのための投資は、将来に対する最も確かな投資です。


  • ●アフリカの3ヶ国を除く全ての国において、少女は少年に比べて、初等教育を終了する割合が低くなっています。学校に行ったことのない少女の数は、少年の2倍にのぼります。
  • ●思春期の少女の死因第2位は、若年出産です。
  • ●アジアでは1200万人、アフリカでは1200万人の10代前半の少女が、中高等学校に通っていません。
  • ●毎年、15歳未満の少女の100万人が出産しており、若年出産時の合併症が、思春期の少女の死因の第2位となっています。
  • ●20歳未満の母親の元に生まれた赤ちゃんは、死産、または出生数週間後に死亡するリスクが、20-29歳の元に生まれた赤ちゃんに比べて50%高くなっています。
  • ●毎年1500万人の少女(その大半は西アフリカと南アジア)は、子ども時代に結婚します。

7秒に1人の少女(15歳以下)が結婚しています。このままの状況でいけば、6000万人もの少女が、2020年までに幼い花嫁になることになります。このため、教育を短縮せざるを得ません。また、若年出産による非常に高いリスクにさらされ、未来へのさまざまな可能性を狭めることになります。


  • ●現在、4人に1人の少女が、子どもの時に結婚しています。
  • ●毎年、1500万人もの少女が結婚しています。
  • ●思春期の母親の元に生まれた乳児は、50%の確率で亡くなっています。
  • ●貧しい家庭の少女は、他の家庭の少女と比べ、結婚する可能性が倍になっています。
  • ●思春期の花嫁の半数は、10歳以上年上の夫がいます。
  • ●中等教育を受ける6人に1人の少女が、結婚しています。
  • ●ニジェール、マリ、バングラデシュの半数以上の少女が、幼いうちに結婚します。

児童婚は、少女たちの人生に影響を与えるだけでなく、彼女たちの子どもの人生にも影響を与え、悪循環をもたらします。


  • ●少女がまだ子どものうちに出産すると、死亡率が高くなります。また、母体だけでなく、出産した子どもの健康状態にも影響し、思春期の母親の元に産まれてきた乳児が亡くなる可能性は、そうでない場合と比べ、50%以上高くなります。
  • ●児童婚により、少女たちは学校を離れることを余儀なくされます。学校を辞める時、何らかの仕事を探すのが普通です。しかし、これは少女たちが搾取の影響を受けやすく、公平で安定した賃金が保証されていないことを意味します。 

少女が、子ども時代を過ごすことができ、結婚と若年出産を18歳以上まで遅らせることができるならば、好ましい循環がもたらされます。彼女たちは、教育を続けることで、持続可能な雇用を手に入れます。また、より健康的な子どもたちを授かることになるでしょう。

これが、セーブ・ザ・チルドレンが少女たちを誰一人取り残さないとの考えで、活動をしている理由です。子どもたちが自分たちの力を引き出せるような適切な支援を行うことで、少女たちは、世界を変えることができます。そのために、セーブ・ザ・チルドレンは、3つの困難を取り除く活動をしています。


  1. 児童婚
  2. 質の高い医療と教育へのアクセスが乏しいこと
  3. 公共、私的な場での、少女たちの発言権の欠如

セーブ・ザ・チルドレンは、国内外の各レベルで最も疎外された少女たちが、変化を実現するために活動をしています。


  • ●国際的な基準で児童婚に取り組むことを優先するよう、次期国連事務総長に働きかけます。
  • ●児童婚を終わらせるためのアフリカ連合の地域活動を支援しており、国、地域のレベルでパートナー団体などと取り組んでいます。
  • ●児童婚を防ぐための政策、法律、予算、慣習が国レベルで変化するよう、また、すべての少女たちが、医療へのアクセスでき、質の高い基本教育を受けることができるよう求めていきます。
  • ●児童婚の背後にある問題について、子ども、親、宗教指導者などと、国やコミュニティーのレベルで取り組みます。

セーブ・ザ・チルドレンは、すべての少女に対する3つの保証を求めています。これらを実現することで、少女たちが最後の一人まで、自由に生活し、自由に学び、危害がないことを保証することができます。


  1. 公正なファイナンス:必要不可欠なサービスの質を高めること、少女に対する最低限の生活資金保障を増加すること、少女たちが、保健、栄養、教育サービスにアクセスできない理由になっている、費用面での困難を取り除くために、政府の予算が十分使われること。
  2. 平等な扱い:女の子の最大限の可能性を実現することを妨げる差別的な法律、政策、規範、慣行に異議を唱えることで、女の子の平等権を保証すること。これは、法律で規定される婚姻年齢を引き上げることと、全ての子どもを新生児として数えることを含みます。
  3. 説明責任:少女たちの意見が、すべてのレベルにおける意思決定とガバナンスに有意義な貢献者として聞かれることを保証すること。少女たちにまつわるデータの質の向上と、人種差別廃止も必要であると考えます。

もし、少女たちが子ども時代を過ごすにあたり、障壁となっている事柄に取り組まなければ、2030年までに予防可能な子どもたちの死をなくすこと、そしてすべての子どもたちが学ぶという2つの約束を、守ることができません。

一方で、こうした課題を乗り越えることができれば、少女たちは全く違う将来を描くことができるでしょう。それは、すべての少女が生き、学び、守られる権利が実現された世の中です。

セーブ・ザ・チルドレンは、最後の一人の子どもまで、生きて、学ぶことができるよう活動することを約束します。そして、世界で取り残された子どもたちのために、どんなことでもしていく考えです。


 

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