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「子どもたちのための防災ワークショップ」を開催しました

タイ
(公開日:2016.10.17)

【タイ防災事業】2015年事業の活動のハイライト(1):
「子どもたちのための防災ワークショップ」を開催しました

 
タイでは、2014年度に実施したバンコクでの防災教育事業に引き続き(※1)、2015年度は「安全な学校作り」のアプローチ(※2)にもとづく小中学校の教職員の防災能力の強化と、子ども主体の防災教育の促進を目指し、活動しました。

今回は、それらの催し物の中でも2015年度事業に実施し、特に子どもたちにとって大きな学びの場となった「子どもたちのための防災ワークショップ」の様子をお届けします。


専門家の指導の下、CPR(心肺停止の蘇生救急)を学ぶ子どもたち

防災ワークショップは2015年10月17〜19日に、特に洪水被害の多い3つの県(ウボン・ラチャタニ県、アントン県、アユタヤ県)と、バンコクの中学校の生徒62人と教員12人を対象に開催されました。

当日は、タイ赤十字、他国際NGO、アジア防災センター等にも支援を頂き、7つの講義と14の様々な学習アクティビティーが行われました。具体的な科目は下記の通りです。中には一見、防災に無関係だと思える講義科目もあります。しかし、精神面や社会面に関連する科目は、実際の災害時に役立ちます。

表1:7つの講義科目一覧


表2:14の学習アクティビティーの内容一覧

現地から届いた、防災ワークショップの当日の風景をいくつかご紹介します。

防災に関する多くのテーマが取り上げられ、子どもたちにとって、災害リスク削減に関する知識や救命処置・安全確保に関する知識を向上させる貴重な機会となりました。


津波の起こる仕組みを学ぶコーナー

また、このワークショップの中で「防災のための革新的なアイデア商品展示会」(2016年2月にバンコクで開催、次回ブログで報告予定)の事前準備セッションも開催されました。この展示会は、子どもたちの自由な発想を生かしながら、防災対策や災害時に役立つ「革新的な道具」を考案して発表してみよう、というイベントです。

防災や災害について何の知識もないままで「革新的なアイデアをもとに防災対策のための道具を考えてみましょう!」と子どもたちに急に呼びかけても、具体的なイメージが湧く子はそういません。そこで、このワークショップはまず、防災・災害についての基本的な知識を学んでもらい、その過程で頭に浮かんできた「ひらめき」を形にしてもらうことを重視しました。このため、事前準備セッションを開催。子どもたちは、疑問が湧いた時には専門家にその場で相談しながら、「ひらめき」を形(道具)にしていくことができるというわけです。

結果、さまざまな「アイデア」が、次々と形になっていきました。



このグループの「発明物」は?!


こちらのグループ、何やら考案中のようです

こうして考案されたアイデア商品の一部は、2月の展示会で広く一般市民にも公開される予定です。子どもたちの自由な発想で、果たしてどのような防災グッズが発明されるのか…次回をお楽しみに!

本事業は、皆さまからのご寄付および株式会社ファミリーマートとのご支援により実施しております。


※1.タイの防災事業ではこれまでも2014年度に実施した「防災コンテスト」のように(http://www.savechildren.or.jp/scjcms/sc_activity.php?c=43)、防災教育に関連した催し物を数多く開催しており、子どもたちの防災意識を高めながら防災知識を深める取り組みをしています。

※2.「安全な学校作り」のアプローチとは: 教育現場での様々な危険からのリスクを削減するための国際的なアプローチのことで、@安全な学習設備の構築、A学校における災害管理、B防災教育、の3つの柱から成り立っています。学校の教員や生徒を災害リスクから守ると同時に、日頃から災害リスクに備えておくことを目標としています。

※本ワークショップの様子(動画)はこちら 
https://www.facebook.com/IKidsupai/videos/778011342332300/ 

(海外事業部 タイ担当:鶴岡)


※【タイ防災事業】2015年事業の活動のハイライト(2):「防災のための革新的なアイデア展示会」の様子はこちらから↓
http://www.savechildren.or.jp/scjcms/sc_activity.php?d=2341

 

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