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フィリピン
(公開日:2013.11.25)

フィリピン台風30号緊急支援【第7報】被災から2週間が経過(2013.11.25)

 
2万5千件の出産が控える被災地で、母乳育児の必要性を啓発中

セーブ・ザ・チルドレンは、フィリピン台風30号(ハイエン)で被災した妊産婦に対して、子どもを栄養失調や下痢にかかる危険から守るために、母乳を与えるよう働きかける啓発活動を実施しています。



©Evan Schuurman/Save the Children


国連人口基金の発表によると、今回の台風で甚大な被害を受けた地域では、今後1か月の間に2万5千件の出産が控えています。セーブ・ザ・チルドレン栄養アドバイザーのジェシー・ハートネスは、大災害の直後は、乳幼児に母乳を与えることが特に重要だと訴えます。「母乳は、赤ちゃんの命を守るという点で何より強力です。完全栄養食として栄養失調や下痢などを防ぎ、免疫システムを構築して病気に対する抵抗力を強めてくれるのです。粉ミルクを調乳する場合、汚い水が原因で下痢になる可能性もありますし、哺乳瓶を殺菌するのも困難な状況で、赤ちゃんにとって安全とは言えません。このような緊急時には、小さい子どもたちは病気に対して最も無防備です。実際、母乳を与えられなかった赤ちゃんが下痢などにかかって入院する確立は、母乳を与えられた赤ちゃんの50倍にも増えるのです。」


セーブ・ザ・チルドレンは、レイテ島タクロバン周辺やパナイ島北東部など台風被害の大きい地域で、災害時の母乳育児の重要性を広める活動を実施しています。パナイ島に住む、3人の子どもの母親メイ・ジョイさんは、台風が島を襲った5日前に娘のアリアナさんを出産しました。メイ・ジョイさん一家は家と収穫したさとうきび全てを失いました。そんなメイ・ジョンさんも、子どもに母乳を与える大切さを理解しています。「自然な母乳の方が、子どもが元気に育つと信じています。粉ミルクは、作り方を少し間違えても危険だし、このような状況では手に入れるのも困難で、お金もかかります。その分のお金があったら、今後の子どもたちのために使いたいです。」


©Evan Schuurman/Save the Children


セーブ・ザ・チルドレンは、レイテ島に3台、パナイ島に6台の移動診療車を搬送し、巡回診療を実施します。今日22日には、診療車1台がレイテ島パロで診療を開始します。




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