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モンゴル
(公開日:2012.04.09)

チャイルドセンターチームメンバーによるセンターの活動紹介(2012.04.09)

 

こんにちは。モンゴル事務所の柴田です。


モンゴルでは2月22日・23日に旧正月を迎え、暦の上では春になりました。確かに周囲を見渡すと、あちこちに春の訪れを感じます。ウランバートルを流れるテュール川も氷解けを始めました。表面の氷に穴があき、水面下の水がぶくぶくとわき出ている個所をところどころに見かけます。また真っ白だった山々の雪(というより氷ですが。。) が解け始め、乾いた岩山の表面に緑色の苔が生え始めています。冬眠から覚めた動物たちのように、モンゴル事務所のスタッフもなんとなくわくわくしているように感じる今日この頃です。

さて前回紹介しましたオユンマに、引き続き、チャイルドセンターチームメンバーからセンターの活動を紹介したいと思います。

伝統的な衣装を着たチャイルドセンタースタッフ


*アリウナー


チャイルドセンターには、3人のソーシャルワーカーがいますが、私がまとめ役をしています。SCJとの関わりは2011年1月ですが、それ以前は他の国際NGOなどでソーシャルワーカーとして働いていました。


チャイルドセンターに来る子どもたちに支援する際、常に念頭にあることは「どのような家庭環境にある子どもでも、家族愛の中で生活をする事ができるようになる。そのためにあらゆる支援する」ということです。1990年以降モンゴル政府のストリートチルドレン支援は、警察庁の下、「子どもを家に連れ戻す」という概念から始まりました。そのため今でも施設の名前は「住所確定所」となっています。つまり、道やマンホールで生活している子どもを捜し出し、施設に収容し、60日間の間に、子どもの住所や親を見つけ出し、そして送り返すという支援です。


そこで何が問題なのかというと、1つは、親への育児に関するカウンセリングや生活保護支援もないため、子どもが自宅に戻っても受け入れ態勢ができていない、ということです。2つ目は、子どもへのカウンセリングや学校に戻れるような支援がないため、子どもも家族や学校での生活に意義が見出せないということです。結果、路上で同じ境遇の子どもたちと生活する心地良さから抜け出せず、路上に戻ってしまうというパターンを繰り返してしまいます。


私たちのセンターでは、このような悪循環を断ち切るために、親と子どもへのカウンセリングに大変力を入れています。Aくんのお父さんを紹介します。Aくんのお母さんはAくんが生まれてすぐ蒸発してしました。Aくんのお父さんには仕事がなくアルコール依存症で、Aくんも幼少のころから路上での物乞をさせられました。お父さんは、「息子は心を開かないし、何も話そうとしない。父親のことを見下しているんだ」と文句ばかり言っていました。カウンセリングを繰り返すうちに、「この世界でたった一人の息子にさえ、愛情を注いで育ててあげられなかったことを心から後悔している。このままだと将来、刑務所に入る息子の姿しか想像できない。でも、それだけはさせたくない。自分はこんなになってしまったが、せめて息子だけは、ちゃんとした生活を送れるようになってほしい」と涙ながらに語るようになりました。このような家族愛が育つことが、子どもが家族の元に戻る上で最も重要なのです。


* ツォーモー


私は2007年からSCで働いています。


私が生まれたのはちょうど、市場経済に移行したころで、多くのストリートチルドレンが生み出された時代に大きくなりました。私は、そのような子どもたちを見て小学生のころから、ソーシャルワーカーという職業に興味を持ち、大学では迷わずソーシャルワークを専攻しました。


SCで働いた5年間、多くの子どもたちが学校へ再入学・復学する支援をしました。Bくんは13歳のとき、学校に行かなくなり、道で過ごすようになりました。私は、Bくんの学校を訪問し、担任の先生と話をしました。Bくんは特に成績の悪い子でもなかったのですが、両親が離婚し祖父に引き取られるなど家庭環境が大きく変わり、その後学校に行く意欲がなくなったことがわかりました。センターからは文房具を支給し、担任の先生には特別な補習授業をしてくれるようにお願いしました。その結果Bくんは、「担任の先生が大好き。算数が一番得意!」というまでになりました。

*ツェデンダムバ


大学でソーシャルワークを専攻し卒業し、2009年2月から働いています。


ソーシャルワーカーの責任は大変重いですが、日々誇りを持って業務に励んでいます。センターでは、子どもたちの発達に重要な学習機会を提供しています。現在は、?ソーシャル・サーカス研修 ?ライフスキル研修 ?子どもの権利についての研修 ?モンゴル語読み書き研修を企画しています。以前、センター周辺の清掃活動と植林活動を実施したことがあります。「社会に帰属して生きていくための社会ルールや個人の役割」などについて学習した後、「では、今の私たちにできることは何がありますか?」と話したところ、子どもたちが「センター周辺の清掃活動と植林をしたい」と提案したためです。この活動の後、以前はあまり好意的でなく子どもたちに対して偏見の目を持っていたセンター周辺の住民の態度が、少しずつ変わってきました。子どもたちも、コミュニティーの中で生きるということはどういうことなのか、実感できたように思います。


*アルタンチメグ(アシスタント)


20109月から働いています。子どもというものがどんなにかわいく尊い存在なのかということを実感しています。

    


    


    


    


    


    

サラントヤ(子どもセンター調理師)



2011年9月から働いています。私は、養護施設にいた女の子を養女に迎え、今一緒に暮らしています。仕事でも私生活でも、子どもたちと関わり続けていきたいと思っています。


(報告:モンゴル事務所 柴田)


 

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