ミャンマー(公開日:2025.10.19)
【ミャンマー・タイ大地震】大震災から6ヶ月が過ぎても「恐怖は未だに残っている」と子どもたちは語る
ヤンゴン、2025年9月26日 – 6ヶ月前にミャンマーを襲った壊滅的な地震により、すでに深刻だった人道危機がさらに悪化し、ミャンマーの全人口の6分の1にあたる930万人が避難生活を送っており、その約3分の1は子どもです[1]。
ミャンマー国内で甚大な被害を受けた地域に住む子どもたちと家族は、今回の地震が発生する以前から人道支援を必要としていました。
紛争と気候に起因する災害により、ミャンマーの人口の3分の1以上にあたる約1,990万人が支援を必要としており、そのうち630万人は子どもです。しかし、今回の大地震によって、多くの子どもたちの生活環境はより悪化しています。
3月28日に発生したマグニチュード7.7の地震は、ミャンマーを100年ぶりに襲った最大級の地震で、3,800人以上が亡くなりました[2]。また、インフラにも甚大な被害をもたらし、5万戸以上の家屋が全壊もしくは半壊状態となり、学校や水道設備も広範囲にわたって機能が停止するなど、深刻な影響がありました[3]。
一部の家族は被害を受けた家屋に戻りましたが、子どもたちは、震災によるメンタルヘルスへの影響が今も続いていると語りました。
マンダレーに両親やきょうだいとともに住むミャッ・トゥー*さん(17歳)は、地震が起きた日、家族のために食料を買いに一人で外出していました。
生まれて初めてこのような壊滅的な地震を経験したミャッ・トゥー*さんは、また地震が起きるのではないかと恐れ、高層ビルの前を通り過ぎると不安を感じることがよくあります。
「私たちの家は少し傾いていて、地面に沈んでしまいました。。高い場所に置かれたものはすべて落下し、はしごは破壊されました。
恐怖は今でも私たちの中に残っていて、大きな音が聞こえるたびに地震が起こったのではないかといつも心配しています。」
セーブ・ザ・チルドレンは、現地パートナー団体が支援する子どもたちのネットワークを通じて、ミャッ・トゥー*さんや地震の被害を受けた他の子どもたちに精神保健・心理社会的支援を提供しました。
ミャンマー国内で甚大な被害を受けた地域に住む子どもたちと家族は、今回の地震が発生する以前から人道支援を必要としていました。
紛争と気候に起因する災害により、ミャンマーの人口の3分の1以上にあたる約1,990万人が支援を必要としており、そのうち630万人は子どもです。しかし、今回の大地震によって、多くの子どもたちの生活環境はより悪化しています。
3月28日に発生したマグニチュード7.7の地震は、ミャンマーを100年ぶりに襲った最大級の地震で、3,800人以上が亡くなりました[2]。また、インフラにも甚大な被害をもたらし、5万戸以上の家屋が全壊もしくは半壊状態となり、学校や水道設備も広範囲にわたって機能が停止するなど、深刻な影響がありました[3]。
一部の家族は被害を受けた家屋に戻りましたが、子どもたちは、震災によるメンタルヘルスへの影響が今も続いていると語りました。
マンダレーに両親やきょうだいとともに住むミャッ・トゥー*さん(17歳)は、地震が起きた日、家族のために食料を買いに一人で外出していました。
生まれて初めてこのような壊滅的な地震を経験したミャッ・トゥー*さんは、また地震が起きるのではないかと恐れ、高層ビルの前を通り過ぎると不安を感じることがよくあります。
「私たちの家は少し傾いていて、地面に沈んでしまいました。。高い場所に置かれたものはすべて落下し、はしごは破壊されました。
恐怖は今でも私たちの中に残っていて、大きな音が聞こえるたびに地震が起こったのではないかといつも心配しています。」
セーブ・ザ・チルドレンは、現地パートナー団体が支援する子どもたちのネットワークを通じて、ミャッ・トゥー*さんや地震の被害を受けた他の子どもたちに精神保健・心理社会的支援を提供しました。
シェルター(仮設住居)で子どもの勉強をみるドー・キン・ユー * さん
自宅も被害を受けた母親のドー・キン・ユー * さん(42歳)は、地震後の子どもたちの変化に気づいたと言います。
「地震の後、一番下の子の行動にわずかな変化があることに気づきました。現在一番下の息子は7歳で、地震以前は、お風呂に入ったり、学校の準備をしたり、一人でトイレに行ったり、と自分の身の回りのことすべてを一人で行うことができていました。けれども、今では、一人でいるのが怖くなり、幼児のように私にしがみついてきます。赤ちゃんの頃のように世話をしなければならず、地震前にできていた自立的な行動はすべて失われてしまいました。
下から二番目の子どもは現在12歳です。彼女も周りの環境に怯えていて、今は二人とも毎晩私たちと一緒に寝ています。一番上の子どももとても怯えるようになりました。大きな音が聞こえるたびに悲鳴を上げてきょうだいたちを抱きしめる。きょうだいのことをとても心配しています。」
ミャンマーはさまざまなリスクにさらされやすく、地震の被害を受けた多くの人々は、紛争やサイクロン、地滑りなどの自然災害の影響で長期にわたる避難を余儀なくされています[4]。
セーブ・ザ・チルドレン・インターナショナルのシニア・ディレクターのアブドゥラフマン・シャリフは次のように述べています。
「地震の後、一番下の子の行動にわずかな変化があることに気づきました。現在一番下の息子は7歳で、地震以前は、お風呂に入ったり、学校の準備をしたり、一人でトイレに行ったり、と自分の身の回りのことすべてを一人で行うことができていました。けれども、今では、一人でいるのが怖くなり、幼児のように私にしがみついてきます。赤ちゃんの頃のように世話をしなければならず、地震前にできていた自立的な行動はすべて失われてしまいました。
下から二番目の子どもは現在12歳です。彼女も周りの環境に怯えていて、今は二人とも毎晩私たちと一緒に寝ています。一番上の子どももとても怯えるようになりました。大きな音が聞こえるたびに悲鳴を上げてきょうだいたちを抱きしめる。きょうだいのことをとても心配しています。」
ミャンマーはさまざまなリスクにさらされやすく、地震の被害を受けた多くの人々は、紛争やサイクロン、地滑りなどの自然災害の影響で長期にわたる避難を余儀なくされています[4]。
セーブ・ザ・チルドレン・インターナショナルのシニア・ディレクターのアブドゥラフマン・シャリフは次のように述べています。
「ミャンマーの大地震は数分というものでしたが、子どもたちの生活に及ぼした影響は長期間にわたり、続くことが予想されます。被災地のインフラの一部は未修復のままです。
さらに深刻なのは、地震のように精神的苦痛を受ける出来事の後に子どもたちが抱える、目に見えないこころへの大きな負担です。愛する人を失った子どももいれば、家や学校を失った子どももいます。
被災地への支援には、迅速な資金提供と、現地へのアクセスの確保が不可欠です。これらが十分に確保されなければ、人道支援団体はミャンマーの子どもたちのニーズに対応することは難しいのです。」
現在までに、セーブ・ザ・チルドレンはミャンマーで最も被害の大きかった地域で、約5万人の子どもを含む18万人以上の人々を支援してきました。セーブ・ザ・チルドレンはまた、毛布、寝具マット、蚊帳を含む2万6,000個以上の緊急家庭用キットを配布し、避難家族のための1,000以上の避難所と、子どもたちが遊んだり精神保健・心理社会的支援を受けたりできる47のスペースを設置しました。
セーブ・ザ・チルドレンは、19万人以上に清潔な飲料水を提供し、石鹸、歯ブラシ、生理用品などの生活必需品が入った1万2,000個以上の衛生キットを配布しました。また、損壊した給水所を修復し、女性のための安全なスペースを備えたトイレとシャワーを設置しました。その他、4,000人の子どもたちに精神保健・心理社会的支援も提供しました。
セーブ・ザ・チルドレンは1995年からミャンマーで活動しており、命を守る医療、食料、保健・栄養、教育、子ども保護の事業を実施しています。
さらに深刻なのは、地震のように精神的苦痛を受ける出来事の後に子どもたちが抱える、目に見えないこころへの大きな負担です。愛する人を失った子どももいれば、家や学校を失った子どももいます。
被災地への支援には、迅速な資金提供と、現地へのアクセスの確保が不可欠です。これらが十分に確保されなければ、人道支援団体はミャンマーの子どもたちのニーズに対応することは難しいのです。」
現在までに、セーブ・ザ・チルドレンはミャンマーで最も被害の大きかった地域で、約5万人の子どもを含む18万人以上の人々を支援してきました。セーブ・ザ・チルドレンはまた、毛布、寝具マット、蚊帳を含む2万6,000個以上の緊急家庭用キットを配布し、避難家族のための1,000以上の避難所と、子どもたちが遊んだり精神保健・心理社会的支援を受けたりできる47のスペースを設置しました。
セーブ・ザ・チルドレンは、19万人以上に清潔な飲料水を提供し、石鹸、歯ブラシ、生理用品などの生活必需品が入った1万2,000個以上の衛生キットを配布しました。また、損壊した給水所を修復し、女性のための安全なスペースを備えたトイレとシャワーを設置しました。その他、4,000人の子どもたちに精神保健・心理社会的支援も提供しました。
セーブ・ザ・チルドレンは1995年からミャンマーで活動しており、命を守る医療、食料、保健・栄養、教育、子ども保護の事業を実施しています。
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【ご支援のお願い】
私たちのミャンマー・タイ大地震緊急子ども支援活動に、ご寄付をお願いします。
https://bit.ly/4lf0Ois
【脚注など】
*プライバシー保護のため名前は変更されています
[1]https://reliefweb.int/report/myanmar/myanmar-humanitarian-needs-and-response-plan-2025-quarter-2-dashboard-jan-jun-2025
【ご支援のお願い】
私たちのミャンマー・タイ大地震緊急子ども支援活動に、ご寄付をお願いします。
https://bit.ly/4lf0Ois
【脚注など】
*プライバシー保護のため名前は変更されています
[1]https://reliefweb.int/report/myanmar/myanmar-humanitarian-needs-and-response-plan-2025-quarter-2-dashboard-jan-jun-2025




