ガザ(公開日:2026.04.24)
人道状況評価報告:開始から6ヶ月、ガザ地区の停戦計画は機能不全に陥っている
停戦プロセスに明記されていた、民間人の保護と人道支援へのアクセス向上を評価した人道支援団体によれば、パレスチナ・ガザ地区の停戦計画は失敗しています。
5つの人道支援団体が4月9日に発表したガザの停戦に関する進捗評価表によると、国連安全保障理事会決議第2803号で承認されたトランプ政権のガザ停戦計画は、機能不全に陥っています。
デンマーク難民評議会、ノルウェー難民評議会、オックスファム、レフュジー・インターナショナル、セーブ・ザ・チルドレンが中心となり、ガザの停戦計画の現状を評価する報告書を発表しました。
デンマーク難民評議会、ノルウェー難民評議会、オックスファム、レフュジー・インターナショナル、セーブ・ザ・チルドレンが中心となり、ガザの停戦計画の現状を評価する報告書を発表しました。
報告書では、民間人の保護、人道支援へのアクセス、復興と経済開発、帰還も含めた移動の自由に関する、停戦計画が掲げていた目標に対する進捗状況の評価が行われましたが、停戦計画の署名から6ヶ月が経過した現在、計画の中心となっていたこれら目標達成に向けた取り組みは、残念ながら行われていないことが報告されています。特に、イスラエル政府によるガザへの攻撃継続、人々の移動制限、支援の妨害によって、ガザ地区の人々は依然として極度の貧困、飢餓、けが、命の危険に晒されています。※以下は、3団体の代表から届いたメッセージを要約したものです。
「ガザでは、いわゆる停戦から6ヶ月が経過しましたが、戦争中と変わらず、(イスラエル政府によって搬入が止められているため)意図的な物資不足が続いています。多くのパレスチナ人が基本的な食料やサービスを安定的に手に入れられないため、深刻な栄養不良や、治療により予防可能であったはずの命の喪失が、日々起きています。停戦合意の条件でも、国際人道法の基本原則でも、人道支援物資をガザに入れること、そして人道支援関係者が命を守るための活動を行えることを求めています。昨年署名された停戦合意は、当然のことながらこれを約束していたはずです(しかし、そうはなっていません)。今こそ、その約束を果たすべきときではないでしょうか。」(レフュジー・インターナショナル会長/元米国人道支援高官のジェレミー・コニンダイク)
「ガザでの停戦合意から6ヶ月間、1日あたり少なくとも2人の子どもが命を落とす、または負傷しています。停戦計画の不履行によって、ガザの子どもたちにとっての平和はいまだ達成されていません。この停戦合意は、子どもたちに対する実質的な保護につながらないばかりか、復興のための条件も満たしていません。実施が最も容易であるはずの人道支援に関する条項でさえ、依然として妨げられています。私たちは支援を拡大し、ガザの人々を支える準備ができていますが、そのための活動が許されなければなりません。」 (セーブ・ザ・チルドレン・インターナショナル事務局長、インゲル・アッシン)
「停戦から6ヶ月が経過した今も、ガザのパレスチナ人は、日々生き延びるための闘いに直面しています。トランプ大統領は、並外れた復興を主導すると約束し、ガザにとっての『新たな日』を宣言しました。しかし実際には、彼の和平計画は停滞しており、関心はこの危機から遠ざかっています。6ヶ月が経過した今も、ガザのパレスチナ人が直面している困難は変わりません。水浸しのテントで空腹のまま眠りにつき、きれいな水を求めて長い列に並び、医療体制や基本的な医療物資がない中で病気やけがのリスクにさらされています。その一方で、イスラエル政府は米国の支援を受けて爆弾を投下し、命を守るために不可欠な支援を遮断しています。私たちは目を背けるわけにはいきません。ガザの人々は、これまで以上に私たちの支援を必要としています。私たちは、世界の指導者たちに対し、平和の約束を果たすよう強く求める必要があります。」(オックスファム・アメリカ会長兼CEO、アビー・マックスマン)
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中東危機をはじめ、人道危機や災害の影響を受け、深刻な状況に置かれている子どもたちを支援する「海外の子どもの今を支える緊急募金」に、ご寄付をお願いします。
https://x.gd/issyb
「ガザでは、いわゆる停戦から6ヶ月が経過しましたが、戦争中と変わらず、(イスラエル政府によって搬入が止められているため)意図的な物資不足が続いています。多くのパレスチナ人が基本的な食料やサービスを安定的に手に入れられないため、深刻な栄養不良や、治療により予防可能であったはずの命の喪失が、日々起きています。停戦合意の条件でも、国際人道法の基本原則でも、人道支援物資をガザに入れること、そして人道支援関係者が命を守るための活動を行えることを求めています。昨年署名された停戦合意は、当然のことながらこれを約束していたはずです(しかし、そうはなっていません)。今こそ、その約束を果たすべきときではないでしょうか。」(レフュジー・インターナショナル会長/元米国人道支援高官のジェレミー・コニンダイク)
「ガザでの停戦合意から6ヶ月間、1日あたり少なくとも2人の子どもが命を落とす、または負傷しています。停戦計画の不履行によって、ガザの子どもたちにとっての平和はいまだ達成されていません。この停戦合意は、子どもたちに対する実質的な保護につながらないばかりか、復興のための条件も満たしていません。実施が最も容易であるはずの人道支援に関する条項でさえ、依然として妨げられています。私たちは支援を拡大し、ガザの人々を支える準備ができていますが、そのための活動が許されなければなりません。」 (セーブ・ザ・チルドレン・インターナショナル事務局長、インゲル・アッシン)
「停戦から6ヶ月が経過した今も、ガザのパレスチナ人は、日々生き延びるための闘いに直面しています。トランプ大統領は、並外れた復興を主導すると約束し、ガザにとっての『新たな日』を宣言しました。しかし実際には、彼の和平計画は停滞しており、関心はこの危機から遠ざかっています。6ヶ月が経過した今も、ガザのパレスチナ人が直面している困難は変わりません。水浸しのテントで空腹のまま眠りにつき、きれいな水を求めて長い列に並び、医療体制や基本的な医療物資がない中で病気やけがのリスクにさらされています。その一方で、イスラエル政府は米国の支援を受けて爆弾を投下し、命を守るために不可欠な支援を遮断しています。私たちは目を背けるわけにはいきません。ガザの人々は、これまで以上に私たちの支援を必要としています。私たちは、世界の指導者たちに対し、平和の約束を果たすよう強く求める必要があります。」(オックスファム・アメリカ会長兼CEO、アビー・マックスマン)
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