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― インドネシアでの協働の経験を、より多くの国・地域へ ―

インドネシア
(公開日:2026.01.28)

WWFとの連携をさらに前進へ
― インドネシアでの協働の経験を、より多くの国・地域へ ―

 



2023年5月、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(SCJ)東京事務所で開催された、
SCJおよびWWF職員による共同勉強会時のグループ写真


公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(SCJ)はこのたび、環境保全分野で国際的に活動する公益財団法人世界自然保護基金(WWF)ジャパンとの連携を今後さらに強化していくことを確認する覚書(MoU)を締結しました。


以下の写真は、2025年12月、両団体それぞれの事務所で行われたMoU合意書署名の様子です。両団体事務局長が署名に臨み、これまでのインドネシアにおける協働の歩みを振り返るとともに、今後、新たな国・地域での連携強化に向けた方向性を確認しました。


   

写真左:2025年12月15日、WWFジャパン事務所において、東梅事務局長がMoUに署名する様子。
写真右:2025年12月23日、SCJ事務所において、高井事務局長がMoUに署名する様子。


■ インドネシア「BASAMOプロジェクト」で築いた協働の土台

セーブ・ザ・チルドレンとWWFは、これまでインドネシア・スマトラ島リアウ州において実施された「BASAMOプロジェクト」を通じて協働してきました。

BASAMO(現地ムラユ語で「一緒に」の意)プロジェクトは、環境保全、生計向上、教育、子どもの保護、そして子どもの権利推進を横断的に捉え、「子どもたちと地域の持続可能な未来をともに築く」ことを目指した取り組みです。


本プロジェクトでは、
・ WWFの自然環境や生物多様性の保全、気候変動の緩和・適応に関する専門性
・ セーブ・ザ・チルドレンの子どもの権利を基盤とした教育、子どもの保護といった、特定の子ども支援分野における専門性
を統合することで、森林伐採や泥炭地の劣化・汚染、農業のあり方といった環境課題と、子どもを取り巻く教育・保護・生計の課題とを相互に関連づけて捉える統合的アプローチを実践してきました。

その結果、学校現場ではESD(持続可能な開発のための教育)を通じた学びの変化が生まれ、地域では環境に配慮した農業や住民主体の仕組みづくりが進むなど、分野を超えた相乗効果が確認されました。

これらの成果と学びについては、これまでのBASAMOブログシリーズでもご紹介しています。

■ 連携覚書(MoU)に込めた想い
今回締結したMoUは、特定の単一事業に限定したものではありません。インドネシアでのBASAMOプロジェクトを通じて得られた協働の経験や教訓を活かし、今後は他の支援国・地域においても連携の可能性を探っていくことを確認するものです。

気候変動や環境破壊の影響は、真っ先に子どもたちの生活や権利を脅かします。だからこそ、WWFとセーブ・ザ・チルドレンは、環境と子どもが持つ権利(人権)の課題を切り離すのではなく、互いに補完し合う形で取り組むことが重要だと考えています。

今回のMoUは、その共通認識を両団体で改めて確認する機会となりました。


■「一緒に(BASAMO)」、次のステージへ
BASAMOプロジェクトで芽生えた協働のかたちは、今後さらに広がっていく可能性を秘めています。自然と共生する地域づくり、子どもたちが主体的に学び、声を上げられる環境づくり、そして持続可能な生計の確立――これらは国や地域が違っても共通する課題です。

セーブ・ザ・チルドレンは、WWFとの連携を通じて、分野の垣根を越えた取り組みを今後も模索し、子どもを誰ひとり取り残さない社会の実現に向けて歩みを進めていきます。

引き続き、皆さまのご理解とご支援をどうぞよろしくお願いいたします。


本事業は、個人・法人の多くの皆さまからのご寄付により実施されています。


【SCサポートへのご寄付をお願いします】
「子どもを誰ひとり取り残さない。」そのためには、中長期にわたり子どもたちを支え続ける仲間が必要です。https://x.gd/J6rnL


(海外事業部 気候変動グループ担当)

WWFの記事はこちら

 

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