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日本/東日本大震災/子どもにやさしい地域づくり
(公開日:2013.05.29)

第5回子どもまちづくりクラブ報告会@山田:町のコンパクトシティ構想への提案発表(2013.05.29)

 

山田町子どもまちづくりクラブ「けっぱれ山田Toekomst」(通称KYT)では、山田町役場が進める「コンパクトシティ構想」に対する子どもたちの提案として、「ドリームコンパクトシティプラン」(通称DCCP)をまとめてきました。
今回は2013年5月19日に第5回報告会として、町内の方々へDCCPを発表し、意見交換した様子をお伝えします。


これまでの活動はこちらへ ⇒ You Tube「matsusii KYT チャンネル」


■子どもとおとなが対等に話し合うための環境づくり■
山田町長への提案「第4回東北子どもまちづくりサミット?ぼくらがうけつぐ夢のまち?」での発表や意見交換を経て、DCCPについて様々な意見をもらったKYTメンバー。今回の報告会では、DCCPを実現に向け、町内の方々からも意見をもらうために準備を進めました。
役割を分担して全体の流れを決め、会場作りをした後、子どもとおとなが一緒に話し合いをする際のルールを考えました。メンバー自身が、これまでの活動の中で何度もおとなと意見交換してきた経験を通して、話し合いをより良くするために考えたルール。それは、
?意見やアイデアを否定しない
?お互いが対等に話すためにきちんと最後まで話を聞く
?テーマと関係ないことや話しをしないようにする
の3つです。


 
これまでの経験からメンバー自ら考えたルール


 
地域の方々が気持ちよく参加できるよう、おそうじ♪


 
報告会の流れを確認し、本番に向け準備万端


■KYTみんなのひろば満員御礼!第5回山田町子どもまちづくりクラブ報告会■
準備が整ったところで、山田町子どもまちづくりクラブの活動場所でもあるKYTみんなのひろばにて第5回報告会がスタート。子ども12名(メンバー10名、その他2名)、おとな15名の計27名が参加し、自己紹介を兼ねたゲームやDCCPについての活動紹介をメンバーから実施♪

 
子どもとおとなが一緒に、各テーブルに着席


 
町内の方々へ復興に対する思いとともにDCCPについて発表


 
メンバー保護者お手製、まつしいお菓子(左からまんじゅう、大福、クッキー)
※まつしいとは山田町の特産品であるまつたけとしいたけを組み合わせたKYTメンバーオリジナルキャラクターです


意見交換?DCCPを実現するためにはどうしたらよいか?
休憩をはさんで後半は、いよいよ参加者とメンバーによる意見交換♪
各テーブルのメンバーが意見交換をより良くするためのルールを説明した後、「DCCPを実現するためにはどうしたらよいか」というテーマに沿って、参加者とアイデアを出し合います。

 
「全国の鉄道マニアと協力してまつしい列車をつくり、観光資源に!」


 
「避難タワーの中にホテルだけでなく、歴史館の要素を入れ、山田ヒルズをつくる!」


 
「お祭りの時に、ステージや出店にまつしいが登場し、アピール!」


?参加した子どもの感想?
・子どもの意見が子どもたちだけで話し合ってもあまりいみがない(小6・男子)
・やっぱり子どもどうしでも、いいんだけど大人と話してみるといいものだね!!(中2・男子)
・子どもだからできることを広めるべき!(高1・女子)


?参加したおとなの感想?
・まだまだアイディアは出てくる。アイディアを詰める作業だってある。その過程でまた新しいアイディアが生まれる。子どもたちの無限の可能性は周囲にとても刺激を与えてくれるから。(保護者)
・皆さんのつぶやきに集められたレポート、レジュメの視点観点に感動しました。素ばらしいアイディアも沢山でした。(地域関係者)
・DCCPの実現のため、いろんな関係者と意見交換を実施していただきたい。そして、また子どもたちの意見を聞いてみたい。(行政)

 
意見交換で出たアイデアをふまえ、子どもとおとなが一緒になって山田町の復興に向けて引き続き活動を進めていきます。
これからも山田町子どもまちづくりクラブの報告をしていきますので、どうぞお楽しみに♪


(報告:遠野事務所 山田心健)


 

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