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日本/東日本大震災/子どもにやさしい地域づくり
(公開日:2014.06.26)

三県の子どもたちが第6回アジア防災閣僚会議に参加Vol.1(2014.06.26)

 

2014年 6月24〜26日、第6回アジア防災閣僚会議がタイで開催され、ビデオ会議を使って東北代表の子どもたち3名が24日に開催された子ども・若者フォーラムに参加しました!3月末に行った事前ワークショップで、子どもたち同士で選んだ代表の3名は、世界のより良い防災に向けて、どのような声を届けたのでしょうか?ぜひ子どもたちの声をお聴き下さい。


■代表の子どもたちによるビデオメッセージ■
今回の会議に向け、アジア各国で事前ワークショップが行われ、1000人以上の子どもたちが防災について考え、話し合いました。本来はこのワークショップで選ばれた各国代表の子どもたちが本会議に参加予定でしたが、子どもたちの安全を考慮し、政情不安が続くタイへの派遣を見合わせたため、各国にて急遽ビデオメッセージを作成。日本からは、3月末の事前ワークショップで選ばれた東北代表の子どもたち3名も6月21日に集まり、事前ワークショップに参加した東北の子どもたち37名の声を届けようと、ビデオに思いを込めました。



■子ども・若者フォーラムにビデオ会議で参加■

そして第6回アジア防災閣僚会議初日、6月24日には、子ども・若者フォーラムが開催されました。現地にはインドネシア・カンボジア・タイ・日本・フィリピンなどから18歳以上の若者が参加していましたが、日本からは東北代表の3名の子どもたちが、ビデオ会議で参加。3月の事前ワークショップで考えた“もし私が総理大臣だったら”というテーマで、一人ひとりの経験にもとづいて、日本語と英語で各国政府へ望むべき対応を訴えました!


〜岩手県代表メンバーの声〜




 もし私が総理大臣だったら、世界防災子ども機関を作ります。
 この機関では、県を越えて、国を越えて、子ども同士が話し合える場を年に何回も設けます。ほかの国と経験や知識を共有することで他国の貧困や災害にも興味を持ち、学校では学ばない災害についても知識がつきます。これにより、広い視野から防災について考え、実際に何か起きた時にすばやく、柔軟に、二次災害への防災対策ができると思います。
 今の私たちにできることは、話したくても話し合う場がない子ども達と交流すること、話し合う場を増やすための活動です。自分の意見に自信をもって、皆で声をあげれば、話し合う場が増えていくと信じています。
(岩手県山田町・高2女子)


〜宮城県代表メンバーの声〜



 もし私が総理大臣だったら、各地域に心理カウンセラーを配置して、子どもの声を聞きます。
 私は震災後、身近な人にたくさん話を聞いてもらいました。海が怖いこと、余震が怖いこと、知り合いが流されたこと。そして泣きました。でも、話を聞いてもらって心がすっきりしました。
 今、学校では電話での心の相談の案内がたくさん配られます。しかし、電話することには勇気がいります。もし身近に話を聞いてくれる人がいたとしたら、1人で抱え込まずに私のように話してすっきりする子ども増えるでしょう。
 今、私たちに話し合う場を提供してくれる団体があります。初めは勇気がいるけど、話し合ううちに心の傷は癒えていきます。まだカウンセラー等の配置が充実されていない今、私に出来ることはそのような場に自分から入って行くことだと思います。
(宮城県県岩沼町・中3女子)


〜福島県代表メンバーの声〜




 もし私が総理大臣だったら、脱原発を掲げ、子どもが将来に渡って心身ともに健康な生活ができることを約束します。
 今、福島の子どもたちは、これから起こるかもしれない病気や、これから生まれてくる子どもたちの健康、そして放射能といつまで戦わなければいけないのかという不安と戦っています。子どもたちの健康が確保なくして、被災地の復興など有り得ません。私は、こんなにも多くの人の生命を背負ってまで原発を建設すべきではないと思います。
 国を挙げて保養プログラムを奨励し、外で思い切り遊び、自分がかかえている不安やストレスを発散できる場所の提供をします。その保養プログラムの中に、新エネルギーについて学び、震災の経験を話し、自分達の未来の社会を考える機会を増やします。
 声にださなければ、相手には何も伝わりません。私は自分の意見に自信を持って発信し続けます。
(福島県いわき市・高3女子)


※「もし私が総理大臣だったら」レポート


日本語版英語版
(3月の事前ワークショップに参加した37名の子どもたちの声をまとめたレポートです。)


■これからも世界のより良い防災に向けて、Speaking Out From Tohoku!■
国際会議という大舞台で、ビデオメッセージやビデオ会議を通じてではありましたが、東北、日本、アジアの子どもの代表として、声をあげた子どもたち。「災害時をはじめ、子どもは社会で弱い立場にある。でも、国民の一員として、将来自分の地域を支える一員として、私たちの声はとても大切。私たち、子ども主体で防災・災害について考える場をふやすべき。子どもと大人関係なく話し合いたい。子どもの意見を聞いて、それをちゃんと今後に生かしてください!」と語っています。




2015年には国連防災世界会議が宮城県仙台市で開催され、災害から私たちの命を守るための国際的な行動計画が、兵庫行動枠組につづく枠組みとしてつくられます。これからもセーブ・ザ・チルドレンは、子どもたちが東日本大震災の自らの経験をもとに、より良い世界の防災に向け、声をあげ、参加できるよう、子どもたちとともに活動していきます。
次回は、事前準備や子ども・若者フォーラムにビデオ会議にて参加した様子を動画とともにお届けします。ぜひ、子どもたちのエネルギーあふれ、活躍する姿を、お楽しみに♪


(仙台事務所:津田 知子)


 

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