モンゴル(公開日:2025.12.18)
【モンゴル】日本発の保育実践書、モンゴル語版が完成。現地で活用開始
セーブ・ザ・チルドレンは、モンゴルのウランバートル市、セレンゲ県、バヤンホンゴル県で、障害のある子どもを含むすべての子どもが健やかに成長できるよう、包括的で包摂的な乳幼児発達支援事業に取り組んでいます[1] 。このたび、日本で出版された保育実践書をモンゴル語に翻訳し、幼稚園や家庭保健センターでの活用を開始しました。
モンゴルでは、日本のように発達支援に関する現場向けの教材が豊富に揃っていないという声が多く、教員からは、「現場ですぐに使える実践的な教材が欲しい」という要望が寄せられていました。こうしたニーズを受け、編著者の永冨大舗氏、原口英之氏、イラストレーターおよび学苑社のご協力・ご許諾を頂き、『保育者ができる 気になる行動を示す幼児への支援:応用行動分析学に基づく実践ガイドブック(永冨大舗 、原口英之 編著)』をモンゴル語に翻訳し、実践ガイドブックとして活用を開始しました。翻訳は、過去の事業でも日本語書籍の翻訳や教員への研修を手掛けた、モンゴル国立教育大学の専門チームが担当しました。
モンゴル語版ガイドブックは、幼稚園や家庭保健センターに配布し、現場での活用を促しています。当初は幼稚園での活用を念頭に準備をしていましたが、家庭保健センターへの普及も進めています。家庭保健センターは乳幼児健診や発達相談の窓口となるため、応用行動分析学を取り入れた、より具体的な支援を提供することが狙いです。普及にあたっては、国立教育大学の翻訳チームが幼稚園教員と家庭保健センターの医師を対象に、適切で効果的な活用方法の説明会を実施しました。
翻訳チームからは、本ガイドブックの活用にあたり、次のようなコメントが寄せられています。
「このガイドブックは、科学的根拠と専門家の評価に基づいた方法をまとめており、社会的に重要な行動を改善するために効果的であると認められています。応用行動分析学の手法を子どもたちに適用するための具体的な方法や、発達を促すための多くの実践事例が紹介されており、現場での実用性が高い内容です。日本の教育者が蓄積してきた知見に基づいて作成されており、この内容を学んだ保護者が子どもと関わることで、子どもの発達を効果的に支援できると確信しています。」
編著者の永冨大舗氏からも、次のようなコメントを頂きました。
「私たちの本がモンゴル語に翻訳され、現地の保育や教育の現場で活用されることを、大変嬉しく思います。本書は、応用行動分析学の理論に基づき、子どもの『気になる行動』を環境との相互作用の視点から捉え、支援へとつなげる実践をわかりやすくまとめたものです。子どもの行動には必ず意味があり、それを丁寧に読み解くことが、支援の出発点となります。本書が、モンゴルで子どもたちと関わる皆さまの支援の方向性を見つける一助となり、支援が広がっていくことを願っています。いつか私自身もモンゴルを訪れ、保育者・支援者の皆さまと直接交流できる日を楽しみにしています。」
この取り組みにご協力いただいた、学苑社および編著者、イラストレーターの方々に心より感謝申し上げます。
本事業は外務省「日本NGO連携無償資金協力」からのご支援と、個人・法人の多くの皆さまのご寄付により実施されています。
海外事業部 モンゴル事業担当
【SCサポートへのご寄付をお願いします】
「子どもを誰ひとり取り残さない。」そのためには、中長期にわたり子どもたちを支え続ける仲間が必要です。https://x.gd/J6rnL
[1] 事業概要についてはこちら→【モンゴル】インクルーシブな乳幼児発達支援事業開始
モンゴルでは、日本のように発達支援に関する現場向けの教材が豊富に揃っていないという声が多く、教員からは、「現場ですぐに使える実践的な教材が欲しい」という要望が寄せられていました。こうしたニーズを受け、編著者の永冨大舗氏、原口英之氏、イラストレーターおよび学苑社のご協力・ご許諾を頂き、『保育者ができる 気になる行動を示す幼児への支援:応用行動分析学に基づく実践ガイドブック(永冨大舗 、原口英之 編著)』をモンゴル語に翻訳し、実践ガイドブックとして活用を開始しました。翻訳は、過去の事業でも日本語書籍の翻訳や教員への研修を手掛けた、モンゴル国立教育大学の専門チームが担当しました。
左:「保育者ができる 気になる行動を示す幼児への支援: 応用行動分析学に基づく実践ガイドブック」モンゴル語版の表紙
右:セレンゲ県でのガイドブック配布の様子(セレンゲ県、2025年5月)
右:セレンゲ県でのガイドブック配布の様子(セレンゲ県、2025年5月)
モンゴル語版ガイドブックは、幼稚園や家庭保健センターに配布し、現場での活用を促しています。当初は幼稚園での活用を念頭に準備をしていましたが、家庭保健センターへの普及も進めています。家庭保健センターは乳幼児健診や発達相談の窓口となるため、応用行動分析学を取り入れた、より具体的な支援を提供することが狙いです。普及にあたっては、国立教育大学の翻訳チームが幼稚園教員と家庭保健センターの医師を対象に、適切で効果的な活用方法の説明会を実施しました。
翻訳チームからは、本ガイドブックの活用にあたり、次のようなコメントが寄せられています。
「このガイドブックは、科学的根拠と専門家の評価に基づいた方法をまとめており、社会的に重要な行動を改善するために効果的であると認められています。応用行動分析学の手法を子どもたちに適用するための具体的な方法や、発達を促すための多くの実践事例が紹介されており、現場での実用性が高い内容です。日本の教育者が蓄積してきた知見に基づいて作成されており、この内容を学んだ保護者が子どもと関わることで、子どもの発達を効果的に支援できると確信しています。」
翻訳チームによるガイドブック活用方法の説明会の様子
(ウランバートル市、2025年9月)
(ウランバートル市、2025年9月)
編著者の永冨大舗氏からも、次のようなコメントを頂きました。
「私たちの本がモンゴル語に翻訳され、現地の保育や教育の現場で活用されることを、大変嬉しく思います。本書は、応用行動分析学の理論に基づき、子どもの『気になる行動』を環境との相互作用の視点から捉え、支援へとつなげる実践をわかりやすくまとめたものです。子どもの行動には必ず意味があり、それを丁寧に読み解くことが、支援の出発点となります。本書が、モンゴルで子どもたちと関わる皆さまの支援の方向性を見つける一助となり、支援が広がっていくことを願っています。いつか私自身もモンゴルを訪れ、保育者・支援者の皆さまと直接交流できる日を楽しみにしています。」
この取り組みにご協力いただいた、学苑社および編著者、イラストレーターの方々に心より感謝申し上げます。
本事業は外務省「日本NGO連携無償資金協力」からのご支援と、個人・法人の多くの皆さまのご寄付により実施されています。
海外事業部 モンゴル事業担当
【SCサポートへのご寄付をお願いします】
「子どもを誰ひとり取り残さない。」そのためには、中長期にわたり子どもたちを支え続ける仲間が必要です。https://x.gd/J6rnL
[1] 事業概要についてはこちら→【モンゴル】インクルーシブな乳幼児発達支援事業開始




