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バングラデシュ
(公開日:2026.07.14)

【バングラデシュ】ロヒンギャ難民キャンプで土砂崩れが発生、子ども7人が犠牲に

 
コックスバザール、2026年7月9日 ― モンスーンによる豪雨で発生した土砂崩れにより、バングラデシュのロヒンギャ難民キャンプ内の学校で、新たに生徒7人と教員1人が犠牲になったと報じられています。
セーブ・ザ・チルドレンによると、6日に続き2件目の深刻な土砂災害となっており、がれきの下からはさらに子どもたちが救出されています。




世界最大の難民居住地であるコックスバザールで、7月6日に発生した洪水と土砂崩れでは、少なくとも8人が犠牲となり、そのうち5人が子どもでした。今回の土砂崩れは、そのわずか数日後に発生したものです。コックスバザールには100万人を超えるロヒンギャ難民が暮らしており、その多くが女性と子どもです。

セーブ・ザ・チルドレンが運営する複数の学習センターが、豪雨や鉄砲水による被害を受け、一時的な閉鎖を余儀なくされています。また、住居に加え、清潔な水の供給源、トイレや手洗い設備なども被害を受けています。

ロヒンギャ難民の多くは、急な斜面に立つ竹とビニールシートで作られた簡素な住居で暮らしています。洪水によって、こうした人々の生活環境はさらに悪化しています。また、2025年の援助削減や、長期化する危機に対する資金提供の縮小により、難民キャンプ内の生活環境全体も悪化しています。

セーブ・ザ・チルドレン・バングラデシュのコックスバザール地域事務所長、ゴラム・モストファは次のように述べています。
「今回、子どもたちが命を落としたことは、異常気象が発生した際にロヒンギャ難民キャンプの子どもたちが直面する危険を改めて浮き彫りにしています。
子どもたちが暮らす地域は、バングラデシュの中でも特に気候変動の影響を受けやすい地域の一つです。キャンプは過密状態にあり、土砂崩れの危険性が高い斜面に広がっています。

モンスーンの季節はまだ続いており、危険な状況は依然として続いています。今後も降雨によって新たな土砂崩れが発生するおそれがあり、子どもたちの学習が中断されるだけでなく、脆弱な住居への被害も拡大しかねません。さらに、子どもたちはデング熱やコレラ、下痢などの深刻な健康リスクにさらされています。

セーブ・ザ・チルドレンは、パートナー団体や政府当局と連携し、ロヒンギャ難民キャンプにおける防災能力の強化に向けて、災害への備え、予測に基づく事前行動、早期警報システムの充実に取り組んでいます。

深刻化する異常気象の影響から子どもたちを守ることは、最優先で取り組むべき課題です。バングラデシュで気候危機の影響を最も強く受けている地域では、災害に強いインフラや安全な学習環境の整備に加え、人々が毎年直面するリスクを軽減するための継続的な支援が不可欠です。」

セーブ・ザ・チルドレンは2012年からコックスバザールで活動しています。2017年に多くのロヒンギャ難民がバングラデシュへ避難したことを受け、支援活動を大幅に拡大し、現在は教育、保健・栄養、食料、水・衛生、住居、子どもの安心・安全を守る活動などの分野で支援を行っています。

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