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日本/国内災害
(公開日:2020.02.13)

台風19号支援 福島県いわき市 放課後児童クラブ修繕工事説明会開催

 

セーブ・ザ・チルドレンは、2019年の台風19号により、浸水の被害を受けた福島県いわき市の放課後児童クラブ(学童保育)の修繕工事の支援を行っています。先日、工事の開始に合わせて、この学童保育に子どもたちが通う保護者向けに工事説明会を行いました。




この学童保育がある地域は、台風19号による記録的な豪雨により、市内を流れる川が氾濫し、甚大は被害を受けました。今回支援する学童も床上浸水により、汚泥が建屋に流れ込み、壁の内装材も水浸しになりました。この場所は、建物2棟がつながっており、2棟のうち1棟は、セーブ・ザ・チルドレンが東日本大震災復興支援として建設しました。

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年前の2015年に支援した学童保育が台風19号により被災したという情報を受け、台風直撃後の1018日に、被災状況確認のため聴き取り調査を実施しました。学童支援員の人たちはマスク・作業着姿のまま聞き取りに応じてくれ、『支援員や保護者でそうじをしているが、床に水がしみ込んでいるなど原状回復するのは難しいと思う。床下にある汚泥の状況など、子どもの衛生面も心配です』と、建物の状態について話していました。

その後、学童は、比較的被害が小さかった方の棟で、床にマットを敷いて子どもたちの受け入れを再開しましたが、子どもたちは限られた保育環境の中で過ごしており、支援員や保護者の不安な声もありました。

セーブ・ザ・チルドレンは、いわき市やいわき市学童保育連絡協議会と協議し、また、いわき市からの要請を受け、設計事務所や建設会社の協力を得ながら、この学童保育の修繕工事の支援を決定しました。

今回はその修繕工事にあたり、工事中・工事後に子どもたち・保護者・支援員の人たちに、安全に、安心して学童保育を利用してもらうために、設計事務所や建設会社などと一緒に説明会を開催しました。説明会では、セーブ・ザ・チルドレンの紹介、工事前の状況、工事の内容やスケジュールについて話しました。


2棟立っている建物のうち、1棟はすでに床をはがし、汚泥を取り除いた状態だったため、設計事務所と建設会社の担当者による説明とともに、実際に保護者や支援員の人たちにも様子を見てもらいました。

説明会後は、子どもたちも一緒に、工事中の現場を見学しました。床板がはがされた土の状態を見た子どもたちは、初めて間近で見る工事現場に興味津々の様子でした。




この説明会に参加していた保護者からは、『今後の見通しが気になっていたので、今日聞けてよかった』、『具体的な説明が聞けて良かった。工事よろしくお願いします』などの声が聞かれました。また、学童支援員からは、『床下が見えない状況を気にして保育するのは大変なので安心できてよかった。荷物の移動などは大変だが、みんなで力を合わせて取り組みたい』といった感想がありました。

学童保育は、子どもたちの放課後の生活を支える、大切な役割を担っています。しかし、セーブ・ザ・チルドレンがこれまで行った災害支援の経験から学童は、学校や保育園などと比較すると、支援が届きにくい施設といえます。セーブ・ザ・チルドレンでは、今後も子どもたちに対し、安心・安全な居場所を提供していくことができるよう支援を行っていきます。

(報告:東京事務所 法橋華子)


 

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