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(公開日:2026.07.24)
ユニクロのチャリティTシャツ「PEACE FOR ALL」の新作が9月17日(木)に発売:セーブ・ザ・チルドレンの活動への支援が子どもたちの生活にポジティブな変化を起こしています


公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(以下セーブ・ザ・チルドレン)は、株式会社ユニクロ(以下ユニクロ)のチャリティTシャツプロジェクト「PEACE FOR ALL」を通じて寄せられた寄付金を活用し、子どもたちとその家族への支援活動を実施しています。この度ユニクロは、世界を代表する建築家である隈研吾氏と藤本壮介氏が新たに参加した、「PEACE FOR ALL」の新作2柄を、2026年9月17日(木)に発売します。本プロジェクトの利益の全額は(1枚当たり日本における定価の20%相当)はセーブ・ザ・チルドレンをはじめとする団体を通じて支援活動に活用されます。

ユニクロが2022年に「PEACE FOR ALL」プロジェクトを開始して以来、これまでに54の個人・団体が平和への願いを込めたTシャツデザインを提供してきました。これまでの累計販売枚数は1,110万枚を超え、世界各国で貧困、差別、暴力、紛争などの影響を受ける人々を支援する団体に対し、約33.4億円の寄付金を拠出しています。

隈研吾氏のTシャツは、手描きの花束のイラストと「Particle for Peace(平和への粒子)」というメッセージをあしらったデザインです。花束の中には、平和を象徴するイメージが描かれています。 この作品には、「建築とは巨大で重い塊ではなく、自然界の一部として大地と人間の暮らしをつなぐ“粒子の集合体”である」という隈氏の哲学が反映されています。隈氏は、一輪の花が集まって花束をつくるように、人間もまた粒子のようにそれぞれ異なる存在だからこそ、お互いを思いやりながら軽やかに共生できる世界を願っています。

藤本壮介氏のデザインは、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の会場デザインプロデューサーとしての経験から着想を得ています。Tシャツには、藤本氏自身が万博会場の上空で撮影した空の写真が用いられています。その空は、会場に集った世界中の人々と共有したひとつの空でもありました。藤本氏は、その風景に平和の本質を見出したと語っています。それは、それぞれの違いを認めながらも緩やかにつながり続けること、そして多様でありながらひとつであることです。このデザインには、万博のシンボルである「大屋根リング」にも通じる思想が込められています。多様性を尊重しながらも、すべてが分断されるのではなく、人々がつながり合うことの大切さを表現しています。

両デザインのTシャツは、2026年9月17日(木)より世界各国のユニクロ店舗およびオンラインストアで発売されます。
「PEACE FOR ALL」を通じて集められた寄付金は、紛争、自然災害、食料不足などの危機的状況に直面している子どもたちへの人道支援活動や、子どもや若者のエンパワーメントを促進するプロジェクトにも活用されています。セーブ・ザ・チルドレンは、子どもや若者が自ら変化を起こす担い手として成長し、暴力、差別、貧困の連鎖を断ち切ることができるよう、子どもや若者のエンパワーメントを支える地域づくりに取り組んでいます。


子どもたちに起きているポジティブな変化
カンボジア:カンボジアでは、約30%の子どもが学校での暴力を経験したことがあるなど、子どもに対する暴力が深刻です。コンポンチャム州の公立小学校4 3 校で約1万2,600人の子どもたちを対象に、身体的暴力やいじめ・差別、児童労働について考える啓発活動を実施。さらに学校・行政と連携した地域の仕組みづくりに取り組み、学校で暴力を経験した子どもの割合が17%にまで減少したと報告されました。



バングラデシュ(チャットグラム):バングラデシュ国内で、貧困ライン以下の過酷な環境で生活する人は、全国民の2 割にあたる約3,300万人に上ります。若者たちが自らの力で貧困の連鎖を断ち切るために、チャットグラム市のスラムに暮らす若者241人に対して、自立して生きるためのスキルやマインドセットを身につける研修を行いました。受講生のうち、すでに176人が就業や起業によって社会進出を果たしています。



バングラデシュ(コックスバザール):ロヒンギャ難民キャンプでは、難民自らが生活環境を改善する機会が限られ、尊厳ある生活の維持が困難な状況にあります。難民一人ひとりが主体となって住環境を改善できるよう、特に女性や子ども、若者たちのコミュニティ参加を促し、リーダーシップの強化を支援しています。また、女性による安全なトイレや水浴び場の整備、ごみ管理、衛生啓発活動への参画に加え、仮設住居の建設・修繕を自らが担えるよう技能研修を実施するなど、幅広い活動を通じて難民の自立を後押ししています。

タイ:バンコクのスラム地域では、若者が教育・スキル・就業経験を積む機会を得るのが困難で、安定雇用や自立につながりにくいことが大きな社会課題です。15〜25歳の若者を中心に、職業技術訓練にとどまらず、ライフスキルの育成や、インターンシップを通じた実務経験やキャリアガイダンスを提供。将来の選択肢を自分で拡げ、持続的な生計を築けるよう、若者が自らの可能性や選択肢を理解し、将来を主体的に考え行動できる力を育んでいます。

マダガスカル:南東部のマナンジャリー郡とヌシヴァリカ郡に暮らす若者の多くは、早くに結婚・出産を迎えますが、貧困や災害の影響で安定した生計手段が少なく、家計を支えることが難しい状況にあります。彼らが生活基盤を整え、家族が健やかに生活できるように、ビジネススキルと貯蓄や融資に関する研修、自分の意志で決断していく能力の強化、そしてリプロダクティブ・ヘルスに関する啓発活動に取り組んでいます。参加した若者のうち、98%に生計スキルの向上が見られました。

ウガンダ: 北部パラベック難民居住区には、南スーダンから逃れてきた約10万人の難民が暮らしており、6割以上が18歳未満の子どもです。彼らは日常的に搾取や虐待、ネグレクトなどのリスクにさらされており、学ぶ機会をも脅かされています。守られてはじめて子どもたちは学ぶことができ、学ぶことはさらに大きな安心につながります。地域・学校と連携し、暴力やいじめを予防するための啓発活動や、一人ひとりに寄り添った個別支援を進めるとともに、学校に通えていない子どもや学習に遅れのある子どもを支援するプログラムを実施しています。

セーブ・ザ・チルドレンとユニクロは、すべての人が安全に暮らせる未来と世界の平和を願って、この取り組みを世界中の人とともに広げていきます。


PEACE FOR ALLについて
「PEACE FOR ALL」は、「世界の平和を心から願い、アクションする」という趣旨に賛同した著名人の方々にボランティアでご協力をいただき、それぞれの平和への願いをデザインしたTシャツを販売するものです。2022年6月のプロジェクト開始から、これまでに54組のコラボレーターにご賛同いただき、Tシャツ1,110万枚*1以上を販売、その売り上げによる寄付額は33.4億円*2を超えました。 利益の全額(1枚当たり日本における定価の20%相当)は、貧困、差別、暴力、紛争、戦争などに よって被害を受けた人々を、世界各地で支援する団体へと寄付され、それぞれの活動に役立てられます。(*1*22026年6月末時点)


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本件に対する報道関係の方のお問い合わせ
公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン 広報室
TEL:03-6859-0355 / E-mail: japan.press@savethechildren.org


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