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アドボカシー
(公開日:2025.06.02)

学校を軍事利用から守る「学校保護宣言」ユース・ボランティアを募集!

 


■「学校保護宣言」への賛同を推進するユース・ボランティアを募集する背景


パレスチナ、ウクライナ、シリア、ウガンダなどの紛争地で、学校が軍事利用され、子どもたちの未来が危機にさらされています。

「学校保護宣言」とは、紛争や争いが起きている国で、学校や教育を攻撃から守るためにつくられた国際的な指針です。この宣言は、子どもたちの教育を受ける権利を保障するために、学校の軍事利用や、意図的な破壊を禁止しようという考えに基づいています。10年前につくられたものの、日本政府はまだ賛同していません。


そこで私たちは、日本政府も「学校保護宣言」に賛同し、国際連帯を強めるよう働きかけるため、いま、市民の皆さんから10万筆の署名を集めることを目標にキャンペーンを展開しています。

署名ページ:https://www.change.org/SafeSchoolsJapanCampaign

この高い目標を実現するために、紛争下の教育に関心を持つ、また学びの当事者であるユースの皆さんの声と推進力が不可欠です。


そのため、私たちと一緒に署名活動および日本政府に「学校保護宣言」への賛同を働きかけるためのユース・ボランティアを募集します。

紛争によって教育の機会を奪われている世界の子どもたちのために、日本からできることを考え、私たちと一緒に行動を起こしませんか?

 

紛争下の教育や国際NGOの活動、政策提言に興味がある方、まずは気軽にオンライン説明会にご参加ください!
説明会に参加しなくても応募できます。

 

「学校保護宣言」について、詳しくはこちら:

Vol.1【学校保護宣言を知ろう】教育への攻撃とは?

Vol.2【学校保護宣言を知ろう】学校はなぜ紛争下で狙われやすいの?


応募条件

〇「学校保護宣言」キャンペーン・ページを読み、内容と主旨に賛同いただける方

〇 世界で起きている紛争・戦争や「学校が攻撃を受けていること」について何とかしたい!と思っている方

〇 原則1825歳ぐらいまでの方

18歳未満の場合、所属されている学校のサポート・承認が参加の条件になります(応相談)

〇 キャンペーン期間中、2週間に1度のオンラインミーティングに参加できること

※内部ミーティングは原則隔週で木曜日にオンラインで実施予定。参加メンバーが決定し次第、調整を行います。

※イベント、国会議員、省庁担当者との面会、意見交換会の対応などは、都内で対面参加をお願いする場合もありますが、完全オンライン参加も可能です。

〇 セーブ・ザ・チルドレンが規定する「セーフ・ガーディング」方針を遵守できる方

〇 活動で撮影された写真が広報活動の際に使用可能であること

〇 以下の活動に、積極的にかつ自発的に参加いただける方

(一部の参加のみでも構いません。まずは気軽に説明会にご参加ください。)


1.キャンペーンの広報・拡散:署名10万人を達成するために、SNSでの発信に力を貸してください。

2.ワークショップの企画・開催:子ども・ユース世代に伝わる勉強会の開催を予定しています。

3.発信コンテンツ作成:文章を書いたり、画像や動画の撮影・編集・生成、英語が得意な人大歓迎!

4.公開イベントの企画・登壇:ユースとして人前で発言することに抵抗がない方、あるいは挑戦してみたい方

5.国会議員・省庁への働きかけ:署名で寄せられた市民の声を届けるため、一緒に国会議員や省庁関係者へ会いに行きましょう!


スタッフがサポートしながら、できる範囲で取り組んでいただきます。アドボカシー(政策提言・啓発)経験がない方でもご安心ください。


特に、コンテンツ作成、ワークショップ企画、政策決定者へのアプローチに自発的に取り組んでいただける方を歓迎します。

 


キャンペーン・政策提言の今後の予定

<スケジュール>

2025

630日 参加者応募期間

71週目 オリエンテーション・基礎レクチャー

72週目 ワークショップ・勉強会の企画

74週目以降〜8月末 子ども参加型ワークショップの実施(複数回)

92週目 「教育を攻撃から守るための国際デー」関連イベントの運営・参加

10月〜12月 外務省など各機関への提言活動・意見交換



活動期間と頻度

20257月−12月頃まで(その後の活動継続については応相談)

2週間に1度のオンラインミーティングに加え、コンテンツ作成やイベント準備などに、週2時間程度の作業にも参加できる方を歓迎します(任意)。

なお、上記とは別に、オンラインでの勉強会や研修、議員会館(東京千代田区)でのイベント補佐、各種省庁訪問など、不定期の活動も想定されます。

 

待遇

無償ボランティアの扱いとなります。

イベントや政策決定者との意見交換などでかかった交通費(実費)や経費は、セーブ・ザ・チルドレンが負担します。
(交通費上限:往復1,500円/回)


募集人数

510人程度



※応募締め切り:630日(月)2359まで



活動についてもう少し詳しく知りたい方は、気軽に説明会にご参加ください。


・日程(1) 614日(土)10001100

・日程(2) 615日(日)10001100

・日程(3) 616日(月)12001300

・日程(4) 616日(月) 19002000

・日程(5) 618日(水)17001800

・日程(6) 619日(木) 17001800

 

※説明会はZoomミーティングでオンライン実施します。

※事前説明会に参加しなくても、活動に参加できます。活動開始前に別途オリエンテーションを開催します。


まずは説明会に参加する

※各説明会開催日の前日1700までにお申し込みください。


アドボカシーとは
アドボカシーとは、日本語では「政策提言」と訳されることが一般的ですが、セーブ・ザ・チルドレンでは「政策提言」と「社会啓発」を両輪として、市民の声を政策決定者に届けたり、広く社会に発信する活動を行っています。社会のさまざまな課題を解決に向けて、政府や関係者に働きかけ、システムや制度、政策をよりよいものにしていくためには、市民の声や若者・ユースの参加が不可欠です。

政策提言は誰か特別な人だけが行うものではありません。若者や子どもたちも声をあげることができ、社会を変えるために行動を起こすことが求められています。

「学校保護宣言」キャンペーンのユース・ボランティアの活動に参加し、紛争下の子どもたちの状況にポジティブな変化を起こしましょう。



■これまでの活動イメージ

これまでのセーブ・ザ・チルドレン、ユース・メンバーによる活動について、以下のページをご参照ください:

【SWOCユースチーム】ユースチームが主体となり、紛争下の教育について社会人と大学生がともに考えるワークショップを実施

SWOCユース企画による紛争下の教育オンラインワークショップを開催しました

【活動報告】セーブ・ザ・チルドレンのユースチームが公明党・立憲民主党・自由民主党の各青年委員会・青年局議員と意見交換会を行いました


 

 

本件に関するお問い合わせはこちら
公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン アドボカシー部 唐・松山
TEL
03-6859-0015 / FAX03-6859-0069
メール:japan.advocacy@savethechildren.org


 

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