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アドボカシー
(公開日:2025.11.10)

【活動報告】都内大学で「学校保護宣言」の特別授業を実施しました

 
セーブ・ザ・チルドレンは協力団体とともに、紛争下の教育を攻撃から守るための『学校保護宣言キャンペーン』を実施しています。キャンペーンの一環として、10月15日に東京大学、10月22日に順天堂大学にて、「紛争下の教育」をテーマとした特別授業を実施しました。

この授業は、世界各地で紛争が発生していることを踏まえ、紛争下での教育の現状について解説するとともに、教育を攻撃から守るための国際指針である「学校保護宣言」について学び考えることを目的としています。

ここでは、授業の様子や参加した学生の声を紹介します。

東京大学 ― 国際色豊かな学生が学ぶ「学校保護宣言」

『学校保護宣言キャンペーン』特別授業にてディスカッションに参加する東京大学の学生たち

東京大学の授業(担当教員:キハラハント愛先生)では、国連平和活動に関する講義の一環として、紛争下の教育の重要性や「学校保護宣言」について取り上げました。

授業には留学生を含め、約30人の国際色豊かな学生たちが参加し、終始活発な議論が行われました。参加学生からは、「日本政府は宣言に賛同していないが、具体的にどの点に懸念を示しているのか」「法的拘束力のない宣言は、どの程度有効なのか」といった鋭い質問もありました。

授業ではグループに分かれて、学校や大学が攻撃された際の影響や、「学校保護宣言」の意義についてディスカッションも行いました。多くの学生からは、心身の発達など子どもの「今」への影響に加えて、将来の選択肢が減るなど長期的な影響が残ってしまうのでは、といった懸念の声が上がっていました。

「学校保護宣言」について、ほぼ全員が初めて知ったと答えつつも、自身の出身国が宣言に賛同しているかなどを確認しながら、人道問題を前進させる取り組みについて理解を深められた様子でした。

順天堂大学 ―「学校保護宣言」を国際人道法から考える

紛争地での「教育への攻撃」について説明に耳を傾ける順天堂大学の学生たち

順天堂大学の授業(担当教員:藤原泉先生)は、国際人道法の講義の一環で行われました。当日は約15人の学生が参加し、「学校保護宣言キャンペーン」協力団体のヒューマン・ライツ・ウォッチの職員でもある藤原先生より、法と実践の両側面からコメントを得ながら議論しました。

学生たちからは、「そもそも生徒は戦争に巻き込まれる存在であってはならない」という力強い意見があり、子どもの権利条約第28条で定められている「教育への権利」が常に守られるべきだ、ということを確認しました。

また、自身が学校に通うことができなかった新型コロナウイルス感染症影響下の状況を思い浮かべながら、「学校は友人や先生と集う場所でもあり、そうした交流が途絶えてしまうことの影響は大きい」といった意見も出ました。

どちらの授業でも、学生の皆さんが紛争によって教育が阻害されている現状について疑問を持ち、「学校保護宣言」をはじめとする国際社会の取り組みについて主体的に考える姿勢が印象的でした。

セーブ・ザ・チルドレンは引き続き、子どもやユース世代の皆さん、教育関係者の方々と連携しながら、紛争下の教育に関する啓発活動を続けていきます。「学校保護宣言キャンペーン」の特別授業の実施に関心がある方は、下記連絡先までお問い合わせください。
日本政府による「学校保護宣言」への賛同を求めるオンライン署名にも、ご協力をお願いいたします:https://www.change.org/SafeSchoolsJapanCampaign



【キャンペーンに関するお問い合わせ先】
「学校保護宣言キャンペーン」事務局 
公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(アドボカシー部)
住所:〒101-0047 東京都千代田区内神田2-8-4 山田ビル4F
TEL: 03-6859-0015
E-mail: japan.advocacy@savethechildren.org

 

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