日本(公開日:2026.03.06)
【活動報告】児童館・放課後児童クラブの職員向け「セーフガーディング研修」を開催しました
2025年12月〜2026年2月にかけて、全国の児童館・放課後児童クラブの職員を対象に、全3回の「子どものセーフガーディング研修・基礎編」を開催しました。
全国から北海道から九州まで、23団体・27名の方にご参加いただきました。
支援者による不適切行為の問題が全国で相次いでいる現状、そして2026年12月に施行される「こども性暴力防止法」を背景に関心が高まっており、日々多くの子どもが集う現場で“予防”の視点を強化し実践していくことを目的とした研修です。

■「子どものセーフガーディング」とは?
「子どものセーフガーディング」とは、子どもが安心・安全に過ごせる環境を整え、虐待や不適切行為を組織として予防・対応する仕組みのことです。
セーブ・ザ・チルドレンでは、これまで、子ども支援現場で起こり得るリスクに焦点を当て、学びの場の提供や伴走支援を行ってきました。
※セーブ・ザ・チルドレンがここ数年に行った伴走支援や研修の実績はこちら
基礎編となる今回の研修は、日々子どもたちと向き合う職員の方々が、現場で実践に踏み出しやすい内容となるよう構成しています。オンライン研修ではありますが、グループワークや意見交換を積極的に取り入れ、地域を越えた学びの共有が生まれました。
■各回の研修内容と参加者の声
● 第1回:「子どものセーフガーディング」概要と行動規範
セーブ・ザ・チルドレンが定める「子どものセーフガーディング指針」や「行動規範」をもとに、身近で起こり得る事例を題材にしながら、どのようにリスクに気づき、判断し、行動するかを学び合いました。
◇参加者の声
普段の“なんとなくのルール”から“組織として守るべきルール”にしていく重要性や、行動規範を基準に考えることで、共通理解の必要性が浮き彫りになりました。
● 第2回:性暴力の理解と予防
見過ごされがちな「子どもへの性暴力」について、加害を防ぐ行動、組織の仕組みづくり、被害が起こった際の初期対応まで丁寧に学びました。特に被害を受けた子どもに対しての「聞き取りの姿勢」は、その被害の受け止め方に大きな影響を与えるため、重要なポイントとして参加者の皆さんの心に残ったようです。
◇参加者の声
性暴力に対する知識は、その対応をする職員が的確に理解し対応できるかが子どものこれからの人生に直結します。どの現場でも起こり得るリスクとして捉え、真剣に語り合う時間となりました。
● 第3回:撮影と広報活動、リスク削減
子どもの写真や情報を扱う際のリスクを確認し、トラブルを防ぐためのルールや環境づくりについて議論しました。
また、グループごとに現場で使えるオリジナルのチェックリストを作成し、日常の支援活動に潜むリスクを可視化しました。
◇参加者の声
話し合いの中で、結局は「子どもにとって最も良いことは何か」に立ち返る姿勢が、支援において共通の判断軸であることを確認し合うことができました。
■学び続けることで、現場はもっと良くなる
全3回終了後、参加者の皆さんに「ご自身のセーフガーディングの実践を後押しするものは何だと思いますか?」というアンケートを実施しました。この問いに対して、最も多かった回答は「定期的な学びの場があること」でした。他にも、「今回をきっかけに学び続けたい」、「次は対面でより深め合いたい」といった前向きな声も寄せられました。

参加者の皆さんが学びを現場に持ち帰り、同僚と共有しながら実践していくことで、子どもたちにとってさらに安心・安全な環境が広がることを願っています。
セーブ・ザ・チルドレンは、現場で子どもたちと真摯に向き合う支援者の皆さんを、これからもサポートし、学び続けられる場を提供してまいります。
全国から北海道から九州まで、23団体・27名の方にご参加いただきました。
支援者による不適切行為の問題が全国で相次いでいる現状、そして2026年12月に施行される「こども性暴力防止法」を背景に関心が高まっており、日々多くの子どもが集う現場で“予防”の視点を強化し実践していくことを目的とした研修です。

■「子どものセーフガーディング」とは?
「子どものセーフガーディング」とは、子どもが安心・安全に過ごせる環境を整え、虐待や不適切行為を組織として予防・対応する仕組みのことです。
セーブ・ザ・チルドレンでは、これまで、子ども支援現場で起こり得るリスクに焦点を当て、学びの場の提供や伴走支援を行ってきました。
※セーブ・ザ・チルドレンがここ数年に行った伴走支援や研修の実績はこちら
基礎編となる今回の研修は、日々子どもたちと向き合う職員の方々が、現場で実践に踏み出しやすい内容となるよう構成しています。オンライン研修ではありますが、グループワークや意見交換を積極的に取り入れ、地域を越えた学びの共有が生まれました。
■各回の研修内容と参加者の声
● 第1回:「子どものセーフガーディング」概要と行動規範
セーブ・ザ・チルドレンが定める「子どものセーフガーディング指針」や「行動規範」をもとに、身近で起こり得る事例を題材にしながら、どのようにリスクに気づき、判断し、行動するかを学び合いました。
◇参加者の声
*他施設ではどんな判断をしているのかを知れてとても勉強になった。もっと時間がほしいほど充実していた
*“文章化・可視化し共有することの大切さ”を実感した。紙のルールで終わらせないことが重要だと感じた
*説明の仕方も参考になり、所属団体のメンバーにも広めていくイメージが湧いた
普段の“なんとなくのルール”から“組織として守るべきルール”にしていく重要性や、行動規範を基準に考えることで、共通理解の必要性が浮き彫りになりました。
● 第2回:性暴力の理解と予防
見過ごされがちな「子どもへの性暴力」について、加害を防ぐ行動、組織の仕組みづくり、被害が起こった際の初期対応まで丁寧に学びました。特に被害を受けた子どもに対しての「聞き取りの姿勢」は、その被害の受け止め方に大きな影響を与えるため、重要なポイントとして参加者の皆さんの心に残ったようです。
◇参加者の声
*聞き取りによる子どもへの誘導や暗示を避け、無理に聞き出さない“初期対応”がどれほど重要か実感した
*二次被害を招く言葉かけに気をつけなければいけないと改めて感じた。普段の保育の姿勢にも通じると感じた
*“明らかにアウトではないけれど危ない行動”にも目を向けられるようになった
性暴力に対する知識は、その対応をする職員が的確に理解し対応できるかが子どものこれからの人生に直結します。どの現場でも起こり得るリスクとして捉え、真剣に語り合う時間となりました。
● 第3回:撮影と広報活動、リスク削減
子どもの写真や情報を扱う際のリスクを確認し、トラブルを防ぐためのルールや環境づくりについて議論しました。
また、グループごとに現場で使えるオリジナルのチェックリストを作成し、日常の支援活動に潜むリスクを可視化しました。
◇参加者の声
*イベント時に個人スマホで撮影してしまうリスクを改めて理解できた
*チェックリストを考える過程で“注意が子どもに心理的苦痛を与えていないか”という意見があった。子どもによってそれぞれ受け止め方が違うという支援の難しさを改めて実感した
*セーフガーディングは子どもだけでなく職員も守るという視点が新鮮だった
話し合いの中で、結局は「子どもにとって最も良いことは何か」に立ち返る姿勢が、支援において共通の判断軸であることを確認し合うことができました。
■学び続けることで、現場はもっと良くなる
全3回終了後、参加者の皆さんに「ご自身のセーフガーディングの実践を後押しするものは何だと思いますか?」というアンケートを実施しました。この問いに対して、最も多かった回答は「定期的な学びの場があること」でした。他にも、「今回をきっかけに学び続けたい」、「次は対面でより深め合いたい」といった前向きな声も寄せられました。

参加者の皆さんが学びを現場に持ち帰り、同僚と共有しながら実践していくことで、子どもたちにとってさらに安心・安全な環境が広がることを願っています。
セーブ・ザ・チルドレンは、現場で子どもたちと真摯に向き合う支援者の皆さんを、これからもサポートし、学び続けられる場を提供してまいります。



